①綾紬芦花(20歳)の場合
「実は、彼氏が出来て」
「相手は?」
「ま、真実?」
私、真実とはそれなりに長い付き合いだと思うけどそんな冷たい表情出来るの!?
「その人は稲葉君とか零士くらい芦花を大事にしてくれる人なの?」
「い、彩葉?」
あの二人は自身の恋人を命くらい大事にしてるからそのレベルの人は五万といないと思います。
「や~~~!!芦花はかぐやのお姉ちゃんになってくれないとやだ~~~!!」
「かぐやちゃん!?」
この子はまた変なことを言い出したな。彩葉がお姉ちゃんじゃ駄目なのだろうか?どうして私なのだろうか?
「「ちょっと今度面接するから、その人にも連絡しておいて」」
面接って何するの!?可哀そうだよ!!架空の彼氏が!!
「………ごめん、ドッキリなんだ」
「「「な~~んだ、よかった~~~」」」
「「「でも、本当にできたら紹介してね?」」」
本当にできたらちゃんとちゃんと受け入れてくれるんだろうという優しい一面も知ってるから大丈夫だと思うけど、二人の彼氏を見てるから私自身が男性に要求するハードル上がりまくってそうだ
とりあえず、酒の席でドッキリを仕掛けるのはやめよ。
②かぐやの場合
「れーじ、実はねかぐや、彼氏が出来たんだ//」
「………かぐや、座って」
ドッキリの為、彼氏が出来たことをれーじに伝えると机に移動してゲンドウポーズをしながら着席を促してきた
「その……その彼氏はどんな奴なんだ?」
父親か?
「どんなって、ライバーさんだよ?」
かぐやの行動範囲や交友関係的に自然なのはライバーさんだということだったのでライバーが彼氏ということにした。
「そいつは強いのか?」
「何言ってるのれーじ?」
見たことないくらい真剣な目で自分より強いのかを聞いてきた。
「いつでも受けて立つと伝えておいてくれ」
「ゲームだよね!?ゲームの話だよね!?」
そう言って、れーじは席を立ってキッチンに向かったが、かぐやには分かる。あの目はマジだった。
あの後、れーじにネタバラシをしたがその時に『もし本当に彼氏が出来たら俺がいつでも受けて立つって言ってったって伝えるように』と厳命されてしまった。
かぐやにガチ恋してるオタク共へ、かぐやが欲しければれーじに勝たなきゃいけないらしいよ………ツクヨミでだといいね!!(現実逃避)
③ヤチヨの場合
「彩葉~実はヤッチョね、彼氏が出来たんだ」
「あばばばばばばばば」
「い、彩葉ーーーー!!どうしちゃったの!?零士!!彩葉がおかしくなっちゃった!!」
「彩葉!?しっかりしろ!!大丈夫か!?」
私の8000年分の記憶を見ても正気を取り戻せた彩葉が私に彼氏が出来たってだけでめちゃおかしくなっちゃった!!
「れ、零士!!!推しに………最推しに恋人が………」
脳破壊されてるだけかい………でも、彩葉はそんなにヤッチョのことを想ってくれてたんだ
「彩葉、ヤチヨだって人間だ。恋することもあるだろう。でも推しの幸せをちゃんと願うことができるのが真のファンじゃないのか?」
なんか、いいこと言ってる風にしてるけどかぐやが同じこと言ったときに『いつでも受けて立つ』って言ったの知ってるからね?かぐやに相談されたからね?『あれって現実でかな?ツクヨミでかな?』って聞かれたから『どうせ、現実だよ!!』って答えといたけど。
「零士…そうだよね、ヤチヨだって女の子だから恋の一つや二つするよね。ちなみにどんな人なの?」
「い、一般人だよ」
ヤチヨの正体やらなんやらを考えた場合に同業だと面倒なため一般の人ということにした
「あ、俺からも聞きたいことあるわ」
「何?零士?」
「そいつは強いのか?」
お前はバトル漫画のライバルキャラか!!
「いつでも受けて立つと伝えといてくれ」
「ねえ!それゲームの話だよね!?現実じゃないよね!?」
さっきは彩葉に推しの幸せをちゃんと願えって言ってたのに!!自分はいいのかよ!!
「俺は身内として聞いてるからセーフ」
「アウトだよ!!」
「それなら、ヤチヨは私の
「彩葉!?」
「私達に勝てないようじゃヤチヨは任せられない」
それはゲームの話でいいんだよね!?現実でとかじゃないよね!?零士が戦闘力を測って、彩葉が知力を測ったりしないよね!?
一応、その日の夜にネタバラシをした。彩葉は安心したのか腰が抜けてしまったようで零士に移動を甘えていた。
④乃依の場合
「ねえ、朝日、雷。実は俺彼女が出来た」
ドッキリの為、朝日と雷に彼女が出来たといった瞬間に朝日と雷がコップを落とした
「のののの乃依!?お前彼女出来たのか!?」
「う、うんそうだけど?」
朝日は何をそんなに焦ってるのだろうか?てか、顔近い!!
「乃依、その子のことを好いてるのか?」
「う、うんそうだけど?」
一応、付き合ってるんだからそうに決まってるだろうに、我が兄ながら変なところがあるなぁと思っていると唐突に何処かに電話をし始めた
「誰に掛けてるの?」
「レイに掛けてる」
何で?センパイは関係なくない?
「乃依を鍛えてもらおうと思って」
「何故に?」
「知り合いの中で現実でちゃんと動けるのはレイくらいだからな」
「それは分かるけど何で鍛える必要があるの?」
微妙に会話が通じないなこいつ
「何でって、彼氏というのは彼女を守る存在だろう?レイと彩葉ちゃんのように」
「あの二人は普通じゃないからね?」
「とても仲がいいからな」
あの二人は仲がいいというレベルを超えてる気がする。いうなれば共依存が近い気がする。
「つまり、レイくらい強くないと彼女を守れないぞ」
「その理屈はおかしい」
雷の恋愛観があの二人に浸食されてんじゃん!?あれは普通ではないからね!!
「朝日はいつまで動揺してんの!?」
「………俺の方が好きやもん」
なんか、言ったようだけど声が小さすぎて何も聞こえない
「まあ、ドッキリなんだけどね」
そう言った瞬間、『解散、解散』と二人揃って仕事に戻っていった。
オマケ:彩葉の場合
「お兄ちゃん、実は彼氏が出来てん」
「知ってる」
「紹介しようと思って連れてきたんよ。入ってきて」
珍しく、遊びに来た妹が茶番を始めた
「どうも、酒寄彩葉さんとお付き合いさせていただいております。伊織零士と申します。」
「知ってた」
謎の茶番に巻き込むのやめてくれないだろうか………暇なのか?大学生というのは
「あと、子供も出来た」
「子供!?」
びっくりだよ!!こいつらドッキリかなんか知らんけど何処まで本気なん!?
「入ってきて」
入ってきて!?もう言葉が分かるほど成長してるん!?喋れるような年齢なん!?
「かぐやだよ!!」
「かぐやちゃんかい!!」
知らぬ間に二人が子供までこさえたんかと驚いていると推し兼義妹のかぐやちゃんが現れた
「
彩葉とかぐやちゃん曰く、七色に光るゲーミング電柱でかぐやちゃんを拾い、零士をその場で拉致してなんやかんやで一緒に育てることになったという話を聞いたことあるため言いたいことは分かる。
尚、拾うところまでは彩葉から、育てるところはかぐやちゃんから二人の馴れ初めということで聞いた。
「というわけで、お兄ちゃんにお願いがあって」
「かぐやの養育費を払ってほしい」
「自分で稼げ!!横の男に稼がせろ!!」
拾った責任は果たせ!!ていうか、この3人の中では一番稼いでるの
「もちろん、俺も働いてるんですが俺だけの稼ぎじゃ二人を養えなくて………」
「お兄ちゃんしか頼れないの」
切実な雰囲気を出してるけど、二人ともライバー活動でそれなりに稼いでるよな?かぐやちゃんが特に稼いでるよな?
「朝日お兄ちゃん…このままじゃかぐやは冷たいパンしか食べれなくなっちゃう…かぐやを助けて?」
「分かった、月20でいいか?」
推しに可愛くお願いされたら払うしかない。
「ちょろ」
「聞こえてんぞ」
かぐやちゃんのお願いに秒で対応した俺を見て彩葉が悪口を言ってきたがお前も大概だということを聞いたぞ
「義兄さん、ありがとうございます。これで娘を大学に進学させれます。」
「お前は真面目だね」
このノリをこいつら揃いも揃ってやってるのは面白すぎるので今度、配信で話そう。
「ちなみに大学は何処を?」
大学なんて言い出したので何処に進学させようとしてるのか聞いた
「ハーバード大学に」
「えっへん」
推しのどや顔は大変可愛いのだが、設定がめちゃくちゃすぎないか?
「学部は?」
「なんか…凄い賢そうなやつです。」
「凄い賢そうなやつに進学するんだ~」
「その回答が凄い馬鹿のやつだろ」
想定外の質問だっただろ絶対に!!回答が超適当だったもん。こいつらいつネタバラシするつもりなん?こんなバレバレの企画なのに
「それじゃあ、お兄ちゃん私達帰るから。養育費よろしくね」
「ありがとうございます。」「またね~~」
「え、あ、うんまたね」
「え?ネタバラシは?」
息抜きに書いてる説あります。
なお、オマケの朝日に関しては後日、養育費の件で彩葉に連絡をしたところ『え?私達、お兄ちゃんの所になんて行ってないけど?』と返して朝日をビビらせてました。