私の書いてる全作品の更新が滞り気味で頭を捻っていると唐突に思いついたので書きます。
爺さんは某超能力者(CV:神谷)のおじいちゃんを意識してます。おもろいからね
もう少しで年末年始……そして正月。
去年の正月は彩葉が受験だということで無理してこないでもいいと伝えていたため朝日としか会えてないが今年はどうだろうか?できれば会いたいな~
『もしもしお婆ちゃん?彩葉です~』
「あら~彩葉ちゃん久しぶり~」
あ~~2、3年ぶりに可愛い孫娘の声が聞こえてくる~~幸せじゃ~~
『じ、実はね……私結婚したから旦那さんを紹介したくて//』
け、結婚じゃと!?
「まぁ!結婚!おめでとう彩葉ちゃん」
『ありがとう、お婆ちゃん。それでね、次のお正月に旦那さん連れてくるって電話だったんよ』
「遠慮なんてしなくていいわよ、みんな連れてきなさい。」
『ありがと、お婆ちゃん。じゃあ、またお正月に』
「お爺さん、聞きました?彩葉ちゃん結婚したんですって」
「……るせん」
「お爺さん?」
「許せん!!可愛い孫娘を誑かしおって!!儂がこの手で成敗してやる!!」
あ~緊張する。
「零士?大丈夫?緊張してる?」
「めっちゃしてる。」
「零士でも緊張することあるんやな」
「朝日兄さんは俺のことなんだと思ってるんだ…」
「何って、初対面のプロゲーマーに向かって盛大に啖呵切って惚気てきた愛妻家でシスコンでファミコンの自慢の義弟」
そういいながら朝日兄さんはお爺さんの家のインターホンを躊躇なく押した
「は~い、あら朝日君、それに彩葉ちゃんいらっしゃい」
「婆ちゃん、久しぶり」「お婆ちゃん久しぶり」
「久しぶり二人とも。あ、もしかして彩葉ちゃんの横の彼が例の?」
「は、初めまして。伊織零士と言います」
「そう、私の旦那様」
「あら~中々のイケメンさんやないの」
「でしょ~?」「うわ、どや顔」
「//////」「ほんでお前は赤面かい」
これで照れない方が無理がある
「ところでお爺ちゃんは?」
「あの人なら居間に居るわよ。挨拶してらっしゃい」
「うん、行こ零士」
そういって彩葉は俺の手を引いて家の中に入っていった
「あらあら」
「婆ちゃん、あんなの序の口やからね。あの二人実は…」
「まあ!」
なんか朝日兄さんがまた色々しゃべりそうな雰囲気を出しているがお爺さんに挨拶をするのが先だと思いスルーした
居間に到着すると彩葉のお爺さんが待ち構えていた。
「お爺ちゃん、久しぶり」
「は、はじめまして。伊織零士と言います」
そう挨拶するとお爺さんは
「うむ」
とだけ言って俺たちの方に顔を向けてくれなかった
「ごはん出来ましたからみんなで食べましょう」
なんとなく微妙な空気が流れているときにお婆さんがご飯が出来たことを伝えてくれたので空気が軽く和らいだ。
「どれもめちゃくちゃ美味しいです」
「あら~零士君はお世辞がお上手やね~」
「いやいや、お世辞とかじゃないですよ。」
「そうやで婆ちゃん。こいつそういうの苦手やから」
「確かに…」
「お爺さんなんて何も言わずに食べちゃうから本当に美味しいか分からなくてね」
「毎食食べきってるからそれで充分だろう」
「ほら、これだもの」
「あ、あはは」
なんと答えたらいいのかわからねぇ……お爺さんの言いたいことも分かるけどね
「にしても」
「ん?どうしました?」
「いや、零士ってめっちゃ食べるよなって思って」
「そうですか?普通だと思いますけど?」
「零士、多分稲葉くんとか真実とかを基準にしてるかもしれないけどあの二人は超大食いだからね」
「それは分かってるけど?」
あの二人、ラーメンでいえば替え玉6回は固いからな。どこにそんなエネルギーがあるのか不思議でならない
「でも男ならこのくらい普通では?」
「俺を爺扱いとは生意気やな零士」
「そうはいってないでしょ!?」
「そうよ、ゲームばっかしてるお兄ちゃんと筋トレばっかしてる零士が同じなわけないでしょ」
「彩葉さん!?兄に厳しない!?」
「朝日兄さんはゲームするのが仕事でしょうよ」
プロゲーマーだぞ?この人
ごはんを食べ終わって食器を片付けようとしているとお爺さんに呼び止められた
「ちょっといいか?」
「はい?」
そういってお爺さんは俺を別室に連れて行った。
「………………」
「………………」
き、気まずい…何話したらいいんだ?世の孫はお爺ちゃんとどんな会話してんだ?
「君は…君は見たところまだ若いようだが?」
「はい、19歳です」
「君の人生、まだまだこれからでこの先いまよりもっと素敵な出会いがあるかもしれない」
「それでも、彩葉を選ぶのか?」
何を聞きたいのかと思ってたらそんなことか…
「彩葉との出会いよりも素敵な出会いなんてありません。」
「彩葉以外を選ぶなんて有り得ないことを聞いても時間の無駄です」
「俺は自分の気持ちに気付いたときから」
そして出会った頃からずっと…今までもそして、これからも
「俺には彩葉しか目に入ってないです」
「恥ずかしいセリフがポロポロ出るやつだな」
「す、すいません」
「まあまあ、爺ちゃん。それが零士のいいところなんやからいい加減孫離れせんと」
「朝日…」
「朝日兄さん!?」
も、もしかして今の会話……
「こいつは本当に彩葉しか目に入っとらんから安心していいよ」
「やっぱりね//////!!」
こういう時は大体聞かれてるのが相場ですからね!!知ってましたよ!!
「零士」
「い、彩葉も聞いてたのか」
「うん」
な、なんか機嫌悪くない?
「お爺ちゃん」
「ど、どうした?」
「私、この人と離婚する気なんて一マイクロもないから」
「そ、そうか」
「零士」
「は、はい」
「帰ったら覚えておいてね。分からせてあげるから」
そういって、妖艶にほほ笑む彩葉に対して俺は
「………はい」
背筋に冷たいものを感じ、欲がドロドロに熱くなりながらも力のない返事しかできなかった。
義母はどうしても外せないお仕事。
姉妹はどうしても外せない配信のため出番なし。