番外編は思いついたエピソードをひたすら書いていくだけのシリーズになる予定です。
アンケートのやつも書くよ。
かぐやとヤチヨが現実に帰ってきてから2週間が経ったある日
「…おはよう。」
「おわ、彩葉おはよう。どうしたんだ?疲れてるみたいだけど?」
何処となくやつれてるようにも見える。
「うーん、学校に着いたらわかるよ。」
ええ~~、なんか怖いんですけど…
「零士は、気を付けてね。」
「何を気をつけろと!!」
ほんとに何があるんだよ…
「おはよう伊織、彩葉さん。今日も仲がいいね」
「おはよ~彩葉、いおっち。」
「おはよう彩葉、伊織くん」
稲葉・諌山・綾紬が順番に挨拶してくる
「おはー、今日は攻撃がないな…」
「最近、登校も命掛けだったもんね。」
そう、あの日買いものの際に安物にはなるが彩葉に婚約指輪を贈ったが珍しくテンションが上がっていたのかそのまま学校につけてきてしまい、学校中が阿鼻叫喚の渦に包まれた。
…ちなみにその時の焦った彩葉はめちゃくちゃ可愛かった。
稲葉が彩葉のことを名前呼びしてるのは『え?君たち婚約したんだろ?じゃあ酒寄さんとは呼べないね』ということらしい。
「そういえば、転校生というか短期留学生が来るって聞いたけど知ってる?」
短期留学?この学校にそんな制度あっただろうか?
「シラナイ、ワタシシラナイ」
「え~どんな子なんだろ~」
「というかクラス一緒になるのかな?」
なーんか嫌な予感しかしない。
「はい、今日から一週間だけ一緒に勉強する短期留学生が居ます。入ってきてください」
「はーい」
ん?まってこの声聞いたことあるぞ、いやいやそんな訳ないかぐやが学校になんて行けるわけない(失礼)
「イタリアからやってきた伊織かぐやです。このクラスに居るれーじの姉です!」
「ちょっと待てぇ!!」
いやいやいや、なんでかぐやが留学生!?ていうかイタリア!?どういうことだよ!?
っは!もしかして彩葉が朝やたら疲れてたのって!!
「ぐ!」
それは綺麗なサムズアップだった。
確信犯じゃねえか!!
「一週間よろしくお願しまーす。」
「というわけでどう!れーじ!」
「どうって何がだよ…」
「んもう!わかってないな~、制服姿のかぐやちゃん可愛いでしょ!!」
「そうだな、大変よくお似合いですよ。」
いやまあ、似合ってるのは確かに似合ってるんだけどそれ以外に気になる要素が多すぎる。
「かぐやちゃん、伊織のやつにその手の話題はあまり期待しない方がいいよ。彼は鈍感だから。」
「おお~かぐや~~ようこそ学校へ~~」
「かぐやちゃん、制服似合ってるね。」
「稲葉!真実!芦花!」
「てか、ほんとにどうやって高校に来たんだよ…」
呆れるように問いかけると笑顔でかぐやが答えた。
「師匠がなんとかしてくれた!!」
はい、知ってました。
「あの人、かぐやとヤチヨに甘い気がするんだけど…」
「大丈夫だ、俺も同じこと思ってるから。」
年下に甘い傾向なのだろう、タワマン手配したときも驚いたが戸籍を作ると言った次の日にはできていた。さらにヤチヨとかぐやの衣服関係も全部手配するレベルである。
「でも、一週間だけだって言われた。」
「残念でもなければ当然、というよりか学校の勉強についてこれるのか?」
プログラムとかは凄いっぽいけどあんまり賢いイメージがないんだよな。
「彩葉に教えてもらったから大丈夫!!」
「……教えたからちょっとは大丈夫だと思う。」
「お前も大概甘いじゃねえか」
そして昼休み
『かぐやさん!!僕達と一緒にお昼ご飯食べませんか!!』
「ごめーん、れーじと彩葉と食べるからパス!!」
『伊織貴様の血は何色だぁ!!』
「もうやだ、こいつら…」
「れーじ大丈夫!?」
誰のせいだ誰の!!
「ほら、屋上に行くよ。零士も早く来てね。」
「助けてくれないの!?」
「3人分のお弁当持ってるからパス。」
「れーじ早くこないと全部食べちゃうからね。」
うっそだろ!?
「はぁはぁ、疲れた。」
「お疲れ、零士。」
「れーじ早かったね。」
「誰のせいでこんな目にあったと思ってんだ」
「てへっ☆」
どや顔がムカついたので一発デコピンをかました。
「痛った!!ひどいよれーじ!!かぐやちゃんのおでこ真っ赤か!!」
「やかましい!!少しは反省しろ!!」
「二人とも時間なくなるから…」
最近は俺とかぐやとヤチヨがくだらないことで揉めてそれを宥める彩葉が定番のやり取りになりつつある。*1
彩葉が弁当を渡してきた。
「確かに馬鹿な妹に付き合ってたら腹減ってきたな。」
「確かに鈍感な弟に付き合ってたらお腹すいた。」
「「はぁ!?」」
「いい加減にしろ!!」ゴンッ!!
「「痛ったぁ!!」」
デカいたんこぶを二人揃ってこさえて彩葉から弁当を受け取った。
「「「いただきまーす」」」
「?今日の弁当、卵焼き甘いな。」
「むふふ、今日のお弁当は彩葉が作ったんだよ!」
「まあ色々中途半端にはできるからね。////」
「まじか、どおりでいつもより美味いと思ったわ。」
「彩葉良かったね、【愛妻弁当】美味しいって言ってもらえて」
「ごっほごっほ!!////か、かぐや恥ずかしいからやめて!!」
「何か言ったか?」
「な、何でもないから!!////」
「うひひっ」
「ええ~~…」
何か前にもこんなことなかったっけ?
「というか今更だけど、ヤチヨは学校に来ようとしなかったんだな。」
『ヤッチョも学校行きたい!!』って言うと思ってた。
「行きたがってたけど、枠が一つしか用意できなかったんだって。」
「かぐやとヤチヨでゲーム対決して勝った方が学校に来ることにしてかぐやが勝った!!」
二つ枠があったらどっちも来てたのかよ…
放課後
『かぐやさん!!僕達と一緒に帰りませんか!!』
「ごめんね、れーじと彩葉と帰るからパス☆」
『伊織貴様の血は何色だぁ!!』
「またかよ…」
「モテる男はつらいね伊織。」
「男にモテても嬉しくねえ…」
「今更、女の子にモテモテになってどうするんだい?彩葉さんいるのに」
「何の話してるの?」
「やあ、彩葉さん。いやね伊織のやつが女の子にモテたいっていう話をしてたんだよ」
「そんな話一ミリもしてねえだろ!!」
「……へえ、零士女の子にモテたいんだ。」
「れーじ、浮気してたの?」
「なわけないだろ、俺は生涯酒寄彩葉一筋なんだよ!!」
「おおう、伊織とは思えない大胆な告白だね。」
「良かったね彩葉、浮気じゃなくて」
「…ッ////////」
あー柄にもないこと叫んでしまった////彩葉に嫌われるよりは100億倍マシだけど////
『ちくしょーーーーー!!』
「皆いなくなったね。」
「かぐやちゃん、あれは伊織と彩葉さんの仲に嫉妬した哀れな人達だよ。関わるのは教育に悪いからね。」
「稲葉、お前も相当毒吐くよな。」
哀れな男どもに軽く同情していると、彩葉が袖を引っ張ってきた。
「……帰ろ////」
「あ、ああ帰ろうか////」
「そうだね!帰ろう!!れーじ、彩葉早く早く!!」
そして3人で手を繋いで家に帰りましたとさ、めでたしめでたし?
『ヤッチョもその場面見たかったよ~~~!!』
これ書いてるときに水平線タグの存在を知りました。
よって順次これを使う編集を始めます。40話以上書いてて全く気付きませんでした。(あほ)
書いてるとかぐやと零士が半分ケンカップル状態なんですけど…どういうことだってばよ?
自分で書いてるのに尊さににやけてしまうときあります。
番外編として書いてほしいこと
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結婚挨拶
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文化祭
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稲葉と真実の出会い
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バットエンド√