この俺、伊織零士は過去最大級の問題に直面している。それは
「なんで!かぐや達と海にいってくれないの!!」
「あのですね、かぐやさん女4に男1で海に行くのは俺の肩身が狭いんですよ…」
いやーほんとに勘弁してくれ、ただでさえ酒寄と仲がいいからか周りからの視線が痛くなってきているのに、そんな中に美人の綾紬と諌山と一緒に海に行ったなんてことが学校のやつらにばれたら、対応がめんどくさくなることは明白、腕っぷしの問題なら別にいいけどそれ以外のことになったら…考えたくねぇ
「伊織、かぐやと海に行きたくないの?かぐやは伊織と海に行きたい…」
「ウグッ、はあぁぁ…わかった降参だ、一緒に海に行くのはいいが綾紬と諌山に許可とれよ」
「真実の彼氏も来るんだって!!」
「それを先に言わんかい!!」
最初に男が俺一人じゃないんなら別に渋る理由なかったろ…
「フッフフフ…」
酒寄のやろう…最初っからグルかよ…
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「いやー、女子だけだと思って最初は断ったんだけど、真実が『ナンパされたらどうしよ~』なんて言ったものだから、そんなゴm…こほん、大丈夫か心配だったけど伊織がいるなら何とかなりそうだね~、僕もどっちかといえば温和系の顔だから荒事は苦手で…」
「だれの顔がチンピラやねん」
しれっと、毒を吐いていたこの男が諌山真実の彼氏の
「あ、見てあそこの金髪今、真実のほうをチラ見しやがったよ目に砂をぶっかけに行かない?」
「おまえ、見た目に反して野蛮がすぎないか?」
本人も自称していたが、顔のパーツが全体的にほんわかしているくせに
「あ、ほら伊織、あそこのグラサンがかぐやちゃんと酒寄さんのほうを見たよ」
「あ゛ぁ゛ん゛!!」
「チンピラじゃん」
睨まれたグラサンはそそくさとその場を去っていた
「ここは、新たな展開を仕掛けるのはどう?」
「新たな展開?具体的には?」
「彩葉が着ぐるみを脱いで新しい需要をだね…」
あー、まあ酒寄は美人だし需要はありそうだよなー
「却下!!」
「あー!私の焼きそば~!」
「真実、後で一緒に買いに行こうね」
「優斗君…!」
こいつら、酒寄を出汁にいちゃつきやがったよ…
「やっぱり新曲しかないよ!彩葉!作ってぇ~」
まあ、分かりやすいのはその辺だとは思うが
「マジでこれ以上は無理だって…」
あれは結局、新曲作らされるか伴奏をするかその両方がやられるやつだな。
「にしても、彩葉明るくなったよね。」
「うん…突然、ふって消えてしまいそうだったもんね…」
「酒寄さん、伊織と仲良くなってから顔色がよくなった気がするよねー。」
「ほうか?…んぐっ、特に何かしたわけじゃないけど。どっちかと言えばかぐやのおかげな気がする。」
うーん、最近酒寄がよく笑っているような気はしているが確実にかぐやが来てから表情が豊かになっているとは思うが…あ、かぐやのおねだりに屈してら
「はあー、伊織君、稲葉君、私飲み物買ってくるね」
「まて、酒寄。俺も手洗いに行くから売店までは送る」
さっきのグラサンのことを考えると余計なトラブルが起きないことを祈るしかない…
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「ふー、すっきりしたー…ん?」
さてと、酒寄は…って!
「ねー、君一人ー?」
「俺たちと遊ばない?」
「あの、人待ってるんで…」
ナンパされてんじゃねえか!!なんのために俺が一緒に行ったんだよ!!バカ!あほ!うんこ!
「えぇーいいじゃーん、ちょっとくらい」ガシッ
「痛い、ちょっとやめてください」
ナンパ野郎が酒寄の手をつかんだ瞬間、自分の中の何かが切れる音が聞こえた気がした。
「おい、その子が嫌がってんだろ。目がついてるのか?」ガシッ
「なんだてめえ!!」
連れがいるってことでさっさとご退場願おうかと思ったがしょうがない後で酒寄には後でちゃんと謝らなきゃいけないな…
「俺は、この子の彼氏だ!そんなこともわからないとはいい病院紹介してやろうか?」
「////」
打合せなしのハッタリにしてはベタだけどこれであきらめてくれ
「はん!それが本当ならここでキスしてみろよ!」
キ、キスぅ!!////どうするどうする…そうだ!こいつから見えないようにして寸止めで誤魔化すしかねえ!////フニッ
「へ?」
「私はこの人の彼女よ!それで文句ある?////」
い、今何が起きたんだ?////ナンパ野郎が何か言いながら去っていったが今の謎の感触の驚きのせいでなんも分からん…それより!
「酒寄、本当にごめん!!怪我はしてないか?」
「う、うん////大丈夫」
はあぁぁ、よかった…
「あと、ごめん!咄嗟の事だったとはいえ打合せなしで恋人のふりさせて!お詫びになるかわからないけど、俺にできることなら何でもいってくれ!」
「うえぇぇ、うーん…そうだ!」
無意味に怖がらせてしまったしなんでもどんとこい!
「かぐや達のところに戻るまで
は?そんなことでいいのか?
「お安い御用ですよ、お姫様。」
よっしゃ、全力で走るか!稲葉が残ってるとはいえ色々な意味で心配だし
「酒寄、しっかり捕まってろよ!」バヒューン
「え?ちょ…速すぎ!!」
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ふう、なんとか無事に戻ってこれたなー
「なんでいおっちは彩葉をおんぶしていたのかなぁ?お姉さんに話してみ」
諌山、お前同い年だしお姉さんって感じはないだろ
「ちょっと色々あったんだよ。」
「私も気になるなー」
綾紬!?あなたまで悪乗りしてくるのか!?
「僕も気になるなーもしかして、酒寄さんがナンパされたから恋人のふりしたとか?」
こいつ、現場見てたのかよ…
「君は意外と単純だからね、起きそうなトラブルも対応もなんとなく予想できる」
「際ですか…」
「ねー!伊織ー!かぐやもおんぶしてー!!」
そんな会話をよそにかぐやが自分もおんぶしろと言わんばかりに伊織の背中に激突してきた
「おわっ、よーししっかり捕まってろよー!!」
とりあえず、今は海を楽しむか!!
過去一の難産でした。海は難しいぜこれぞ限界灘!なんつってね!
原作の描写で十分だよな!って部分は意図的にカットしています。理由はその良さが私の文才では表現しきれないから!
え?この小説の存在が侮辱では?だって?それはそう!!
実際、何文字くらいのほうが読みやすい?
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1000字前後(今くらい)
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2000字前後(頑張ればいけそう)