2026/04/01 ちょっと修正しました。
アルスに負けてリスポーンした俺が最初に見たのは
『最高の卒業ライブでした!いっぱいお土産貰っちゃった。みんなありがとー!』
かぐやがファンに向かって最後の挨拶をしているところだった…
『名残惜しいけど、これでおしまい。』
「(嫌だ!いやだいやだ!絶対に嫌だ!行かないでほしい、待ってほしい、まだやりたいことも連れていきたいところもたくさんあるんだ!腕の痛みなんて知らない!全身の痛みなんて知らない!そんなもんのせいでかぐやを失うのは嫌だ!彩葉に二度も大切な人を失わせるのは絶対に嫌だ!)」
失いたくない、その一心で小手にエネルギーをチャージし飛び出した
「かぐやァァァァァァァ!!」
精一杯に手を伸ばした届くはずもない距離だとわかってる、けれど伸ばさなければ!!この手を伸ばすことができる限り!例え人でなくなったとしても!
『それから…彩葉、れーじ…大好き』
かぐやに伸ばした手がリアルで握られた感覚があった、その温もりがお別れの挨拶であった。
「絶対に迎えに行く!!何十年かかったって何千年かかったって!絶対に迎えに行くから!!ちゃんといい子にしてろよ!!!」
それが俺にできるせめてもの抵抗であった。
その言葉を聞いたかぐやの顔はこちらが泣きそうになるくらいの笑顔であった。
そしてかぐやはそのまま月に帰り、俺は地面に落ちた。
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「みんな、お疲れ様でした。今日は本当にありがとう…先に帰るね」
多分、私はそう言ってログアウトしたんだと思う。横にはかぐやが来ていたはずの服とヘッドセットが落ちていた。その隣には、ツクヨミにログインしている零士の姿があったが
「え!!」
零士の腕に謎の傷がたくさんついていた…腕以外にも全身の至るところに傷がついていた
「ログイン前にはこんなのついていなかったはずなのに…」
「うっ…くっ…」
「零士!!」
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「零士!腕!怪我してる!!」
そう言われて自身の腕を見ると、アルスの攻撃を受けたり防御したところに傷ができていた
「心配…するな…彩葉、これは…俺の罪だ…」
二人を守ることができなかった俺への罰だとだから気にしないでほしいと伝えると
「零士!?零士!しっかりして零士!」
そのまま意識を失った。
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目を覚ますと知らない天井だった
「こ…ここは?」
「病院だ馬鹿弟子」
「師匠…」
そこには師匠と泣きつかれて寝ていると思われる彩葉がいた
「今日は、9月の何日なんだ?」
「15日だ、三日は眠ってたんだよ。お前は」
三日、かぐやが居なくなってからそんなに経ってしまったのか…
「そうか、皆に心配かけたな…また、謝らなきゃいけないことが増えた…」
かぐやの事、弱い自分の事…全部謝らないといけないと思った。
「そうだな、まずは最初にそこで眠ってる可愛い彼女に謝ることだな。」
「べ、別に////彼女じゃ////」
「その子が、泣いてたよ。『置いていかないで』って」
置いていく…そうか俺は彩葉をまた泣かせてしまったのか…
「お前、
アシムレイト?知らない言葉だと思い聞き返すと
「アシムレイトってのは、簡単に言うとアバターと同化することで起きる現象だ。」
確かに、アルスと戦っていた時に自身がアバターと完全にリンクしているような感覚があった。
まるで自身がアバターと一体化しているような不思議な感覚だった
「その力は、本来起きないはずの現象をいくつか引き起こす。例えばプラシーボ効果によってチートツールなしにアバターの性能が向上したりな。」
「そんなことありえんのかよ…アニメじゃないんだし…」
眉唾物だとしか思えない師匠の話に思わず反論してしまった。
「実際にお前が起こしてんだから言ってるんだろ…いいことばかりじゃないんだよ、この現象は」
「この現象はデメリットもある。ノーシーボ効果によって
「!!」
生身が傷つく、そうか今の俺の傷は全部そのアシムレイトって現象で出来たものだったのか
「その力を初めて見た人はこう言ってたらしい、『
それは、アルスが俺に言った言葉だった。自覚…アシムレイトを使っている自覚ってことか…
「そんな素質あったところで…
そんな俺の言葉を聞いた師匠は肩を竦めながら
「お前…相当やられてんな。とにかく、明日には退院できるから寝ろ」
「彩葉ちゃんは、病院に言って一日泊まれるようにしてるから」
そう言って、師匠は部屋から出て行った。さっきまで眠りこけていたのに寝れるわけがなかった。
「彩葉、ごめんな…、俺が弱いばかりに要らない心配をしてしまって。」
傍で眠っている彩葉の頭を撫でながら
「彩葉、好きだ」
本当はかぐやを守れた時に言おうと思っていたことを伝えた。
もうね、伊織零士はビルドシリーズの設定の塊みたいなキャラは割と予定調和でした。個人的にはね!本当は次元覇王流もちゃんと使わせようとか考えてました。やりすぎじゃね?となり変更しましたけど