お隣の様子が急におかしくなってしまった   作:納豆伯爵

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ほんものの後編です、前回のあらすじ
迷「お兄ちゃんをお婿さんにしてあげる!」彩「私のなんだが?」零「ほっぺにちゅーしようとしたらお口にしちゃったでござる。嫁可愛すぎて滅」

後はイルカショーとお昼ご飯とお土産を見て帰るだけなんだ!!これで終わるはずなんだ!!なんで後編の予定のやつがあんな事に…いったい誰が!!私だ!!


初デート 後編

「イルカショーになんとか間に合ったな」

「そうだね…あ、かぐやちゃんこっちに気づいて手を振ってくれてるよ」

「まじか、振り返しとくか」

手を振り返すと、かぐやちゃんが嬉しそうに横にいるお父さんに話しかけていた。

 

「なんか、親子っていいな」

「急にどうしたの?」

「いや…なんかかぐやちゃん見てるとな」

別に師匠が父親のようなものだと思っているし父さんとは月と地球を繋ぐ道で話すことができたから不満があるわけではないが、やはりかぐやちゃんのように、父親と何処かに出かけたり迷惑かけたりかけられたりするのはちょっと羨ましいように思ってしまう。

「大丈夫だよ、零士なら立派なお父さんになれるよ」

「そうかな?そうなれるといいな」

「その時は私はお母さんになってるけどね」

「必ず幸せな家庭を築こうな」

「まずは大学生になるのが先だけどね」

「うぐっ!」

そうなんだよな~、進路はとりあえずVRに関われるような方向で考えてるし東大に行けるように勉強してはいるが、さすがに彩葉ほど成績は良くないため今のところB判定、得意なところが出たらA判定ギリギリといったところである。

「同じ大学に行きたいから頑張ってね」

「精進いたします…」

 

 

『まもなく。イルカショーが開演いたします。』

 

 

真面目な話をしていると、イルカショーが始まるというアナウンスが流れ始めた

「あ、始まるみたいだよ」

「イルカショーって初めて見るから楽しみだな」

 


 

「イルカショーめちゃくちゃ良かったな!」

「零士、大興奮だね」

いや、だってイルカってあんなに飛ぶんだなって知識としては知ってたけど生で見ると違うっていうか

「俺もアバターにイルカの要素入れようかな?」

「どんだけ気に入ったの!?既にアニメキャラみたいな戦闘スタイルなのにまだ要素足そうとしてるの!?」

「彩葉の狐とかかぐやのウサギとかみたいながっつりじゃなくてワンポイント要素で入れるとかは?」

「イヤリングかなんか着けてみる?」

「ありだな、ツクヨミにそういうのないか帰ったら探してみるか」

う~~ん、イヤリングか……

「ほんとに気に入ったんだね…ちょっと可愛いかも

「ん?なにか言ったか?」

「お腹すいたねっていったの!///」

確かに、ちょうどお昼時だしタイミング的にはちょうどいいな

「ここのレストランでなんか食うか?」

「実は私、お弁当持ってきたんだよね」

「マジか!!」

やったぜ!彩葉の手作り弁当だ!!

 

 

 

 

「芦花!イルカってすごいんだね!!」

「かぐやちゃん、気持ちは分かるけど落ち着いて二人に見つかっちゃうから」

「彩葉、零士君とそこまで考えてたんか…」

「朝日、いい加減認めてあげなよっていうか妹離れしなよ」

 


 

「そんなにわくわく顔しても普通のお弁当だよ?」

「楽しみなのは楽しみなんだよ」

だって彩葉の手作り弁当なんだぜ?絶対美味しいに決まってる

「「いただきます」」

そう言って、彩葉の手作り弁当を食べ始めた

 

「うま、さす彩。なんでもできんなぁ」

「それ、褒めてる?」

「褒めてる褒めてる。めちゃくちゃ美味しいよ。毎日食いたいくらい」

「っ!///ま、毎日って///」

俺なんか変なこと言っただろうか?

「れ、零士が喜んでくれたなら良かった///」

ん?彩葉の方をよく見てみると、卵焼きの切れ端とかちょっと焦げてるお肉とか自分に渡してくれた分と比べるとちょっと失敗した部分が中心に入ってるようだった

「彩葉も食ってみろよ。はいあーん」

「え!?零士!?///」

「せっかく上手にできてるのに作った本人が味合わないのはもったいないだろ?」

「わ、分かった…あ、あーん」

味の感想を聞こうとすると

「じゃ、じゃあこっちもはいあーん」

彩葉が自身のお弁当から卵焼きを一つ取り、こちらに差し出してきた

「お、ありが…と…な///」

うわ!ナチュラルに食べさせあいっこしてたわ!!今更ながら恥ずかしくなってきた!!

「零士?食べないの?」

「食べます!!…あ、あーん///」モグモグ

「美味しい?」

「美味しいです///」

正直、恥ずかしさで味なんてほとんど分からなかったが不安そうな彩葉の表情を見ると美味しいしか出てこなかった。

「良かった、これでお相子だね」

「そうですね///」

はぁ~~~~、俺の嫁可愛すぎ///

「「ごちそうさまでした」」

「よし、後はお土産かな?」

「そうだね、お土産何がいいかな?」

「見ながら決めようぜ」

そう言って、お土産コーナーに向かった

 

 

「朝日さん、私たちの分までごちそうしてもらってすいません」「帝ありがと~~」

「ええよ、妹と義弟が世話になっとるみたいやし」「そうそう、朝日は金持ってるからね~」

なんか、ほんわかしてるおせっかい組だった。

 


 

「う~~~~~~~~ん」

「凄い悩んでるねどうしたの?」

彩葉が心配そうに聞いてきた

「いや、ピンクと青だとどっちが彩葉に似合うかなって」

「うぇ!?///」

イルカのイヤリング、可愛いからプレゼントしようと思うけどどっちも似合うな…青はツクヨミのアバターのカラーリングに近いし、彩葉は美人だからピンクもめちゃくちゃ似合うんだよな…どっちがいいかな~~どっちも買うのはちょっと予算が厳しい…

「う~~~~~~~~ん」

青とピンクのイヤリングを彩葉の耳に交互に宛がいながらどっちも似合うな~と思っていると

「じゃあさ、私が零士に青を買ってあげるから零士は私にピンク買ってよ。お揃いにしようよ」

なるほど!その手があったか!!

「よっしゃ、そうすっか」

「うん」

彩葉へのプレゼントは決まったし、後はかぐや達へのお土産だな~何がいいかな?

「かぐやってぬいぐるみ好きだし、イルカのぬいぐるみとかは?」

「確かに、それでいいかも。」

出来れば大きいのを買ってあげたいが、持ち帰ることを考えて少し小さめのものを選ぶ

「ヤチヨにはメンダコのぬいぐるみかな?たまに胸元寂しそうにしてるから」

まあ、ツクヨミと違っていないからな…胸のところに何もいないからな

「後は、朝日さんと乃依にも買っていかないとな」

昨日は大変ご迷惑かけたみたいだし

「なんで、乃依君とお兄ちゃんに?」

「あー、実は昨日デートに着ていく服が全く決まらなくてな///朝日さんと乃依に相談したんだ」

「零士もだったんだ、私も服が決まらなくてかぐやと芦花に相談したんだよね」

「まじか、それなら俺からもお土産買わないと」

彩葉をめちゃくちゃ可愛くしてくれてありがとうって意味で…

「私もお兄ちゃんと乃依君に買わなきゃ」

「じゃあさ、かぐやはさっき決めたから綾紬へのお土産は俺が選ぶから朝日さんと乃依へのお土産は彩葉が選んでくれ」

「分かった、変なのえらんじゃ駄目だよ?」

「選ばねえよ!!」

俺の事なんだと思ってるの!?ていうか、変なのなんて置いてないだろ!!

 

 

「う~~~~~~~~ん」

またしても悩んでしまった。綾紬はピンクのイメージがあるけど、濃いめのやつより薄ピンク系が似合うよな~~~、でもこっちの赤も似合いそうだよな~~~~~

「おしゃれって難しいな…」

相手は美容系のインフルエンサー、男の俺がアクセサリーを選ぶこと自体ナンセンスかもしれないが

「お菓子って感じもしないんだよな。かといってぬいぐるみって柄でもなさそうだし」

諌山や稲葉なら、迷いなくお菓子をかぐやとヤチヨならぬいぐるみを選ぶが綾紬にプレゼントを選ぶとなるとやはりアクセサリー系が無難な気がする

「ネックレスがいいか?」

指輪とかイヤリングとかよりは変な感じしないだろうし、赤いイルカのネックレスにしよ。

 

 

「零士、決めた?」

「おう、これにしようかと思ってさ…女性の意見を頂けると大変ありがたいんだが」

正直、自信がないため彩葉の意見も聞きたかったので聞いてみると

「ネックレス?可愛いね、芦花に似合いそう。」

「彩葉が言うなら大丈夫かな」

そうして、お会計を済ませた

 


 

「まさか、帰り道もかぐやちゃんと途中まで一緒だったとはな」

「びっくりだよね」

そう、例の迷子のかぐやちゃんだが帰るタイミングも一緒だったみたいで、彼女らが降りる駅まで楽しくおしゃべりをさせていただくことと相成っていた

「んじゃ、また後でな」

部屋の前まで到着し、着替える必要があるため彩葉と俺はそれぞれ自分の部屋に一度帰ろうとすると彩葉が俺の袖を引っ張ってきた

「零士、私のわがまま…まだ聞いてないよ」

「え!?」

あれってあのキスで許されたんかと思ってた…

「あれは零士の心が全部私のものかの証明だから別///」

まじかよ…あれも結構勇気だしてやったんだけどな///

「仰せのままに、お姫様。ご要望はなんでございましょう?」

よっぽどのこと言われない限りは叶えてあげたいと思う。

「零士から私にキスして///」

「へぁ!?///」

「だ、だって今日も今までも零士からキスしたことないじゃん!!///」

た、確かに言われてみれば…プロポーズした時はどちらからともなくって感じだったし月から帰ってきたときは結局キスしてないし、水族館の時こそ彩葉が振り向かなければほっぺにしてたくらいであるが

「ん…」

彩葉がめちゃくちゃキス待ちしてる、可愛い///覚悟決めるかと思い、顔を近づけてキスをしたが

「んぐぅ!!///」

彩葉がめっちゃくちゃ舌入れてきた///」

「「ちゅ……んちゅ……」」

や、やばいこのままだと理性が吹っ飛びかねん…そう思い名残惜しくもあったが顔を離す。

「はぁ…はぁ…零士…」

彩葉の目がトロンとしていてめちゃくちゃ色っぽい///頑張ってくれ俺の理性!!

「い、彩葉…」

第2Rに突入しそうな雰囲気が出てた時にパシャっとシャッター音が聞こえた

「よっしゃ、ちゃんと撮れたよ!!」

「かぐや、シャッター音鳴っちゃったんだけど」

「まじ?ヤチヨ!!逃げよ!!」「合点承知!!」

え?もしかして見られたっていうか撮られた?

 

 

「「待てこら~~~~~~!!!//////」」

 

 




イルカショーの描写を飛ばしたのは私が最後に水族館に行ったのは小学3年生とかの遠足の時以来なので冗談抜きで10年以上前の記憶なのと調べてみたけどなんかどう描写すればいいのか分からなかったから、イルカショーなんて所詮飾りさ!イチャイチャ描写こそ魂の喝采!!ということで許してニャン

やりすぎだと怒られたら描写をもうちょいマイルドにします。なんでこんなにコンロがファイヤーしそうな展開になったんだ?ノリと勢いで書いてるからですねわかります。

番外編として書いてほしいこと

  • 結婚挨拶
  • 文化祭
  • 稲葉と真実の出会い
  • バットエンド√
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