TSして触手産卵ゲーのマゾメス堕ちロリ女神になった   作:ハリケーン

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プロローグ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『―――――――揃ったようだな。我が四枢翼――――四人の女神よ』

 

 

 

 厳かな女性の声が、白のみで構成された神殿の中枢――――『白の庭園』に響く。

 四枚の翼を持ち、四人の天使を従え、四天を統べる女神カーディナル。幼い見た目に反して光を統べるその力は絶大であり――――無知シチュでサクッと墜とされてしまう我らが長。

 

 

 

「ハッ。カーディナル様の御為なれば」

 

 

 

 高潔な騎士を体現するような、女神『ミネルヴァ』。

 炎を操り、剣術においては並ぶもののない無双の武人であり――――ケツアクメ無様エロ要員。

 

 

 

 

「我らにできることであれば、どうぞお申しつけを」

 

 

 

 思慮深き女神『メティス』。

 大地を操り、戦略・戦術において天界を支える知啓の女神であり―――――豊満にして美麗。正統派美女であるのだが――――異種姦要員にされる。

 

 

 

 

 

 

「どのような困難であっても、打ち払いましょう」

 

 

 

 

 正義の女神『ユースティア』。

 いちばん最初に主人公にやられる女神であり、触手エロと丁寧な堕落シチュ、場合によりいくつかのルートに分岐する正統派女神――――ちなみに水を司る。

 

 

 

 

 

「……………」

 

 

 

 

 信仰の女神、『アイリス』。

 敬虔にして清楚な見た目ロリ枠なのだが、信仰心を圧し折られて苦しいのが大好きなマゾメスにされる――――ちなみに私である。

 

 

 

 

 

 

(い、嫌だぁあああ!? なんでよりによってエロ同人の世界に!? 触手で産卵なゲームにTS転生とか拷問ですよぉぉ!?)

 

 

 

 

 という内心はさておき、表面上は大人しく祈りのポーズで待機。

 冷や汗がだらだらと流れているが、もう慣れた。悲しいがいつものことである。

 

 

 

 『Fallen;eDens』はニッチな18禁エロ同人ゲームであり。さほど有名作というわけではない。が、無駄に凝ったSLGパートのお陰で触手ゲー界隈ではそれなりに知られていた。が、もっと凝った竜とかロリとか触手とか産卵に特化した先駆者ゲーがいたのでそれほど評価が高いというわけでもなく。

 

 違いで言うなら、SLGを凝りまくった先駆者に対してヒロインをいかに墜とすか、どう好みに仕立て上げるか(今の私にとって嬉しくないこと)に注力した作品と言える。

 

 

 

 

 

 例えば胸のサイズを変更できるのはデフォである。

 あんまり元から大きく変えるとバッドステータスが付くけど。

 

 身長も筋肉量も大中小から選べる。小さくするとHPは減るし、大きくすると増えるのでガチ勢はマッチョ女神を揃えるとかいう生々しい地獄絵図になったり、変態が最強ロリ軍団を作ったりと無駄に多彩であった。

 

 また好感度の他にSOUL(ソウル)値があり、0になると悪堕ち状態に変化させられる。そこからイベントをこなすと狂化状態とかもあったりするが、一旦置いておいて。

 

 

 

 

 

 問題なのは、流石にエロ要素はある程度固定されているという点だった。

 そうだね、マゾメス堕ちだね。

 

 

 

 

 デフォルトの女神アイリスは、主に法術(回復とか退魔とか)に優れたユニットであり。神器『ゼピュロス』を用いた瞬間移動と併せたトリッキーな作戦を得意とする。ちなみに悪落ちしてマゾメスになると、ダメージでMPを回復して無限回復タンクと化す。変態だー!?

 

 EX値(必殺ゲージ)が溜まるとそれまで受けたダメージに応じて周囲に暴風を巻き起こす特性から、『マゾメス竜巻(ハリケーン)イキ爆弾(ボマー)ロリ』なる不名誉なあだ名もある。変態だ…。

 

 

 

 

 

 

『――――魔界と、我らがエデンが繋がる時が来てしまった』

 

 

 

 

 

 2千年に一度、エデンと魔界は交錯する。

 血戦だの、ラグナロクだのと異名を持つこの時。主人公である『色欲の魔王』アスモデウスは己を見下す他の魔王たちや魔族たちを見返すべくなんと単身エデンに乗り込んでくる。

 

 そして忘れられた女神『エルピス』と出会うことで奇跡的にユースティア姉さまを撃破。そのまま四体の女神(カーディナル様含む)を好きな順番で倒すと色々あって世界が滅びそうになっていることが発覚。他の魔王たちを倒して世界を救うことになる。

 

 

 

 そう、『世界を救う』ことになる。

 

 

 

 

 

 

―――――世界と自分の尊厳、どっちが大事?

 

 

 

 

 

 

 そんな究極の二択を、私は迫られていた。

 

 

 

 

 

 でもマゾメス堕ちは嫌だあぁあああああ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 カーディナル様の敬虔な信者であられる女神アイリス様はその幼気な見た目に反してとても勤勉で冷静な女神である。

 

 天使の血を引く『天族』も、そうでない『人族』も。

 従うのならば救う、従わないのなら裁く、公明正大な方。

 

 銀糸のような髪は美しく、紫水晶のような瞳の輝きは並ぶものがない。白い肌は新雪の如く、細い手足はそれでいて女神としての強いお力を秘めておられる。

 

 

 

 

 ある時、非常に愚かしいことながら『我らはカーディナル様に近い血筋なのだから優遇されるべきだ』と喚く天族がいた。脱税が露見した言い訳であったが、アイリス様の対応は見事でした。

 

 

 

 

『本当にカーディナル様に近いのであれば、その法を曲げるような愚かしい真似をするハズがありません。不遜にもカーディナル様の御血筋を騙る者は罰を与えます』

 

 

 

 

 

 冷徹にして冷血、などと心無い者は言うけれど。アイリス様の旗下にある私たちはよく知っている。敬虔にして謙虚なアイリス様が、普段からいかに私たちのために心を砕いて下さっているか。

 

 他の多くの都市では糞便が撒き散らされているのに対して『不衛生である』と徹底した整備を行い。税の負担は均等かつ明確に。病める者には休養と治療を。働きたいものには職と食を与え、魔族の暴虐を御自ら鎮圧されることもある。

 

 

 

 

 

 

 

(ああ、可憐で聡明なアイリス様――――私たちは、貴女様に従います!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 ちなみにこの世界は色々と終わっている。

 割とご都合主義で回っているくせに、妙な所でシビアなのである。エロゲーだからだろうか。身分を笠に着る天族は腐りまくってるし、食べ物は足りないし、都市は不衛生だし。

 

 教えはどうなってんだよ、教えは!?

 

 

 

 特にバッドエンドも豊富で、主人公のアスモデウス君は女神に触手産卵させて仲間を増やせるのだが最初はクソ雑魚PTしか組めないので調子に乗るとすぐやられてエルピスちゃんがヤられる。

 

 

 

 

 

 一応、治安の悪化は魔界の接近による雑魚魔族の増加やそれによる人心の乱れとか云々が言われているが…。

 

 

 

 

 

 

 何はともあれ、本題。

 早速主人公君がやらかした。

 

 

 はー、つっかえ。やめたら主人公。

 

 

 

 このままデッドエンドしてくれても構わないと言えば構わないのだが……その場合、世界は滅びる。

 

 一応こんなんでも部下が大勢いる女神である。

 立場上、見捨てるわけにもいかなかったり。

 

 

 

 仕方がないのでこっそり助けることにした。

 はぁ……なんで私、自分をマゾメスにしてくる奴を助けないといけないのだろうか……しんどい……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『――――我らの総力を結集し、忌々しいカーディナルを打倒しようではないか』

『異論はない』

『足手纏いは不要だがな』

『………』

『俺は戦えるならなんでもいいがな。わざわざ塵を気にしやしねぇよ』

『それも当然だ。もしも軍勢を持たぬ魔王がいれば、大人しく留守番をしているといい』

 

 

 

 

 

「くそっ、好き放題言いやがって――――」

 

 

 

 

 『色欲』の魔王アスモデウス――――彼の真骨頂はその母胎に応じて大量に生産できる魔物の軍勢にある。忠実で、裏切ることがなく、母胎の能力を反映して産まれる軍勢だ。

 彼の父の父の父、3代前のアスモデウスはまさに最強と言って良かった。――――それゆえに、前回のラグナロクにて最も重要な殿軍を担い、その力の殆どを喪失した。

 

 現アスモデウス―――ユーリ・アスモデウスは軍勢を持たない。身の回りの世話をしてくれる下女と執事はいるが、彼らは彼らの仕事がある上に母胎にしたところで低級のゴブリンや、頑張ってスライムが関の山だろう。

 

 そして、『色欲』の魔王でありながら割と感性が普通よりという致命的な弱点を持つユーリには、己の世話を幼い頃から見てくれている者たちをそういう目でみることに忌避感があった。

 

 それさえなければ、『無冠の魔王』などと侮られることもなかったかもしれないが―――大差はないだろう。

 

 

 

 

 その代わりにユーリは『色欲』の魔王としては異例の、鍛錬で力を磨き―――『怠惰』の魔王に頼み込んで稽古相手になってもらってさえいた。

 

 故に、『色欲』にしては異例なことに、接近戦において中級魔族程度の力はあった。……そこまでやってもなお、中級程度が関の山だったとも言えるが。

 

 

 

 

 

 

(優秀な母胎――――それさえいれば、全て解決する)

 

 

 

 

 かつては存在したという、上級魔族の軍勢――――既に失われた秘法であるが、それも試行錯誤するための母胎さえあれば己であれば再現できると確信していた。

 

 

 

 

 故に、ラグナロクの前哨戦――――接近するエデンと魔界の間に現れる、ゲートを見つけて躊躇わずに飛び込んだ。

 

 時空の狭間を抜け、そのままエデンの光輝く大地へ―――――その途中で、ぼろ雑巾のように転がる何かに気づいたのは、彼が周囲に気を配る程度には余裕があり――――それでいて慎重にならないといけない程度には余力がなかったからで。

 

 

 

 

 

 死んだように眠る、瘦せ細った少女。

 ユーリの冷静な部分が、こんなものを持っていても役には立たないと算段をつけて―――――。

 

 

 

 

 

 

「ああ、くそっ」

 

 

 

 

 

 ゲートの移動は力を消耗する。

 大きな荷物などもっての外。それでも、なんとか厳選に厳選を重ねた研究機材と資料―――それを投げ捨てて、ユーリは少女を背負った。

 

 

 

 

「お前、この恩は必ず返してもらうからな――――!」

 

 

 

 

 ただでさえ弱っている魔王としての力が、更に削られる不快感―――それを押し殺してユーリは駆けた。楽園での反逆――――その第一歩であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 目を覚ました少女は、『エルピス』と名乗った。

 ユーリは痩せ細った彼女を回復させるために骨を折ってなんとか果実やら飲める水やらを調達してやり――――その対価として、母胎として利用した。

 

 エルピスの適性の高さは、およそ驚嘆すべきものであり――――弱り切った状態でもゴブリンどころか亜人コボルト、コボルトメイジなどユーリが夢見た戦力の、下の下ではあれど夢物語だったそれが実現したことに浮かれていた。

 

 

 

 

 

「ユーリさん、どうですか私の仔たちは! 強いでしょう!」

「なんでお前が偉そうなんだ」

 

 

「私がお腹を痛めて産まされた子どもだからですよ!」

「アヘって漏らしてただけだろ」

 

 

 

 

「アヘ……? って漏らしてません!」

「嘘は駄目なんじゃなかったのか」

 

 

 

「嘘じゃないですー! 私にとっては真実ですー!」

「じゃあ次は漏らさないよな?」

 

 

 

「…………ユーリさん! 大変です! あそこで魔族に襲われている人が!」

「ん? まあ大した母胎にならなさそうだし要らない―――」

 

 

 

「助けに行きましょう! いくよ、みんな!!」

「おい」

 

 

 

 母親に同調し、「ぐおー」などと無駄に威勢のいい声を上げる魔物たちに、仕方がないかと同調したのは痛恨の失敗であった。

 まだ完全にエデンと魔界が繋がっていない状態で移動できるのは、そこそこの力がある魔族か、あるいは力をすり減らすとどうなるか分からない考えなしのどちらか――――不運なことに、今回は前者だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ユーリの斧槍は圧し折られてただの棒になって地面に膝をつき、周囲には虫の息というべきコボルトたちの惨状。

 それでいて、野良魔族は武器である大斧こそ傷ついているものの五体満足で、しかもまだ余裕の表情で立っており。

 

 

 

 

「ぐっ……」

「なんだ、他人様の獲物を横取りしようたぁ不心得なヤツだと思ったが――――献上品を持ってくるとはな」

 

 

 

 

「ひぇっ。わ、わたしを食べても美味しくないですよ!? お腹こわしちゃうんですから!」

 

 

 

 

 

 ひ弱ながら、見目はそれなりに整っているエルピスは野良魔族に服を剥ぎ取られ。白い肌と桜色の突起、うっすらと膨らんだ胸が外気に晒される。

 

 

 

 

「……ぁ、ぁうあぅ……」

「なんだ、てっきりいつも遊んでるのかと思えば――――慣れてねぇのか? おい」

 

 

 

 

 

「ゃ、ゃめ……」

 

 

 

 

 乱暴に胸を揉まれ、下着を脱がされ――――野良魔族がエルピスを味わおうとしたその瞬間、飛びずさった野良魔族の頭があった場所を紫色の輝き―――鉄扇が薙ぐ。

 

 

 

 

 

 

「――――っ、テメェ!? くそっ、まだ伏兵を――――」

「――――…ゼピュロス!」

 

 

 

 銀の髪、紫の瞳――――細い肢体を踊るように操るその小さな影の、透き通った声に応えるように鉄扇――――神器ゼピュロスが紫に輝く。

 

 

 

 

 

「――――テンペスト!」

 

 

 

 

 

 瞬間、吹き荒れたのは暴風――――否、風が切り払われるほどの斬撃。

 野良魔族の持っていた大斧が、まるでバターのように切り裂かれて肩から血飛沫が噴き出す。

 

 

 

 

 

 

 耐えきった――――そう確信した野良魔族であったが、斬撃の痕――――風が無くなった真空地帯は、なんとか元に戻ろうと周囲の大気ごとその身体を容赦なく引きずり込む。

 

 

 

 

 

「ぐ、おおおおお―――――!?」

「エクスキュート」

 

 

 

 

 それは、風の断頭台だった。

 吸い寄せられる野良魔族の首を憐れむように見据え、一閃。

 

 パチン、と扇が閉じられた音とともに首が落ち。

 見慣れぬ美しい少女――――女神アイリスは膝をついているユーリに一瞥をくれ。それに駆け寄るエルピスを興味深げに見ていた。

 

 

 

 

「……ユーリさん! だいじょうぶですか!?」

「ご覧の通りな」

 

 

 

 

 

 全然無事でもなんでもないし、目の前の女神――――倒すべきカーディナルの腹心である女神、四翼将の一人、『信仰』の女神アイリスその人がこの瞬間にも斬りかかってくるかもしれない重圧に耐えながら、圧し折れた斧槍の残骸を構えなおして――――。

 

 

 

 

 

「……私に、挑みますか?」

「――――それしか生き延びる道が無いなら、是非もなく…な!」

 

 

 

 

 まだ膝は笑っている。

 野良魔族よりも、はるかに格上―――――そう理解して、構える。そう、理解したつもりだった。

 

 

 

 

 

「―――――――――遅い」

「は?」

 

 

 

 

 瞬間、声は背後から聞こえて。

 視界は回り、地面に激しく叩きつけられて無様に転がる。

 

 

 

 

 

 

 

(――――こ、いつ――――『怠惰』よりも強い、のか…!?)

 

 

 

 

 

 カーディナルと四翼将、それに対する七欲の魔王。

 『怠惰』の魔王は圧倒的なフィジカルとタフネスを持ち味にしていたが、それでもこれほど規格外ではなかった。

 

 『その気』なら既に首を落とされていた――――そう思いつつ身体を起こそうとして――――押しつぶすような『風』に圧迫され地面に押し付けられる。

 

 

 

 

 

「――――――速さが、足りない」

「ぐ、おおおお!?」

 

 

 

 

「力が足りない、思慮が足りない、判断が遅い―――――だから、無様を晒す」

「ガハッ!?」

「ユーリさん!」

 

 

 

 

 丸腰で、ユーリとアイリスの間に立ちはだかったのは、まだあられもない姿のエルピスだった。

 

 

 

 

 

 

「………そこを、退いて貰えますか?」

「嫌です! ……ユーリさんは、色々あったけど――――私の命の恩人さんなんです!」

 

 

 

 

 

 

 母胎にされたのは「色々あったけど」で済ませて良いのかよ、と我が事ながら思わず内心でツッコミを入れるユーリであったが。

 

 そんな程度のことで手を止めるハズもないかと思われた女神アイリスは、ちょっと悩むように野良魔族に襲われていた少女の方を見て。

 

 

 

 

 

「あ、あの……その方たちは、私を助けてくれようと………」

「……ふむ」

 

 

 

 

 

 女神アイリスは、困ったように柳眉を寄せて。

 

 

 

 

「殺したほうがいいと思う人」

 

 

 

 

 と言って手を上げた。

 エルピスと少女は顔を見合わせてぶんぶん首を横に振って。

 

 

 

 

「殺さないほうがいいと思う人」

「「は、はいっ」」

 

 

 

 

 二人の手が上がって。

 

 

 

 

「否決多数――――女神カーディナル様の定めた法に基づき、今回は見逃します」

「いや、いいのかよっ!?」

 

 

 

 

 

 風の重圧もすっかりなくなり、思わずツッコミを入れたユーリに向かい、アイリスは僅かに眉を上げて。「ああ」と呟いて手を叩いた。

 

 

 

 

 

「……処刑に賛成ですか? これで賛成と反対が並びましたね」

「何処に自分の処刑に賛成する阿呆がいるか――――!」

 

 

 

 

「冗談です」

「こっちは冗談じゃない状況なんだよ!?」

 

 

 

「心に余裕のない男は格好がつきませんよ」

「誰のせいだと思っていやがる!?」

 

 

 

「面白い人ですね」

「お前もなぁ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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