新世紀エヴァンゲリオン二次創作 ヘルベルトの民   作:全々

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何とか続きました。
訓練、学校編です。
お楽しみください。


第五話 シンジ、初訓練、初登校!

使徒戦から3日後、シンジはNERVに来ていた。

所謂、訓練である。

シンジはエヴァのエントリープラグに入っている。

前回の使徒戦とは違い、プラグスーツを着ている。

訓練の様子をミサト、リツコ、マヤが見ている。

 

訓練の準備が完了し、リツコがシンジに声をかけた。

 

「ではもう一度おさらいするわ。エヴァの出現位置、非常用電源、兵装ビルの配置、回収スポット、全部頭に入っているわね?」

『えぇ』

「では、もう一度おさらいするわよ?通常、エヴァは有線からの電力供給で稼働します。非常時に体内電池に切り替えると蓄電容量の関係で、フルに1分、ゲインを利用してもせいぜい5分しか稼働できない、これが現時点での私達の科学の限界ってワケ、おわかり?」

『はい』

「それじゃあ、インダクション・モード始めるわよ」

 

リツコの号令と共に訓練が開始される。

仮想空間上にエヴァ初号機と、先日戦った使徒が映し出される。

 

「目標をセンターに入れて、スイッチ」

 

内容はエヴァを用いた射撃観覧だった。

仮想空間上の使徒に対し、エヴァが射撃している。

 

バババババババババババン

 

結果は全弾命中。しかも全てコアを狙い撃ちしている。

 

ダンダンダンダンダンダン

バババババババババババン

 

今度は使徒が走って移動している。

それでもシンジは使徒のコアを正確に撃ち抜いている。

 

バババババババババババン

 

結果何度やってもシンジは使徒のコアを撃ち抜いていた。

 

「それにしてもシンジ君すごいですね•••」

「そうねマヤ、先の戦闘の動きも素人とは思えない身のこなしだったけど、銃の扱いまですごいとは•••ミサトはどう思う?」

「私もそう思うわ。正直言ってカンペキね。明らかに素人の動きではないわ。でもシンジ君の過去はそのような経験は無い。保安部の報告がそう示しているわ•••どういうことなのかしら?」

 

ミサトやリツコをはじめとするNERVの面々が目下頭を悩ませているのが、シンジの戦闘能力である。

『先生』のところに預けられてから今にいたるまてNERVの保安部がシンジの監視をしていたため、シンジの人となりや過去どういう生活をしていたのか事細かに記されている報告書がある。

そこには、過去に戦闘経験がある出来事など書かれてなく、では何故あそこまで戦えるのか不明だった。

 

ちなみに、本当はすでにシンジはヘルベルトで生活していたためそこには住んでいなかったが、ヘルベルトの魔法使いが隠蔽するため、そこにシンジが居るように見せかけるために暗示魔法をあたり一体にかけていたためバレていない。

 

「あの時、シンジくんに生きて帰って来てもらうよう必死だったから気づかなかったけど、確かにこの強さは•••不思議ね。リツコ、シンジくんは何か組織に入っていたとかそんな情報はないの?」

「保安部からの報告書が全てよミサト。シンジ君にそういった経歴はないと結論づけられているわ」

「やっぱりそうよねぇ〜」

「私も疑問に思っているわ。未経験にも関わらずあそこまでの身のこなし。おまけに銃の扱いまで•••普通じゃないわ」

「確かにセンパイや葛城さんのいう通りかもしれません。でも私はシンジ君が使徒を倒し我々を救ってくれた、これは紛れもない事実だと思います」

「確かにマヤちゃんのいう通りね。あの時シンジくんは、『私たちを守る』って言ってくれたんだもんね。シンジくんがどうとか関係ない。私もシンジくんの力にならなくちゃいけないわ」

 

ミサトは改めてシンジの強さに疑問を持つが、結局のところその強さで私たちを、皆んなを守ってくれた事実を思い出した。

 

(あらミサト、変わったわね。前だったら使徒を倒すことに執念を燃やしていたのに、復讐にこだわっていたのに、どこか解放されたような感じね。シンジくんが来た影響かしら?)

 

(ミサトやマヤはああ言っているけど、私としてはやはり気になるわ。シンジ君の正体。必ず暴いて見せるわ。科学者として)

 

リツコは1人ミサトの雰囲気が変わっていることに気づいた。そんなリツコも1人の興味深い“研究対象”の登場で、リツコ自身も変わっていっているのだが、リツコはまだ気づくことはない。

 

そんな射撃訓練も完璧にこなしていたシンジはというと•••

 

(格闘訓練は師匠とやってたけど射撃はやったことなかっから自信なかったけど、何で出来たんだ?魔法使ってないのに•••もしかしたら魔法を命中させる技術と銃の扱いって似てるのかな?)

 

こんなに出来るとは思ってなかったようだ。

 

「お疲れ様シンジ君。上がっていいわよ」

「はい。わかりました」

 

リツコの号令で訓練が終わり、シンジはエントリープラグから出てくる。

その足で訓練場を後にし、ミサト、リツコ、マヤのいる部屋までやってきた。

 

「訓練の結果はどうでした?」

「結果も何も完ぺきよ! カ・ン・ペ・キ! すごいわねシンジくん!」

「本当ですか?ありがとうございますミサトさん。エヴァとはいえ銃なんて初めて触ったから不安で不安で・・・」

「なーに謙遜してんのよ!」

「ほんとねミサト。全ての訓練で全弾コアに命中。全く大したものね。まるで銃の扱いがあるかのようにね」

「いやだなぁリツコさん。銃なんて初めて使いましたよ。ただの中学生が銃なんて使ったことあるわけないじゃなですか。あははは•••」

「ふぅ〜ん」ジーーーー•••

(な、なんか怪しまれてる•••確かにこないだのヤツはちょっと動きすぎたかなぁ。でも格闘訓練は師匠とやったけど銃は使ったことないのは事実なんだけどなぁ)

 

「•••さ、訓練終わったし帰りましょ! シンジくん着替えてらっしゃい」

「は、はーい」(た、たすかった•••)

「ちょっとミサト、シンジ君」

 

シンジが足早に着替えに向かう後ろ姿を見送ったミサトとリツコ。

リツコは残念そうだった。

 

「ちょっとミサト! 何でシンジ君行かせたの!」

「だってリツコこのままシンジくんを尋問しそうだったから。そんなことさせたらシンジくんの精神に影響出ちゃうでしょ」

「尋問って人聞きの悪い、そんなことしないわよ」

「あーらそう。こないだの徹夜もシンジくんの事考えてたんじゃなぁーい?」

(ギクッ!)「そ、そんな事ないわよ•••」

「あら、ホントだったの?」

「ん〜〜ミサトーー!!」

「ちょっ、センパイ、葛城さんやめて下さいぃぃ」

 

狭い部屋の中でちょっとした追いかけっこをしているミサトとリツコ。

しかし研究室にこもりっきりのリツコが先に根を上げた。

 

「ぜぇ•••ぜぇ•••やるわねミサト」

「あんたが体力無さすぎるのよ」

「ふぅーはぁー。しかしちゃんとシンジ君の保護者やってんのね。シンジ君の事守るようなマネして」

「まあね」

「そういえばシンジ君、家での様子はどう?」

「もう凄いわよ〜。掃除洗濯家事もカンペキ!たすかってるわぁ」

「そう。すごいわね」

「これだけじゃないわ。シンジくんの作る料理よ料理!」

「えっシンジ君料理まで作るの?」

「そうよ〜。しかもすごく美味しい!和洋中なんでもござれで、何を作ってもプロ顔負けのものが出てくるのよ!スゴイわぁ」

「•••そこまでいくとどっちが保護者か分からないわね」

「なに?なんか言った?」

「ううん。うらやましいと思っただけよ」

(戦闘だけじゃなく家事や料理まで•••どのような過去があるのかしらシンジ君)

 

————————

 

〔数日後〕

 

ピピピピ、ピピピピ

 

「うーん」

 

目覚ましの音と共にシンジは起床した。

 

「よく寝たっと」

 

眠気まなこをこすりながら、目を覚ますため勢いよく飛び起きる。

 

「今日から学校か•••」

 

それは2日前、唐突にミサトから告げられた。

 

———————

 

〔2日前〕

 

「シンジくん、あさってから学校に通ってもらうわ」

「へっ学校?何だか急ですね」

(ギクッ!)「い、いやぁ〜きゅ、急に決まったのよ〜」

「忘れてましたね、伝えるの」

「うっ、ご、ごめんね•••」

(学校か•••ヘルベルトに行ってから久しぶりに聞いたな)

 

シンジは学校に通ったことがなかった。

いや、正確にはヘルベルトに連れてこられる前、1年間だけ通った小学校が最後だった。嫌な思い出だ。

 

一応、ヘルベルトで勉強していたので、学力的には問題ない。

 

(しかし、学校に行くなんて久しぶりだな。なじめるのかな?)

「と、とにかく転校の手続きや制服とかは準備できてるから。だけどノートとか筆記用具は好みが分からなかったから、シンジくんの方で用意して欲しいんだけど、大丈夫?」

「わかりました。大丈夫です」

「よかった!はい、お金。あまったらお駄賃ってことで」

「ありがとうございます」

 

ひとまず、あさっての通学に向け、必要なものを揃えたシンジであった。

 

———————-

 

〔登校初日の朝〕

 

シンジとミサトは、シンジが作った朝食をとっていた

トーストにベーコンエッグ、サラダといった洋風のメニューだ。

さらにシンジは自分とミサトの分の弁当も作っていた。

最初は遠慮していたミサトだったが、「一人分も二人分も変わらないので」とシンジに言われ、甘えることにした。

 

(学校か•••緊張するな•••友達できるのかな•••はぁ)

 

 

ドカ! バキ! ドコォ!

 

『い、痛い。やめて•••』

 

『うるせぇ! 犯罪者の息子がごちゃこちゃくちごたえするんじゃねぇ!』

 

『あははははははは! もっとやっちゃえ!』

 

ドカ! バキ! ドコォ! ダン! ダン! ドン!

 

『この妻殺しの子供が』

 

『つ〜まご〜ろし! つ〜まご〜ろし! つ〜まご〜ろし!』

 

ドカ! バキ! ドコォ! ダン! ダン! ドン!

 

『うぐっ•••えぐっ•••ぐえ』

 

『はははははははは! この程度で伸びてやんの!』

 

『今日はこれくらいにしてやるから、明日覚悟しとけよ!』

 

 

 

「•••••ジくん? シンジくん? シンジくん!」

「へ? な、なんですか?」

「大丈夫? なんか箸止まってたから声かけても全然反応なかったし•••」

「あぁごめんなさい。ちょっと考え事してて•••」

「考え事?」

「学校に馴染めるか心配になっちゃって•••」

「なぁ〜んだそんなこと。大丈夫よシンちゃん! こーんなかっこいい男の子をほっとくわけないジャン!」

「なっ!からかわないでください!」

「あはは!ゴメンゴメン。でも大丈夫よ。シンちゃんなら」

「ありがとうございます•••」

(はぁ。昔のこと思い出しちゃった•••朝から嫌な気分だ•••)

 

その後シンジは制服に着替え、持ち物を整理し出発の準備を整えた。

 

「それじゃあミサトさん、行ってきます」

「いってらっしゃい」

 

プシューーー

 

「•••さて、私もNERVに行く準備しよ」

 

————————————-

 

〔学校〕

 

「初めまして、碇シンジです。よろしくお願いいたします」ニコッ

 

シンジは第一印象が大事と思い、笑顔で挨拶した。NERVの大人たちをも魅了した必殺笑顔である。

シンジが転校したクラスは全員出席。

使徒との戦闘が起きたが、大きな被害がなかったこともあり、疎開などはなかった。

 

シンジのクラスメイトとなる生徒たちは、そのシンジの笑顔に良い印象を持った。

それどころか一部の女子生徒は惚の字となった。

 

(•••ん? あれは綾波さん?)

 

教室の端の席には、包帯が巻かれている綾波レイがいることに気づいた。

 

(綾波さんも同じクラスなのか。後で話しかけてみるかな)

 

しかしそんな願いも虚しく、休み時間になるとシンジの質問タイムが始まった。

クラスメイト中から容赦ない質問の嵐に見舞われている。

 

「ねーねー、碇くんはどこからきたの?」

「何が好き?」

「普段家で何してるの?」

etc•••

 

(つ、疲れた•••授業もそんなにやってないのに、まさかこんな質問が来るとは思わなかった•••でも何とかクラスに馴染めそうだな)

 

以前とは違い、楽しい学校生活が送れそうだと思うシンジ。

それでもこの質問責めは流石に疲れたと思うシンジであった。

 

しかし、その質問責めは次の瞬間さらに混迷を極める。

それは次の授業中の時のこと•••

 

ピロン

 

(ん?なんだ?)

 

それは授業で使用しているPCに、他のクラスメイトからメッセージが入った後だった。

 

『碇くんが、あのロボットのパイロットというのはホント?』

(何だこれ?)

 

あたりを見渡すと、後ろの席の女子がシンジに向かって手を振っている。

おそらく、送信主はこの女子生徒だろう。

 

(全く、なんで機密なのにバレてんだ? とりあえず否定しとこ)

 

『No』

 

『とぼけないでよ。パイロットなんでしょ?』

 

(はぁ。こりゃ『はい、そうです』っていうまで聞かれ続けられるな)

 

シンジは仕方なく肯定することにした。

 

『YES』

 

「「「「えーーーーー!!」」」」

「!!」

 

シンジがパイロットであるとチャットで答えた瞬間、クラス中の生徒が反応した。

(まずった。クラス全体に公開されるチャットだったから)

 

授業中にも関わらず、シンジの席に生徒が集まってくる。

 

「碇くんすごーーい!」

「ねぇ、どうやって選ばれたの?」

「テストとかあった?」

「操縦席ってどんなの?」

「いやぁそういうのは機密で喋れないんだ」

「「えぇーー」」

 

先ほどとは比べ物にならないくらいの質問責めに会うシンジ。

 

「ねぇ、あのロボットはなんて名前なの?」

「たしか、エヴァっていってたかな?」

 

「ちょっとみんな! まだ授業中でしょ!」

 

委員長らしき女子生徒が声をかけても止まらず、喧騒の中先生は淡々と授業を進めていた。

また、一人の男子生徒がシンジの言葉を注意深く聞き、PCに書き込んでいる。

 

後ろの方で、ジャージ姿の男子生徒がシンジのことをじっと見ていたことに、シンジは気づかなかった。

 

———————————

 

「おい、転校生。お前があのロボットのパイロットなのはホンマなんか?」

「えっ、まぁ一応そうだけど」

「ほうか。そんならちょっと顔貸してくれるか?」

「? まぁいいけど」

 

先ほどの授業が終わった後、教室の後ろの席で座っていたジャージ姿の男子生徒に声をかけられ、シンジはついて行った。

 

「な、委員長!」

「どうしたの? 相田くん」

「トウジが転校生連れてどっか行ったよ」

「えっ、何かあったのかな•••」

 

———————————

 

シンジとジャージ姿の生徒は、学校の裏庭へ移動していた。

 

「なぁ転校生、エヴァに乗ってバケモンを倒したのはおまえっちゅうことでええんか?」

「まぁ、うんそうだよ」

「ホンマか」 ガシッ!

「!!」

 

シンジは急に両手を握られてびっくりした。

 

「ホンマおおきに! お前のおかげで助かったわ!」

「へっ?どういうこと?」

「お前がワシの妹を救ってくれたんや!」

「妹? •••あぁ!あの時の女の子!」

 

シンジは先の戦闘で、逃げ遅れた女の子がいたことを思い出した。

その子が、目の前の男の妹だったのだ。

 

(そうかあの時の女の子が、この人の妹だったのか)

「あん時おとんやワシとでシェルターん中探し回ったけど見つからんくてな。ほんならNERVっちゅう人らが連れてきたんや。ほいだら、紫のロボットが助けてくれたって言うてたから、もしパイロットに会えたらお礼言おう思ったったんよ」

「なるほどそう言うことだったんだ」

「ホンマおおきに! お前はワシらの恩人や!」

「そんな、妹さんが助かってよかったよ」

「ワシは鈴原トウジや! トウジって呼んでくれ!」

「うん! よろしくトウジ!」

「おう! よろしゅうなシンジ!」

 

ガサガサ

 

(ん?なんだ? 人影?)

 

「そこで何してるんだい?」

「あ、バレた」

「あははは•••」

 

そこにいたのはメガネをかけた少年と、おさげとそばかすが特徴の少女だった。

そして最初に反応したのはトウジ。

 

「あ! ケンスケとイインチョ! 何しに来たんや!」

「そりゃトウジが転校生とどっか行ったから、心配で着いてきたんだよ」

「心配? なんでや」

「そりゃ転校生殴るんじゃないかと」

「なんでやねん!なんで転校生を殴らにゃいかんのじゃ!」

「わ、私は委員長として何かあったらいけないから•••」

「大丈夫だよ二人とも。そう言うんじゃないから」

「なーんだ。心配して損したよ」

「ワシをなんやと思ってんねん•••」

「俺、相田ケンスケ。気軽にケンスケって呼んでくれ」

「私は洞木ヒカリ。うちのクラスの学級委員長をやってるの」

「ありがとう。改めて碇シンジです。よろしくケンスケ、洞木さん」

「「よろしく」」

 

こうしてシンジは、生涯の友を得ることになった。

シンジは過去の学校生活では得られなかった、平穏と友情を手に入れることができ一安心だった。

 

—————————

 

昼休み、シンジは早速トウジとケンスケとともにお昼ご飯を食べていた。

ちなみにヒカリは他の女子友達と食べているためここにはいない。

 

「それにしてもセンセはすごいなぁ。あんなわけのわからん化け物を倒すなんてな」

「ホントだよな」

「はははは。そんなことないよ」

 

シンジは嬉しかった。同世代の友達とこうして笑いながらお昼を食べる。

昔想像していた学校生活だ。

 

「なぁ碇、どうやってその使徒って奴を倒したんだよ!教えてくれよ!」

「ごめんよケンスケ。そういうのは機密で教えられないんだ」

「なんだなよぉ〜。いいじゃないか少しくらい•••」

「少しもダメなのよ」

「ちぇ〜」

 

ケンスケはミリタリーマニアなようで、シンジがどうやって使徒を倒したのか気になるようだ。

まぁ当然機密事項に触れるため、教えることはできない。

 

「そういえばトウジ、妹さんはそのあと元気?」

「もう元気も元気や! 最初はちょっとトラウマになりかけてたけど、最近はあん時より元気になってるんとちゃうかな?」

「へぇ。それはよかったよ」

「今度助けてくれたパイロットに会いたい言うとったで。だから今度会ってくれるか?」

「うん。わかった!」

 

使徒が来ない平和な日常。こんな日常が1日でも長く続いてほしいシンジであった。

 

(この幸せな時間を守るために僕が、ヘルベルトがいるんだ。もっと頑張らなくちゃ)

 

—————————-

 

「そういえばシンちゃん、学校はどんな感じ?」

「えぇ普通ですよ。友達もできましたし」

「へぇ、良かったじゃない」

「まぁなんとか」

 

シンジとミサトの夕食。シンジは学校での出来事を話していた。

友達がどうとか、授業がどうとか、自分がエヴァパイロットであることがすぐバレたとか。

 

「エヴァのパイロットであることがバレるのは時間の問題か」

「そうですね。この間助けた女の子が友達の妹でしたし」

「そうねぇ〜。ま、シンちゃんが友達できたことはいいことだしね」

 

そんなこんなで1日も終わり、布団に入るシンジ。

 

ここしばらくはNERVて訓練、日中は学校と規則的な日常を送っていた。

 

数日後、使徒がやって来る

 

続く

 




日常回ですね。
次回は第四使徒戦です。
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