リアル系ロボットゲームなのに世界観が違う!   作:紅乃 晴@小説アカ

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第五話 Unknown01

 

 

ハウンドアーマー。

 

それは、このボルトボックスというゲームを象徴する存在でもある。

 

全長は15メートル級が主流。

 

しかし、第二世代後期からはその汎用性の高さを活かした特殊兵装や専用機なども製造され、中には20メートル級のハウンドアーマーも存在している。

 

現行機のすべては、腰部に備わるガルダリア・エンジンを主動力とし、関節には摩耗を防ぐために磁力コーティングされた部品を採用。

 

装甲材質、ならびに機体骨格には軽くて頑丈なソリッドカーボン材が使用され、その大きさに似合わず機体重量は15t程度に収まっている。

 

コクピットは機体の胴体部に備わっており、初期の筒状から第二世代では卵型に仕様を変更。装甲部材の強化と、パイロット生存性の確保、機体の反応速度向上のため、パイロットは専用「バイタルスーツ」を着用し、VRモニターが搭載されたヘルメットを装着する。

 

ハウンドアーマーのコンセプトは「機械生物」との交戦であり、現実のような対兵器に重きは置いていない。現代兵器で人型の機動兵器が主流にならないのも、この生物的な反応が求められていないからといえる。

 

V.L.Tの兵器群は機械兵器でありながら生物的な動きをする存在だ。その動きは滑らかに連動していて、通常兵器でのレスポンスじゃ対応できない。

 

故にハウンドアーマーは文字通り猟犬のような軽やかさと生物的なレスポンスが追求された。

 

ロボットのように人の動きを分解し、トレースするのではなく、人に近い連動した動きを突き詰めたのだ。

 

俺が最前線で乗っていた機体はHA-10 レイブンアームズ。

 

レイブンアームズ社が作り上げたこの機体は、第二世代の中期型であり、機体骨格に初めてソリッドカーボン採用し、空戦能力は他のハウンドアーマーに劣るものの、陸上、そして機体そのものの堅牢さも相まって、非常に運動性の高いシンプルな機体となっている。

 

背部のハードポイントには状況に応じて様々な兵装が搭載可能で、右腕部には装甲内に内包した牽制用バルカン、左腕には損傷した僚機を牽引するためのワイヤーウィンチが仕込んである。

 

この機体はインフィニティモードの中でも愛用しており、現実世界で立体化された際はすべてのシリーズを揃えたくらいだ。

 

こちらに転生してからも愛機として使い、かなり愛着のあった機体だったが……前線から左遷されることが確定したとき、部下である副隊長に預けた。

 

その副隊長も変わり者で、本人はナノマシン適合があったのに、後期型のレイジングブルに乗り換えろという上層部からの打診も固辞し、頑なに俺と同じレイブンアームズに拘っていた。

 

副隊長の技量なら、俺用にカスタマイズされたあの機体も上手く使えるだろう。

 

「落ち着いたら迎えに行きます、ですからお元気で」と、前線の兵舎でささやかな送別会を催してくれた副隊長をはじめ、別れを惜しむ小隊の仲間たちの顔が脳裏をよぎる……。

 

さて、現実逃避はここまでにするか。

 

今、まさに俺が拉致られて乗せられたこの機体。

 

記憶の中にある……どのハウンドアーマーにも当てはまらない、という異質なものだった。

 

全高は目測で20メートル級。

 

カメラアイはオレンジ色であり、ハウンドアーマーなら統一装備である腰部のガルダリア・エンジンとフレキシブルウイングも存在しない。

 

人型ではあるが、動力源と推進機器は背部に集約されているイメージだ。

 

なにより従来の機体と異なるのがコクピット。

 

モニターは半天周囲型で備わっているし、操縦系統もコンソールデザインが、かなり異なっている。

 

……なんだ、この機体は。

 

専用機だとしても従来機とかけ離れすぎている。

 

『ムラクモ中尉!?』

 

ストーム少尉の声が、コクピット内のスピーカーから響く。

 

俺は反射的に、ハウンドアーマーの起動プロセスを実行しようとコクピットモジュールへ手を伸ばしたが、そこで動きが止まった。

 

……違う。

 

セッティングが、まるで別物だ。

 

メインエンジン点火のスイッチがない。

 

火器管制……ファイアコントロールシステム《FCS》への接続モニターも見当たらない。

 

ハウンドアーマーを操作する上で、絶対に存在するはずの機器がごっそり消えている。

 

代わりにあるのは、簡素なスロットル。

足元のフットペダル。

それに、最低限の周囲状況を映すレーダーだけ。

 

そしてなにより、この機体はひとりでに動き始めていた。

 

俺をコクピットに取り込むと壁に背を預けるように座っていた機体は体を起こし、立ち上がる。

 

全く操縦が効かない。完全自律制御モードか?スロットルを手に取って引いてみるが機体は何の反応も示さない。

 

「一体何だ、この機体……ハァッ!?」

 

そう思った瞬間、俺の体は凄まじい負荷に襲われた。機体が一気に加速したと思ったら倉庫の壁をぶち破って外へと飛び出したのだ。

 

『ムラクモ中尉!!』

 

「おいおいおい!待て待て!?」

 

悲鳴のような声を上げるストーム少尉を置き去りにして、そのハウンドアーマーで〝あろう〟機体から発せられる爆発的な加速力は既存のハウンドアーマーを凌駕していた。

 

シートに体がめり込むのがはっきりとわかる。

 

俺の操縦を受け付けないまま機体は海上へと飛び立ち、そのまま沖合へと飛翔してゆく。

 

ん?なにか海上に飛んでいるのが見える……コクピットに呑み込まれる前にレイラが「A型がどうのこうの」と、何かを叫んでいたような気がするけど……ってゲェエーー!?

 

「A型じゃねぇか!!」

 

A型V.L.T。

 

拠点制圧を目的とし、その図上手いのでかい本体の周辺にはC型が同行しているのが見える。

 

A型に対する戦術は、とにかく威力が高く射角範囲が広いショットランチャーなどで周辺のC型やB型を破壊し、接近してMMXを使いC型射出口を破壊。相手の抵抗力を奪い切ってから撃破するのがセオリーだ。

 

しかしそれは機体性能を充分に知り切っている状況だから言えることであり、何が言いたいかというと……まったく初見のハウンドアーマーで挑んでいい相手ではないと言うことです!

 

このまま真っ直ぐ飛べば確実に会敵。

 

しかも敵の真正面。確認できるのはC型のみであるが、遠距離攻撃を得意とするB型がいれば、位相収束砲の射線に入っている可能性もあった。

 

なんて呑気なこと考えている場合じゃねぇ!!

 

う、動け!動けヨォ!?回避しないと死ぬぅ!?

 

【……ここから本当の物語が始まる】

 

一人でテンパってレバガチャをしてたら急にコクピット内に声が響き渡った。

 

AIにしては滑らかすぎる口調。

 

オンラインの方では好きなキャラクターをオペレーターにする機能があったが……ストーリーでは一貫してAIが補助してくれている。

 

まぁ変態ことインフィニティランカーたちを補助するAIなんて存在しない。

 

つまり、この声はAIではない。

 

俺はナノマシンを投与していないのだから。

 

(なんだ、誰だ!?お前は!)

 

心のツッコミを入れながらダメ押しでフットペダルを踏み込むとさっきまで操縦不可だったこの機体の自由が効くようになった。

 

というか前前前っ!

 

A型の後方にいるB型が収束砲放つ予備動作に入ってるっ!

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!あっぶねぇええ!!」

 

放たれた収束砲をギリギリのところで躱す。

 

前に言った通り、あの収束砲はビームとか荷電粒子砲とか生易しいものじゃない。

 

当たればどんな物理防護でも貫通する死のビームなのだ。前面にガルダリア・エンジンの出力に物を言わせてシールドを展開できるならまだしも、初見機体で真っ向から受けるのは自殺行為に等しい。

 

【まずは、この敵を倒しましょう】

 

「誰だ!?」って言いたくはなるがA型を前にしてそんな余裕は一切ない。

 

とにかく武装も何も把握できて……というか、武装ついてんのか、この機体。丸腰はさすがに無理ゲーになるんですが。

 

とりあえず今できることは、全力回避でA型とその周囲にいる雑兵との間合いを保ちながら対策を立てていくしかねぇ!

 

頼むから武装とかあってくれ!お願いします!!

 

 

 

 

普段は鳴ることない空襲警報が鳴り響いてから、雑誌を読んでいた司令官が管制室に到着するまで2分も掛からなかった。

 

年甲斐もなく走ってきた司令官は運動不足からか肩で息をしている様子だった。

 

「状況は!?」

 

「え、ええっと……Aです!A型がこの基地に!」

 

「なんだってこんな……ぜぇ……僻地の基地なんかに……はぁ……敵がやってくるの!」

 

A型V.L.Tという言葉を聞いてその場にいる誰もが顔を青ざめさせた。

 

地方基地で対処可能な敵はC型が限界で、B型以降と遭遇した基地は地図から消える割合が八割を超える。

 

C型は、何度か迎撃砲で追い払いはしたことがあるが、B型以降との戦闘経験はこの基地の人間は皆無。

 

それに、この基地はメインストーリーが始まる時間軸ではすでにボルトの襲撃を受けて司令部や基地の主要部分は全て破壊尽くされている。

 

今騒いでいる基地司令や管制官たちは抵抗することもできずに収束砲によってこの世から消滅させられる運命を辿っていた。

 

しかし、基地の倉庫は奇跡的に破壊を免れていたというのがストーリーの肝になる。

 

V.L.Tの位相収束砲は文字通り防ぐ手立てがない。

 

メインストーリーでは、司令部も管制室も空間ごと切り取られたような破壊のされ方をして崩壊していた。

 

しかし、レンネル基地の倉庫だけは綺麗に、原型をとどめて残っていたのだ。

 

何故?

 

V.L.Tの収束砲から基地の倉庫は破壊を免れることができたのか?

 

それは本来なら訪れることない【介入】によって証明されることになる。

 

「パイロットが迎撃に出ています!」

 

「馬鹿なことを言うな!この基地にハウンドアーマーは愚か、航空戦力だって……」

 

この基地にあるのはV.L.Tの研究開発に使用された地球側の戦闘機や戦車などの機体の残骸や、ガラクタばかり。

 

迎撃に出るような戦闘兵器を使用すること自体、この基地は想定していないのだ。

 

「そ、それが……」

 

管制官の一人である女性はレーダーが捉えている存在を見て言葉を詰まらせていた。

 

司令官は半信半疑でそのモニターを覗き込むとやる気のなかった表情を一変させた。

 

この基地で〝それ〟を知るのは古株の司令官と、この基地のスタッフのみ。

 

ソロモン諸島、レンネル基地。

 

かつて、レンネル開発局とも呼ばれたこの島は……奇跡的に撃破したV.L.Tの機体を解析し、ハウンドアーマーの原型が生まれた島と言われていた。

 

だが、その記録には少し間違いがある。

 

解析に使われたのは奇跡的に破壊されたV.L.Tの機体ではない。

 

それは、V.L.Tがハイパーゲートから現れた時に、共に落ちてきた存在だったのだ。

 

「……今、迎撃に出たのは……Unknown01です」

 

信じられないと言った様子ではあるが、管制官は静かにそう呟いた。

 

〝あの倉庫に眠っていた存在〟が動き始めた。

 

レンネル基地。

 

メインストーリーの裏で、「V.L.Tが基地を破壊した」というのは、単なる結果に過ぎず……それはボルトボックスの設定資料の隅に小さく書かれた一文であったが、たしかにその事実はあった。

 

 

レンネル基地には、V.L.Tの鍵が眠る。

 

 

そして、消される存在だった基地は、その宿命を新たに背負い……歴史を変えはじめていた。

 

 

 

 

教えて〜!ボルトボックス〜!

 

みんなにA型の脅威というのを簡単に教えちゃうね!

 

A型はね!文字通り、二番目にやばいやつ!

 

「あっぶねえええええっっ!!!!!」

 

位相収束砲が怖いから懐に飛び込もうとしたところ、危うく死角に回り込んできたC型に串刺しにされかけた。

 

機体をバレルロールさせる要領で紙一重で躱し、なんとか距離を保とうとするが……相手が厄介すぎる。

 

もう機体のアラームが鳴りっぱなしだ。何のアラームかもわからない……しかし機体は制御できている。それだけが救いだった。

 

距離を置くと、今度は雨のように位相収束砲が降り注ぐ。それを躱し続けている状況です。下手に止まれば削り取られてアウトだ。

 

拠点制圧を目的としたA型との戦いの肝は、どれだけ機体の戦力を温存して周囲の雑兵を削るか、という点にあるのだが……下手に突っ込めばさっきみたいに待ち構えたC型や、B型の位相収束砲に貫かれかねない……。

 

なんとか現状を維持しているけど、俺の集中力が切れるか、心が折れたら終わりです。

 

あぁ助けてアル。お前らが休暇先に選んだ基地、なかなかに地獄なんですけどぉ!?

 

……え?武装?なかったですが何か?

 

いや、一応あったよ!?あったけど!それが完全に近距離戦用の武装なんだよなぁ!だからさっき、A型の間合いに飛び込んだのもあるわけで……。

 

まだまだ元気いっぱいに破壊されたC型を生産するA型。

 

効果もわからない近距離用武装を信じて凸して殴るとか……自殺行為でしかないんですけど?

 

インフィニティランカーは「弾幕がやばい?なら収束砲掻い潜ればショートカットできるやろ」って言って、某機動で戦士なアニメに登場するキリングマシーンみたいな動きでA型を狩る猛者もいる。

 

もちろん、収束砲に当たったら乙るので、信頼した機体じゃない現状ではそんな真似できません。

 

あとは、MMX裸一貫装備とかいう変態御用達みたいなアセンブリもあって、取り巻きのC型なんて知るか!距離詰めまくってMMXで殴ってA型の装甲をゴリゴリ溶かして殺すぜ!と、頭がイカれた戦術もあるが……そこまでの火力を出せるかも疑問だ。

 

この機体、性能も何もわかってないからな!

 

しかもこの機体に備わってる武装……武装なのか?物理攻撃技?みたいなものだけど見たこともないやつだった。

 

文字通り近づいて殴るだけの武装もへったくれもない物理攻撃で、見つけた時は変な笑い声が出たわ。

 

せめてパイルバンカーとか、使い慣れたMMXとか装備してもらえませんですかね。

 

けれど、敵と競り合っててわかったことが一つある。

 

相手のA型、この機体を見て動揺しているような気がするんだけど……ってぇえ!!

 

「ぐあぁああ!?」

 

一瞬の油断の中で飛んできたミサイルをもろに受けてしまった。

 

咄嗟に片手のガード姿勢になってしまったが、めちゃくちゃ吹っ飛ばされた。

 

機体が縦回転になり海面に叩きつけられ、コクピットシートに叩きつけられたが……よかった、まだ生きているよ、俺の体。

 

というか、片腕がやられたか!?と思ってモニターを確認したが……意外。なんと無傷である。

 

アレー?

 

あのミサイル、位相収束砲と同じ原理だから爆発に巻き込まれただけで分子レベルで破壊される威力があるはずなのだが。

 

見上げると、こちらを見下ろすA型が写っていて、相手も驚いてる様子なのか苛烈だった攻撃に……僅かな隙が生まれた。

 

隙を見せたな!!

 

突撃ぃいいい!!イヤァアーー!!

 

叫ぶまま俺はフルスロットルでA型との距離を一気に詰める。なんでもいいがダメージが欲しい!頼むぞ、拉致機体!俺を誘拐したんだ根性を見せろ!!

 

喰らえ、サンダーボルトナックル(仮名)!!

 

凄まじい衝撃音と共に吹き飛ぶA型。

 

機体腹部に叩き込んだ一撃によって、装甲には亀裂が入り、内部部品の破損が見受けられた。

 

って、いや、マジか。

 

MMXでも二、三発撃ち込まないと装甲剥がれないのに……この機体の一撃、どれだけダメージあるんだ!?

 

そこで、すぐに撃ち返してきたのは流石V.L.Tと言える。距離をとってお互いに仕切り直しだ……と、言いたいところだが、これを続けられる集中力と根気がどれだけ持つか。

 

状況を整理するとこちらがかなり不利。

 

相手はまだまだ元気で、C型の生産体制も破壊できていない。それに加えて鬼追尾のミサイルと、取り巻きのB型から放たれる収束砲を相手にすれば、ジリ貧になってすり潰される。

 

そうなる前に、さっきのサンダーボルトナックル(仮名)を何発がぶち込んで大人しくさせたいが……上手くことが運ぶかどうか。

 

まぁ、俺に折れない心があればイケるな!!たぶん!!

 

弱音を吐いても誰も助けてくれないのがこの世の常である。息を大きく吐いてA型と距離を取ると、コクピットモジュールにあるシグナルが点灯していることに気づいた。

 

え、なにこれ。ユナイトシグナル……?

 

《聞こえてる!?ムラクモ中尉!》

 

突如としてコクピットに響く声と同時に、正面モニターの右上に映像通信が表示された。

 

モニター越しに声をかけてきたのは倉庫にいたカエデ・ガルダリアである。隣には心配そうな顔でカメラを覗くストーム少尉の姿もあった。

 

「カエデ女史!すまない!倉庫内の機体を……」

 

《そんなこと、どうだっていい!!貴方、どうやってUnknown01を動かしたの!》

 

Unknown……?

 

いや、動かしたって言うか、勝手に動き出して拉致られたんですけど……って危ねぇ!?

 

収束砲をギリギリで躱し、海面スレスレにへと高度を落とす。

 

操縦してわかったことだが……この機体の出力は現存機のそれを遥かに上回る性能を持っている。

 

ハウンドアーマーの第二世代からは、機体重量の軽量化やガルダリア・エンジンの出力向上によりある程度の空中戦も行えるようになってはいるが、あくまで短時間の戦闘しか対応できず、主戦場は地上だ。

 

しかし、この機体は海上を浮遊するA型を相手に長時間の空中戦闘を継続している。

 

収束砲を躱し、飛来するミサイルも避ける機動性を発揮しながら、スラスターベーンがオーバーヒートしない。

 

「なんて性能の機体だ……こいつは」

 

《ムラクモ中尉。その機体は今まで一度も動かなかったの。……あのゲートから落ちてきた時から、ずっと》

 

ゲートから落ちてきた?そう聞き返すと、カエデ は鋭い眼光をしたままこう言った。

 

《その機体……Unknown01は、V.L.Tがハイパーゲートから現れたと同じ時間に、このレンネル島に墜落した……V.L.Tの技術で作られた存在なのよ》

 

 

 

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