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「じゃあ、僕も宿題する!!一緒にしよ!」
「3歳に宿題はないでしょ。」
「いや!一緒にするの!!」
「わかったわかった。ん~、じゃあ一緒にしようか」
「やった~~!それで何するの?」
「今日はね、お父さんとお母さんについて調べようって宿題が出たんだよね」
「父ちゃんと母ちゃんについて?」
「そうそうお父さんとお母さんについて」
私がいうのもなんだけどうちのお父さんとお母さんの夫婦仲は良好すぎると思う。
お父さんは休みの日に全力で私とか友牙と遊んでくれるしお母さんは勉強を優しく教えてくれる。
二人とも研究者として名が通ってるから調べたらウィキとかで出てくるんだろうけどそれだとつまらないよな~…そうだ!!
「友牙、かぐ姉とかヤチ姉とかいろんな人にお父さんとお母さんについて聞いてみようか」
「さんせ~、僕かぐ姉とヤチ姉呼んでくる~」
そういって飛び出した友牙がかぐ姉とヤチ姉を呼ぶ声が聞こえたと思うと光の速さで二人とも来た
「聖菜!かぐやお姉ちゃんに聞きたいことがあるって?なんっでも聞いて!」
「やっちょもだよ~」
「ありがと、二人とも。実はお父さんとお母さんについて知りたくて」
「れーじと彩葉?」
「うん、できればウィキとかに書かれてること以外についてかな」
そう聞くと、かぐ姉とヤチ姉は二人で目を合わせて
「じゃあ、友牙と聖菜が聞きたいことに答えていこうか。」
「じゃあじゃあ、僕からね。ん~と、父ちゃんって子供のころどんなだったの?」
「私達が知ってる頃からでいいなら教えれるよ」
「じゃあ、それでお願い」
「そうだね~、れーじってあの頃から天然たらしだったからね~。昔ね、かぐやのお願いで彩葉のバイト先に遊びにいったことがあるんだけどね。制服姿の彩葉かわいいよねってれーじに聞いたら『彩葉はいつもかわいい』な~んて平然と言い放ってね。びっくりしたよ」
「父ちゃんと母ちゃん、そんな昔から仲良しだったんだ!すげ~」
「すごくないよ、この時れーじと彩葉、付き合ってないからね。どっからどうみても両思いだったけど」
「やば。」
我が父ながら恐ろしいたらしっぷりである。
「あとね、ヤチヨカップって知ってる?」
「知ってる、かぐ姉が優勝したやつでしょ?」
「そうそう、よく知ってるね聖菜。よしよししてあげる」
「ちょ、かぐ姉くすぐったいって//」
「その時にね、帝………朝日と乃依と雷のブラックオニキスってチームとゲームすることになったんだけどね。その時にれーじが朝日に対して超啖呵切ってね」
「あれはいまだにびっくりしたよ~。映像見る?」
「「見る!!」」
「父ちゃんかっけ~~~!!」
「え?これで付き合ったなかったの?ほんとに?」
「聖菜、それが当時のかぐやいろPリスナー全員の総意だよ」
友牙が動画のお父さんの真似をして拳を振るっているが正直それどころではない。
「お母さん、これに気付いてなかったの?」
「多分ね~、れーじも無自覚みたいだったし」
「朝日も、引っ越しのお願いに来た二人に婚姻届けのサイン書きたいって言ったらしいよ」
「朝にぃ、その時から未来見えてたの?」
「う~~ん、当時その未来が見えてなかったのは当人だけじゃないかな?」
「他には?他にはないの?」
「そ~だな~、学校の時の話とかは真実とか芦花とかのほうが詳しいと思うから連絡してみるね」
「ありがと、かぐ姉」
そういうとかぐ姉は超嬉しそうにしながら電話をかけ始めた
「聖菜、真実がお話してくれるって」
『あ、もしもし聖菜ちゃん?久しぶり~真実で~す』
「真実さん。久しぶりです」
『ほら、
「晴にぃ、花ねぇ久しぶり~」
『お、友牙。ちょっと見ない間に大きくなったな』『友君!!いつ見てもふわふわもちもちしててかぁいいねぇ~』『お前、言動やば』『晴、部屋にある本処分ね』『花!?』
「あ、あの…私、真実さんに聞きたいことがあって」
『いいよ~』
「お母さんっていつからお父さんのこと好きだったのかなって」
『ん~、16歳の頃の秋ごろには少なくとも気にかけていたと思うよ?彩葉自体、いおっちとお喋りするのは気が楽そうだったし』
「へ~」
『まあ、17の夏ごろには今のような砂糖ましましコンビになってたけどね』
「半年で一体何があった!?」
噓でしょ!?たった半年で一体何があったの!?
『あの時の伊織と彩葉さんはマジで無自覚にイチャイチャしてたからね。』
「優斗さん、お父さんとお母さんってどんだけお互いが好きだったんですか?」
いや、今は仲が悪いみたいな言い方かもしれないけど今のほうが仲いいのか知りたい…
『あの二人はね、面白かったよ。例えば、彩葉さんが呼び出されたとしたらしれっと伊織その近くいたからね。まあ僕もだけど』『十数年越しの衝撃の事実なんだけど!?』
『一回あったのがね』
「ん?」
「どした稲葉?」
「あれ、彩葉さんじゃないかな?」
視線の先を指さすと男子と二人っきりの彩葉さんが居た。雰囲気的に告白されてる?
「………ちょっと行ってくるわ」「いってら~」
ということで後をつけてみると
「い~ろは!」
「え!?零士!?どーしたの?」
「腹減ったから帰ろうぜ」
あすなろ抱きで彩葉さんに話しかける伊織、驚くも満更ではなさそうな彩葉さん。失恋確定の後輩男子。
………うん、相手が悪かったね
『ということが幾度か』
「お父さん………」
お父さん、大人げないと同時にお母さんモテすぎでしょ
『ちなみに同学年から告白されることはほとんどなかったね』『まあ、学年中がカップルって認識してたしね~』
「父ちゃんと母ちゃんそんなに仲良しだったんだ~」
マイブラザー、可愛いな
「聖菜姉ちゃんどうしたの?急にもちもちしだして」
「いや、なんとなく。ありがと、真実さん優斗さん」
『いいえ~、またいつでも遊びに来てね』
そういって稲葉家ご夫婦は電話を切った
「あと、誰に聞こうか?」
「朝にぃと乃依にぃにも聞こうよ」
「そーだね」
『もしもし?ど~した?お父さんかお母さんと喧嘩したか?』
「朝にぃ、違うよ。お父さんとお母さんについて知りたくて」
『零士と彩葉?そうだな、何知りたい?』
「なんでお父さんとお母さんってあんなに仲良しなのかなって」
『そ~だな~、俺と彩葉のお父さん。つまりお前のおじいちゃんな。彩葉が聖菜くらいの頃に亡くなっちゃってさ』
「うん、聞いたことある」
『それで彩葉と母さん、つまりおばあちゃんな?仲が悪くなっちゃって一人で生きることにしたころに零士と出会ったんだよね。』
「そうなんだ」
『零士ってさ、どことなく父さんに似てるところあるから彩葉もそういうところに惹かれたんじゃないかな?』
「ふんふんなるほどね~」
『零士は零士でお母さんのことを知らずに育ったから彩葉のそういうところにも惹かれたんじゃないかな?』
「なるほどね~」
『聖菜~久しぶり~』
「乃依にぃ!久しぶり」
『友牙、お久~。聖菜、まかりまちがってもあの二人みたいな恋愛したら駄目だよ』
「なんで~父ちゃんと母ちゃんめっちゃ仲良しじゃん?」
『友牙には難しいかもしれないけどあれ、ほとんど共依存だからね?雷の恋愛観崩壊させられたからね?』
「あ~納得してしまった」
確かに、下手な少女漫画よりもラブラブだからその手の漫画読んでもあんまりキュンキュンしないもんな~
「ありがと、朝にぃ。乃依にぃ」
『おー、またいつでも電話してきてもいいし遊びにきてもいいからな』『じゃ~ね、聖菜、友牙』
「ばいば~い」
「聖菜姉ちゃん、俺も父ちゃんみたいになれるかな?」
「ん~?友牙がもっと大きくなったらなれるんじゃないかな?」
「じゃあ、父ちゃん帰ってきたら鍛えてくれないか聞いてみる!!そんで姉ちゃんたち守れるくらい強くなる!!」
「友牙~~~!!」
うちの弟がいい子過ぎる!!可愛い!!お婿に渡したくない!!
うりうりしていると、玄関のドアが開く音がした
「あ、父ちゃんと母ちゃん帰ってきた」
「出迎えに行こうか」
「父ちゃ~~ん」
「おおう、どうした?友牙?」
「お帰りなさい、あのね僕を鍛えてほしくて」
「なんで?」「僕も強くなって聖菜姉ちゃんとかぐ姉とヤチ姉を守る!」
「あら?お母さんは守ってくれないの?」「母ちゃんは父ちゃんが守るもん!」
「はは、確かにそうだ。そうだな~、友牙が聖菜くらい大きくなったら始めようか」
そういわれると友牙は『え~』と落胆していたがお父さんが友牙のことを思って言ってることはわかってるので不満顔ではあったが納得した様子だった。できた三歳児だ
「ほら、かぐやがご飯作ってるからリビング行くぞ~」
「わ~い、ごはんごはん」
友牙がお父さんに肩車をされてそのままリビングに向かっていった
「聖菜」
「お母さん」
「私と零士についていろんな人に聞いたんだって?」
「知ってたの?」「かぐやとヤチヨと真実が連絡してきた」
朝にぃと乃依にぃ以外の全員が連絡したの!?
「うん。宿題でね?両親について調べろって出てさ。ネットでわかるようなこと知ってもつまらないかなって」
「そうね~、私が知ってる中であの人が人生で一番泣いた時ならわかるかな」
「え!?いつ!?」
お父さんが泣くなんてあんまり想像がつかないんだけど?
「貴方が生まれたときよ」
「へ?」
「聖菜が生まれたときにね、あの人第一声がね『生まれた!!』でも『お疲れ』でもなくてね」
『俺の子だ』
「ってそれだけよ?そのあとに嗚咽を上げることもなくてポロポロずっと泣いててね」
「あぁ、やっとこの人に家族を知ってもらえるんだって本当にうれしかった」
「お父さん、あんなに家族大好きなのに?」
「昔はもうちょい大人しかったんだけどね?」
あれで?ほんとに言ってる?
「だからね、聖菜」
「貴方は私達に縛られずに自由に生きていいのよ」
「………何のことかな?」
「私たちがあなたの親を何年やってると思うのよ。あなたが悩んでることくらい分かるよ」
「お母さん…ありがと」
「お父さんだって同じこと思ってるからね。友牙も聖菜もやりたいことあったら遠慮なく言いなさい」
「うん、ありがとお母さん」
「そういうわけで、私の両親はネットで書かれてるよりもかっこよくて仲良しで自慢の両親です!!」
記念すべき第100話をもってこの作品の更新を多分きっとメイビー止めます。
更新するとしても、他の連載全部終わってからとかにしか書かないようにすると思います。
まじで書きたいネタが唐突に生えた場合に書くことはあるかもしれませんが…
というわけでこれまでこの作品を応援いただき誠にありがとうございました!!
納豆伯爵、かぐや姫たくさん書いてますのでよろしければ他作品も読んでいただけると幸いです。