時系列的には、パンケーキパーティーのあとかぐや復活ライブ後くらいを想定しています。
一応、おとぎ話する前の時系列で書いてます。
なお、作者は水族館が苦手です。あとお化けとホラーと暗いところとetc.
立川駅前
「おはよ、零士」
「はよ、彩葉」
今日は、自分の婚約者である酒寄彩葉とのデート当日であり、妹であるかぐやから『せっかくのデートなんだから駅で待ち合わせってことでいいじゃん!!』ということで駅にて待ち合わせをしていた。
「早かったね、約束の時間まであと30分はあるのに」
「そういう彩葉こそ早かったな」
10時に集合の約束をしていたが今は9時半、俺はデートが楽しみすぎて早く目が覚めてしまっただけだが
「きょ、今日のデートが楽しみすぎて早起きしちゃって///」
可愛いかよ、誰だこの子は…俺の嫁だったわ
「き、奇遇だな俺も今日が楽しみすぎて早く起きちまった///」
尚、お互いの心境は
「(やっべ~~彩葉のやついつもの200倍可愛いんだけど俺の心臓持つかな?)」
「(零士、今日はなんだか大人っぽくていつもの200倍かっこいいんだけど…私の心臓持つかな?)」
ある意味限界無理になっていた
「そ、それじゃあちょっと早いけど行くか///」
「そ、そうだね///混んだらいけないし///」
そして二人はナチュラルに手を繋いで電車に向かった
「芦花、彩葉達凄いガッチガチだね」
「彩葉、恋人出来たことないって言ってたし初めてのデートで緊張してるんじゃない?昨日の事もあったし」
かぐやと芦花は昨日の様子がおかしすぎた彩葉が心配で2人を尾行していた。
「なあ、乃依。零士君の様子変すぎひん?」
「アキラ、俺も同じこと考えてた。待ち合わせ10時なのにセンパイ8時半にはついてたよ」
「早すぎんだろ…寝てないんちゃう?」
朝日と乃依も昨日の様子がおかしすぎた零士を心配して二人を尾行していた
「「「「でも、手はナチュラルに恋人繋ぎだったね(な)」」」」
おせっかいの心が一つになった瞬間だった
「彩葉、大丈夫か?」
「う、うん大丈夫///」
満員電車の中で零士が私を守るように立ってくれていた
ガタン
「うおっ!」「きゃっ!」
電車が揺れて態勢が崩れてしまい図らずも壁ドンされたような状態になった。
「だ、大丈夫か?彩葉?」
「は、はい///(顔近い近い///ていうか壁ドンじゃん///)」
「そうか、人多いからちょっと苦しいかもしれないけどもう少し我慢してくれ」
「わ、分かった///(どっちかというとこの距離感にドキドキしすぎて胸が苦しいです!!)///」
「ふぅ~~、無事に着いたな」
「そ、そうだね///」
なんか、電車に乗ったあたりから彩葉の顔がずっと真っ赤だけど大丈夫だろうか?
「彩葉?もしかしてどこか悪かったか?もしそうなら…」
少し休むかまた今度にするか聞こうとすると
「零士がかっこよくてドキドキしてただけだから大丈夫!!///」
「あ、そうですか///」
赤面していた理由が判明し、こちらも大変顔を真っ赤にする事態になった。
「そ、それより行こう。混雑しちゃうから」
「俺が悪かったから腕を引っ張らないでくれ~!」
先ほどの心配をからかいと判断したのかお返しと言わんばかりに俺の腕を引っ張って彩葉が走り出した。
「ろか~、電車って大変だね~」
「かぐやちゃん大丈夫?ちょっと休んでから行く?」
「乃依、大丈夫か?」
「朝日のおかげで何とかなったよ、ありがと」
「「「「あ」」」」
尾行していたおせっかい達が合流した瞬間であった。
「大人2枚で4000円になります」
「チケットあるんでそれでお願いします。」
「かしこまりました。ごゆっくりお楽しみくださいませ」
「水族館って結構高いんだな、初めて来たから知らなかった」
「私もあんまり遊びに行くようなタイプじゃなかったから知らなかった、レオルさんに帰ったらお礼言わないと」
「そだなー、帰りにお土産でも買って帰るか…」
「かぐや達にも買って帰らないとね」
「ま、先に水族館を楽しむか」
「そうだね、行こうか」「おう」
そして二人で水槽を見に向かった
「魚ってさ、見てると食いたくなるよな」
「風情のかけらもないからやめてね」
まじか、水族館って難しいんだな…
「お、これってヤチヨの胸んとこにいるメン…メンなんだっけ?」
「メンダコだね、不思議な魅力があるよね」
「確かに、なんか可愛い気がする」
「ラッコだ!可愛い!!」
「ラッコって確か手を繋いで寝るんだったよな?」
「そうだね、はぐれないためだったはず」
「流石彩葉、博識だな」
「零士も意外と物知りだよね」
「サメってちょっと怖いよな」
「零士に怖いものなんてあったんだね」
「俺、結構たくさん怖いものあるよ?」
「例えば?」
「彩葉に嫌われること」
「そんなことあるわけないから安心していいよ///」
「んじゃ、怖いもん一個減ったわ///」
時にはくだらない話を、時にはいちゃつきながら順番に回っていった。
「そういや、そろそろイルカショーの時間だったよな」「え~~~んえ~~~ん」
「そうだね、そろそろ向かわないと」「おとうさ~~んどこなの~~」
めっちゃ子供の泣き声が聞こえるし内容的にお父さんとはぐれてしまったみたいなんだよな…いつもなら迷わずに声かけるけど、今はデート中だし…でもなぁ…ほっとけないんだよなぁ…どうすっかな~~
「零士、心配なんでしょ?私も一緒に行くから助けてあげよ?」
「いいのか?せっかくのデートなのに…」
「いいよ、せっかくのデートなのに心配そうな顔されると私も楽しめないから。それに、お父さんに会えないのは辛いから…」
「…悪いな俺のわがままに付き合ってもらって」
「そう思うなら、あの子のお父さん見つけた後に私のわがままも聞いてほしいな」
「そのくらいならお安い御用だな」
彩葉の許可も出たので、例の迷子に声をかけた
「君、お父さんとはぐれちゃったのか?」
「違うよ、お父さんがはぐれちゃったの」
それは、迷子とどう違うのだろうかと思っていると彩葉が助け船を出してくれた
「そっか…ね、お姉ちゃんたちと一緒にお父さん探そうか」
「確かにな、お父さんも君とはぐれてしまって泣いてるかもしれないから」
「うん、分かった」
よしよし、とりあえず一緒に探すことにはなったから誘拐とかの心配はなくなっただろ
「とりあえず、君の名前を教えてくれないか?」
名前を知らないと探そうにも探しづらいため聞いた
「私、かぐや」
「「うぇ!?」」
まさか、迷子の名前がかぐやだなんてびっくりだな。
「どうしたの?お兄ちゃん、お姉ちゃん?」
「い、いや」
「実は、俺の妹もかぐやって言うんだ」
「そ~なの!一緒だね!!」
「そうだな、一緒だな。よし、かぐやちゃんがお父さんを探しやすいようにお兄さんが肩車してやる」
そう言って、かぐやちゃんを肩車した。
「わ~~高~~い!」
「そういえば、かぐやちゃんは今日は何見に来たの?」
流石彩葉、確かにメインの予定を把握すればそれを中心に探せばいいからな
「イルカさんを見に来たの」
「まじか、俺たちも今からイルカショー見に行こうと思ってたんだ」
「ほんと!じゃあかぐやと一緒に行こ!!」
「そうだね、お父さんもそこにいるかもしれないしね」
「よっしゃ、しっかり掴まっていろよ」
「きゃ~~早~~い」
そうして、かぐやちゃんを連れてイルカショーに向かっていった。
「彩葉ぁ…いい子に育ったなぁ…」
「どやぁ!!」
「あの3人、親子にしか見えないね」
「センパイ、お人好しだとは聞いてたけどあのレベルなの?あと朝日はうるさい」
成長を喜んでいる
ごめんなさい、想定より文字数多くなりそうなので前後編にさせていただきたく思います。
後編も急いで書いて投稿しようと思いますのでお楽しみにしておいて下さい
番外編として書いてほしいこと
-
結婚挨拶
-
文化祭
-
稲葉と真実の出会い
-
バットエンド√