かぐやが卒業を発表した次の日、俺と彩葉はかぐやの事、その時にやろうとしてることを話すためみんなをツクヨミに呼び出した。
「か~、かぐやちゃんが月のプリンセスだったとは!わかる」
帝ってほんとにかぐやのファンだよな…いっそ尊敬するわ
「築地生まれじゃなかったんだ。」
「海行っても肌真っ白だったもんね」
「かぐやちゃん、変だとは思っていたが親じゃなくて月が迎えにくるのか」
とりあえず、納得と理解はしてもらえたみたいだな。
「ヤチヨ、かぐやを守ることってできないかな?」
そう、ツクヨミの管理人たるヤチヨなら対処できるのでは?と思い確認をしたが
「う~ん調べてみたけど、どこからアクセスしてるのかわからなかったんだよ。ごめんね」
まあ、期待してたかどうかで言えば、ヤチヨには悪いが望みは薄かったのでこれは想定内。
「かぐやちゃんがログインしないってのは対策にならないの?」
綾紬のシンプルな対策案については検討はしたが、答えは
「NOだな。そうなれば間違いなく現実に現れるしこちらに対抗手段がなくなる」
そう…かぐやの存在は本質的には電子の存在に近いと思われるため、何もできずにかぐやだけが居なくなる可能性が高い
「相手がツクヨミに来てくれるなら、こっちで追い払えばいい。だろ?」
全く、この男はこちらの考えが読めるのか…
「帝の言う通り、相手がわざわざツクヨミに来てくれるのなら敵を一匹残らず倒して、かぐやを守る。」
もう、彩葉に大切な誰かを失うようなことは絶対にさせない。
「そうだね、私もやる。」
「「よろしくお願いします。」」
二人で頭を下げてみんなにお願いをした。こんな荒唐無稽なお願いを聞いてくれると信じて
「…わかった。早速準備だな。乃依」
「え~あれ~…」
「リーダーは絶対」
そこから黒鬼が準備に早速動いてくれた。つづいて綾紬と諌山、稲葉が
「来年もみんなで海に行こうね。」
「温泉もいこー」
「花見だってしたいな。いい場所を知ってるんだ。」
みんなの優しさに涙があふれそうになるのをこらえながら
「ありがとう…みんな」
感謝を伝え、その日は解散となった。
「彩葉、絶対勝とうな」
「当然でしょ。」
皆がログアウトした後
「待って!」
ヤチヨが俺を呼び止めた
「私先に行ってるね。」
「おう…ところでヤチヨ、俺に何か用?」
そういえば、ヤチヨとはあまり話したことなかった気がする。まあ、相手は超有名人だしあたりまえだけど
「聞きたいことがあるの…レイ、君は何者なの?」
俺が何者か?ヤチヨには俺が宇宙人にでも見えてるのか?
「俺はかぐやの兄貴分で彩葉のお隣さんだよ。それ以上でも以下でもない」
「そう…もう一つだけ聞かせて?彩葉の事好き?」
何を聞いてくるかと思えばそんなことか
「好きだよ。だから、あいつの笑顔をもう二度と奪わせない。」
そのために月と戦う。そう決心しているとヤチヨは納得したのか
「君の覚悟はわかったよ。こっちも色々準備しておくから頑張ってね☆」
そういって俺の前から消えていった。
「勝たなきゃいけないんだ、どんな
不穏な終わり方!考えたの誰だ!私です!ほんとは入れたいこととかあったけどなんかしっくりこなくて数回リテイクしてます。己に!くやしい!