間に合うといいな!!
「かぐや、彩葉、動けないんですけど?」
「れーじが朝からずっと怖い顔してるからかぐやが居なくなる夢でも見たんじゃないかって彩葉が言ってた!!」
「だから、私たちはここに居るよって教えてあげる」
確かに昨晩は夢見が悪かった自覚があるが彩葉にはお見通しだったようだ
「そうだよな、かぐやはここに居るもんな」
そう言いながら膝に乗っているかぐやの頭を撫でると嬉しそうに笑った。
「んふふ♪」
かぐやの頭ってこう、撫で心地がいいんだよな。ずっと撫でれる…
「いつまでかぐや撫でてんの?」
「わ、悪い…撫で心地が良くてつい」
「彩葉、もしかして嫉妬してるの?」
「べっつに~~」
いやいや、そっぽ向いてるじゃん!
「彩葉~嘘ついたら駄目だよ~~」
「吐いてません~~」
「いりょは~~ほっへムニムニしないでよ~~」
心の中で指摘していたことをかぐやが口に出したらかぐやのほっぺを彩葉がムニムニしだした
「ヨヨヨ、皆揃ってヤッチョをのけ者にするなんて」
「ヤチヨ、お帰り」
「そんな弟にはこうなのです!!」
そう言って、ヤチヨは急に俺のほっぺをムニムニしだした。
「なんへおへのほっへを?」
「零士がヤチヨにも秘密にしてることがあるからですよ?」
「なんも秘密にしてることなんてないんだけど?」
「……怖い夢見たんでしょ?夜中に一回起きたの知ってるよ?」
「いや、あれはちょっと厠に…」
「胸をかきむしって辛そうにしてたのに?」
「う…」
そう、昨日の夜に唐突に目が覚めて、胸の傷が痛みだしたような気がしたのだ
「零士が辛そうにしてるのは私たちも辛いんだよ?」
「はい、反省しております。」
「分かればよろしい!!ということで、ヤッチョ達に心配をかけた零士はこれからキスをしてもらいます!!」
「はぁ!?」
「零士知らないの?今日はキスの日なんだよ?」
「それは知らなかったわ、悪いな」
「全く不勉強だね~」
「ていうか、そんなこと俺は出来な……んぅ!!」
流石に彩葉以外にキスするわけにはいかないし、二人の前でキスは恥ずかしいと言おうとすると彩葉が口をふさいできた。
「ん…っぷは、口にするのは私だけにしてね」
それは事実上の許可であった。
「分かりました」
まずはかぐやから
「かぐや、ほんとうに何時もありがとう」
「れ~じ、かぐやもありがとうだよ」
かぐやは膝に抱えたまま髪の毛にキスを落とす
次にヤチヨ
「ヤチヨ、今日は本当にごめんな心配かけた」
「今度、パンケーキ作ってね?」
「そのくらいお安い御用だ」
ヤチヨの顔を近づけてほっぺにキスをする
そして最後に彩葉
「彩葉、愛してる」
「私も」
彩葉に顔を近づけて、優しく口づけをして彩葉から首にキスを貰った。
髪へのキスはただ愛おしいと思う相手へのキス
頬へのキスは大切なあなたへの親愛のキス
そして唇へのキスは相手への深い愛情を示すキス
最後に首へのキスは相手への執着を表すキスである。
ちょっと短いけどここまで!!海編は気長に待ってください。
キスする場所はちゃんと調べたうえでさせてます。キスの日ネタとしてはちょうどいい塩梅かな?
零士と彩葉がその夜ヤッたのかは想像にお任せします。