卒業ライブがあと数分で始まる。
「彩葉、これあげる」
「これ、かぐやがいつも付けてたブレスレット?」
「そう、『名前』くれたから。パパにも何かあげたかったんだけど」
「んじゃ、一個だけいいか?」
「うん」
そう言ってかぐやを抱きしめた
「ぱ、パパ!?」
「かぐや、俺はお前のこと大好きだ」
「……うん」
「彩葉のこと大好きだ」
「知ってるよ」
「三人で過ごす時間が大好きだ」
「……かぐやもだよ」
「俺は不器用だし鈍いし口下手だからこんなことしか言えないけどさ」
「俺はお前と過ごせる未来を諦めない。だからかぐやも俺たちと過ごす未来を諦めないでほしい」
「うん……うん」
「ここって……」
「そ~、彩葉と零士のお願いでね~~」
ヤチヨの案内でライブ会場に足を運ぶとそこはKASSENのステージだった
「私がヤチヨなら二人に……」
月なら三人で過ごせると言えたのだろうか……パパは私達にずっと三人で居たいと願ってくれてるのに私はそれに応えることができないと心のどこかで諦めてる
「ノンノン!!かぐやじゃなきゃ出来なかった。それに未来は無限に広がってるんだよ」
そう言ったヤチヨはこちらにサムズアップを向けてきた
「たとえどんな未来になったとしてもかぐやならぜ~~~~ったい大丈夫!」
無責任だな~~
「でも、ヤチヨのそういうところ。嫌いじゃなかった」
ライブ会場の控え室で最終確認を進めているとステージの案内を終わらせたヤチヨがこちらに戻ってきた
「かぐや、めちゃくちゃ燃えてたよ」
「そっか」
「ありがとヤチヨ」
「いえいえ~~これも役目ですので~~」
『各所準備完了だよ~。頑張ってね皆』
「ありがと父さん」
「行ってらっしゃい。ヤチヨはこれ以上先に進めないけど彩葉なら………ううん」
「彩葉と零士ならぜ~~~~ったい大丈夫!!」
「ありがとヤチヨ」
「ありがとなヤチヨ、俺ヤチヨに感謝してることたくさんあるんだ。何ができるか分かんないけどさ」
「全部終わったらみんなで遊ぼうぜ。配信とかそういうの抜きにして」
「え?」
「あ~わり、変なこと言ったよな」
急に遊びたいとか何言ってんだろ。ヤチヨも驚きすぎてポカンとしてるし
「ううん!!ヤチヨもみんなと遊びたい!!」
「そっか、それならよかった」
『突如、ツクヨミに現れた!超新星、かぐやが電撃引退!!最後のファンサだ!!目に焼き付けろ!!!』
かぐやのファンを公言している忠犬オタ公が涙交じりの声で会場を盛り上げる。
そこかしこから、かぐやの引退を惜しむ声が聞こえてくる。
「みんな、ありがとー!」
そんな中かぐやがスポットライトを浴びながら登場した。
「今日でお別れみたいなんだけど、悲しくはしたくないんだ!だから…ハッピーに卒業させて!!」
すると、月に曇天が広がりそこから月人が現れた。それに呼応するようにかぐやの後ろから桃が降ってきた
「「いえ~~い」」
「かぐや、ライブの余興!」
「悪いな、かぐや。俺たちはお前が卒業することなんて全く望んでないんだわ」
「そ~そ~、俺はかぐやちゃん最推しだからな最推しの引退を止めれるならなんだってする」
「俺たち、勝つつもりで全力でやるからさ」
「終わったらドンキに行って材料とか色々買ってパーティーしよ」
全く、わがままな人たちだな~~……帰りたくなくなっちゃうよ
でもこれが私があの時『いいな』って思ったものなんだね
「そっか……」
眩しいな……
「みんな自由だ!!!」
次回は戦いますので何卒よろしくお願いします。
ツクヨミインフォ2見た?
アマテラス彩葉、控えめに言ってやばない?
みんな可愛いのは当然なんだけどね。なんか一人だけ艶が違うっていうか
投稿時間について
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朝7時頃に
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昼12時頃に
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夜18時頃に
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できたもんからさっさと寄越せ!
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お前の好きにしたらええんやで