お隣の様子が急におかしくなってしまった   作:納豆伯爵

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唐突に思いついたネタをすぐに形にしていくスタイルです。


仁義なき兄妹対決  兄連合対妹連合

乃依君が珍しく、我が家に遊びに来ていた。

「彩葉ちゃん、ごめんね。急に遊びに来て」

「全然いいよ、零士に用があったの?」

乃依君と零士は定期的に遊んだりしてるらしく零士の面倒見の良さが心地良いのか結構仲がいいように見える。誇らしい限りです

 

「実は今日は、朝日と雷のことで相談があって…」

「お兄ちゃんの?」

お兄ちゃん、もしかして乃依君に何か失礼な事でもしたのだろうか?そうなったら妹として正義の鉄拳をぶちかます必要があるかもしれない…

 

雷さんはあんまり話す機会がないので良くは知らないが零士から話を聞いてる感じだと結構礼儀正しい印象がある。

 

 

「朝日と雷が最近、小言がめちゃくちゃ増えてきてて…」

「やれ、ご飯を食べろとか夜はちゃんと寝ろとか…」

「俺、食が細いからあんまり食べれないのにもう一品食えとかうるさくて」

 

曲を作るために引きこもった時に零士は『コンディションを保つためにご飯と睡眠はちゃんとしろ』ってよく言ってたが零士は乃依君には何も言わないのだろうか?

 

「そこで、一度朝日と雷を懲らしめようと思って同じ弟妹として彩葉ちゃんに協力してもらえないかなって」

「なにそれちょ~面白そうじゃん!!」

いつの間にかかぐやが会話に混ざり、ノリノリで乃依君の提案に乗っかっていた。

 

「かぐやちゃんはセンパイに言いたいことないの?」

「え?れーじに?う~~~ん?あったかな~~~?」

 

「実は、コラボライブの時にセンパイと朝日がかぐやちゃんと彩葉ちゃんへの求婚コメを阻止するためのチャンネルを作りかけたって話があってね」

 

「「ちょっとそれ詳しく教えて」」

 

 


 

 

「お邪魔します」

「おう、零士よくきてくれたな」

「レイ、いらっしゃい」

今日は、なんか朝日さんと雷さんが俺に相談したいことがあるらしく朝日さんの家に招かれていた。

 

「乃依はいないんですか?」

「ああ、乃依は呼んでいないんだ」

もしかして、乃依に話せないような話なのだろうか?

 

 

「実は、乃依の食育についてなんだが…」

「は?」

真面目に構えてた自分があほらしくなる内容な気がしてきた

 

 

「乃依の食が細くて、夏とか倒れそうなんだ。」

うん、何回かご飯を一緒に食べたことがあるから一般男性からすると少ないんだろうなって量ではあるが食べてないわけではないので特に問題視していなかった

 

「ちなみに、食育ってどういうことしてきたんですか?」

「もっと食えとか、もう一品食べろとか」

「なめてんのか?」

持論ではあるが、食育に大事なのは食べるのが嫌いにならないことだと思う。

 

 

「あのですね、乃依の食が細いのは分かります。でもそれで無理やり食べさせるのは違うでしょ。あんたら力士かプロレスラーでも育成したいんか?」

「い、いや俺たちは兄として心配してだな」

「やり方が悪い!紅葉さんもそうだけど教育が下手なのか!?」

「おい、しれっと義母をいじんなよ」

「やかましい!!あんたもあの人も言いたいことは分かるが圧倒的にやり方が変なんじゃい!!」

母親が居ない俺でも分かる、強くなってほしいからとあの教育方針は絶対に変、激やばおかしい。電柱生まれのかぐやにすら言われるレベルだぞ、舐めんな。

「大体、母さんと一緒にされるのはちょっと…………」

「そう思うなら、乃依への対応もちょっとは考えたれや馬鹿兄貴が」

あんな分かりやすい反面教師がいるのに何故こんなことになったのか…

「はい、ごめんなさい」

朝日さんがシュンと正座をしたことで次に説教をしなければならない人に聞いた

 

「それで?雷さんはなんで朝日兄さんを止めなかったんですか?」

「そ、それはだな…」

「もしかして、『朝日の言う通りだからそのままにしておこう』とか考えてたりしていませんでしたか?」

「ギクッ」

自分で言っちゃったよこの人…

「あんたは乃依の兄貴でしょうが!!絶対何回か助けを求める目でアンタの方見てたでしょ」

「フイッ」

「こっちを見ろ!!」

 

「朝日兄さんの言ってることが正しくてもやり方が阿保なんだからアンタがちゃんと止めないとダメでしょうが!!」

「おいこら」

「ごめんなさい」

 

 

「とりあえず、あんたらに食育を任せてたら乃依が逆に倒れるだろうから乃依に連絡して一週間くらい俺達で面倒を見るから」

「親御さんへの許可とかお願いしますね。雷さん」

 

とりあえず、馬鹿兄貴どもに一通り説教をしていたところに俺のスマホにかぐやから電話がかかってきた

 

「もしもし?かぐやどうしたんだ?」

 

『れーじ!!かぐやたち妹連合と帝たち兄連合で勝負だよ!!』

「待て待て待て、話の流れが見えねえんだけど!?」

妹連合って何!?とか兄連合って何!?とか色々ツッコみたいんだが何故に勝負!?てか何で勝負するんだ?

 

『今からツクヨミで勝負だよ!!妹連合はかぐやと彩葉と乃依で兄連合は帝と雷とれーじだから』

「あー、とりあえず朝日兄さんと雷さんを連行すればいいんだな」

『れーじも逃げたら駄目だからね!』

そう言って、かぐやは電話を切った

 

「零士、彩葉になんかしたのか?」

「レイ、かぐやに何かしたのか?」

 

「あんたらにだけは言われたくねえ…」

とりあえず、俺達兄連合(仮)(被告人ども)と一緒にログインする必要があるな

 

 


 

 

「れーじ!帝!雷!よく来たな!!」

何で仁王立ちしてんだ?

「よく来たな!って呼んだのお前じゃん?」

しかも、なんか彩葉はちょっと怒ってるしかぐやは笑ってないか?

 

「の、乃依?俺たちが悪かったから許してくれないか?」

「ふん!」

乃依にそっぽを向かれて凹んだ朝日兄さんがこちらに助けを求めるような目をしてきたが自業自得なので無視した。

 

 

「ふっふっふ、帝アキラよ甘い男だよ君は」

「お前は何キャラなんだよ」

謎のテンションでかぐやが仕切ってるのが凄い気になる。

 

「謎テンションのかぐやちゃんも推せるな」

この人ほんとすっごいねもう(適当)

 

「帝たち兄連合が、我々妹連合に許してもらうにはSETSUNAで勝負して勝つしかないんだよ!」

「こっち、プロ二人いるけど大丈夫?」

彩葉もめちゃくちゃゲーム上手だからあんまり心配はしてないが流石にこちらは現役プロが二人いるのでこういってはあれだが負ける気がしない

 

「というか、俺なんか怒らせるようなことしたっけ?」

正直、身に覚えがない。なんかやらかしてたのだろうか?冷蔵庫の麦茶がなくなりかけたのに気づいてなかったとか?実は誰かの楽しみにしてたおやつ食べてしまったとか?

 

「もしかして、汗拭いたタオルが洗濯機に入ってなかったとか?」

「お前はお前で何してんの?」

「違うけど?」

違うんだ、最近はかぐやとかヤチヨの希望で彩葉達の部屋の方で基礎トレしてるからその時のことかと思ったが…

 

「れーじは本当に覚えてないの?」

「昨日、かぐやが腕立ての時に乗ってきたから背中合わせなのをいいことに両手から片手に変更したことか?」

「れーじ、そんなことしたの!?」

「気づいた時は本を落とすかと思った」

「彩葉は気づいてたの!?」

「ヤチヨは動画取ってたよ」

「人が呑気にアイス食べてるときに!?」

「お前はお前で人の上でアイス食うなや」

知らなかったよ!アイス食ってたなんて!

 

 

「しょうがないな、れーじにヒントあげる」

「ヒント?」

 

「コラボライブ・求婚・帝」

「俺?」「朝日兄さん?」

コラボライブは、ヤチヨカップの事だろう…求婚はなんだ?彩葉にプロポーズかましたことか?

朝日兄さんは、なんかあったっけ?彩葉関連?

 

「レイ、アキラきっとあれの事だ」

「雷さんは知ってるんですか?」

「ああ、俺と乃依で必死に止めたからな」

止めた?もしかして

「ライブにちょっかいかけた月人ぶっ飛ばすために黒鬼のホームぶっ壊そうとしたこと?」

「あ~~、あったな。あんときは俺たちが全力で止めたわ」

「その節は大変申し訳ございませんでした。」

あの時はかぐや達のライブがぶっ壊されたんじゃないかと思って気が気でなくて…

 

 

「れーじ、そんなことしようとしてたの!?」

「あ~~、そう言えばそうだったね。」

「え!?これでもない!?」

思わず朝日兄さんの方を見るがこちらも想定外という反応をしていた

 

「ちょっと待った!!俺たち作戦会議するからちょっと待ってくれ!!」

「え~~、まあいいけど~~」

とりあえず、かぐやの許可は得たし向こうも基本はかぐやの意見を尊重するスタイルらしいというか巻き込まれた様子だった

 

「朝日兄さん、他に心当たりあります?」

「正直ない。上京してきた彩葉に自分から連絡しなかったことは何処かの義弟に怒られたし」

「俺も彩葉達に内緒で無茶したり怪我してたりすると怒られてますし今更大がかりで怒られるようなことなんて」

「零士は零士で何してんの?馬鹿なの?」

失礼な!大事な妻と姉妹を守るために強くろうとしてるだけでそのために知り合いに稽古をつけてもらってるだけなのだ。なんか偶にトンファー持ったイケメンが半殺しにしてくるけど…それ以外では特に怒られるような怪我はしてないはず

 

「お前たち、本当に覚えてないのか?」

「雷、それが全く身に覚えがない」

うんうんと同意していると雷さんが『ほんっとにこいつらは阿保か?』と言わんばかりの目線をしてきた。

「あの日、何があったか思い出せ」

えっと、あの日は夜中にベランダで緊張してる彩葉を頑張って励ましたりブラックオニキスの皆にグッズ分けてもらったり

「そういや、あの日俺のことお義兄さん呼びでもいいって言ったけど本当にそうなったな」

「そっすね//お付き合いすっとばして婚約しましたけど」

「交際0日婚にびっくりした。そこに愛はあるんか?」

「ありますけど?」

愛しかないが?

 

「お前たち、かぐやと彩葉ちゃんが結婚するってなったらどうすると俺が聞いたの覚えてるか?」

「ありましたね」「横のこいつが彩葉と結婚するんだけどな」

 

「レイと彩葉ちゃんの関係は一旦置いておくが、お前ら揃いも揃ってなんていったか覚えてるか?」

「俺より強いやつじゃないと認めませんって言いましたね」

「その後、なんて言ったか覚えてるか?」

「あ~~、思い出した」

「え?何かしましたっけ?」

正直、月人たちのこととかかぐやの事で頭がいっぱいだったのであんまり覚えてない

 

「かぐやちゃんと彩葉に求婚してくるやつらを俺たちでぶっ飛ばすチャンネル作ろうって話してた」

「あ~~~~~~!!ありましたね!!そんなこと!!」

「俺が頑張って止めたのに…そんなこと?」

まじで申し訳ないが、それどころではない事態だったので許していただきたい

 

「話はまとまった?」

「うん、まとまりました。ごめんね?俺たちで勝手にチャンネル作ろうとして」

流石に二人に関わることなのに相談なしに動こうとして申し訳ないと思い謝罪をした。

「レイ、なんか勘違いしてそう」

 

「許してほしければSETSUNAで勝利するしかないんだよ!!」

そう言ってかぐやが対戦カードを発表した

 

第一試合:乃依 対 雷

 

第二試合:いろP 対 帝アキラ

 

第三試合:かぐや 対 レイ

 

「それぞれ、兄妹対決だよ!!負けないからね!れーじ」

「お手柔らかに頼むね、お兄ちゃん」

「雷、よろしくね」

 

 

「彩葉よ、兄より優れた妹はいないと証明するしかないようだな」

「かぐやと対戦するの初めてだな、よろしく」

「すまん、二人とも。俺は乃依に勝てないかもしれない」

まあ、お互いにある程度手の内は分かってるだろうし中々熱い試合になりそうだな

 

 

「準備出来たら早速第一試合から始めるよ~~」

 

 


 

第一試合:乃依 対 雷

 

「雷、手加減しないからね」

「望むところだ」

 

「それじゃあ、いっくよ~~~」

そう言って乃依は1000tと書かれたハンマーを取り出した

 

「待て待て待て、お兄ちゃんそれ知らない」

「え~~~~い!」

 

乃依の勝ち

 

 


 

「なんか、知らない武器出されたんだけど」

「今週のびっくりドッキリメカだよ。ヤチヨちゃんが貸してくれた」

ヤチヨも協力してんの!?

 

「シティ●ンターでしか見たことないやつ出てきてびっくりした」

1000tって相当重いんじゃないだろうか?

 

「妹連合は初戦は白星スタートだよ~~」

「いえ~~い」

かぐやと乃依がノリノリでハイタッチしている。

 

「次はお兄ちゃんと私だよ」

「彩葉、俺に勝ったことあるっけ?」

「あるし!………一回だけ」

 


 

第二試合:いろP 対 帝アキラ

 

「彩葉、久しぶりによしよししてやろうか?」

「零士以外からはお断りします。」

「ラブラブすぎてお兄ちゃん泣きそう」

「泣いたらいいんじゃない?」

「冷たいな…」

 

しみじみしながら対戦が始まった

 

「っふ!!」

「っは!!」

お互いに一歩も譲らない攻防だが流石に経験値が違うのか朝日兄さんが優勢なようだ

 

「負けるな!!」

「れーじ、対戦相手を応援してどうするの?まあ、れーじらしいけど」

思わず彩葉を応援してしまったがかぐやの言う通り、彩葉は相手チームだった

 

「おい!レイは俺を応援しろよ!!」

「隙あり!!」

「あ!!しまった!!」

 

彩葉の勝ち

 


 

「あのさぁ、レイ。お前と彩葉がラブラブなのは分かってるけどさ流石にチームメイトを応援しないのはどうなん?」

「すみません、つい力が入って…」

 

 

「お兄ちゃん、負けたのを零士のせいにしたら駄目だよ。零士の所為にしたら」

「そーだそーだ!!彩葉とれーじのラブラブ度の理解が甘かった帝が悪いんだぞ~~」

「そーだそーだ」

妹連合がこぞって、朝日兄さんを責めだした。責めてんのか?

 

 

「最後はかぐやとれーじだよ!!」

「もう、俺たち負けたしやる理由あるか?」

「面白そうだからやる!!」

ほなしゃあないか~~~

 

 


 

第三試合:かぐや 対 レイ

 

「おりゃ~~~!!」

勢いよく攻撃を仕掛けてくるかぐやだが

 

「よっと、ほいっと」

「避けんな~~~!!」

「そんな大振りが当たるわけないでしょ」

 

「確かに、白羽取りしたり」「狙撃避けたり」「あのクエストクリアしただけで回避能力はツクヨミ1と言っても過言ではないからな」

ブラックオニキスの面々が色々講評してくれてる。プロゲーマーにそう言われると照れるな

 

「くっそ~~こうなったら~~~!!」

何か仕掛けてくるのかと身構えたがかぐやは武器を手放して上目遣いで懇願してきた

 

「れーじ?れーじはかぐやを殴ったりしないよね?」

「うっ、こ、これはゲームだからな?」

ハンマーではなく女の武器で勝負を仕掛けてきたかぐやに何処かたじたじになりながら無防備のかぐやに攻撃を仕掛けようと拳を振りかぶった瞬間に、痛いのがくるのを我慢する子供のようなかぐやの表情を見た瞬間に

 

「俺には…大切で大事な妹分を攻撃なんて………例えVRでもできない!!」

 

結果、振り上げたのは拳ではなく、白旗だった

 

「いえ~~~い、かぐやの勝ち~~~」

「卑怯!!あまりにも卑怯!!」

 

「あのさぁ、流石にゲームなんだから別に攻撃くらい」

「朝日兄さんは仮に彩葉に同じことされたとして剣で切るんですか?銃で撃つんですか?こん棒で殴るんですか?」

「朝日、それはちょっとどうなんだ?」

「ゲームだからやるよ!?何で俺がおかしいみたいな扱いになるんだ!?お前等、『うわ~~ないわ~~~』みたいな表情やめろ!?」

 

 

 

「ふっふっふ、負けた兄連合にはどんな罰ゲームをしてもらおうか」

「まあ、負けたしな。煮るなり焼くなり好きにしていいぞ」

「レイ、潔いなと思ったけど半分はお前が原因で負けたんじゃね?」

「弟分に責任をなすりつけるなプロゲーマー」

「雷さんの言う通りだぞ、お兄様」

「お前、それ今まで呼んだことないだろ。できれば『朝にぃ』って呼んでくれよ」

何その願望?何処から湧いてきたの?

 

 

「それじゃあ、順番に発表しちゃうよ~~」

 

「まずは俺からね。雷は俺にアイス買ってきて。ハー●ンダッツね」

「それだけでいいのか?」

「うん、別にそんなに怒ってないし」

平和的解決

 

「次はお兄ちゃんね、お母さんに一発ギャグを連絡して」

「罰ゲーム重くない!?」

恐ろしいな、あの紅葉さんによりによって一発ギャグをするなんて

 

 

「最後はれーじだよ。れーじは今度かぐやを遊園地に連れてってね」

「なんだ、そのくらいならお安い御用だ」

彩葉とヤチヨも来るかな?

「かぐやと二人だけだよ?兄妹デートだよ」

「なんじゃそりゃ?」

「ほら、負けたんでしょ?だから煮るなり焼くなりしようかなって」

「すいませ~~ん、うちの妹が妬いてます」

「あとでれーじを宛がうからよろしく~~」

俺は薬か何か?

「まあ、偶にはいいのか?」

 

 


 

「っふふふふふ、おもしろ」

「あ~~最悪だ」

朝日兄さんが送った一発ギャグについては既読すらつかなかったらしい

 

「せめて拾ってくれ………」

切ない願いすらも拾われなかった。




なんか、思いついて書きだしたら止まらなかった。

あと、食育の件はとりあえず乃依が二人を許したので流れました。お泊り会はしたよ?
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