超かぐや姫!~超人に脳を焼かれた廃人~   作:三流ゲーマー

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釈然としない!

「黒鬼対龍王の結末は龍王の勝利となりました!!!」

 

「龍王は妻も娘も渡さないといった気迫でしたね!」

 

妻じゃないです。

付き合うどころか告白もしてません。

大分自信は持てるようになったけどまだ告白できるほどの自信はないです。

娘じゃないです。

友達の居候です。

娘って呼べるほど清らかな感情じゃないです。

彩葉(好きな人)がいなかったら色々ヤバかったです。ごめんなさい俺もお年頃の男の子なんです許してください

 

「楽しそうやったなぁ2人とも」

 

助けてください彩葉(友達)が怖いです。声と視線すっごく冷たいです。

抓らないでください。痛覚無いはずなのに何故だかすっごく痛いです。

 

「………それじゃあ…また後でな!」

 

帝様、帝様目を逸らさないでください。貴方の妹でしょう

マイルームのコードキー受け取った瞬間にインタビューも受けずに逃げないでください。

仮にもアイドル兼プロゲーマーでしょう逃げないでください。逃げんな待てこら

 

「七夜やっぱさいきょー!」

 

うん褒めてくれてありがとね。でも今は辞めて、彩葉が超怖い

抱きつくのも辞めて。彩葉がもっと怖い

 

「いや~モテモテですね~チャンプ♡もしかしてハーレム志望だったり?なら…」

 

「微塵切りにするぞオタ公(クソ犬)

 

「はい!オタ公冗談辞めまーす!」

 

おっと、口に出てしまった。あと殺気も出しちゃった。

 

「(満面の笑み)」

 

ヤチヨさんヤチヨさんどうしてそんなに笑顔なんです?

見たことない顔なんですけど……

彩葉を見てよだれ垂らしてませんか貴女?

 

 

 

 

 

 

 

 

突如として始まった真かぐや争奪戦は七夜の勝利で終わった。

 

 

『ヤチヨカップ優勝おめでとう

かぐやちゃん、彩葉

ヤチヨカップにもNANAYAにも負けたしこれじゃ、勝ったなんて言えないし

それに、元々無理矢理結婚する気なんてないからな。

あと、ちょっとだけボーイフレンドを借りるぜ。

引き離したりもしないから安心してくれ。お願いは決まったら連絡してくれよ』

 

そんなメールが届いた。

七夜に事情を聴こうとしたが枠終了のどさくさに紛れて消えていた。

 

『なんだかよくわからないけど帝が話があるみたいだから席を外すね

後勝手に景品にするような事をしてごめん

そして、ヤチヨカップ優勝おめでとう

話が終わったら現実でもう一度お祝いをさせてくれないかな』

 

七夜からもメールが届いた

 

か、かぐやだけじゃのうてお兄ちゃんにも七夜盗られた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えっと…ようこそ?」

 

自身の長屋風の部屋にどういう訳だか好きな人の兄を招き入れていた。

どうしてこうなった…

 

「うんお邪魔します。ええ部屋やね」

 

「ど、どうも…あー…と……お茶を……あ」

 

アホか!味せんじゃろ!

 

「…戦う前も言うたけどそないに緊張しいひんでええで」

 

無理です緊張します。ゲーム外での対人能力の低さを舐めないでほしい

 

「あ、はい」

 

あ、はい、じゃねえよもっとあったじゃろ

 

「まぁええか…先ずは謝らなあかん事二つあるんや…」

 

「?…あぁ…SETSUNAの事ですね」

 

オタ公をけしかけた事は乗った俺にも責任はあるしそこまで気にしなくていいのだが…

 

「あー…そっちもなんだけどな…」

 

凄く歯切れが悪い。一体何だというのだろうか

 

「…………白夜さんをここに呼んだのが一番謝らないといけない事なんだ…」

 

「あー…兄がご迷惑を…………」

 

白夜兄さんはブラックオニキスに楽曲提供をしているその縁で現実でも付き合いがあったのだろう

事務所に無断でドームライブに当時まだ交際中だったアイドルを呼びそこで公開プロポーズをしでかした人だ。相当無茶苦茶な事を言ったのだろう。

正直な話、父よりも白夜兄さんの方が苦手だ。

あの人は、音楽の才能こそ凄まじいが、こう…オブラートに包むとかデリカシーが皆無とかそのあたりが家族(才能)へのコンプレックス以上に苦手である。

謝らなきゃならないことは、白夜兄さんから聞いた俺が家を出た理由を知ったうえで顔を合わさせてしまった事と()()に俺を差し出す事なのだろう

 

「……無茶苦茶言われたの今回が初めてじゃないですよね……」

 

「………………」

 

本当にご迷惑をおかけして申し訳ありません……

 

「もう入るよ朝日ちゃん♪そんでもってお久七夜♪朝日ちゃんもう帰ってええよ」

 

「ええって言うまで待っとってくれって言うたやんな!帰れってアンタホンマそないなとこやぞ!」

 

ホントそういう所なんですその人……

 

「まぁええや単刀直入に言うね引っ越したいなら保証人になるけぇのぉ♪」

 

「聞けや!」

 

「何の話なんじゃ……」

 

「七夜は上ばっかり見過ぎなんじゃうちの家族欠点だらけで、出来ん事も山ほどあるんでぇ。天夜にぃやら、死ぬるほど音痴で音楽センス皆無じゃぞ♪」

 

「「待てや」」

 

「どのくらい音痴で音楽センスが無いかって言うと、ホラー映画の呪いの人形の呪歌のが心穏やかに聴けるくくらいじゃ♪センスはトライアングルやらカスタネットやらタンバリンで不協和音を出せるくらいじゃ♪」

 

「「ねぇ待って」」

 

「おれも体力はあるけど運動神経は死によるゴキブリの方が機敏に動くくらいじゃ♪」

 

「「本当に待って」」

 

「夜花やら典型的じゃ演技力で誤魔化しとるけどあの子全く勉強出来んぞ。将来おバカタレントまっしぐらじゃし♪」

 

「「待てっ言ってんだろ」」

 

こういうのってもっとシリアスにやるもんじゃないの!?

あとこういう話するなら帝さんに席を外してもらった方が良かっただろ!

どうすんだ、めっちゃ気まずそうだぞ!

 

「父さんも言いよることをそのまま受け取っちゃつまらんってなんべんも言うたよな父さんは絶対一言足らんでチョイスが最悪だって」

 

一個ずつ片付けさせろ本当に

 

「あと修理代のメール父さん見とらんけぇのぉ♪ほいじゃあおれ忙しいけぇまたねー引っ越し先決まったら教えてねー」

 

「「」」

 

嵐のように現れて嵐のように去っていった……白夜兄さんなりに俺の事をフォローしてくれたつもりなのだろうが、あの人は、自分の言いたい事だけ言って何もかも解決したつもりになる悪癖があるそういうところは母さんにそっくりだ。

頭を抱えるよりも先にしなければならない事があるそれは……

 

 

「愚兄が本当に申し訳ございません。」

 

一番の被害者への誠心誠意の土下座だ

 

「あぁ……うん…味しいひんでもええさかいお茶貰える……」

 

 

 

味のしないお茶で心を落ち着けた愚兄の被害者(俺達)は彩葉の話をする事にした。

 

…………修理代の事……俺に興味が無いんじゃなくてそもそも知らなかったと…………

どうりで何も聞いてこないわけだよ…………




はい次回義兄との会話です。
最初はシリアスにするつもりだったんです。でも気づいたらこんなことに……

ここだけコソコソ小話ロングの予定だよ見たいのを選んでね☆

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