SAO 光の魔装使い   作:夜見

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はい、どうも、この前書こうとしたらミスって下書き消しちゃって萎えて放置しちゃいました……、また改めて頑張るんでよろしくです!
今回は少しだけフウが暴れますねー


1層ボス攻略会議

バサリ、そんな乾いた音を立てフェンサーは迷宮区の冷たい床に倒れた……

 

「……えぇ……」

「……マジかよ……」

二人揃って目の前の光景に困惑した

そりゃ目の前でいきなり人が倒れたりしたら唖然とするよね!

ととりあえず自己暗示で納得

「と、と、と、とりあべずこの人を安全などころに運ぼう!」

「お前一旦落ち着け……噛みまくってんぞ」

噛み噛みなボクをみてキリトは呆れながら言った。

「まぁ運ぶなら、普通に運ぶのは厳しいからこうするしか……」

ゴソゴソ……ゴソゴソ……

「あー……それなら運べるねー……」

「よっしゃ、とりあえず外まで運ぶぞ」

「おっけー、敵の相手は任せてー」

 

数10分後〜……

「あぁ〜疲れた」

そんなこんなで敵を退けながらボク達は迷宮区の外まで辿りついた

「ここでいいか……」

そう言いキリトは寝袋に入れたフェンサーを木の下に下ろした

「いきなり倒れちゃうなんて相当疲れてたんだね……」

「そうなんだろうなぁ……」

「ね、ボクもつかれたからねてもいい?」

「はぁ……?わかった、俺が見張りしておくから寝てるといい」

「わーい、ありがとー」

そこでボクの意識はプツンと途切れた。

 

 

「んん〜……」

目を開けると目の前はもう赤い空に包まれていた

もう夕方だ、そろそろ主街区へ帰らなければ暗くなってしまう

横を見るとキリトが剣に頬を当てて寝ていた

こいつ……見張りは任せろとか言ってたくせに……

なんか悪戯してやる……

そうは思ったが何をするのか浮かばない……

フッと一つの悪戯が閃いた

ニヤリと笑う顔を抑えながらキリトの剣に手をかけると

スッと剣を抜いて位置をずらしてやった

すると支えを無くしたキリトは胴体を前に倒しずらした剣に頭をぶつけた

ゴッという鈍い音がしたがまぁ気にしない

「……あたたた……なんだぁ……」

ぶつけた所をさすりながらねむそうな目を瞬かせボクの方を見た

「そろそろ帰らないと暗くなっちゃうよ?」

「あぁ……もうそんな時間か……でもこのフェンサーさんが起きないとなぁ……」

「あぁ〜そうだったね、早く起きないかな?」

「ん……」

「あ、起きたかな?」

フードの奥でしばみ色の瞳を開けた、

フェンサーはあたりをキョロキョロと見回すと

次第に表情を強ばらせていった

「なんで私外にいるの……?」

独り言のようにボヤくがギリギリ僕の耳に届いた。

「迷宮区の中で突然倒れたんだよ、だから外に連れてきた」

「勝手なことを……!」

「あの状況で見捨てるのは嫌だったからさ、まぁ勘弁してよ」

それに……と続けるとフウは目を鋭くし

「体調管理も十分じゃないのに迷宮区に入るのは自殺行為だよ?」

普段のやんわりした雰囲気から一転した冷たい雰囲気に気圧されたのかフェンサーは黙り込んでしまった。

すぐに普段の雰囲気に戻し笑った

「まーま、とりあえず街に帰ろうよ」

「……えぇ……」

 

 

1層 谷間の街 トールバーナ

 

あのあと街に着いたのはもう日が暮れてもう少しで夜、というタイミングだった。

あのタイミングで迷宮区を後にしてよかったと思った。

「攻略会議は向こうの広場であるらしいな」

「言われてみれば向こうの方になんだか人が集まってる感じはするねー

「私は攻略に参加する気は無いわ」

広場の方へ歩き出そうとすると冷たくフェンサーが言い放った

「そう言うなよ、とりあえず参加してみようぜ?」

「……わかったわよ」

案外あっさり言ったなぁ〜……なんて思ったけど

敢えて口にはしないでおいた。

まだ攻略会議までは時間があったのでその間に軽食を取ることになった、軽食は個人で取ることになったのでとりあえずは解散した

 

 

さてと、何食べようかなぁ………何かお腹に貯まるもの食べたい気分かな〜

そんな他愛ないことを考えながら町中を歩いていると

「ったく……今回ばっかりは無理だって言ってるのになぁ……」

ボヤくような声が聞こえた、どっかで聞いたことあるなぁ……

顔を向けると顔にヒゲのようなペイントをつけたプレイヤーが居た

ぁ〜……アルゴかぁ

「アルゴ〜、どしたのー?」

「ん、フウか、お前こそどうしたんダ?おねーさんに何か用カ?」

「いや、そういうわけじゃないけど見かけたからさー、何ボヤいてんの?」

「仕事の事だヨ」

「あぁ〜……おつかれさまです……」

「ホント今回ばっかりは骨が折れるよ……」

「なんか奢るよ?ボクもなにか食べるしついでに」

「おっ、ならお言葉に甘えて……感謝の気持ちにオススメの屋台教えてあげるヨ」

「ホント?まだ食べるもの決まってないからありがたいや」

アルゴとはキリト行動をしているに連れ知り合い仲良くなった。

それ以来気になる情報を取引したり何だりお世話になっている。

「こっちの方ダナ」

そう言われアルゴに付いていく

しばらく表通りを歩くと普通の屋台の前で止まった

串焼き屋さんみたいだ

「ここの屋台の食べ物がこの街の手頃に食べれるモノの中では美味かったナ」

「そうなんだー、じゃあ」

広場の石段に腰を下ろすと周りにはパッと見てハイレベルプレイヤーであろう事が知れるプレイヤー達が座って攻略会議の開始を待っていた

中央に青髪の青年が歩いていくと

「今日はボス攻略会議にあつまってくれてありがとう!

俺達のパーティーは先日迷宮区の奥でボス部屋を発見した!」

あたりからおぉ……!という感嘆の声が聞こえる。

それもそうだ、なにせこのアインクラッドは一つの迷宮区の階層が20近くあるのだ

「ボスに関してはみんな知っているようにこの攻略本に書いてある、この本に関しては同じシリーズのものが露天で無償で配られていたのでみんな知っているだろう」

青年は慣れた手つきでウィンドウを操作すると、 1冊の本のようなオブジェクトを取り出した

 

横でキリトがギョッとしたような表情をした

「??、どったの?キリト?」

「……いや……あれ俺は有料で買わされたんだよなぁ……って」

「ぁぁ……御愁傷様です……」

「あの本なら私も露天で貰ったわ、〇コルだったし貰ってみたけど凄いお世話になったわ」

「……マジかよ……金まで出して買った俺って……」

 

 

「ボスの名前はイルファング ザ コボルトロード、取り巻きにルインコボルドセンチネルというmodが3体いる、これは武装したコボルドなので警戒して処理すれば問題ないだろう、ボスの武装は曲刀カゴテリの武器だ、HPバー残り一本をきると武器をタルワールに持ち替えるという情報がある」

滑らかに青年がどんどんボスの情報を読み上げていく

 

「……というわけだ!みんな!1層突破頑張ろうぜ!」

最後に青年が切りよく締めくくり

「「「おぉー!」」」

と男達が野太い声で答える。

「ちょっと待ってくれんかのぉ!」

……なんかめんどくさそうなのが湧いた……

モーニングスター頭の(俗に言うサボテ(ry)男がズカズカと前に出て

「わいはキバオウっちゅーもんや、こんなかに少し詫びをいれんといかん奴がおるはずや!」

「キバオウさん、それは誰のことだい?」

「決まっとるやろが!ゲームが始まってすぐに自分を強化に走った連中らの事や!」

「それはつまりβテスターのことかい?」

「せや!ボス攻略で背中を預けるにもそういう連中がおるんじゃ安心して預けられんからの!ボロいクエストで稼いだ金やらアイテムやらを分けてもらおうやないか!」

 

随分勝手な言い方するサボテンだな……

スッと立ち上がると少し息を吸い言葉を紡ぐ

「ボクはフウっていいます、あのさ、キバオウさんだっけ?情報はみんな平等に分けられてたはずだよね?なのに死んだ、なぜだと思う?」

「そんなの、テスターの連中が助けんかったからに決まっとるやろ」

「うーん、それもそうだね、でもさ?もっと重要なことがあるんじゃない?ボクが買った情報だと死んだプレイヤー達の殆どがMMOを経験した人たちだった」

そう、死んでいったプレイヤーの殆どはMMOを経験していたプレイヤーだったのだ、この情報はアルゴから興味で買っていた、こんな所で役に立つとは思わなかったなぁ……

「それがどうしたっちゅーんや……!」

若干威勢が衰えたのか声が中すぼみになる

「まだわからない?このデスゲームをそのプレイヤー達は他のMMOと同じ計りで測ったから死んだのさ」

「…………っ!」

キバオウは気に食わなそうな顔をしてフウを睨んだ

「それを勝手にテスターのせいにするってどういうことだい?あんまり勝手に思い込んで刷り込んじゃダメだよ?」

口だけを笑わせ目でスッとキバオウを見据える

キバオウは何か見えないものに気圧されたようにすっかり黙り込んだ。

 

「はいはい、そこまでそこまでー、キバオウさん?納得したかな」

「……しゃーないからそーいうことにしといたる……っ!」

「ってわけだから、明日の班の割り振りを決めたいと思いまーす!適当にパーティーを組んでみてくれー」

もともとパーティーは出来てたようなものだから次々と瞬く間にパーティーが組まれていきボクら3人は溢れてしまった。

「あー……とりあえず俺ら3人でパーティーを組むか……」

「そ、そうだね……!それがいいよ!」

「私は別にそれでも構わないわ」

フェンサーが素早くウィンドウを操作するとキリトの方にメンバー加入申請が届きそれを承認した。

パーティーメンバーの欄にASUNAというnameが入る

「ん、アスナっていうだ、よろしくねアスナ!」

「うん、ひとまずはよろしく……」

10分後……

「はい、じゃあ割り振りはこんな感じで!今日はお疲れ!明日に備えて今日は休んでくれ!」

そんな感じで攻略会議は締め括られた。




はい、お疲れ様でしたー!
次回ではいよいよボス攻略になります!
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