お隣の様子が急におかしくなってしまった   作:納豆伯爵

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ヤチヨ出します。


幼馴染IF 第四話:ツクヨミランドにようこそ

綾紬と諌山に俺と彩葉の関係がバレた日の夜、二人が帰ったあとに父さんがあるものを俺たちに渡してきた

 

「あ、そうだ。まさかの光景でびっくりして忘れてた。」

そういった父さんはカバンの中を漁ってチケットを取り出した。

 

「はいこれ」

「これって?」

「今度開園予定のツクヨミランドのプレオープンチケットじゃないですか!?」

「そうそう、ヤチヨのライブ付きのやつ。会社で希望者抽選で運試しで応募したら当たっちゃった」

「豪運かよ」

父さん、こういう抽選系を外してるところほとんど見たことない……

 

 

「これ、二人にあげる。」

「は?いいのか?」

「うん、その代わり当日の写真と、帰ってきたら感(・)想(・)聞かせてね」

「写真な了解」

「感想ですね。分かりました」

 

「よろしくね。ぜ~~~~~ったいに帰ってきたら感(・)想(・)聞かせてね」

 


 

「ねえ、彩葉~今度新しいカフェができるみたいでさ~三人で行かない?奢るぜ~?」

「テスト勉強、見てもらったお礼したいし。行こうぜ~」

 

「あ、ごめん。その日、零士と出掛ける日だ」

真実と芦花がカフェに行こうと誘ってくれた日と零士とツクヨミランドに行く日がかぶってたため名残惜しいが断った。

 

「彩葉~?」

「それってもしかして~?」

なんで二人ともニヤニヤしてるのだろうか?

 

 

「「デートじゃん」」

 

「で!?//」

デデデデート!?//いやいやいやいやいやいやいやいや、あの朴念仁のバカタ零士がそんな殊勝なこと考えてるわけないし。芦花も真実も考えすぎでしょ

 

「べべ別にデートとかじゃにゃいって!!//」

「いいな~かっこいい彼氏とデートか~」

「だからデートじゃないって!!」

「ていうか、子供の頃から遊んでるし今更二人で出かけるくらいわけないし」

「いいな~彼氏とテーマパークデート」

「だから、違うって!!」

 

「カチューシャつけて~、アトラクションで遊んで~最後はやっぱり」

 

「「観覧車でキス」」

「キ!?//」

キスなんてそんな!!//私達、まだ付き合ってないのに!!////

 

「彩葉顔真っ赤~可愛い~」

「いおっちズルいな~こ~んな可愛い彩葉を独り占めできるなんて」

 

普通に二人で出かけるだけなのに芦花も真実も『デートだデートだ』と囃し立てるせいで変に意識してしまうじゃん//

 

どんな顔して出かければいいの………

 


 

「きゃ~~~見て零士。ヤチヨだよヤチヨ」

「分かったからあんま叩くな」

 

『ヤオヨロ~ツクヨミランドにようこそ!い~~~~っぱい楽しんでいってね♪』

 

結論、あんま気にしなかった

 

「『Remember』流れてる~私これ好きなんだよね~」

「いい曲だよな。お前に熱弁されまくったから覚えてる」

「ねえ、これ買ってみてよ。FUSHIのカチューシャ」

「俺にこういうのは似合わねえだろ。彩葉こそヤチヨのやつ買ってやるよ。」

「私だってこういうの似合わないでしょ」

 

 

「何言ってんだよ?お前可愛いしすげえ似合いそうだぞ?」

「は!?//////」

か、可愛いって言った!?朴念仁のバカタ零士が!?

 

「ほら、似合う似合う」

びっくりして固まっていると零士がヤチヨドーナツのカチューシャを私につけた

「………………ほんとに?」

欲しがりか!!

「ほんとほんと。てか、俺が嘘つくの苦手っていうか下手なの知ってんだろ?超かわいいよ。彩葉」

「………………あ、ありがと//」

なんか、急にデートみたいになってきた

 

「あ”」

零士が色々物色していると何かを見つけたらしく驚きの声を上げた

 

「み、帝アキラの角」

「付けてあげたら?喜ぶよ?誰とは言わないけど」

「付けるなら雷の熊耳だな」

そういって零士は雷の熊耳を選んで付けた。

 

「うん、俺こういうの基本似合わないな」

しっくりこなかったらしい零士が耳カチューシャを外そうとしたので

「似合ってるからつけよ」

「彩葉がそういうなら」

全力で阻止するとしぶしぶ納得した様子でつけてくれた

 

「ほら、時間なくなっちゃうからアトラクション周ろ」

「そうだな、何から乗る?」

「ヤチヨ関係は制覇したい」

「はいはい仰せのままにお姫様」

 


 

「ん~~楽しいな~~」

「たまにはこういう日もあっていいよな」

ヤチヨ関係のアトラクションを一通り制覇した俺たちは昼飯を食おうとこれまたヤチヨモチーフのレストランに入った。

 

「プレオープンだからってご飯も一品無料なのありがたいよね」

「採算採れるって確信がないと難しいかプレオープンのチケット枚数が本当に少ないかだな」

個人的な予想は前者だな。普通にテーマパークとしておもしれえし

 

『ご飯食べてる神々~~ヤオヨロ~~ツクヨミ管理人の月見ヤチヨだよ~~~』

 

「ヤチヨだ~~」

「落ち着け」

全く、この幼馴染は……ヤチヨのことになると幼児退行するっていうか厄介オタクになるっていうか目がハートマークになるっていうか…………そういうところが可愛いと思ってるが。

 

そう思うと俺って単純だよな。好きな女の子が笑ってくれるだけでうれしいって

 

『どう?ツクヨミランドのご飯美味しい?いいな~ヤッチョも食べたいけどヤッチョはAIだから食べられないんだよ~』

『せっかくだから今日来場してくれてる神々に感想聞いちゃおっかな~』

そういうとヤチヨは『誰にしようかな~~~~?』と言いながら周りを見渡して俺たちを見つけるとニヤニヤした顔でこちらに近づいてきた

 

『じゃあじゃあ、そこに居るカップルに話を聞いちゃおっかな~』

と言って俺らの席に近づいてきた。

「ややややヤチヨ!?////」

『どう?ツクヨミランド楽しい?』

「楽しいっすよ。」

厄介オタク(彩葉)は使い物にならないので俺が変わりに質問に答える。あと、ま(・)だ(・)カップルじゃない

『いいねいいね。せっかくだから彼氏君の方に彼女ちゃんのことどう思ってるか聞いちゃおっかな~』

答えたくなさすぎる//

『まあ勝手に答えちゃうんだけどね~』

「こわ!!」

なんでもありかこいつ

『ヤッチョは電子の海の歌姫なので人間ごときの思考なんぞちょちょいのちょいなのです』

「上位存在か!!」

俺のツッコみなんてお構いなしに俺と彩葉を手で作ったハートマークで囲む

 

『俺の彼女、まじ可愛すぎる。すきすきいっぱいちゅきだいちゅき』

「おい、思考読めてねえじゃねえか」

そこまでは言ってないだろうがよ

『できれば誰にも見せたくない。可能なら監禁したい』

「え!?//」

「考えてねえよ!!」

『だいたい、こいつ俺がちゃんと見ておかないと何しでかすか分かんねえからほっとけない』

「………」

『こいつの隣は俺のもん。誰にも渡さん。』

「………………」

『ていうか、こいつ最近ますます綺麗になってきてるよな。昔から可愛いとは思ってたけど絶対最近モテてるよな。どうやって牽制しよ』

「…………………………もうやめてください//」

『ちなみに彼女ちゃんの方はどうかな~?』

『ふむふむ、私の彼氏かっこよすぎちゅきすぎる毎年、毎月、毎週、毎日、毎時間、毎分、毎秒ちゅきが更新されりゅのだが』

「か、考えてないよ!?//」

『この人の隣は私のもの。ずっと一緒。誰にもあげない。』

『私だけ見てればいい。私のこと以外考えなくていい。』

「………………」

『ていうか、私以外と仲良くする必要なんてどこにもないよね?』

「…………………………」

『この人のいいところは私だけが知ってればいい。他の人…特に女の人は知らなくていい。知られたくない。どうしたらいいんだろう?』

「……………………………殺してください//」

 

『どう?当たってた?その様子だと当たってたみたいだね~~』

『いいね~~青春だね~~』

 

『挙式開くならぜひともツクヨミランドでね』

『ヤッチョが特別に牧師さんしちゃうから』

爆弾だけ残してヤチヨは『それじゃあ、食事中にごめんね~さらば~~い』といって消えていった。

俺の手にはヤチヨのサイン付き【ヤチヨが牧師をしちゃう券】が置かれた

周りの目線に耐えきれなくなった俺たちは逃げるように店の外に出た。

 


 

「綺麗な景色だね」

「そうだな」

お店を出た私達は最後に観覧車に乗った。

 

「お、あれ学校じゃね?」

「どこどこ?」

「ほら、あのあたり」

観覧車から見える景色を楽しんで頂点に差し掛かる当たりで零士が思い出したかのように

 

「そだ、彩葉。ちょっち目瞑ってくれね?」

「え?うん」

そういわれて目を閉じた瞬間に

『観覧車でキス』

芦花と真実がそういってたことを唐突に思い出した

 

え!?も、もしかしてキ、キスされちゃうの!?こんなベタな感じでロマンチックを感じちゃうの!?ていうか、告白より先にキスされるの!?それとも、キスされた後に零士から

 

『俺、お前のことずっと好きだ。彩葉、俺と結婚を前提に付き合ってくれ』

なんて告白されちゃうの!?

 

「目開けていいぞ」

「これって……」

目を開けた私の目の前には

 

「ヤチヨぬいのランド限定衣装」

「お前、ヤチヨ大好きだろ?これ、俺からプレゼント。今日は一緒に遊んでくれてありがとな」

「………………いいの?」

「いいんだよ。俺があげたくてあげたんだ。貰ってくれ」

「ありがと、大切にする。」

 

思ったプレゼント(告白)じゃなかったけど想いの詰まったプレゼントを心底大事に抱えて帰路に着いた。

 


 

「どうだった?彩葉ちゃんとのテーマパークデート?」

「まあ、楽しかったよ//てか、ヤチヨなんだけどさ」

「ヤチヨがどうしたんだ?」

 

「あれ、ほんとにAIなん?」

「………………どうしてそう思ったんだ?」

「いや、あいつ『ヤッチョは電子の海の歌姫なので人間ごときの思考なんぞちょちょいのちょいなのです』とか言ってたから」

「その微妙に似てる声真似は置いといて。ヤチヨを構成するときにネットミーム入れまくったからかもね」

「何してんだよ……」

「ちなみに実際に読み取れてた?」

「………………ノーコメント////」

監禁したいとは思ってない。

 


 

「彩葉~どうだった?いおっちとのテーマパークデート」

「まあ、楽しかったよ」

「よかったね~写真とかないの?」

「あるよ」

そういってスマホを操作したがロック画面がひと様に見せれないやつだったことを忘れてた私は普通に開こうとしてしまった。

 

「彩葉さん、ストップ。一度ロック画面に戻りましょうか」

「芦花?口調変だよ?いいけど?なんの面白味もない…け…ど……!?////」

 

「彩葉~本当に楽しかったんだね。伊織君とのデート」

「カチューシャつけたツーショットをロック画面にしちゃう程度には楽しかったんだね」

 

「………………見なかったことにしていただくことは?////」

「無理だね~」「進展は?進展はしたの?関係性は?幼馴染からステップアップした?」

芦花、なんか零士のことになると熱量がおかしい気がする

「別に、二人が期待してるようなことはなかったよ。」

「なんだ~~」「それはそれで美味しい。」

 

二人には内緒だけど、私にとって大好きな人からもらった大事なものがまた一つ増えたからそれが一番うれしい。




あの某関西のテーマパークっぽいところを便宜上ツクヨミランドとして扱います。
私の独自設定では、ツクヨミライバーとのコラボ施設的なやつ。現時点ではヤチヨと黒鬼だけだけど今後は、テテテとかぬくみとか増えてるイメージ。将来的にはあの悪童のグッズも出るらしい。

ほんとうは関係者(紅葉と朝日とか聖牙とか)がスタッフの振りして告白およびプロポーズを促す通称オペレーションWとか考えてたけどどうやってだすか迷ったしバカすぎたので没。

あんまり原作前でイチャイチャしててもしょうがないのでネタ切れしたら絡みつく時間振り切って限界見えないコーナーをフルスロットルで飛ばして原作に行きます。

幼馴染IFルートを書くとしたら?

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