漫画版の絵柄いいよね。きゃわきゃわ
待て待て待て、昨日ってか数時間前まで俺の腕くらいの大きさしかなかったよな?今小学生くらい大きくなってねえか?
「でかくなりすぎでしょ…………」
「まあ、今は何もかものスピードが速いんですわ」
何でもありかよ…………
「ね~それよりお腹すいた~」
「………………適当に作ってくるからちょっと待ってろ」
ガキなんてオムライス食わせとけばいいだろと思い冷蔵庫から適当に材料を確保して簡単に作り始めた
「ほら、熱いから気をつけろよ」
そういってできたオムライスを子供の前に置いた
「どう食べるの?」
「…………そこの知識はないのか」
何もかものスピード速くないじゃんと思いながらオムライスを一口サイズにとりわけ
「ほら、口開けろ」
そういうと子供は「あ」と口を大きく開けたのでそこにスプーンを突っ込んで食べさせた
「ん!!すっごいすっごい美味しい!!ナニコレ!!」
「これ?オムライス」
「オムライス!!大好き!!」
そういって子供は俺からスプーンを奪ってバクバク食べ始めた
「それで?」
「?」
「貴方何者なの?」
彩葉による尋問が始まった
「分かんない」「分かんないか~」「零士諦めないで」
何者かは分からないと
「じゃあ、どこから来たの?」
そう聞くと子供は上を指さした
「月?」「かなぁ?」「『かぐや姫』かよ……」
月ってそんなおとぎ話じゃないんだし
「かぐや姫って?」
「かぐや姫ってのはな」
かぐや姫がなんぞという質問をされたので内容をかいつまんで説明した。
「んで、姫を連れて行かせないように戦いましたが姫様は連れていかれましたとさ」
「ん?これでおしまい」
「そう、これで終わり」
「何それつまんない!!ちょーバットエンド!!」
「こんなのかぐや姫ちょー不幸じゃん!納得できないよ!!」
気持ちは分かるがこれはおとぎ話だしな~
「仕方ないじゃん、もう決まってることは泣いたって喚いたって変わらないんだから」
「………………彩葉」
「受け入れて覚悟するしかない」
…………やっぱ、俺じゃダメだな。
俺なんかじゃ…………彩葉にもう一度心からの笑顔を取り戻すことなんて出来ない。
「決めた!!自分でハッピーエンドにする!そんで彩葉もパパもハッピーエンドまで連れてく!!一緒に!!」
眩しいな、この子は………
「ハッピーエンドいらない、普通のエンドで結構です」
彩葉がばっさり切り捨てると子供は彩葉にしがみついて
「なわけないじゃん」
と必死に懇願していたが彩葉は「不気味なエイリアン」だと一蹴した。
「パパもハッピーエンドがいいよね」
「とりあず、俺のことパパって呼ぶんじゃねえ」
「「てか、寝かせて」」
とりあえず、こいつの扱いについては明日ってか睡眠した後の俺たちに任せた
朝、目を覚ますと彩葉の寝顔が目の前にあったが例の子供の姿がどこにもなかった
「夢か………」
「んぅ…零士どうしたの?」
「いや、子供が居ないなと思ってさ」
「ほんとだ…過労による幻覚だったのかな?」
「集団幻覚だなそうなると」
とりま、朝飯作るかと思いキッチンに向かうと唯一何も入れてない棚が開いていた
「あ、おはよパパ」
「どこに隠れとんねんお前」
思わず天を仰いでしまったがこれが幻覚ではないということが決まってしまった
適当にお握りと卵焼きとウインナーでいいか……なんかめんどくさくなってきた
「じゃ、学校行ってくるから大人しくしててね」
「ヤダ~~!!彩葉も一緒居て!」
「無理、学校休めない。大人しくしてて」
「おう、行ってらっしゃい。気をつけてな」
「アンタも学校あるでしょ!!!」
「いや、さすがになんも出来ない子供置いていくこと出来ないし最低限、やってもらいたいこととかできそうなこと教えておこうと思ってな」
「どこに行くの!!パパも私を置いてくの!!」
「パパって呼ぶんじゃねえ」
こいつ、数時間でまたでかくなってるから完全に事案なんだよな見た目が
「いいから学校行くよ!!零士!!」
「ヤダ~パパ一緒居てよ~~~!!」
「イダダダダ、引っ張るなお前ら」
こ、このままだと彩葉側にサイクロンが、子供側にジョーカーが生まれてしまう!!
「……行ってきます」
「行ってらっしゃい」
とりあえず、今日一日だけはこの子に色々教えること。後日埋め合わせすることで決着がついた
「おはよ~彩葉」「彩葉、おはよう。」
「おはよう、真実。芦花」
「あれ?いおっち今日お休み?」
「知らない、あんな奴」
幼馴染の私よりも正体不明の宇宙人を優先したバカのことなんて知らないったら知らない
「何かあったの?」「きっと大変だったんだよ。」
二人が色々話しているが零士とあの子のことが気になって仕方なかった。
「今のままのペースを維持出来たら全然夢じゃないよ東大も」
「ありがとうございます。」
「親御さんも自慢の娘じゃない?」
お母さんの自慢の娘……
「だといいのですが」
「まだまだ時間はあるからゆっくり検討しよう」
「はい、失礼します」
「あ、そうだ。伊織にも進路希望出すように伝えといてくれないか?」
「分かりました」
失礼しますと言って職員室を出た私を待っていたのは友達の芦花と真実だった。
「彩葉、進路どうするの?」
「いおっちのお嫁さんでしょ」
「違うから!!//」
「じゃあ音楽系とか?それともeスポーツとか?」
「そんな才能は無いよ。東大とか行かないと認めてもらえなさそうだし」
「最低がそこ!?ハードル高」
「零士よりはマシだよこれでも」
「そうなの?」「この間、聖牙さん……零士のお父さんと零士が進路の話してたんだけど」
『俺、東大目指してんだけど』
『え?
『ハーバード首席卒業のアンタからしたらそうかもしれんがそれ彩葉の前で絶対に言うなよ』
『てか、零士ハーバード目指さないの?』
『お前の息子はそこまで成績よくねえよ。言わせんな』
「ってことがあって」
「いおっちのお父さんって何者なの?」「東大が簡単って…」
試しに東大の過去問を解かせたらオール満点を取っていた。
「おかげで私も零士も勉強たまに見てもらってるんだけどね」
数学の時に質問したら『まずプログラムを起動します』とか言い出したときはなんでやねんと思ったが
「ま、今日はいおっちもいないし女子会としゃれこみましょうぜ彩葉どん」
「新しいカフェできたから彩葉おいで~」
「え!?い、いや今日はちょっと」
女の勘が言ってる。あの宇宙人と幼馴染を一緒にしてはいけないとそのために早く帰ろうとしたが
「れっちご~」
「ご、後生ですから~」
二人のやさしさも無碍には出来ないため大人しく連行される
「彩葉ノートで赤点回避記念」
「お礼の品です」
「「ご査収くださ~い」」
「い、いただきます」
机に置かれたパンケーキはとても美味しそうであったため一口食べようとフォークを伸ばすと
シュバッっと素早い効果音が聞こえそうな勢いで目の前のパンケーキが一段消えた
「んまぁ~~~~~~~!!!」
な、なぜ例の子供が目の前に居るのか。幼馴染が面倒見てるんじゃないのか
「よ、彩葉」
「彩葉のお友達?」「彩葉の服着てる可愛い~」「パンケーキ食べる?」「パンケーキ、大好き!!」
「あ、アンタ零士はどうしたのよ」
「いおっちの知り合いなの?」
「それがさ~~」
「パパがどっかいっちゃった」
そう宣う宇宙人と鳴り出したスマホの画面を見て。どっちかが嘘ついてることが確定した瞬間だった。
本編時空ではお兄ちゃんでしたが幼馴染IFではパパで行きます。
イメージとしては某ガンマンと某名探偵な感じ
幼馴染IFルートを書くとしたら?
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新章扱い
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新作品扱い