ここだけコソコソ小話
西尾白夜は
かぐやはとんでもない速度で、ランキングを上げていった。
快進撃なんてレベルじゃない、最早異常事態だ。
活動開始数週間でグッズが出たり、コラボカフェ出たり、
ギリ
そんな女性ライバーと絡めば炎上は確実なので、
かぐやとのコラボ以降やたら増えたNANAYAの戦場とのコラボ依頼で女性ライバーを中心にすることで火種を俺に集中させようとしたが、これがよくなかった。
いや別にかぐやが被害を被った訳でも、俺が炎上したわけでもないただ・・・
【キラキ・ララとNANAYAのKASSEN配信】
「NANAYA様ってさ」
「はい」
「コンプライアンスが放送禁止だったりします?」
「は?」
『ごめんなんて?』
『幻聴かな』
『うちの汚嬢がすいません…』
「ワタクシは見せられないよ!がヤチヨそろそろ怒るゾ☆で…」
「…………」
『待って待って』
『汚嬢ステイ!』
『汚嬢頼むからブレーキ踏んで!』
『多分NANAYA未成年だからその辺にしとけマジで!』
ドギツイ下ネタ汚嬢様だったり
【薄葉影千代の部屋呼び出しNANAYA】
「はい…その…配信開始から3時間が立った訳なんですけど…影千代さんは…」
「zzzzzzz」
『1時間遅刻した挙句10分で爆睡…』
『多分どっかで引っかけてから来たな』
『ごめんな影千代様NANAYAの大ファンでテンション上がっちゃったんだと思う』
「えぇ…」
こんなのばっかりだったおかげなのか分からないが炎上は最小限で済んだ。
後、路上ライブ中にしつこく絡んで来た輩をお仕置きしたら
【専属ボディーガード】扱いでかぐやから名前が出ても燃えなくなった。
【ツクヨミ】での信頼が高いオタ公が大々的に【最強ボディーガード】として散々配信しまっくたのも原因の一つだ
本当にそれでいいのかユニコーン共
かくして、不安だった問題が解決して…解決したかな?…して俺は今…
「うみだー」
何故か海に来ていた。
しかも女の子4人と…………
なんでぇ・・・
まぁなんて事のない
てっきり諌山の彼氏が一緒に来るものだと思ってたのに
「人見知りで困っちゃうよね~」
あの俺も人見知りするんですが
帰っちゃダメですか…駄目…絶対ダメ…あっそう…
「まだまだ足りない!どうすればいいのだ~!」
欲張りな
不満を示していた。
かぐや、芦花、真実、
何時の間にやら私を除いた三人の女子で水着を買いに行っていたようだ
ただでさえ西尾が甘やかしているのだ二人まで甘やかさないでほしい
「こないだの歌配信めっちゃ良かったけど~」
「ね~かぐやちゃん歌もゲームも上手いよね」
だから甘やかさないで欲しい
「まあね~天っ才歌姫ですから、にへへ」
ほら調子乗った
「オリジナル曲も良かったしさ~」
「わかる~」
「良かったって!彩葉!」
ばらすな、かぐや
「あれ作ったの彩葉なの?」
「彩葉かわいいうえに天才すぎ~」
「あ...あれは昔に作ったヤツだから…」
照れ隠しに西尾から借りているスポーツサングラスをいじる、たしかにプロモデルの物らしいがこれも貢物なのだろうか
「でもまだまだ足りない。どうすればいいのだ...ぐぬぬ」
現在の【かぐやいろPチャンネル】は250位
元々の登録者0からすると成長倍率だけで言えば他の追随を許さないだろう
西尾はかぐやとのコラボ以降かぐやが燃えないように色々動いた結果
現在90位ほどだ。曰く
「夏休み前と比べて配信での収益が7倍近いんですけど……ヤチヨカップ終了後維持できる気がしない…」
と震え上がったっけ、頑張れ応援してる
「う~ん、もう結構いろいろやったしね」
「やはりここは彩葉が着ぐるみを脱ぐことによって新たな需要をだね...うぉ!ウソー今のウソー!」
そんなことを言う
おいしゅうございました。
「やっぱ歌!オタクもみんな喜んでたし!」
「オタクいうな」
自分のファンになんてこと言うのよ
「彩葉新曲作ってよ~伴奏もして~」
「これ以上勉強とバイトの時間は減らせません!」
残念だったな私は
「でも海来てんじゃん!」
「フッ マジなエリートは遊びも疎かにしないはず。睡眠時間削ってでも遊ぶ」
耳の奥で母の声がする
「ほんまの遊びも疎かにせぇへん!仕事だけで満足した気になってるやつは話にならん」
母の言葉を真に受けたわけじゃないでも皆と海に来たのは悪くないと思ってる
年に一、二回しか着ないのだから水着の新調はしないのだが、西尾も来ると分かった時は、
新調してないのをちょっと後悔したっけ、まて何で後悔した?
「このままじゃ優勝できない...かぐやのこと助けて。彩葉に伴奏してほしい…な」
かぐやのおねだりで思考が途切れた。
こいつ西尾の言う通り甘え方の攻撃力が上がってる
だが私は……………
「うっぐ...うぅまあ...時間が空いていたら...」
負けましたがなにか
「よっしゃ~もっともっと配信するぞ~!」
ほんの今まで涙目だった、よなおまぇ…
「なぜ断れない。なぜ...」
「ちょろは~」
「ちょろはだねぇ」
うっしゃい!
「ねえねえ~西尾君遅くない?」
「売店そんなに混んでるのかな」
「私ちょっと様子見てくるね」
「かぐやもいくー」
はいその七夜はといいますと
「あの…友達ときてるんです…その…えっと…ごめんなさい…」
「かわいい~照れてるの~」
「大丈夫♡ちょっとだけお姉さん達と遊ぼ」
逆ナンされてた。
ふわふわなダークブラウンの髪にたれ目で、何所か自信なさげなアンニュイで儚げな容姿に線は細いがほんの少し割れた腹筋がギャップを誘う姿なので、肉食系お姉さんの琴線に刺さったのだろう
七夜は基本的に【ツクヨミ】外だと人見知りモードが強くなってしまうので、きっちりした拒絶が出来ないのだ。
「あーもう…すいませんその人私達の連れです」
「?………う、やっぱりこんな儚げイケメンだもんね彼女そりゃいるよね…」
違います。
宇宙人の面倒をほぼ同居で見てる友達です。
「か、彼女じゃありません!」
「彩葉~かの」
「ちょっと黙ってて!」
「「ぐぁぁ…青春キラキラ真っ盛りかよぉ…」」
お姉さん達は青春の波動にやられて去っていった。
「その…二人共…えっと…ありがとう…」
「「……」」
彩葉は普段頼りになる友人の久し振りにみる弱さにギャップを
「岩場にいた!いっぱい集めて軍隊作る!」
もう既に軍隊の量の蟹を引き連れて彩葉と七夜を追い回すかぐやを見ながら
「二人共明るくなったよね」
「彩葉は突然ふっ...っていなくなっちゃいそうだったし、西尾君もずっと何かを怖がってて、死んでないだけみたいな感じだったし」
「「どんな魔法使ったの?」」
自分達だけでは見ることの出来なかった表情をした二人を見てそうこぼすのだった。
はいこんなもんでどうでしょうか多分次回は
この作品の中で書きたいシーンがあるのでそこまで行けるといいなぁと
ここだけコソコソ小話ロングの予定だよ見たいのを選んでね☆
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