概要:零士が自分自身のことで怒るところを見てみたい彩葉さんは周りを巻き込んで怒らせてみようと画策しています。
「零士に怒られてみたい」
「何言ってんの?彩葉?」
日ごろの頑張りが祟ってとうとう変なことを言い出した彩葉は明らかに様子がおかしい
「かぐやはさ、零士に怒られたことある?」
「結構、怒られてると思うよ?」
KASSENNの時とか黒鬼の時とか主にれーじに打ち合わせとかをぶん投げた時とかに
「いや、あれは叱ってるだけなので違うんだよ」
「どう違うの!?」
生後1年未満の電柱生まれの元宇宙人には自身にとって義姉にあたる親友の事が分からなくなっている
「もっと………こう…感情をむき出しにして怒鳴られてみたい」
「彩葉ってどMだったりする?」
しかし、れーじが感情むき出しで怒鳴ってるところか………記憶の中でそんなシーンなんて………
「あ」
一つだけ、心当たりがあったそれは、黒鬼と初めて対戦したときの事だった。
「彩葉の事で帝に怒ってたみたいなことをされてみたいってこと?」
「あれともちょっと違うんだよ」
もう分かんないよ
「あれはあれでいいんだけど、結局私の為に怒ってるから今回の目的からは外れちゃうんだよ」
「彩葉はれーじをどうしたいの!?」
「こう…零士自身のことで怒ってみてほしい」
誰か助けて!彩葉がおかしくなっちゃった!!
「ヤッチョも気になるな~~、零士って自分の事で怒ることできるの?」
「ヤチヨも気になるよね!!零士って私達とかの為に怒ったりすることはあるけど自分自身の事で怒るところ見たことなくて」
なんか、そう言われるとかぐやもれーじがどうやったら怒るのか気になってきた。
「とりあえず、明日一日休みだし色々仕掛けてみる」
これは、頑張ってでいいのか?
朝ごはんが少し失敗していた作戦!!立案はかぐや
「ごめんね、れーじのオムレツだけちょっと失敗しちゃった」
「いいよ、それでも美味そうだから」
「怒らないの?」
「怒る要素あったか?」
朝ごはんが少し失敗していた作戦!!……失敗!!
読書タイムの妨害作戦!!立案はヤチヨ
「ど~~~ん!!」
「どうした?」
「え、え~~~っと~~~~………本読んでないでヤッチョに構ってほしいな~~なんて?」
「いいよ、何して遊ぶ?」
「み、皆でゲームしようよ」
「わかった、準備するから彩葉達呼んできてくれ」
「かしこま~~」
読書タイムの妨害作戦!!……失敗!!
筋トレ過負荷作戦!!立案は彩葉
「499………500………」
「れ、零士?なんでそんなスルスル腕立て続けれるの!?」
「あ~~、師匠に鍛えられてる時って50キロはあるTシャツ着せられてたからかな?」
「すご~~い、彩葉が背中に乗ってるのにリズムが一定すぎる~~」
「かぐやも乗る~~~!!」
「おっしゃこいこい」
筋トレ過負荷作戦!!……失敗!!
「ってことがあってさ~~」
「うん、彩葉は伊織君に怒られてみたいの?」
「芦花は気にならない?」
まあ、確かに伊織君が自分自身のことで怒ってるのを見た覚えがないがそもそも彼は怒るのだろうか?
「零士に怒ることあるの?って聞いてみたことあるんだけどその時は」
『え?普通に怒るけど?』
「本当に怒るのか知りたくて……」
「なら、お昼ご飯のお弁当のおかず盗ってみたら~~?」
「真実は、稲葉君に怒られたことある?」
「無許可でお弁当のおかず奪った時とかあるよ~」
何してんの!?この子!?
「ありがとう真実、ちょっとやってみる!!」
………多分、失敗するんだろうな~~~
「芦花、賭けしない?私は『なんだ?お腹空いてたのか?』って返すに一キャップ」
「世紀末なレートで賭けしようとしないで………『ほら、これも食べな』って追加を促すに一キャップ」
「パクッ」
「なんだ?お腹空いてたのか?ほら、こっちも食べな」
「あ、ありがと………」
「ねえ、真実?綾紬さん?彩葉さんは何しようとしてるのかな?」
「あれはね~~彩葉がいおっちに怒られてみたいらしくてね~~」
「真実と稲葉君の話を聞いて実践してみたらしいけど………」
本当に予想通りの失敗をするとは思わなかった………いや、どうせそんなこったろと思ったよ!!という気持ちの方が大きいな
「優斗くんはどうやったらいおっちが怒ると思う?」
「………多分………いや、確実に伊織が怒る方法が一つ思いついた」
やはり、男の子同士だからか怒りのツボみたいなものがわかるのだろう
「でもな~~、これを言うのは阿保らしいというか僕が言われたらショックで立ち直れないというか………彩葉さんの体が無事なのか………」
何が起きるの!?そのレベルの事が起きるの!?
「とりあえず、次の日が一日休みの時じゃないと使ったらダメな方法になるね」
「怒鳴るとはちょ~~~~~っと違うかもしれないけど彩葉さんの希望は叶うんじゃないかな?」
真実から稲葉君に零士が確実に怒るであろう言葉を聞いたのでそれを実践しようと思う。
何故か、寝る前って指定があったけど何でだろう?
「ねえ、零士」
「どうした?彩葉?」
「零士って本当に私の事好きなの?自分のステータスに思ってないよね?」
「は?」
稲葉君曰く『伊織は、人をトロフィー扱いするのを嫌がる傾向にあるからそれを突けば怒る可能性は高いと思うよ?彩葉さん自身のことを言えば効果は絶大とみた』とのこと
「彩葉………それ、本気で言ってんのか?」
「そ、そうよ………」
「明日って休みだったよな?」
「…そうだけど?」
そう答えると零士が私をヒョイっとお姫様抱っこしだした
「れ、零士!?//」
「どうやら、俺がどんだけ彩葉の事を愛しているか分かってないみたいだな」
そのまま私の制止の声を無視して寝室に運ばれてそのまま少し乱雑にベットに置かれた
「今夜は寝かせねえからな?覚悟しろよ?」
「や、優しくしてね?」
「無理♡」
『真実:どうだった?怒られた?』
『彩葉:たくさん
朝からナニ書いてるんだろうって時がある。