ここだけコソコソ小話
基本的に西尾家の人間は一芸特化☆
今日も今日とてランキング爆上げ中のかぐやさん
今日は雑談配信をしている模様
「そんでなー、ハマグリのだしを濃縮したいときは…」
何の話だ
『かぐやちゃん結婚して ¥1500』
『結婚しよう』
『俺には分かるいろPも絶対美少女だなので、いろP結婚してくれ ¥300』
『NANAYAお義父さんかぐやちゃんを下さい ¥8000』
『NANAYAこれからは親族だな』
どういう文脈でそうなった
「みんな、かぐやのことそんなに知らないでしょ~わがままで~自分勝手な悪童なんだよ?」
自覚あるんかい
『むしろ我儘を言われたい ¥6000』
『是非とも甘えてくれ ¥5000』
『NANAYAと結婚すれば二人を義妹にできるのでは?』
『いや義娘だろDT』
『ど、童貞ちゃうは!』
『いろP結婚してくれそれでかぐやちゃんを娘にしよう ¥10000』
『強欲で草』
コメント加速
彩葉がコメントを削除していくが投げ銭コメントでさらに加速していく
「そこまで言うなら…」
彩葉は嫌な予感がした
七夜は別枠で配信中だったが悪寒がした
「KASSENで七夜といろPに勝てたら結婚な!名付けてかぐや争奪!KASSEN選手権!!」
予感大的中である
「は!?何言ってるの!取り消してよ!」
「ごめ~ん、守って♪い・ろ・P♪」
悪びれる様子はない純度100%の悪乗りだ。
なお、七夜の意思は無視された模様、哀れ七夜
「さあ!始まりました!かぐや争奪!KASSEN選手権!果たして、かぐや姫と結婚するのは一体誰になるのか!はたまたいろPとNANAYAが阻止するのか!正直チャンプが居る時点で結果は見えてる気もしますが間もなく試合開始です!実況は私、
「解説はNANAYAを追って幾千年、忠犬オタ公でーす!」
かぐや争奪戦それはかぐやの配信から来た鳩によって知らされた。俺の意思を完全に無視して参加確定した状態で、
「かぐやさんや……配信で名前あんまり出さないように言ったよなぁ……」
気付いた頃にはすでに遅く、枠が完成した状態で出演依頼を投げてきた
「ごみ~ん。でも七夜ならかぐやを守ってくれるでしょ~」
「よく考えてから行動してくれよ…頼むから…」
「ごめん…私がもっと早く配信切ってれば…」
そう話しかけてきたのは、身バレ防止の狐の着ぐるみを身にまとった
「さか、じゃない…いろPのせいじゃないって。こやつに振り回されるのもいい加減慣れたし…」
「かぐやを甘やかしすぎるからこんなことになったんじゃない?」
「それはお互い様だと思います。」
「ンぐ…」
「…………もう夫婦の会話ですね」
「割といつもどうりですね―それでは試合開始です!」
「鮮やかー!いろP五連勝!」
はい負けなしです。これ俺必要だったかな
「疲れた、あと任せた」
「えぇ…」
一割も減ってないんですけど交代は…………あ、してくれなそう
「はぁぁぁぁ……………モード変更頼める?」
「おや?どのモードにしたいんですか?」
「
「アーっとこれはなんと大胆不敵!全員纏めてかかってこいと!正直私はこれが見たかった!」
「おい」
「ちなみに対戦相手には事前通達済みでRANNSEへの変更許可は取れてるぜ」
「おい(二回目)」
もしかしなくても嵌められたなこれ
「私は10分以内に全滅にジンギスカンキャラメルを賭けます!」
「おーし!じゃぁこっちは5分以内にワサビ味の歯磨き粉を賭けるぜ!」
「「賭けられたものはNANAYAに商品として贈呈されます!」」
「ならもっとマシな物を賭けてくんないかなぁ!?」
やる気が底辺に落ちていく…元々なかったけど
「七夜~ふぁいと~」
覚えとけよ
「さぁ参加者の準備が整ったようです!」
「試合開始ー!」
「死んでもいいゲーム何てぬるすぎるぜ」
「おうそうだな」
「ぎゃふん!?」
1KILL!
「さぁゲームを始めよう」
「もう始まってる」
「あぼん!?」
5KILL!
「ファイアボルト!」
「ほい」
「ぴえーん」
18KILL!
「脳が震える!」
「病院いけ」
「ギャァァァ!」
30KILL!
「チャンプ!俺だ!」
「誰だ」
「ありがとうございます!」
56KILL!
「NANAYA!俺が勝ったら…」
「長い」
「ぐへぇ!?」
70KILL!
「いろPを下さい。かぐやちゃんは要らない」
「よしお前は丁寧にやってやる」
「ちょ、ま、トラウマサンドはやめ……ギャァァァァァァ!?」
「かぐやはいらないとはなんだ!」
100KILL!
「試合終了ー!僅か3分!やっぱり強い強すぎるぞNANAYA!」
はい勝ちました。プロも居ないし連携も取れてないから楽でした。
「正直結果はわかってましたけどねー!」
こうしてかぐや争奪戦は幕を下ろした。
とりあえずかぐやお説教
「ごめんなさ~い!?」
二度とすんなよ!あとゲテモノは要らない
かぐやへのお説教を終えて
戦いの余韻を残したままログアウトした。
目に映るのはかぐやの持ち込んだガラクタの山がひしめく自室だった。
「あ……」
スマホが鳴る、画面に映る着信相手は
体と心に残った熱を全て消し去ってしまった。
震える手で電話に出る
「………はい」
「…………月に一度は連絡をしろと言ったはずだが」
「……………すいません」
心臓が締め付けられる
「まあいい、ここ最近口座に入る金額が増えているようだが」
「!あぁ…その…ツクヨミの配信で稼げるように…」
「水物なのは理解しているだろうな」
「はい…」
視界が狭くなる
「学校はどうなんだ、油断をすれば足元が崩れることを忘れるな」
「はい…わかってます…………」
気持ち悪い
「いつまでもゲームばかりしていないで現実に目を向けるようにしなさい」
「はい…」
電話が切れた。
なんで忘れてたんだろう。いくらゲームで頂点に立ったところで
たかが、
それに強いのは
かぐやが頼ってくれるのもきっと
それにきっとかぐやは
かぐやにあった日だってたまたま俺が近くに住んでただけ
きっと綾紬と諌山が居れば俺が居なくたって……
【ツクヨミ】の中だけでなら強くなれた気がした。
本当に【ツクヨミ】の中だけだった。
無価値なんだ。
酒寄が好きだから助けたいんじゃなくて、酒寄も俺と同じように堕落して欲しいだけだったんじゃないのか。
頭の中でぐるぐるとそんな考えが巡る
気持ち悪い
開いたままだったSNSが更新される
先程までやっていた配信関連のタグが
やっぱり自分には価値はないのだろう。かぐや達だけだったらもっと話題に上がってたのかな
「誰か助けてよ…誰か俺を見てよ……」
心理描写が死ぬほど難しい……
ここだけコソコソ小話ロングの予定だよ見たいのを選んでね☆
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黙って両方書け!