お隣の様子が急におかしくなってしまった   作:納豆伯爵

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特訓編(一話だけの予定)スタートです。

最後のほうちょっと編集しました。読み直すと違和感あったなり信成


地獄の特訓 SETSUNA10000人切り

『挑戦者求、SETSUNA10000人対戦耐久配信』

概要欄:ちょっとした事情があってSETSUNAの耐久配信します。誰でも参加可能

 

師匠が最初に課してきた修行は『まずはVRの体に慣れること、そのためにツクヨミ内でずっと過ごせ。ログアウトしていいのは充電が切れた時だけ、ついでに10000人くらいと対戦してこい。出来たら次のステップに進むから。』というものだった。なお、配信して進捗をわかりやすくするようにも言われているため、配信しながらになる。

「えー皆さんこんにちは、レイです。ちょっとした事情があって配信しております」

{どういうことだってばよ}

{ごめん何人って書いてる?}

{見間違いじゃなければ一万って書いてますね}

{馬鹿かな?}

「先ほども話しましたが、ちょっとした事情があって配信しております。これクリアするか充電切れるまで耐久ですのでどしどしかかってきてください」

{新手の挑発かな?}

{あの小手の力見てみたいような見てみたくないような}

{かぐやちゃん元気ですか?}

「…うん、元気だと思うよ。」

{レイとかぐやちゃんは実の兄妹ではない定期}

{え、あの距離感で?}

{そうだぞかぐやちゃんはいろPの妹だぞ}

{違う、そうじゃない}

「なんか…コメント欄が勝手に盛り上がってますので始めていきたいと思います。」

 

こうして、ほぼ不眠不休の対戦が始まった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

次々やってくる挑戦者をちぎっては投げちぎっては投げ、そうして100人目の挑戦者が現れた

「やあやあ、レイ!また君は音信不通になってどういうことだい?そんなに僕を心配させたいのかい?」

「イナバ…」

{お、まみまみトップオタのイナバさんやんけ}

{音信不通ってそんなに頻繁になるようなもんじゃなくない?}

{お兄ちゃん、山で生活でもしてんの?}

「視聴者の皆さん!どう思いますか!彼はこの2か月と少しの間に3回も音信不通になってるんですよ!!」

「ほんとにごめんな!!」

{何してんの?}

{スマホお持ちでない?}

{単純計算で月に1.5回は音信不通になってんのやばない?}

「というわけで、これは皆を心配させた天誅を下さねばなるまいと思い参加したよ」

「まじかよ…」

{やったれやったれ}

{ちゃんとぼこぼこにした方がいい}

コメントくらい俺を擁護してもよくない?まあ全部俺が悪いんだけどさ

 

「いくよレイ、負けたら罰ゲームだからね」

「待て待て、唐突に変なルール追加すんな」

 

FIGHT

 

「行くよ!はっ!」

イナバが勢いよく薙刀を振るってきた

「ふっ!おらぁ!!」

「甘いよ!」

そう言いながらイナバは柄で反撃してきた

「ぐっ!やるな…」

「レイ、なんで小手の機能を使わないんだい?舐めプ?」

「ちょっとした事情があってな」

そう、師匠はこの対戦の際に一つ条件を課していた。それは『小手の機能使用禁止な。それは現実には存在しないものだから』というもの。イナバや他の挑戦者たちには悪いがこうしないとアシムレイトの精度が高まらないらしい

「まあ君に天誅を下すのにも罰ゲーム与えるのにもちょうどいいけどね!!」

そういって薙刀を振り下ろしてきた

「ふっ!」

{真剣白羽取りだ!!}

{薙刀相手にできるのかよ}

{お兄ちゃんは変人定期}

そのまま、薙刀を奪って回し蹴りを打ち込んで勝利

「いやー、負けたよレイ。」

「はぁ~、何とか勝った。」

{罰ゲームなにさせる予定だったの?}

「罰ゲームは僕に隠してることを全部話させる予定だったよ」

「……別に隠し事なんてしてねえよ?」

「嘘をつくな!今回の音信不通はいろPさんから大体の事情(かぐやちゃんのため)は聞いている!けどそれが全部じゃないだろ!!」

うっ!鋭い…確かに彩葉にお願いして、皆にはかぐやを迎えに行くために修行するから学校を休むと言ってくれとはお願いしたが、自分の生まれについては話さないでほしいともお願いしていた。

もちろん、アシムレイトのリスクの事もだ。

「全部を話してくれるとは思ってもいないからそこは深く追求しないけどね!心配しない理由にはならないことを忘れるなよ!」

そう言って、イナバはログアウトした

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

500人目の挑戦者が現れた

「お疲れ、レイ君」

「ROKAか、珍しいな」

なんだかんだで、綾紬と二人だったのは無かった気がする。

「私もレイ君に聞きたいことたくさんあるからね。手加減しないよ?」

「望むところだ」

 

FIGHT

 

「はっ!」

ROKAがネイルガンのような武器をこちらに射出してくるが

「おら!!」

その全てを叩き落としながら接近していき

「っ!」

「サレンダーしろ」

拳を顔に当たる寸前で止めた

「……降参」

 

 

「いやー流石に強いね」

「そりゃどうも」

結局、聞きたいことって何だったんだろ…

「次、いろP泣かせたら許さないから」

お前もかよ…

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

そして最後の一万人目に彩葉が現れた

「私も言いたいこと色々あるからよろしくね」

「お手柔らかにお願いします…」

 

FIGHT

 

「あっぶね!」

彩葉がいきなりブーメランを投げてくると思わなかった俺は思ったより大きな回避行動をとってしまった。

「零士に言いたいことたくさんあるからね!!」

まじで次は何で怒られるんだ俺は…

「あの日、傷のこと『俺の罪』とか言ってたけどアンタになんの罪があるの?」

何の罪があるかなんて単純だ…

「俺が弱かったからかぐやを守ることも彩葉の笑顔を守ることもできなかった…俺が弱いばかりに要らない心配をかけてしまった…それが…」

俺の罪だ、そう言おうとした瞬間

「ふざけんな!アホ野郎!!あたしは少なくともあの時、『絶対に迎えに行く』って言うてくれただけで救われてんだよ!!」

彩葉がブチ切れた

 

 




一話の予定だといったな、あれは嘘だ。
予定は未定
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