お隣の様子が急におかしくなってしまった   作:納豆伯爵

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息抜き回が続いてるよなって、それは本当にそうなんです。
ちょっと最後のほうが若干煮詰まっているんです。しっくりこないニュースのほうがしっくりくる程度には…


ウソ泣きにご用心

自宅のタワマンについて師匠に例のビー玉を渡した。

「これが連絡した光るビー玉。」

「おう、さんきゅ。これでLLSも最終調整ができる。」

最終調整!?ってことはそれが終われば

「かぐやを迎えに行けるのか!?」

「準備が完了したらな、そうなったら改めて教えるからおとなしく勉強してろ」

そういって師匠は部屋に引っ込んでいった

「準備が整うまで待つしかないか。」

そう思い、翌日の準備をした。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「ほい、京都土産」

「やった~優斗君、八つ橋だよ。」

「伊織、八つ橋とは分かってるじゃないか」

「私の分までありがとね」

京都から帰ってきた次の日、稲葉・諌山・綾紬の3人に京都のお土産を渡していた。彩葉には昨日帰ってから渡している。

「そういえば、酒寄さんも京都出身だったよね?一緒には行かなかったのかい?」

「私はバイトあったし。それに…」

「バイトならしょうがないよ優斗君」

やっぱり、苦手意識みたなもんはすぐには払拭できないよな。

「まあ、そうだね。ところで伊織、君絶対京都で何か面白いことが起きたろう」

「な、何も起きてないよ?」

こいつ、地味に鋭いよな。鈍感とかいう言葉とは程遠い

「嘘つくな!みんなで話してるときは話してる人のほうにちゃんと顔を向けてるのに酒寄さんのときだけ微妙に視線逸らしてるの気づいてないとでも思ったのか!!」

俺、そんな癖あったのかよ…

「確かに、昨日から微妙に目線が合わない気がする。」

「あーあー、彩葉泣いちゃった」

「えーん(棒)」

「いおっち責任取らないと~」

「えぇ…」

何なんだ、酒寄家は俺をからかうのに楽しさを見出してんのか…朝日さんといい紅葉さんといいキャラ崩壊してんじゃねえか。

「これは抱きしめて、『ごめん彩葉』しかないね。」

悪魔かな?みんないるのに抱きしめるのはよくない気がしますよ?俺はそう思う。

「真実、綾紬さん、一度二人だけにした方がよさそうだね」

「そうだね~」

「分かった。」

対応に困惑していると諸悪の根源(稲葉)が彩葉と二人だけにしようと諌山と綾紬を連れて行った。

「で、零士は何で昨日から目を合わせてくれないの?」

「そうですね、なんと説明したらよいのか…」

京都での出来事をどう説明しようか迷っていると彩葉の目がウルウルしだした。

「本当は、また何か無茶したんじゃないかって心配で…」

「京都駅でばったり朝日さんに会って、彩葉の実家の隣が父さんの家でなんやかんやあって彩葉の実家で晩御飯までご相伴に預かりました!!」

もうね、なりふり構わずに叫びましたよ。彩葉の泣いてる顔は個人的にトラウマなんだよ!!

「え?なんでそんなことになったの?」

「俺が一番知りたい…」

あまりにも衝撃的な事実に涙が引っ込んだ様子の彩葉だった

「ところで、彩葉さん…」

「何でしょうか零士さん」

何か次は彩葉が目を合わせてくれないけど

「その手にもっているものは何ですか?」

「目薬だけど?」

「ウソ泣きだったの?」

「うーん、零士を心配してたのはホント。泣いてたのは嘘」

「そうですか、心配してくれてありがとな。」

「ウソ泣きについては?」

「別に怒る理由なくね?結局俺が原因で招いたことだし。」

「そっか…」

「そうだよ、誰が悪いかっていえば彩葉には申し訳ないけど朝日さんが悪い」

ひどい責任転嫁である。哀れ酒寄朝日

「ええ~お兄ちゃんまた零士をからかってたの~」

あ、彩葉的にもそういう認識なんだ。そう思いながらお互いにしっかりと目を合わせながら京都の話で盛り上がった。*1

 

「「「「「「「「「(伊織絶対頃す!!!)」」」」」」」」」

 

なお、一部の男子には反感を買いまくっていた様子であった。

 

「コーヒーってこんなに甘かったっけ?」

「優斗君、それブラックなんだけど」

「というか、あの二人実家まで隣同士なんだ。新手の少女漫画みたい」

 

 

月はまだ見えない

*1
雰囲気が付き合って3年くらい経ってるカップルのそれ




スマホで2030年の満月はいつかを検索しようとすると9月12日とかいう何処かの作品のファンしか調べてねえようなサジェストが出てきて笑いました。

私はこの作品、稲葉を書いてる時と零士をいじってる時が一番筆が進みます。
なんででしょうね(ゲス顔)
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