「パパ~見て見て~配信始めたんだ~」
「パパって呼ぶなって何遍言ったら分かんだ……」
「ちょっと、勉強の邪魔したら駄目って約束でしょ」
「ちょっとくらいいいじゃ~~ん」
ったく、こいつはと思いながらパソコンの画面を見て見ると
『かぐやっほ~月からやってきたかぐやだよ。なんも思いつかないから今日はこれで終わり』
とまさかの数秒で終わるし
『ん?これで切れてるのか?』
おもっきし顔バレしてるし
『べ~~んべ~~~ん♪』
謎の不協和音が流れるしでとても世に出していい代物ではなさ過ぎた
「まさか、お前。最後の鎮魂歌もどきは」
「彩葉の部屋にキーボードあったから作った!!」
「は!?アンタ何勝手に使ってんの!?」
てか、彩葉キーボード持ってきてたのか
「でも全然上手くいかなくてさ~音出るからいけると思ったのに」
そういいながら適当にベンベンかき鳴らしていく
「あー!!もう、まずコードってのがあって……」
痺れを切らしたらしい彩葉がお手本を見せようとしたが一瞬固まった
「彩葉、大丈夫だ」
「聞かせて聞かせて!」
俺とかぐやのお願いを聞いた彩葉は数年ぶりにキーボードに手を伸ばして弾いた
やっぱ、音楽をしてる時の彩葉は綺麗だな
「凄い!!凄いよ!!彩葉!!ね!!パパ!!」
「パパって呼ぶなって言ってんだろ!!ったく、でも彩葉、綺麗だ」
「は!?////////」
「ひゅ~~」
俺、なんか変なこと言ったか?
「あ、アンタ急に何言い出すのよ!!//」
「何って、感想聞かれたから答えただけだろ?」
「昔からそうだったけど音楽してる時の彩葉、綺麗だよ」
そこまで言って馬鹿正直に素直な気持ちを伝えてしまっていたことに気付いた俺と彩葉は
「「////////////」」
お互いに目を逸らして赤面するしかできなかった
「??」
それを不思議そうに見ている宇宙人という謎空間が形成されかけた
「ねえ、彩葉。曲作って!!」
「無理無理、そんな時間ないし」
「彩葉の曲、私が歌えば大バズ間違いなしだよ!!パパだって嬉しいよね!!きれ~な彩葉みたいよね!!」
この悪童はどうやら先ほどの俺の恥ずかしいセリフを覚えていやがったようだ
「だ、大体曲はカバーでいいじゃん」
「や~~だ~~~~!!オリジナルがいい~~~~!!」
「お前、曲作るのがどんだけ大変か知ってんかよ…」
そんなカップ麺よろしく3分とかでは作れないんだぞ
「じゃあ、パパがなんとかしてよ!!」
「カバーで我慢しなさい。」
あと、パパって呼ぶなってマジで……何故齢17にして子持ちにならざるを得ないんだ…恋人だって居ないのに
「や~~~だ~~~~~!!絶対オリジナルがいい~~~~!!」
「邪魔するなって約束だったよな?」
「や~~~だ~~~」
ずっと駄々こね続けられては本当に邪魔になりそうだと判断した彩葉は部屋からノートPCを持ってきて一つのファイルを開いた
「これ、大昔に作ったやつ。もはや黒歴史だよ」
「いいのかよ」「これ以上駄々こねられても困るしね」
「うっほ~~~これ、彩葉が作ったの?凄すぎ~~!!」
「いいから、試しに聞いてみて歌ってみたら?」
そういわれたかぐやはご機嫌で鼻歌を歌い始めた
綺麗な歌声だな。それにとても楽しそうだ。
「彩葉!!プロデューサーになって!!それで一緒に優勝しよ!!この掘っ立て小屋から伝説が始まる」
「無理です、時間ない」
「おいこら」
都内の一軒家にむかって掘っ立て小屋とはなんだ居候の電柱娘が
「大体、邪魔しないって約束でしょ」
「ねえ、彩葉」
あ、かぐやのおねだり顔だ
「このまま終わりたくない……ハッピーエンドにしたいな~」
そうお願いされた彩葉は観念したような表情で
「それ、ズルくない?約束守ってくれるならね」
「やった~~~!!!パパも手伝ってくれるよね!!」
「俺?」
推しのライバーに男の影があるのはどうなんだと思い断ろうとしたが
「アンタだけ逃げれると思うなよ」
とても圧の強い声が聞こえたため観念して手伝うことにした。
次回は配信ネタで確定です。
投稿時間について
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朝7時頃に
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昼12時頃に
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夜18時頃に
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できたもんからさっさと寄越せ!
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お前の好きにしたらええんやで