承認欲求モンスターは一緒に超かぐや姫!の二次創作をしてめでたししようぜ!
って話を何話かに一回している気がします。そのくらいやばい…
「酒寄、かぐやの荷物ここにまとめてるから」
「ありがとう伊織君」
朝日さんから保証人の印鑑をもらった次の日、俺は酒寄とかぐやの引っ越しを手伝っていた。
「うおおおおお、最強になった気分…」
かぐやはマンションのバルコニーに顔をだし、外の風をめいっぱい浴びていた。
「かぐやのシャンプー切れたから、買ってくるね。」
「かぐやも一緒に行く!」
待て待て、お前の荷物まだのこってるんだぞ…
「ちょっと、まだ荷ほどき死ぬほど残ってるでしょ…」
「うぇぇ!…」
「ほら、かぐや。終わったら引っ越し祝い用意してるから頑張ろうぜ」
「ふう~、だいぶ片付いたかな?」
とりあえず、男の自分が触っても問題なさそうな小物なり家具なりは大体片付いたがなんか…人の気配がしない気が…
「かぐやー?そっちの進捗どうだ?」コンコン
反応がない?もしや?
「かぐや~?入るぞ…って、もぬけの殻じゃねえか!!」
そこには、整理中の段ボールと洋服、そして配信用の道具しかあらず肝心の家主が居なかった。
「しゃあない、洋服とかは触るわけにはいかねえし、整理できるだけ整理するか…」
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あの後、酒寄とかぐやが買い物から帰ってきた。
「か~ぐ~や~?片づけずに何してたのかな~?」
「いひゃい、いひゃい!リアルだからちゃんといひゃい!」
「全く…洋服とかは流石にノータッチだけどある程度は片づけてるから」
赤ん坊の頃から知っているとは言え、流石に異性の洋服を触る気になれなかった。
「ありがとう、伊織君」
「気にすんな。悪いのは逃げ出した
「ほめて遣わす!!」
「やかましい!!」
「「「ぷっ、ははははは!!」」」
そんなやり取りをしていると全員が示し合わすように吹き出し、笑いあった。
その日のお昼は、パスタを自作して食べた。かぐやと酒寄が仲良く製麺機を回している様子は仲のいい姉妹のようなカップルチャンネルのような雰囲気であった。
「うま!」
「美味しい!」
「んまあ~~~~!!」
三者三様のリアクションを取っていたらかぐやが立ち上がり
「一番かぐや!ここ10年でさいこ~~~!!」
とポーズを取りだした。それに対して
「「お前(あんた)生まれて一か月でしょ!」」
と二人して元気よくツッコんで
「「「ぷっ、ははははは!!」」」
また、仲良く笑いあった。
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「ただいま。」
酒寄とかぐやの新居でお昼を食べた後、残りの荷物が洋服とかが中心のため手伝えることもなさそうだったため家に帰ってきた。かぐやは
『え~~、泊まっていかないの~~!!』と言っていたが、さすがに引っ越し初日にお邪魔するのは気が引けたので丁重にお断させていただいた。
「かぐやのやつ、結局あんまり荷ほどき終わってないってどういうことだよ…」
かぐやの荷物がなくなったことで広くなったこの部屋で一人こぼす。その脳裏には
『伊織!あそぼ!』と誘いに来るかぐやや『伊織君、かぐや来てない?あっ!あんたまた!もの増やして!』とかぐやを怒りに来た酒寄の姿
『伊織ー!』『伊織君』
一か月という短い期間であったが、隣に住んでいた二人と過ごした様々な思い出がよぎり
「あれ…、可笑しいな?…雨漏れでもしてんのかな…このアパート、ぼろいし…」ポタポタ
俺は、あの二人に思った以上に救われていたことに今更ながらに気が付いた。あんなに偉そうに頼れとか助けるとか言ってたのに
「…あの二人に一番助けられてたのは、俺のほうだったのか…」
その日から、伊織零士の心の中にはぽっかりと穴が開いたような気がした
いや、違うんです。こんなに謎の曇らせをしたかったわけじゃないんです。
本当は、小道具の中に彩葉の下着があって「のび太さんのエッチ!」的なことを書こうと思ったんです!でも、彩葉がそんなミスするわけなくね?となり更に、伊織も「酒寄のものは流石にまずい」くらいの理性はあるから起きるわけない事象だったというわけで曇らせました?かぐやの荷物?あいつは妹か娘みたいなもんだから特に気にしません。体裁は守るけど見かけても平然とたたんで棚に片づけます。