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─各自カテゴリー
「これでカテゴリー
「そして、あの声の主が『自ら相手をする』と言っていたが…。」
「そいつはいったい何者なんです?」
「詳しいことはわからん。」
「ただ、『統制者』がらみだろうな。」
─『統制者』。
アンデッドを作り出し、この地球に生命を生み出したとされる者。
正体を現すことはなく、石版『モノリス』を通じてバトルファイトを管理していた。
いわば『生命の創造主』─。
「もしかしたら神と戦うかもしれないって事ですか!?」
「その可能性は十分にあるといえるな。」
創造主たる神と戦う─。
スケールが大きすぎて想像もつかない。
〈私が疑問に答えて差し上げましょう。〉
四人の頭にまたあの声が響く。
〈研究所から出てきてください。直接対面するのが一番です。〉
「よし!みんないくぞ!」
それぞれのカードを取り、研究所から出る─。
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
─研究所外に出た四人の前に光の柱が発生する。
そして、光の柱の内部に何者かが舞い降りてきた。
「アイツは…!?」
逢瀬が小さく唸る。
眩い光の中に何者かのシルエットがぼんやりとうかんでいる。
光の柱がゆっくり消滅すると、その姿が露わになった。
白い身体に赤い面。
左腕に鎌を備える怪物。
「白い『ジョーカー』!?」
橘が驚愕する。
「お目にかかるのは初めてですね。私は『アルビノジョーカー』。」
「『統制者』の使いです。」
逢瀬の毛穴からどっといやな汗が流れだす。
凄まじい恐怖感を放つ怪物はアルビノジョーカーと名乗った。
「いやはや、感激いたしました。まさかライダーシステムとやらでアンデッドと互角、いや、それ以上に渡り合うとは…。」
饒舌に続けるが、半ばこちらを見下す嫌みのようだった。
「フン、次は貴様の番になるぞ?」
物怖じせず、始がそう返す。
「そうでしょうか?まあ実際試してみるのが良いでしょう。相手をして差し上げます。」
「ただし…、あなたがたが負けたら人類は絶滅─。そうなりますよ…?」
その瞬間、空気が震えるような威圧感が放たれ、悲鳴が逢瀬の喉元までこみあげる。
「これはいわば、私と人類の代表たるあなたがたのバトルファイトです。」
腰が抜けそうになり、恐怖に包まれそうな逢瀬の脳内にあの時の光景がフラッシュバックする。
すでに血塗れとなって動かない親友。
一歩も動けなくなってしまった自分。
そして、怪物と戦う青い仮面ライダー。
(そうだ…俺は人を助けたいからライダーになったんだ…。)
自分が立ち向かわなければ力なき人々が犠牲になる─。
(それなら、どれだけ傷ついてもヤツを倒してみせる!)
「アルビノジョーカー!貴様を封印し、この手に未来をつかんでみせる!」
逢瀬が叫び、三人もそれに続く。
「そうだ!創造主を敵に回してでも俺達は戦ってやる!」
「貴様の思うようにはさせんぞ…!」
「俺は自分の呪縛にうちかった!お前も倒して本当の自由を手に入れる!」
「やれやれ…、手加減は一切無しでいかせてもらいますよ…!」
四人が同時に変身し、四人の仮面ライダーとアルビノジョーカーの戦いが幕を上げた─。