似たような展開を別の作品で見た!はNGでお願いします!
自覚あるから!
「………ここは?」
確か、彩葉とかぐやを探してる最中に綾紬に会って、それから………
「起きた?伊織君」
「………綾紬、今日は何年の何月何日だ?」
「それ聞いちゃうんだ」
「………俺の時間はあの日で止まってしまったんだ。いいかげん、気持ちに
綾紬の言う通り、こんな碌に立てない俺が二人を迎えに行けたとしても二人を心配させるだけだ。
まあ、どうやって二人と再会するかは全く見当がつかないけど
「今日は、かぐやちゃんの卒業ライブから5年と2か月が経過してる。伊織君と再会したのはかぐやちゃんの卒業ライブの日からちょうど5年たった日だった。」
「………5年」
思ったより、経ってるな。というか俺って高校中退してんじゃん二人を探してる間は学校にすら行った覚えがない
「どうやって生活しよ」
というか、俺どうやって今日まで生きてきたんだ?よく死ななかったな………
「う~~~ん?」
とりあえず二人を探すのを諦めるわけではないが今までのように身を削るような命を燃やし尽くすような生き方は見直さなければならないがそうなるとまず己の貯金であったり生活環境であったりを考えなければならない。
「とりあえず、あのタワマンには戻れないな」
あのタワマンには二人と過ごした輝かしい思い出も、辛く厳しい現実も数えだしたらキリがないくらいたくさんの想いが詰まってる。
「ねえ、伊織君」
「どうした?綾紬?」
そういや、こうやって綾紬を間近で見るのは相当久しぶりな気がするがこう見るとこいつめちゃくちゃ美人だな
「あのさ………ちょっと契約があるんだけど」
「契約?」
「そう、二人と再会するための契約」
「なんだって?」
2人と再会するための契約だと?
「何が必要なんだ?」
目玉か?手足か?内臓か?寿命か?
「伊織君、これは一人じゃ絶対に出来ない契約。私と伊織君、二人分の一生を懸けないと出来ない悪魔の契約」
「俺と綾紬の………」
2人と再会するためなら俺だけの命なんてポイ捨てより簡単に捨てれるが綾紬の分もとなると話が変わる。
「私は覚悟があるよ。伊織君さえ乗ってくれれば絶対に完遂してみせる」
「綾紬」
そうか、綾紬は俺が思ってるより大きな覚悟を持ってこの話を持ち掛けてるのか…凄いな素直に尊敬できる
「分かった、お前と契約する。何をしたらいいんだ?」
「えっと//」
どうしたんだ?顔を急に赤くして?
「………作り////」
「ん?何て言ったんだ?」
なんかめちゃくちゃ小声で言ってるから今の体調も相まってあんまり声が聞こえない
「だから!!//子作りって言ったの!!//」
「は?」
子作りって言ったか?何でそれが契約になるんだよ?
「二人で子供を作って、その子にかぐやと彩葉って名付けるの」
「それは………」
俺と綾紬は共に彩葉に恋したもの同士だ。ある意味で俺たちがそういうことをするのは彩葉に対する裏切りではないだろうか?
「二人と再会する方法が
「契約成立だね。よろしく
「ああ、よろしくな
俺たちの歪で淫らな契約がここに成立した。
それからさらに5年半が経過した頃
「パパ!」「お父さん!」
2人がこちらに駆け寄ってきたため受け止めるように二人を抱きしめた
「わ!パパのぎゅーだ!!かぐやこれ大好き」「私も」
「どうしたんだ?二人とも?」
「ママがね」「ご飯出来たって」
「分かった、行こうか」
そう言って二人をそのまま抱えてリビングに移動した
「ママ!」「お父さん呼んできたよ」
「ありがとう二人とも。」
「やった~ママが撫でてくれた!」「くすぐったいよ」
「ごめんごめん、かぐやと彩葉が可愛くてね。ね?パパ」
「そうだな、お母さんの言う通りだ。」
2人を失った日から10年と半年が経過した。あの日、探してたものは形を変えて見つけることが出来た。
「パパ?」「お父さん?」「零士君?」
三人が俺の方を見て不思議そうな顔をした
「パパ泣いてるの?」「もしかして怖い夢でも見た?」「………」
かぐやと彩葉は心配してくれてるが芦花だけは何処か気づいたような雰囲気を出していた
「いや、大丈夫だよ。二人とも、幸せだなって思ってるだけだから」
「かぐやも!パパとママと彩葉が居て幸せだよ」
「私も」
「もちろん、私もだよ。零士君」
その言葉を聞いて、もう一度三人を抱きしめた。
そして、改めて誓った。今度こそ………今度こそ大事な大事な大事な家族を守ってみせる。
というわけでね。蛇足だと思うかもしれませんが唐突に思いついてしまったので形にしましたよってことで。
追記の様で申し訳ないんですけど。零士と芦花は所謂相性がめちゃくちゃ良かったらしく一度目のそれで無事に二人を身ごもったようです。