構成を見直してますが、推定2か3話くらいが限界です。
ノリと勢いだけで書いてるため、唐突に最終回がくる可能性大です。
月から地球に帰る途中でかぐやが
「れーじ!!話せること全部話してね!!」
と言ってきたのでかぐやの卒業ライブの時にアルスと闘って負けたこと、その時に彩葉を泣かせてしまったこと。喧嘩してしまったこと、仲直りしたこと。
父さんの研究の事、アシムレイトを制御するためにいっぱい無茶したこと、怪我したこと。
月の世界に行くためにやったこと全部を話した。
「迎えに来るって約束を守ってくれたのは本当にうれしいけど、彩葉泣かせたらダメじゃん!!」
「誠に申し訳ございませんでした。」
「ボロボロの状態で約束を守ったれーじを見て彩葉は笑えるの!!」
『そんなぼろぼろの零士が迎えに来たとして、かぐやは笑顔になれると思ってるの!!』
「…かぐやも彩葉と同じこと言うんだな。」
「当たり前じゃん!!れーじが傷つくのはかぐやも彩葉も嫌なんだもん!!」
「そうか、ありがとう。心配してくれて」
他愛もない話をしていると、地球につながる扉の前まで着いた。
「結構近かったんだね。体感だと10分も歩いてないよ。」
「……きっと父さんのおかげかもしれない。最期の力で扉を近づけるって言ってたし。」
「れーじのお父さんってほんとに何者なの?かぐや以上の激やばハイスペックなんだけど」
「研究者で、親ばかで、最高の父さんだからそれだけ分かれば俺は十分だ。」
「れーじがそれでいいならいいけど…」
「詳しく知りたかったら地球に戻ってパンケーキ食いながらでも師匠に聞こうぜ」
そう言いながら扉を開けた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ーーーーーーーーーじ!!!
また、誰かが呼んでいる。
ーーーーーーーーーーーいじ!!!!
起きなければ…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー零士!!
きっと声の主は泣いている…泣かせたくない、泣いてほしくない。
「……い…ろ…は?」
「零士!!やっと目を覚ました!!」
そう言いながら彩葉が勢いよく抱き着いてきた。
「おわっ、ごめんな彩葉。俺またお前を泣かせてしまったみたいだ…」
「ううん、この涙は嬉しい時のものだから…約束守ってくれてありがとう」
「おおう、ちょっと見ない間に彩葉は随分大胆になったね~~」
「「!?////」」
「かぐやちゃん、もうちょっとで伊織の方からキスしそうだったのに…」
「いおっちお帰り~」
「彩葉、ほんとに変わったね~」
かぐやに続いて、稲葉・諌山・綾紬が現れた。
「零士君のことは気に入ってるけどそれとこれとは話が別なんよな」
「帝、素直に祝福したらどうだ」
「センパイ、お帰り~」
更にブラックオニキスの面々も現れた。帝は何か怒ってる?
「おう、レイジ無事に帰ってきたな。」
「零士おかえり~~、お姉ちゃんは心配したんだよ~~」
師匠とヤチヨも登場した。
「師匠、俺なんで気絶してたんだ?」
「超簡単にいうと時差ぼけ」
「時差ぼけ!?」
海外旅行したことないから時差ぼけしたことないけど気絶するほどの事か!?
「レイジ、気絶する前のこと何処まで覚えてる?」
「かぐやと地球への扉を開いたところまでだけど。というよりかぐやは何で俺より先に行動出来てんだよ。」
「純月人と混血の差」
はー、そんなもんか気にしてもしょうがない類のもんだなこれは。
「もう目ぇ覚ましたし、月であったことを全部話すよ」
そして、皆に話した。地球と月を繋ぐ道で父さんに会ったこと、アルスが父さんの研究を見たこと、かぐやとヤチヨに肉体を与えられる可能性が高いこと、リスクとして月への帰還ができなくなること。
話が突拍子もなさすぎてヤチヨが話についてこれてない様子だった。というか理解してそうなのは彩葉と師匠くらいだった。
「んーと、つまりどういうことなの?零士、お姉ちゃんにもわかるように説明してほしいな~☆」
「つまり、俺が誕生した技術とアルスのデータを合わせて使えば皆でパンケーキが食える。代わりに二人が月に帰ることはできなくなる。」
「それって、ヤチヨが現実に行けるってこと!?」
「かぐやの帰る場所は彩葉とれーじの所だから問題ないよ~」
「「かぐや……」」
嬉しいこと言ってくれるなほんとに…
「ヤッチョも今更月に帰りたいとかはないな~」
ヤチヨも同意してくれた。
「そういうことなら、レイジお前先にログアウトしろ。んでLLS外して待ってろ順番に二人を現実に送るから」
「ああ、分かった。…師匠二人を頼む。」
「いい子にしてろよ。レイジ」
「お師匠さん、れーじと同じこと言ってるね」
「似たもの師弟だね。」
かぐやと彩葉が何か言ってたような気もするがまあいいか。
そう思い、ツクヨミからログアウトした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「…やっとここまで来れた。」
LLSを外しながらここまでの道のりを思い出していた。
彩葉が電柱からかぐやを拾い、二人で育てた。急成長すぎてびっくりしまくったけど。
稲葉・諌山・綾紬と海にも行った。彩葉がナンパされてめちゃくちゃ焦った思い出。
彩葉が何であんなに頑張るか打ち明けてくれたこと、ブラックオニキスとの対戦。
彩葉とかぐやから遠ざかろうとしてたこと、仲直りしたこと。
3人で花火を見に行ったこと、かぐやを帰らせたくなくてぼろぼろになったこと。
自分の父の存在と偉大さを知った日もあった。月にまで迎えに行った。
たった3か月ほどしかない日々だけど、その全てが特別で大切でかけがいのない思い出たちで出来ている。
あとは、かぐやとヤチヨが無事に現実に帰ってこれることを祈るだけだ。
「零士、お疲れ様。」
「彩葉、いつの間に部屋に居たんだよ。」
「私も二人に早く会いたくて、レオルさんに相談してリビングで待たせてもらってたの」
「そういや、言ってないことあったわ。」
「何?」
「ただいま、彩葉。」
「うん、お帰り零士。」
シュウウウウン
LLSが光を放ち、粒が集まる。
「「!!」」
その姿がだんだんかぐやの姿になっていく。
「い…ろ…は…れ…じ」
「「かぐや!!」」
「良かった…本当に良かった…」
「お帰り、かぐや」
「ふ、ふたりとも苦しいよ…本当に帰ってこれたんだね…」
かぐやのLLSを外してあげるともう一度光始めた。
「「「!!」」」
「こ…ここは?」
「俺の部屋だよ、ヤチヨ。」
「そうか、ヤッチョは現実に来れたんだね…」
「ああ、ヤチヨ…お帰り。」
「うん、ただいま」
バーン!!
「かぐやちゃんとヤチヨは無事か!!」
部屋の扉が勢いよく空いたと思ったら師匠がその勢いのまま入ってきた。
「師匠、二人ともやっと帰ってこれたよ。」
「そうか…セイガ、俺たちの息子はすげえやつに成長したよ…」
「おわっ、っちょ師匠!?俺もう17だぜ、今更頭撫でなくても////」
「何言ってんだ!俺からしたらまだまだガキなんだ、おとなしく撫でられてろ!!」
「……うん//」
「私も撫でる。」「かぐやも~!!」「ヤッチョも撫でるよ☆」
そういって、4人で俺の頭を撫で始めた
「俺は犬じゃないんですけど!?」
思わずツッコんでしまったがその程度では止まるわけもなく、4人の気が済むまで頭を撫でられ続けた。
次回、最終回になります。
少し早いですが、一か月間の応援ありがとうございました。
番外編として書いてほしいこと
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結婚挨拶
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文化祭
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稲葉と真実の出会い
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バットエンド√