彩葉誕生日おめでとう!
誕生日記念の話を作りたかった…
チートを使用した黒鬼を有してなお月人の勢いは止まらない
それどころか勢いはさらに増す
ゆっくりと、じわじわと押され始める
「「■■■■■■!」」
クソが連携を覚えやがった
絶え間ない攻撃の嵐
その落ちてくる攻撃全てが即死クラス加えて反応はトッププロを大きく上回る
受け流すので手一杯で反撃の糸口が見えない
強い…強すぎる
でも勝たなきゃ
勝てなきゃ…
俺に…………NANAYAに
これに勝てなきゃ…………ゲームで勝てなきゃ…………
かぐやを守れなきゃ…………大切な人を守れなきゃ……彩葉が笑ってくれなきゃ
俺に生きてる価値は無い
なら心でも命でも何でも賭けてやる
安全性なんぞ皆無でもしるか
命の危険?精神崩壊?そんなもん
かぐやに比べたら
「
起動コードを発声して、俺が作った
瞬間視界の動き全てがスローモーションに変わる
そのスローの世界の中で俺だけが正常に動けている
目で追うのがやっとだった攻撃も体を僅かに逸らすだけで回避できるそれどころか武器を引き戻す動きすら見える
なんか昔の映画でこんなのあったな。どうでもいいけど
チェーンソーを起動させるがその回転ですら遅い
二体の月人の顔面に武器を突き刺してそのまま起動してから、引き抜く
月人達のの顔のあった場所に大きな穴が開き噴水の様に黒い液体が溢れ出る
これで此奴ら残機は終わり残りは
あと少し…………
頭が…痛い
痛みだけじゃない何か肉の焼けるような匂いがする
ツクヨミで感じるものじゃない
スマコンの発熱で眼球が焼けたか、ニューロリンカーで首でも焼けたかな
視界が暗転を繰り返す
だが、こんなもんかぐやを守れるならどうだっていい
warning!warning!warning!warning!warning!warning!
「クッソ…!」
一回切らなきゃ強制ログアウトさせられるか…
「バースト・アウト」
加速していた感覚が元に戻る
「がアアアアアアアア!?!?!?」
さっきの頭痛なんて比じゃない痛みが襲ってきて思わず膝をついてしまう
そして意識が飛びそうな程の激痛が続くそれを頭を何度か振り無理矢理意識を保ち、立ち上がる
一番デカいやつを落とせれば後のもう一体は酒依兄妹が必ず倒してくれる
行かなきゃ…
「瞳映る静かな世界なにを見ていたんだろう」
かぐやが歌っている
あれが彩葉が作った曲。できる事なら目を閉じて聴き入っていたい
でもそれは今は出来ない奴らに勝ってゆっくり聴きたい
次は彩葉と一緒に弾くからさ三人でライブしたいな
「……」
ほんの数秒前はまでは影も形も無かった、それどころかポリゴン1ドットも存在していなかったのに今までの比じゃない程のミニオン達が
「…ま……じ……な……邪魔するなぁ!!!!!!!!!!!!!」
もう一度デバイスを起動しミニオン達の山へ突撃をした
レーンの一つで七夜がたった1人で戦っている
開戦前にお兄ちゃんに七夜から引き離されて文句の一つでも言おうとしたら
「俺達じゃ七夜くんの足を引っ張っちまう…俺達を庇って戦力が削がれるのは避けたい…それに…本人の希望なんや」
なんて聞いてしまえば返す言葉なんて私には無かった
だって私と会う前からずっとやってんだもんな
になってそれをずっと続けたんだもんね
お兄ちゃん達ですら足手纏いなんだ凄いなあ
それ言ったらいつもみたいに眉を少し下げて
「いやいや…これしか出来ない社会不適者寸前のゲーム廃人だよ…」
なんていうだろうな
「彩葉!!」
「!きゃあ!?」
完全に意識を削がれてた。変化前はほんの少し可愛げのあったの攻撃を避け損なった。お兄ちゃんのおかげでギリギリでガードは間に合ったが吹き飛ばされてしまった
追撃をお兄ちゃんが止めてくれなかったら落とされてた
「ここはいい!走れ、彩葉!」
七夜のところに行くことも出来ず、かぐやのもとに走るしかできなかった
走ったところでどうにもならない
それでも走った。せめてかぐやのもとへ…………
「ハァ…ハァ…ハァ…」
向こうは無傷こっちは右腕は肘から下は消失、右側の視界もない
フラフラとした足取りで前へ進む
「■■■■■■!」
此奴さえ撃破すれば…倒せば…殺せば…きっと…守れるんだ…
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
見上げる程の体躯を持った相手の顔に届かせるために宙に浮かぶミニオン達を足場にして進み続ける
「■■■■■■!?」
うるさい
「■■■■■■!?」
黙れ
「■■■■■■!?」
視界が何度も暗転を繰り返す。頭が痛み過ぎてもはや何が何だかわからない
もう音なんてなに一つ聞こえない
あー…これ絶対リアルで影響出てるやつだ
下手すりゃ死ぬかもなあ…
彩葉にはかぐやも朝日さんもいるしヤチヨもいるんだだから、もっと無理して死んだってきっと大丈夫だ…せめて告白しとくんだったなあ…どうせ振られただろうけど
「■■■■!?!?」
もう帰りたいと思ってくれたか?ならかぐやを置いてさっさと帰って二度と来るな
かぐやは必ず地球で幸せになるんだ
ハッピーエンドに行くんだ
あと少しで届く
あいつは完全に怯えている
きっと勝てる
かぐやを守れる
「ぁ」
あと少しなのに
あと一歩なのに
あと数センチが届かない
限界が来てしまったのか
身体は鉛の様に重く指先すら動かせない
それに意識も朦朧としてきた
あと少しで良いんだ…後ちょっとだけもってくれよ
ここを乗り越えられたのなら後はどうなってもいいから…………
だから…だから…あと一歩だけ…………
「ほら…これで届くだろ」
背を押されるような感覚と
聞こえなかった筈の耳に誰かの声がした
押されたおかげであと少しの距離が無くなって伸ばした左腕に握られた武器の切っ先が仮面の様な顔に届いた瞬間
俺の意識はスイッチを切ったテレビの様に消えた
次回オリジナル展開!
ここだけコソコソ小話ロングの予定だよ見たいのを選んでね☆
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