第一ラウンドは負けてしまった
「やっぱプロ相手は強すぎるって」
「正攻法だと難しいよな。だからメンタルから攻撃してみたけど」
「パパ、結構あくどいことしてたよね」
まさかそこまで効果がないとは思わなかった。
「ねえ、二人とも。帝ってさ」
かぐやは空を見ながら帝について聞いてきた。
『第二ラウンドもトライデント継続です』
「ねえ、アンタ頭おかしくない?」
「そうか?そちらの大将よりマシだろ」
連射を全部避けてたら乃依から頭おかしい判定された……何故?
「何でそこまで帝を敵視するの?」
「お前には関係ない」
「ちぇ、つまんね」
つまらん問答をして時間を稼いでる間にかぐやが深海魚に乗って飛んできた。
「うっそん」
「マジなんだなこれが」
驚いてかぐやの方を見た一瞬の隙をついて加速し、乃依を撃破した。
「よし、行くぞかぐや」
「分かった。」
乃依を倒した俺とかぐやは櫓に向かった。
櫓に向かう俺とかぐやの前に帝が現れた。
「行かせないんだな~これが」
「………………かぐや先に行ってくれ」
「パパは?」
俺か?俺は
「あいつを殺す!!!」
「やれるもんならやってみろや!!」
帝に攻撃をしたが防がれてしまった。かぐやが櫓に向かう時間さえ一旦稼げばいい
「久しぶりだな、零士」
「そうだな、久しぶりだな」
「ずいぶん、手厚い歓迎してくれたやん」
「人望じゃないか?」
最初に煽ったことについてちくちく行ってくる女々しいやつ。とてもアラサーとは思えない
「今、彩葉と同棲しとるんやろ?どう?進展あった?」
「………………偉そうに」
あの日、あいつを置いていったアンタが……
『零士、お兄ちゃんが……』
泣いてる彩葉を放置したアンタが……
『なんで私一人にするん』
「今更!!!偉そうに!!!兄貴面すんな!!!!」
怒りに任せてラッシュを仕掛けるが
「………………つまらんな」
全部防がれてこん棒で腹を殴られた
「お前の全力はその程度なんか?」
「黙れ」
「そんな弱いやつに大事な妹を任せることなんて」
「黙れよ」
「ましてや俺に勝つなんて夢のまた夢ちゃう?」
「黙れって言ってんだよ!!!」
全壊加速して右ストレートを叩くがそれも防がれた
「俺は!!!アンタだけは許せない!!!!」
もう心の中はぐちゃぐちゃだった。
「アンタは彩葉を置いて東京に行ってしまった」
「そうだな」
「彩葉は泣いたんだよ!!置いて行くのかって一人にするのかって!!」
「お前が居るから大丈夫だと思ってた」
「アンタは昔から俺を過大評価する。俺は所詮隣に住んでるガキだ。何期待したのか知らねえけどアイツを守れたのはアンタだけだ。それなのに好き勝手して泣かせて今更兄貴面して現れて何様のつもりだよ」
今更、何をしたってアンタは……
「アンタは家族から逃げたんだ!!理解しあう努力をせずに逃げたんだ!!」
「アンタが一言でも彩葉に相談すればよかったんだ!!話し合えばよかったんだ!!」
「俺に託すつもりでいたのなら一言俺に言えばよかったんだ!!」
『彩葉を頼む』って一言言ってくれればよかったんだ
「話すことを諦めたアンタが今更何言っても空しいだけだ!!」
「二度と俺たちの前に現れるな!!!」
渾身の右ストレートを顔面に叩き込んで吹き飛ばしたが
「………いいたいことはそれだけか?」
「なんだと!?」
「お前の言い分をまとめるとお前は俺に妹のために
「自分で言ったよな?『所詮隣に住んでるガキだ』って。だったらお前なんかに俺のことや家族のことをとやかく言われたくない」
「大体、泣いて喚く程度はガキでもできる。お前は彩葉に何かしてあげたのか?俺が居なくなった時にしてあげれることがあったんじゃないのか?」
「……ッ!!」
図星だった。彩葉が辛い時に俺に出来ることなんて傍にいること以外に出来ることがなかったから。
「自分が何かした。できたのならお前の言い分に正当性があるかもしれない」
「だが、お前は何もできてない。何もしていない」
「その時点で俺のことをとやかく言う資格なんてない」
クッソ、俺はアンタにだけは死んでも負けたくない……
「ブラックオニキスはみんなに夢見せるのが役目だ。だがお前にはそんなことしない」
「夢は自分で見る!アンタなんかの助けなんていらない!」
「俺に負けたらお前。彩葉の前から消えろ」
「は?」
「言葉通りだよ。お前が居なければ彩葉はきっともっと強い子に育ってたはずだ。母さんも彩葉が強くなることを望んでる。だが、
「はっきり言ってやろう。お前が居る限り彩葉が母さんに認めてもらえることは一生ない」
その言葉と同時に繰り出した攻撃をモロに受けてしまい俺はダウンした。
同時に第二ラウンドを獲ったアナウンスが流れた
次回で竹取合戦終わります。
投稿時間について
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朝7時頃に
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夜18時頃に
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できたもんからさっさと寄越せ!
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お前の好きにしたらええんやで