「むぅー、どうすればいいのだ!!」
かぐやは大変悩んでいたそれは…
「どうしたら、
自身にとって、れーじと彩葉は大切な家族のようなものだがそれはそれとして、二人が両想いなのは明らかなのだ、生後一か月くらいの宇宙人たるかぐやの目から見ても…
「芦花に聞いても、真実に聞いても『そっとしておけ』としか言ってくれないし」
稲葉に至っては『え?二人をくっつけたい?難しいんじゃないかな?伊織は少なくとも3人で過ごす時間を大切にしてるみたいだし』
確かに、れーじはあの日以降、何かと3人で過ごす時間を優先するようになった…なりはしたしそれはうれしいのだが、その結果二人のあまずっぺえ恋愛模様を一番特等席で
かぐやには時間がないのだ、最後の日までに二人をくっつけて少しでもお別れの悲しみを減らしたい…そういう思いもあるが単純に
「もどかしくて見てられないんだよね…」
宇宙人たるかぐやにまでそんなことを言われる始末
「そうだ!!」
悪魔の計画が始まる予感がした
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「はぁ~~~~」
「どうした?彩葉?深いため息ついて」
「いや、作曲がうまくいかなくて」
「親父さんと作ってたってやつか?」
そう、かぐやの要望でお父さんと作ってた曲の続きを作っていたのだが進捗はあんまりよろしくない
そんな時にかぐやが『ちょっと買ってきてほしいものあって、重たいかられーじと一緒に行ってきて』と母親かお前はと言いたくなった。零士も自分ひとりではダメなのかと聞いてくれたが
『え!?あー、えーっと、二人!二人じゃないとダメ!彩葉、最近頑張りすぎだからお出かけで気分転換してきて!!』とめちゃくちゃ目が泳いでいたため何か企んではいるんだろうと思う。
「さっさと買い物終わらせて続き作らなきゃ…」
「ほんとに、無理すんなよ?」
分かってはいるが無理しすぎない程度に無理しないと完成する気がしないのだ
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『れーじ、彩葉ここ最近頑張りすぎているからデートして気分転換させてきて!』と半ば強引に連れ出された俺は
「お兄さん、一人なんですか?」
「私たちとお茶しません?」
めっちゃナンパされてた…彩葉が少し離れた瞬間にハイエナのようによってきたのだ。
「あ、あの!俺、友達と来てて…」
「え~~、そうなの~~、男の子?一緒にどう?」
「え!?や、男じゃなくて…「何してんの?」…彩葉!」
来た!
「なんか…怒ってます?」
「怒ってません!!」
…怒ってんじゃん、さっきのお姉さんもそそくさと去っていったし
なんて言おう…『伊織!ここは【俺が好きなのはお前だけだ、お前しか見えない】と言って酒寄さんを抱きしめるんだ!!』これは心の中の
『れーじ!』
か、かぐや!!お前ならきっと的確なアドバイスをくれると信じていたぞ!!
『ここは【彩葉が好きだ!】って言ってめでたしするんだよ!!』
…これも悪魔でした。
「さ、酒寄さん?酒寄彩葉さん?」
「……何?」
怖いよ!でも言わないとな…
「助けてくれてありがと、ほんとに助かった。」
「…でれでれしてるように見えたけど?」
え~そんな風に見えてたのかよ…
「彩葉の方が可愛いのに?」
「えっ!////」
「あっ!////」
思わず本心を伝えてしまった////…恥ずかし!////
「ふーん、なら許す!」
なんかわからないが、機嫌がよくなったみたいだ。
「ありがたき幸せ」
「それと、そういう事あんまり言わない方がいいよ」
そういう事ってなんだ?
「か、かわいいとか簡単に言っちゃだめなんだよ////」
「彩葉にしか言わないけど?」
「////」バシバシバシ
「えっちょ、痛った!叩かないで!」
結局、買い物している間は事あるごとにバシバシ叩かれた。
その日の晩に3人でご飯を食べていると
「「……」
買い物中のこともあったため絶妙に気まずい空気になっていると
「れーじ、何があったか知らないけどちゃんと彩葉に謝っときなよ?」
また、俺が悪い前提で謝罪しておくように言われた。
違うんですよ。まじめなお話を書くつもりだったんです。最初は、でも書き直しても書き直してもしっくりこなくて!もう、ボケればいいや、俺がイチャコラを書きたい!という衝動が抑えられなかったんです。伊織零士は天然たらしの才能が有ります。