「2019年8月30日、金曜日。時刻は20時00分。今宵、この夏の勝者が決まる――。
勝利を掴み、運営に願いを叶えられるのは一体誰になるのか。
第4回、VNIVEARTH大喜利クイズ大会!!」
「おー!」「わ~!」「きゃ~♡」「うおーー!!」「おー!」
:お
:きちゃ!
:ついに
:うおおおおおおおおおおおおお!!!!
:第4回!
:金曜8時はVNIVEARTH!
:クイズ大会~!
このタイトルコールもするのもこれで4度目。リハーサルにあたるコンプライアンス研修を含めて5度目ともなれば、やや大袈裟に芝居がかったこの開会宣言も手慣れたもの。対するコメントもお馴染みの反応だった。
コンプラ研修も2回あったから、通算で言うと6度目になるのか。特に今月は週に1度のペースでやっているのだから、VNIVEARTHのノリ、事務所としての色もリスナーに浸透したことだろう。
「おー」
『よいしょー! ٩('ω')و』
「……」
若干2名の遅れたレスポンス、そして無言の社長というのも定番だ。
「ではまずはじめに、現在の点数を確認しましょう」
1位:詩星せるり 27.05pt
2位:神海まりも 22.22pt
3位:黒宮院みやみ 20.5pt
4位:萬屋ぺすと 17.48725pt
5位:波羅劾ざくろ 16.4pt
6位:拳藤正義 10.6pt
7位:佐土原恭子 8.5pt
8位:伊能凛 8.2pt
:おー
:点数だけで草生えるの草
:1748725点!?
:おい運営! 順位間違えてるぞ!
:ぺすと優勝! ぺすと優勝!
:いつもの感染者
:22.22は狙っただろw
:遠藤の悪ふざけか
:ちゃんと審判しろw
「点数もインフレが進んでおります、1位と最下位はなんと20点差。
これは優勝候補は絞られてしまったか、なんだもう出来レースか。と、ご心配の画面の前にいるそこのあなた。ご安心ください、ウイニングランはさせません。
今回も配点側がインフレを起こしていきます。この手のバラエティ企画にはお決まりの大逆転もあるかもなので、頑張り次第では社長の下克上もあり得る話です!」
「そんな……っ! 今までの頑張りは……!」
『横暴だー! ٩(゚Д゚ꐦ)』
:はいクソ
:まあ採点基準も気分次第だし
:大人の事情か
:ぺすのデビュー配信を解禁しろ
:まりもの優勝の邪魔するな
:遠藤許さんぞ
「いや採点はコメントも参考にしてたでしょ……。そもそも感染者の
:そうこなくっちゃ
:いやよくやった遠藤
:まだ諦めるなぺす
:コメント草
手の平を返すコメント欄。しかしこれ以外にも、萬屋ぺすとのデビュー配信は録画済みだったり心のハードディスクに保存したから再公開しなくて良い派もいたりするので、感染者にも内乱が起きており一枚岩ではない。
神海まりもにこの願いをお薦めしたのは俺なので、俺のせいだ。
「それでは改めて、順番に簡単な自己紹介と、優勝した時に叶える願いを発表していただきます!」
大喜利企画も今回で最後だし、ここで配信を盛り上げるためにも俺自身のテンションを上げていく。俺ばかり出しゃばることにはなるが、司会としてやった方がいいと判断した。
「我らがVNIVEARTHの代表ライバー! 豹柄の子猫は大喜利の代表になれるのか。萬屋ぺすと!!」
「――待たせたわね! VNIVEARTH一期生、萬屋ぺすとよ!
優勝したらLive2Dモデルの完成を少しだけ急いで貰うわ! 運営さんが大変なのは知っているから、ちょっとだけでいいのよ!」
:ぺす;;
:なんと慎ましい
:頑張れぺす!
:萬屋ぺすと優勝! 萬屋ぺすと優勝!
:つかモデルおせーぞ
:遠藤サボるな
「何より……優勝して、まりもちゃんの願いを阻止するわ! アレはアタシの黒歴史。誰ももう見ちゃイヤなのよ……。せるりちゃんを応援してもいいけど、まずはアタシ自身が頑張らないとね!」
欲のない願いで優勝に興味がないかのような萬屋ぺすとは、実際のところ第2回までエンジョイ勢のような立ち回りだった。
しかし前回から一変、彼女にも負けられない理由ができて積極的な解答が増えたのだ。一期生の先輩として他ライバーを見守る余裕も良かったが、彼女自身が企画で活躍するのもリスナーにとっては期待するもの。
どちらがいいとかではなく、これは味変。どっちも見られて二度美味しいというのも、リアルタイムで行われている配信だからこその醍醐味だろう。
「最近モデルが新調された、新手のあらあら使い。謎多きライバー、佐土原恭子!!」
「VNIVEARTHのタピオカ専門店屋さん、佐土原恭子よ。わたしが優勝したら、来年もオフコラボをしてもらうわ」
:!?
:タピオカ屋になってる……
:つか良いこと言ってね?
:恭子お前……;;
:良い奴
一番優勝を目指していない佐土原恭子。どうせ優勝しないからと毎度のように適当なことを言っているのだろうけど、オフコラボが終わった後というタイミングの良さで逆に好感を得るというバグが起こっていた。
:うおでっか
:配信に行くと動く姿が見られるってマジ!?
「あらあら……」
何をどこまで考えて、何をやってるのかもよくわからない彼女。何も考えずに繰り出される『あらあら……』も、言うだけで何らかの性癖を刺激するサブウェポンになるポテンシャルを感じさせている。
「無言の裏に潜むエンターテイメント気質。本体はどっちだ。萬屋ぺすとを襲う緑の悪魔、神海まりも!!」
『神海まりも ٩('ω')و』
:まりもん!
:٩('ω')و
:喋らないおもしれ―女
『優勝して、萬屋ぺすとの黒歴史を世界に公開します』
:頑張れ!
:言い方w
:俺らの希望だ
:ふざけんなぺすを虐めるな
:正直ペす虐も助かってる
たぶんこの大喜利が始まってから他の企画も込みで一番株上げた人物。元の値が低すぎただけではあるが、喋らないけど面白い事言う(入力する)という前提が認識されたことで配信での神海まりもの楽しみ方が伝わりつつある。
「優勝を目指して司会が好きそうな捻った回答をします。
「VNIVEARTH二期生、詩に星で
優勝して夢の国ペアチケットを貰って、大好きな親友と一緒に遊びに行ってきます!」
:つよい
:確定事項で草
:腹黒臓物大好き歌姫
:清楚なだけじゃ勝てない……
:闇に落ちた
「べ、別に遠藤さんのために回答してるわけじゃないですが……ミナちゃんのためなので、司会の人が好きそうな回答をします! 頑張ります!」
:w
:割り切ってやがる……
:つ よ い
:なんか友達のために身を売るみたいで、その……興奮します
:最低なコメント見えた
俺にも酷いコメントが見えた気がする。なぜだか気分が悪くなったので忘れよう、頭を空にしろ。
……司会の雑にいじる前振りにも対処できるアドリブ
いや優勝したら駄目なんだって。
「ノリで社員を燃やす女。ノリでリスナーを泣かす女。罪多き暴走大和撫子、黒宮院みやみ!!」
「み・な・さ・まぁ♡ 皆様の耳元の夜をお供します、黒宮院みやみですよぉ~♡
優勝したらぁ、夢の国のペアチケットを貰って、エンド様と学生服デート♡ してきます♡ 帰ってきたら、リスナーの皆様にもご報告♡ しますねぇ♡」
:や め ろ
:司会の言う通りの女
:俺たちを弄ぶな
:遠藤で遊ぶのやめて俺だけで遊んでくれ
:尻軽クソ女
「みなさま……。ううう、ぐすっ。ひどい……。エンド様、なぐさめてぇ……♡」
「うわこっち来た。だめだめ、ちょっとコメントの皆。もっと優しいこと言ってくれ。じゃないと皆の元を離れるぞ」
:無敵か……?
:みゃみ可愛い!
:えらい!
:頼むからリスナーだけに媚びてくれ
うーん、元から企業所属の女性VTuberらしからぬめちゃくちゃな配信してたけど、オフコラボを経て更に自由度が増した気がする。
オフコラボ中はおとなしかった気がするし、その反動だろうか。俺を燃やす芸に収まらない部分はそろそろ注意した方がいいかもしれない。
「必殺ジャスティスパンチ! マイクを殴った前科が一犯。二度と悲劇を繰り返すな。拳藤正義!!」
「お、お前らの鼓膜にジャスティスパンチ! ……オレの挨拶めっちゃしにくくされたんすけど、拳藤正義です。
優勝したら夢の国チケット貰って姉に行かせます。姉も配信見てるんで頑張ります。シスコンじゃ、ないです」
:草
:男組仲良いね
:いや半分くらいシスコン
:ん? 今ないですって
:陰獣ペナルティか?
「拳藤正義さん、配信中ですので不適切な発言は控えてくださいね。確認次第
「ちょ、やめてくださいよ。ペナルティ受けないように頑張ります!」
笑いながら答える拳藤正義。姉の連絡先は知らない。冗談だ。
:いちゃつくな
:心臓握られてんだw
:ホモガキがよ……
「朝は真面目な情報屋、昼下がりにはへんにゃりわんこ。隠された秘密を隠し切れない京都弁で暴く、波羅劾ざくろ!!」
「VNIVEARTHの四期生。情報屋してます、
あのですね、うちも夢の国言うて保留だったですけど、決めました、願い。運営さんにうちの企画を採用して貰います。うちの――
――うちのおにぃ選手権、開いて貰います!」
……彼女はどこへ行こうとしているんだろう。
:どゆこと?
:俺がおにぃだぞ!
:リスナーをそう呼んでくれ!
「家族ユニット……VNIVEARTHにもあってもいいですよね。その中でうちのおにぃが欲しいなって最近思うんです」
:ぐあああああ
:黒宮院の悪影響がァ!!!
:俺じゃダメなのか……?
:真面目な情報屋どこ?
:遠藤お前からも何か言ってくれ
「わかった言うよ。
……あの波羅劾さん、家族企画は別にいいんですけど、せめて探すのはお姉さんにしてくれませんか……?」
「あうぅ……その反対を押し切るために、うちも優勝目指します!」
そうきたか。もし仮に優勝してしまったら、最悪リスナーから募集してアピール音声貰う企画とかで許して貰おう。駄目かな……。
「最後はこの男。大喜利の順位も大トリ。動かざること山のごとし、喋ると炎上火のごとし。VNIVEARTH最強の男、伊能凛!!」
「VNIVEARTHの社長、伊能凛だ。優勝したらエンドと夢の国に行く」
:短い
:最強(権力)、最弱(トーク)
:┌(┌^o^)┐?
「もう少し喋ってくださいよ。優勝目指してください」
「……だがボクは、下手なことを言ってキミに嫌われたくはない」
「この際なのでぶっちゃけ言いますけど、初めて会った時からマイナス印象の発言だらけでしたよ」
「……!?」
「最近の発言でも結構そうです。なんでそういうこと言っちゃうのかなとか、割とマジで」
「えんど……」
「でも毎日、会社で隣にいますよね。もうそんなに下がらないし、離れていく予定はないので普通に喋ってください。優勝して夢の国、行くんですよね? ガイドブック買ってきて読んでるの、知ってるんですよ」
「エンド……!!」
:うわw
:大胆な告白は
:♡ マイニチ┌(┌^o^)人(^o^┐)┐イッショ ♡
:ガイドブック買ってるwwwww
やっべ、言い方ミスったな。
でもVTuber事務所の運営的にはこっちの方がマシだったりする。男女の関係性よりは、男男の友情の方が大半のリスナーにとって望ましいものなのだ。
普通に喋って欲しいのは本心。そして俺の渡した社長用炎上対策マニュアルを守ってくれ。
「わかった――
:美しい友情
:薔薇が咲いちゃうね
:遠藤「男は男同士で恋愛するべき」※デビュー配信より
:これが、エンゲージリング!!
:これ2人とも-810でいいんじゃないか? w
こうして振り返ってみて、優勝してもいいライバーとしてはいけないライバーが浮き彫りになる。
詩星せるり、黒宮院みやみ、波羅劾ざくろ。この3人以外なら誰が優勝しても問題なく、また波羅劾ざくろならギリギリ誤魔化せる。黒宮院みやみも予定やコンプラを盾にどうにかできるものとすれば、やはり一番どうにもならないのは詩星せるり。
詩星せるり。彼女は個人配信でも嬉しそうに優勝した時の予定を語っているし、リスナーも応援している。そしてその親友に扮した俺とも、どこに行こうとメッセージのやりとりをしているのだ。
しかし、友人。
友人なのだ。この企画で優勝せずとも、自腹で行けばいいことだとリスナーからの妥協も得られる。
だから、詩星せるり以外の誰かが優勝するのが俺にとってのベスト。
この際社長だっていい。事前の問題のリークなどはしていないが、社長なら答えやすい問題もそれなりに多いはずだ。
やる気を出した伊能凛を見せてくれ。
「それでは大喜利クイズを始めます! 今回のお題は『VNIVEARTH』! VNIVEARTHにまつわるクイズを出していきますので、皆さん振るってお答えください」
:おお
:最終回
:タイトル回収キター
「正解点で手堅く固定の数字を取るか、大喜利点で加点の博打を狙うか。正答率が低ければ加点されます、これは頭脳戦です!!」
:ずのうせん
:そう言われると奥が深い
:盛り上がってきたぜ!
「では第1問! VNIVEARTHが設立されたのはいつで──」
ピンポーン。問題を読み終わる前に、解答ボタンが押された。伊能凛。社長である。
早押しかどうかさえまだ言ってなかったのに。
「答えてもいいのだろう? エンド」
「どうぞ」
「2018年12月18日火曜日だ」
:早いw
:接待問題かな?
:ドヤ顔そうで腹立つな
:それ言っていいの?
:あの、一期生のデビュー日って……
:はい炎上
「えー、審査とかが全て済んだ日付ですかね。やろうと思えばその前からキャラデザやモデルの発注はできるので、ええ、用意周到だったことを祈ります」
「いのりん?」
「殺すぞ」
やめろめろ。募集告知から1週間でオンライン面接して採用→即デビュー☆ なのが具体的な数字が出てきて生々しくなってくる。
「本来は何月かまで答えていただこうと思ってたので、完璧解答ということで5点差し上げます」
:でかい
:デカすぎィ!
:贔屓やめろ
:忖度
「あと14点。最短で3問か……。エンドもボクを応援しているんだね」
「他の人も同じレートで上がっていくからな」
これを皮切りにVNIVEARTHによるVNIVEARTHクイズは始まって。
「では第4問。VNIVEARTHには、みなしご……エンドレス? とかいう名前を名乗ってるライバーがいるらしいですね」
:お前だろ
:お前じゃい
:お前だろうが
「その、みなエンの好きな食べ物とは?」
「ラーメンだ。味噌。麺大盛り、ニンニク多め油少なめ麺硬め。もやしは柔らかめ。好きなトッピングは白髪ネギ」
「こっわ。正解だけど、減点していいかな……?」
:あってるのかよww
:こわい
「だが同じくらい豚骨も好きだろう。最初は麺硬め。替え玉でバリ硬だ」
「そうだけどさ。誰か助けて……」
:きっしょw
:遠藤クイズはもうやめておけ
6点で許してもらった。
「第8問。波羅劾ざくろの好きな食べ物は──」
社長の猛進を受け、ここは少しでもポイントの欲しい詩星せるりが意気揚々と解答ボタンを押した。
「はい! ぶどうですっ!」
「──ですが、ぶどう以外にリスナーに聞かれて答えたものとは?」
「
:あらら
:悔しいねぇ
:せるりん;;
「聞いた気がするなんだっけ……」
「えーわっかんねぇ」
膠着する解答席。
「ほら社長、こういう時こそ出番ですよ」
「わかるわけ、ないだろう」
うーん、こういう台詞も生き生きし始めてて腹立つなぁ。焼きそばの時といい、こいつを甘やかしすぎたか?
「あの……これうちが答えてもいいんですか?」
「答えがなさそうなら、どうぞ。その時を覚えていられるのも記憶力ですからね」
「では……餃子です」
「正解。本人ですので多少の調整、3ポイントで!」
:少ない
:差別するな
:俺らの妹をいじめるな
:社長だけあんなに点を上げておいて
:やっぱ愛人か
「そんなに言うなら4ポイント、いや難関問題として5ポイント贈呈!」
「ありがとうございます!」
:お前もシスコンかよ
:ざくろにおにぃは俺らだぞ
:みやみで満足しろ
:社長が寂しそうに見てるぞ
どないせぇと。コメント欄も楽しそうで何よりだよ。
「第10問。萬屋ぺすとの好きな食べ物は──」
「はい!」「はい」「はいはい!」
「残念ですが、皆さんご存知なので大喜利とします。フリップのご用意をお願いします。
一斉回答です。正答か、一発逆転の大喜利か。正答が多いほどポイントは下がります。テクニカルポイントは高いですが、不正解なら0点です。ご利用は計画的に!」
殺到する解答ボタンを制し、10問目でようやく大喜利に突入。
「ではまず、正答からどうぞ!」
萬屋ぺすと:オムライス
佐土原恭子:オムライス
黒宮院みやみ:オムライス
「意外なことにたったの3人。2ポイントずつどうぞ!
そして気になる大喜利回答ですが、その前に一期生の先輩に敬意の欠ける不躾者の紹介です!」
拳藤正義:鼠
伊能凛:水
:ひっでぇw
:男2人
「すいません、オレにはわからなくって……」
「水がなければ人は死ぬだろう」
「マイナスになるルールがなくてよかったですね。配信でも時々言っていますし、公式プロフィールにもありますので、2人はあとで勉強しておいてください」
:マイナス1919810ポイントいけ
:殺せ
:謹慎だろ
「それでは大喜利回答がこちら!」
詩星せるり:ちゅーる♡
波羅劾ざくろ:ネコカン!
「──いや猫じゃないのよ!!」
萬屋ぺすとのツッコミに配信が湧く。
「お約束ですからね。可愛らしい姿が目に浮かびます。5ポイントずつ進呈」
「「ありがとうございます!」」
「まだ1人足りませんね──そう、神海まりも。問題の解答がこちら!」
神海まりも:夢の国の鼠
:草
:うめぇwww
:ぺすが強すぎる
「大喜利の流れも汲んだ素晴らしい回答です。特別に6ポイント!」
「鼠って、オレと一緒じゃないんすかぁ……」
拳藤正義の嘆きが弱々しくマイクに乗った。
それから1時間をオーバーして白熱したVNIVEARTH大喜利クイズ。やはり大喜利は身内ネタの方がやりやすいと痛感した。
「これにて終了! 映えある優勝は──
──神海まりも! 42.22ポイント!」
:42w
:インフレしたなぁ
:せるりもよう頑張った
「優勝のコメントをどうぞ」
『୧('ω')୨ コロンビア』
「優勝賞品については、後日話し合いや兼ね合いの下、詳細を決定します。続報をお楽しみに!」
「あばばばば、アタシの黒歴史ががが……」
「ミナちゃん、勝てなかったよ……」
こうして、無事俺は詩星せるりの優勝を回避したのだった。
1ヶ月かけた大喜利大会が終わって、明日はペネキを用いたVNIVEARTH甲子園だ。
──夏が、終わる。
【誰のビジュアルを先に見たい? VNIVEARTH人気投票!!】四期生のデビューにともなって、二次投票の受付を開始します!! 現在公式Tvvltterにて公開されている画像は、制作途中のラフ段階のものです。そこで、本アンケートの結果に基づいて完成させる順番を考慮いたします。皆様の推しにぜひご投票ください!(※なお一期生については、本編では未改修のためネタバレが含まれます)
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萬屋ぺすと
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佐土原恭子
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神海まりも
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詩星せるり
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遠藤
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黒宮院みやみ
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拳藤正義
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波羅劾ざくろ
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伊能凛