一言だけ、全員バカみたいに酔ってる前提です。難しく考えずにあほな会話してんなこいつらぐらいの気持ちで読むのがオヌヌメ
本当に読者の皆様には申し訳ないんですけどこの作品が一番書きやすいんです!!
高校を卒業して数年、彩葉と伊織君は大学一年の時にかぐやちゃんが最初に卒業ライブをした日と同じ日に籍を入れて二人で笑顔で「悲しかった出来事を超えるような嬉しい日に出来た」と幸せそうに笑顔で皆に報告していた。
皆、お酒が飲めるようになって偶に皆で飲み会をしたりしているが一つだけ私を悩ませてる問題がある。
それは………
「芦花は!!我々稲葉家が長女として迎え入れる!!どこぞの馬の骨とも分からん男と付き合うくらいなら!!私たちが!!芦花を幸せにして見せる!!」
「そーだそーだ!!真実の言う通りだ!!くそボケ夫婦の所になんてうちの大事な一人娘の芦花を渡すなんて僕が許さないぞ!!」
東軍:稲葉家
「何言ってんの!!芦花は我々、伊織家が長女として迎える!!私達の家族愛の大きさで芦花を幸せにして見せる!!」
「そーだそーだ!!芦花はかぐやのお姉ちゃんだもん!!」
「ヤッチョにとってもだよ!!」
「zzzzz」
西軍:伊織家
この中で唯一独り身である私をどこぞの誰かに渡すくらいなら自分たちで囲っちゃおうとしてどっちの家の娘に迎えるかを割と本気で争うようになってしまった。
いや、これ私も悪いなって自覚はあるんだよ。言ったらあれだけど私は美容系インフルエンサーとしてやらせていただいておりますのでそれなりに容姿に自信はあるしモテるとは思う。
正直に言います、告白されたことだってあります。
でもな~~~
「優斗君はいおっちと違って!!清廉潔白で木綿のような優しさをもってるよ!」
「そうだ!伊織のような歩くフラグ製造機じゃないんだ!!」
「何を!!れーじだって力持ちで羽毛布団のような温かい優しさを持ってるよ!!」
「そうだよ!零士の人の好さ舐めちゃ駄目だよ!!迷子に声かけるのに一マイクロも躊躇しないんだから!!」
「そうよ!!レオルさんの影響か年々英国紳士っぽい行動が様になってるんだから!!」
一番距離が近い男の子が
じゃあ、彼氏じゃなくて彼女は?ってなるかもしれないけどそれでも
あと、伊織君は起きてくれないかな?ツッコみが追い付かないから
「芦花はどっちの家に来たい?」
「かぐや達だよね?」「いやいや、私達だよ。」
「タスケテ」
どっちかが嫌だとかではないけど、流石に友達の子供として迎えられるのは嫌だ
これは、皆が嫌いとかそう言うのではなくて倫理とかそう言う問題だ。あと私ちゃんとパパもママも好きだし。
「ねえ!!れーじはどう思う!!」
「スヨスヨスヨ」
「起きてよ~~~!!」
ヤチヨとかぐやちゃんが伊織君を起こして味方につけようとしているが
「ははははは、無駄だよ二人とも。伊織はお酒に滅法弱いことくらい
「も~~~起きない!!れーじ!!起きて!!芦花を我が家の長女に迎えないと!!」
「彩葉~どうやったら零士起きる?」
「任せて、ちょっと数分
「よっしゃ!!やったれ彩葉!!」
待って!!公衆の面前でそれはまずい!!起きて!!伊織君!!
「彩葉さん、冷静になるべきだ」
「どういうこと?」
「そもそも、親たるもの子供の前でそういう事は控えるべきではないのかな?せめて軽い方にしてあげるべきだと思うよ」
「優斗君の言う通り、そういうのは二人っきりの時の方がいんじゃない?」
ふ、
「真実、稲葉それは違うよ!」「そうだよ!所謂、普通の一般家庭だったらそうかもしれないけど。」
「うちは逸般家庭だからね。普通じゃないんだよ」
あぁ…あの頃の彩葉は何処に行ったんだろうか…と思ったが知り合った当初から普通ではなかったと思い返してシリアスが一瞬でシリアルになってしまった。
「彩葉とれーじがイチャイチャしてこそ」「我々伊織家だと思うんだよ☆」
「ムニャムニャ」「ふふ」
マジで起きないね!!伊織君!!私も伊織君くらいお酒が弱かったらよかったのに!!
「ムニャムニャ…彩葉好き」
「ごめん、ちょっと数分席外すね」
そう言って、彩葉は寝ている伊織君を抱えて席を外した
「お待たせ」「ごめん、寝てたわ」
「おか~」「やっと起きたね~零士」
やっとツッコみポジよりの人間が増えたからこの不毛な争いから解放される!と思っていたが
「悪い悪い、それで?芦花はいつ
君、酔ってるよね?おしゃけいつのんだのかな?
「彩葉?」
「//」フイッ
「こっち見ろ!!」
貴方さっき席外したときにナニしたの!?
「待て!!伊織、芦花は
「なんだと!!うちは長女:芦花、双子のかぐやとヤチヨなんだぞ!!」
「そーだそーだ!!芦花は我々月人のお姉ちゃんだ~~!!」
「あ、あの皆落ち着いて?」
「「芦花!!君はどっちがいいんだ!!!」」
「だ、だから落ち着いて!?//」
「と、とりあえず皆落ち着いて!!」
なんか変なテンションになっている皆を落ち着かせてから
「私たちは家族じゃなくて親友だからどっちの家の子にもなりません!しいて言えば私は綾紬家の子供です」
と謎の説明をした。
「うむ、本人がそういうなら」「ああ、惜しいと言えば惜しいがな」
男の子たちは何とか納得してくれたし
「「「「芦花~~~!!」」」」
彩葉達、女性陣は嬉しそうに泣きながら抱き着いてきた
「でもとりあえず、あれだよな」「そうだね、伊織。僕も同意見だ」
「さんせ~い」「大事だよね」「そうだよ!!ちょ~大事だよ!」「うんうん」
「「「「「「私(俺)(僕)経由で芦花に近づきたい人は面接しておかなきゃ」」」」」」
ここに
芦花には幸せになってほしいと思ってるがそれはそれ、これはこれってことで本人差し置いて家族に迎えようとしているし、芦花は芦花でそもそもの恋人に求めるハードルが知らぬ間にエベレストも真っ青な高さになっているっていう。
別に芦花の人を見る目を疑ってるわけではないので本人が「私、この人とお付き合い始めたの」って紹介したら皆泣いて喜んではくれます。