ショートストーリー詰め合わせ1
誕生日
「そういえば七夜の誕生日っていつなの?」
「?7月7日だよ」
「来年はお祝いのパーティーしなきゃね!」
「気が早過ぎでしょまだ10月だよ」
「すっごく盛大にしよー」
「お祝いの…パーティー?」
「「「え?」」」
「え」
何事?
「誕生日のお祝いしたことないの!?」
「いやぁ…存在は知ってるよ?でもイメージが湧かなくて…」
「プレゼントは?!ケーキは!?」
「ケーキはともかく欲しいものがあったら言えば大体買ってもらえたから誕生日は特別にってのは無かったかなぁ…」
「「「………」」」
どうしてそんな顔してんの?そんな信じられないことなの?
「お祝いなかったの俺だけじゃ無いし家族みんなそうだったしそう言うもんかと…」
「…やる」
「かぐや?」
某和製ホラーの井戸から出てくるロングヘアの怨霊のように垂れさせながらかぐやが立ち上がった
「ぶっ飛ばしてやる!!!!」
何事?!
「七夜のお父さんとお母さん連れてこい!かぐやがぶっ飛ばしてやる!月までぶっ飛ばす!」
「ナンデ?!」
いやまじで何で?その辺で不平等さを感じたことはなかったんだけど…
「ふふふ~♡七夜~♡お義父さんと~♡お義母さんの~♡連絡先を吐け」
「ヤチヨさん!?」
目が笑ってないし声も超怖いし何する気!?
「酷いよ…七夜可哀想だよ…エ゛ヅグ…ヒッグ…」
今度はかぐやが泣き出した!?
「え?え?え?え?何でガチ泣きしてんのかぐや?」
「私お母さんも大概だけどそっちも大概だな!!」
彩葉まで…本当に何の話なんだよ!
「いやいや、父さんも母さんもあの時は一番忙しかった時期だし兄さん達も夜花も忙しかったろうし…俺、部屋にこもってゲームしたし…」
本当に寂しくなんかなかったんだよ?ネットの向こうの人には祝われたし…
「「「……」」」
もっと目が怖くなったんだけど
「…来年は盛大にやるわよ」
「うん」
「りょー」
別におめでとうって言われたことがない訳じゃないし、母さん居なかったけど祝われたことがない訳じゃ無いんだけど…
そういえば、何でか知らないけど家族の誕生日の次の日死ぬほど母さんの機嫌悪くなってたっけ*1
その日の夕飯はめっちゃ豪華でした。なぜに?
アイス
「アイス買おうぜ〜☆」
「今日暑いからなぁ…もう9月も半ばなのにねぇ…」
30度近いしねそりゃ暑いよ
「かぐやこれにする!」
そう言ってかぐやが選んだのはソーダ味の某棒付きアイスだ
「じゃあ私はこれ〜彩葉と分けるんだ〜」
「あ、ずる〜い」
「えへへ〜早い者勝ち〜」
ヤチヨが選んだのは二つに分けられるシャーベット系のアイスだ
昔お兄ちゃんとか、お父さんと食べたなぁ…
「まだ買ってないし、私に選ぶ権利は無いのかよ」
「ヤッチョと分けるのいや?」
「いえいえ光栄ですぅ〜…は!」
「一向に治らないよねそれ」
うっさい七夜食らえ肘鉄
「ぐふ!?」
「うまー☆」
「夏だねぇ…暦は秋だけど☆」
「アイス買うの久しぶりだよ…最後に食べたのこっち来る前だっけ…白夜兄さんや父さんがたまに買ってきてくれたっけ」
………
「……?どうかしたか彩葉?じっくり眺めてさ。…ちょっといる?」
ちげぇよ貰うけど
七夜が選んだのはお高いカップアイスのバニラ
ああ…そういえば…
「アンタ…ボンボンだったわね…」
「ボンボン言うのやめて?ボンボンだけどやめて?」
学習しない男七夜君
「………」
「♪〜」
ふむ…
「なぁ彩葉」
「ん?何?」
「かぐやが来る前はさ…肋浮きそうなくらい痩せてる通り越してガリガリだったけどさ」
「…うん」
「ちょっとふっくらしたよね」*2
「……」
「…ねぇ彩葉…」
「何」
「…なんで七夜ボコボコにされてんの?」
「女の子に無礼なこと言ったお仕置き」
「…へ、へぇ〜…」
「健康的になったって言いたかっただけなのに…ど、どうして…」
「お仕置きたりひんみたいやね」
「ア…ユルシテオネガイカンニンシテ…」
「問答無用!覚悟しぃや!」
「ギャース!?」
数日後
「カレー美味しいなぁ!☆」
「……」
「パンケーキもうま〜♡」
「……」
「コーラとポテチもサイコー!味覚最高〜」
「…楽しんでる?」
「うん!すっごく満喫してるよ〜うひひひ〜」
こういうとこやっぱかぐやだよなぁ…それは置いといて…うーん…
「ん?なにかにゃーん。じっと見つめてヤッチョ照れちゃうぞ〜」
後ろからヤチヨを抱きしめてみる
「?!七夜?!どうしたのいきなり?」
ムニ♡ムニ♡
「やぁん♡揉むなら〜もうちょっと上の方だよ〜♡」
……やっぱり
「…なぁヤチヨ」
「なんだいなんだい?」
「太った?」*3
「は?」
「…ヤチヨ…なに…やっての?」
帰ってきたらヤチヨが七夜を縛りあげてた
「彩葉おかえり〜☆女の子に失礼なこと言った旦那様分からせてんの☆」
……ああなるほど…
「…学習しいひんね七夜」*4
「タスケテ…」
「あ七夜と遊んでるの!変わってよ〜ヤチヨ次かぐやの番だよ!」
「遊んでません!?助けて!」
「…………私も混ざる」
「げ!?」
ここだけコソコソ小話ロングの予定だよ見たいのを選んでね☆
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