ブロロロロ・・・
ヤチヨカップの結果発表があった二日後、俺と酒寄は
『見事に負けたな。それで?お願いって何かあるのか?ヤチヨカップの優勝と直接対決の分で二つ聞いてもいいぞ』
という帝に対して酒寄は
『引っ越ししたいから保証人になってほしい。』
とお願いしていた。もうひとつのお願いはまだ決めてないとのことだ。
予定のお店の前についたら、約束の相手がもう来ていた。
「こっちでは初めましてだな。酒寄朝日だ」
「約束の日をずらすことにして申し訳ありません。伊織零士です。」
本来は、優勝が決まった次の日に会う予定であったが大会が終了しかぐやと酒寄がヤチヨと打ち合わせをするため、一足先にログアウトした瞬間・・・
『ぜ、全身に!筋肉痛が!!』
極度の筋肉痛に見舞われ、一日動くことができなくなっていた。酒寄には保証人の話をしに行くだけだから一人で行くように伝えたが『お兄ちゃんから、伊織君も連れてくるように言われてるから一人で行ってもあんまり意味ないの。・・・それに、伊織君のこと心配しちゃだめなの?////』
とのことだった。朝日さんが俺にも話があるって何のことだろう?
「彩葉は、引っ越しの話だったよな。いいぜ、家ごと買わなくていいのか?」
「成金め…」
「ええ…」
保証人の話をあっさり引き受けただけでなく、家を買わなくていいのか聞いてくるなんて…プロゲーマーってそんなに儲けれるの?…怖いな現代社会…
「おい酒寄、失礼かもしれんがお前の兄貴、ぶっ飛びすぎじゃないか?」コソコソ
「失礼じゃないから大丈夫」コソコソ
「んで伊織零士、君に話ってのはな。彩葉と仲良くしてくれてありがとうってことと
は?俺が…ブラックオニキスに…?
「なんで、いきなりそんな話になったんですか?」
わけが分からず、理由を聞いた。ブラックオニキスは3人チームだったはずだ。
「理由は主に3つ、一つ目は来年開催されるイベントが
一つ目の条件はわかる。ブラックオニキスは3人グループ、イベントに参加するにはあと一人必要。でも一番気になるのは…
「お兄ちゃん、業界が伊織君を探しているってどういうこと?」
そうそれだ、確かにこの間の対戦で勝ちはしたが
「突如現れた、新進気鋭の超新星。
「最後に、俺がお前とチームを組んでみたいと思ったから」
は?ブラックオニキスの帝アキラが俺を知っていた?なんでだ?
「俺たち…というか、俺がかぐやちゃんのファンで結構前から目をつけてはいたんだけどな。まさか、彩葉の彼氏だとは思わなかったわ~はっはっは」
「「っ!////////」」
は!?////急に何を言い出すんだ!この人は!?
「べ、べべべ別に!私と伊織君、つつつつ付き合あってないよ!!////」
「そうですよ!////こんな美人!俺にはもったいないですよ!!////」
「!?!?!?////」バシバシバシ!!
「えっ、ちょっ、痛い痛い!バシバシ叩かないで!」
「はっはっは、この調子でこれからも仲良くしてくれたらうれしいよ。今日は保証人のサインだけど、婚姻届けも俺が保証人になったるからいつでも連絡してきて大丈夫だぞ。」
「「!?!?!?////」」
まさかの発言に酒寄と俺が思わず固まってしまいその様子を朝日さんが楽しそうに笑っていた。
余談だが、その日は一日お互いに目を合わすことができずに
「二人、喧嘩でもしたの?伊織、ちゃんと謝っときなよ?」
かぐやから喧嘩したのかと疑いを懸けられた。しかも俺が悪い前提で…
伊織君、まさかのブラックオニキスへの勧誘の話でしたとね!イメージの中では朝日お兄様、もうちょいシスコンにする予定でしたが有言実行した伊織の事認めてます。やったな!めでたしできるぞ!