TSして触手産卵ゲーのマゾメス堕ちロリ女神になった   作:ハリケーン

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『信仰』の女神2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『――――魔族と共に行動するとは。女神の矜持を失いましたか、ユースティア』

 

 

『魔族には、死を。それがカーディナル様の教えです』

 

 

『例え私が敗れようと、私の信仰は屈しはしません』

 

 

 

 

 原作の『信仰』の女神アイリスは、丁寧口調で融通が利かないクソガキ―――サタンに攻め込まれて危機に陥ったノースランドでも「それでもカーディナル様への信仰が優先される」とユーリご一行の協力を拒否。プレイヤーはサタンとアイリスの二正面作戦を要求される。しかもアイリスは倒してもすぐに仲間にならない。泣いて慈悲を乞うまで産卵で酷使してやる必要があるのでまあ戦力は増やせるが。

 

 何が厄介かといえば信仰キメてるノースランド住人はそれに何の疑問もなく従う死兵であるところ。私のは……どうだろ。忠誠心はなかなかだと思うけど。原作よりは融通が利くように頑張って教育はしてる。

 

 

 

 

 

「――――アイリス! 無事ですか?」

「ユースティア姉さま。ええ、すごく面倒な相手でしたが、なんとか」

 

 

 

 

 

 

 

(しまった。いやどうしよう、ユーリ達と戦う理由がない)

 

 

 

 

 サタンとか第一形態だとワンミス即死だから第二形態にしたけど、第二形態も放置してるとノースランドが、ノースランドそのものがああああ―――みたいな展開になるので奥の手で魔界にシューッ! 超! エキサイティン! してしまったわけだけれど。あいつ母胎にもならないからユーリ君の強化にもならないし。ほんとクソボスである。

 

 

 

 

 

「わー、アイリスさん! すごいです! あんな竜巻! ぐわーって!」

「えっ。あっ。それほどでも…?」

 

 

 

 

 がしっ、と手を掴んでぶんぶん振り回してくるエルピスに「お前を殺す」とか囁いたら完全にヤベー奴である。何の脈絡もなくユーリに「お前を殺す」って言ってもいいけど、なんかヤベー奴であることに変わりはない。

 

 というか、ぽへーっとした笑みを浮かべるエルピスに敵意を持つのはとても難しい。戦うとか言ったら悲しまれそうだし……。

 

 

 

 

「女神アイリス―――折り入って頼みがある」

「えっ、嫌です」

 

 

 

 

 マゾメス堕ちさせてくる奴には関わりたくないので。

 いやまあユーリ君が頑張らないと世界滅ぶけど。マゾメス堕ちも死ぬほど嫌だよ。というわけでつい条件反射で拒否すると。エルピスがキリッとした顔で頼んできた。

 

 

 

 

「アイリスさん! お願いします!」

「…………聞くだけなら」

 

 

 

 

「おいなんだその扱いの差は」

「こんな可愛い子に酷いことしてるんですよね?」

 

 

 

 

 ジト目で言い放つと、自覚はあったのかユーリは黙った。

 黙らなかったら一発殴るつもりだったけど残念無念。

 

 

 

「………」

「え、ええっと……い、一応優しいんですよ? ユーリは良い人です!」

 

 

 

 

 エルピスはいい子だなぁ……。

 まあすっかり慣れてアヘりまくってるというのも理由のひとつだろうけど。心なしか顔が赤くなったエルピスは説明しようと口を開いて。

 

 

 

 

 

「えっと、カーディナル様にお願いがあって。それでえっと……なんでしたっけ?」

「………」

 

「アイリス、あのね。前回のラグナロクを阻止した方法をカーディナル様に確認したいの」

 

 

 

 

 

 黙ってしまったユーリの代わりに説明してくれるユースティア姉さま。

 イベント進行次第では既にスルトにアヘらされてるところだけれど……この感じだとセーフだったのかな? いやヤられてた方がユーリ君が強くなるから助かるといえば助かるんだけど。うーん、外道だな私。

 

 女神をヤればヤるほど強くなる、それが『色欲』の魔王アスモデウス。まあ女神じゃなくて魔王でもいいんだけど。

 

 でもグッドエンドならユースティア姉さまもハッピーだし……というかスルト君を多用しすぎなければ大体オッケーである。

 

 

 

 

 

 

「……戦闘になったら多分カーディナル様に味方しますけど。それでよければ」

 

「逆に多分なのか」

「ちょっと意外です」

「アイリスって、時々カーディナル様にも直訴したりしてるから……」

 

 

 

 

「ちょっとユースティア姉さま!? 人を誰にでも噛みつく狂犬みたいに言わないでほしいんですけど!?」

「えっ。そんなつもりじゃ――――でもカーディナル様を言い負かすのってアイリスくらいだし……」

 

 

「「言い負かすんだ……」」

 

 

 

 

 

 やめてよ!?

 エルピスどころかユーリにまでドン引きされてるじゃん!?

 

 ちなみに言うまでもないけど原作アイリスはちゃんと『信仰』の女神らしく「カーディナル様に逆らうなど死あるのみ」な感じなので悪しからず。

 

 

 

 

 

「と、とにかく! 一番頼りになるのがアイリスだよ!」

「頼りにしないで下さい……ユースティア姉さまのためならともかく、嫌ですよほぼ他人のために頑張るの」

 

 

 

「―――! わたし、エルピスです!」

「え? はい、アイリスです……」

 

 

 

 

 

 急に名乗ってきたエルピスに返事をすると、ガシッと手を掴まれた。

 

 

 

 

「これでお友だちですね!」

「………くっ」

 

 

 

 

 可愛いかよ……。キラキラした目で見てこないで。

 くそぅ、こんな幼気な子を虐める趣味は私にはないぞ。というわけで精一杯の抗議としてジト目でユーリを睨んでおく。

 

 

 

「なんで俺が恨めし気な目で見られてるんだ」

「保護者でしょなんとかしてください」

 

 

 

「エルピス、もっとやれ」

「はーい!」

 

「くっ、この悪魔! 『変態』の魔王!」

 

 

 

 むぎゅーっと抱き着いてくるエルピスは可愛いが、こんなことで絆され……絆されないからなぁ! ちなみにエルピスがやや貧乳とすればアイリスはまな板である。

 

 

 

 

 

「誰が変態の魔王だ!? 『色欲』は確かにちょっとアレだが食欲・睡眠欲と並ぶ三大欲求だぞ!」

「……アイリスさんも仲間に―――「死んでも嫌です」――――ユーリあなたしかいません頑張って下さい!」

 

 

 

 

「いやこれ説得するのは無理だろ」

「自害のための準備はしてあります」

「あはは……冗談だよね、アイリス? アイリス…?」

 

 

 

 

 冗談ではない。

 いざとなれば即座に自爆できるように準備はできてる。

 

 

 

 

「わたし一人だとイきすぎて大変なんですよぉ……」

「ユースティア姉さま、お願いします」

 

「えっ!? 私!? ……そのぉ、ちゃんとした男性経験もないのにそういうハードなのはちょっと……」

 

 

 

 

 まるでちゃんとしてなければあるかのような言い方だが、原作で全く男性経験0なのは明かされてるからな。

 

 

 

 

 

 

「世界平和のためですよ、ユースティア姉さま」

「えぇ……アイリスは死んでも嫌なのに!?」

 

 

 

「正直私の見た目でそういうプレイはアウトだと思います」

 

 

 

 

 そんなのが許されるのは日本とかいう変態国家だけなんだよ!

 なんなのあの国、なんでも女体化するし異種姦からハードなプレイまでなんでもバッチ来いであらゆる宗教とお祭りを(マナーさえ守れば)受け入れるとか変態すぎるんだけど。異世界に来て痛感したよ。日本は変態だって。

 

 

 

 

「うっ、それは確かにだけど……」

「ユースティアが協力してくれるなら戦力が倍になるな……」

「私の負担は半分ですよ!」

 

 

 

「私の貞操が半分どころか消し飛ばされちゃうよ!?」

「だが無駄死にはさせない」

「可愛いですよ、魔獣さん」

 

 

 

 

 

 

「―――そういえば、レヴィアタンが攻め込んできたと聞きましたがどうなったんです?」

「うっ」

「おお」

「あっ」

 

 

 

 

 

 そう――――あのクソボス、ユースティア姉さまが勝つのはほぼ不可能なので多分スルト君が出てきてなんとかしたハズである。

 命の恩人と世界のためだ。身体を差し出してもらって。

 

 あわあわと慌てふためくユースティア姉さまだが、基本的に義理堅くて押しに弱いのでこの方面で攻めればなんとかなるはずである。

 

 

 

 

 

「で、でもその―――」

「そうだ、レヴィアタンを使えばいい!」

「ですね!」

 

 

 

 

 

 え、そっち?

 まあそっちは確かに酷使しても心が痛まないから当然やるべきだけど。せっかくユースティア姉さまに恩義という大きすぎる口実があるからつけ込めばいいのに……。

 

 

 

 

「よし、行くぞエルピス早速戦力強化だ!」

「え? 今からですか―――!?」

 

 

「………じゃあちょっと私偵察に行ってくるので。ごゆっくり」

「アイリス!?」

 

 

 

 

 

 こんなところにいられるか! 私は先に行かせてもらう!

 ユースティア姉さまが自分も連れて行ってほしそうにこちらは見ていたが、ゼピュロスのワープも人数が多いほど疲れる(というか正確には自分一人じゃないと負担がある)ので連続ワープでカーディナル様の座するセントラルを目指す。

 

 

 

 

 

 景色が瞬く間に切り替わり、カーディナル様の白亜の神殿が見えてきたところで凄まじい閃光が轟く――――神器『グングニル』。

 

 神の怒りと例えられることもある、稲妻をガトリング式で凄まじい速度で連打するなんというかトンデモ兵器である。だいたい1分間で200発くらいだろうか?

 

 原作だとマップに大規模な範囲攻撃を毎ターン連打してくるのだが――――なんというか、ゲームより現実の方がヤバイ。

 

 ゲームだとユースティア姉さまに水の壁で防いでもらうか、メティス姉さまに大地で壁を作ってもらうか、あるいはミネルヴァ姉さまをアイリスで送り込んで超火力で圧倒するか。

 

 

 

 

 

 でもこれ、実際みると一撃あたりの火力がヤバすぎる上にカーディナル様はほぼ消耗しないのがエグい。

 しかし対する『傲慢』のルシファーもやばい。魔装『明けの明星』、すなわちモーニングスターである。………モーニングスターである!

 

 

 棒に鎖がついてて、棘鉄球が付いてるアレである。

 そのギャグにしか見えない見た目から放たれる、シンプルな暴力。全力でチャージして解放すれば「金星一個分くらいの破壊力」と称されるそれは、ノーチャージでも軽く隕石くらいの破壊力がある。ついでに鎖はとんでもなく伸びる。

 

 魔装『ウロボロス』の方が強そう?

 あれはまあ回避がほぼ不可能なだけだ。『モーニングスター』は下手に避けると普通にエデンが滅びる。

 

 

 

 

 あとその気になれば棘鉄球を超巨大化させられる。

 瞬間移動が無ければ近づきたくないお相手である。

 

 

 

 

 ちなみにルシファーは金髪でスタイル抜群の美女である。まあ苗字ルシファーなだけの美女だよね。とりあえずゼピュロスの瞬間移動でルシファーの背後に転移して膝カックンを決めておく。

 

 

 

「足元がお留守ですよー」

「――――――ぬおぉぉぉっ!? 貴様、どこから――――」

「良いぞ、アイリス! ―――――グングニル!」

 

 

 

 

 

 掛け声と共に槍本体がバチバチと音を立てて――――いやまだ私いるんですけど!? 

 慌てて転移で逃亡した次の瞬間、雷の速度でグングニルが迸る。これが神器『グングニル』必中効果付きの、レールガンの如く雷によって槍を放つ超破壊攻撃である。

 

 

 

 

 

「ええい、猪口才な!」

「しつこい!」

 

 

 

 

 ズドォォオオン、と鉄球と槍が衝突したとは思えない――――隕石と惑星の衝突みたいな音を聞きながらグングニルを容易く弾くモーニングスターにドン引きする。

 

 

 

 

「くっ、何処に逃げた!?」

「そんな余裕があるのか――――!?」

 

 

 

 

 ドガガガガ、とフラッシュの制限でもかけられそうなレベルの雷連打に避難――――しようとしたところでルシファーの軍から矢の雨を浴びせられる。これは本格的に囲まれるなり対空砲火でハチの巣にされる前に撤退しないと不味いぞ、と判断して逃げの一手。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――手数が足りませんね」

「嫌ですよ!?」

 

 

 

 

 戻ってみると完全にデキあがっているエルピスと、顔真っ赤なユースティア姉さま。

 そこをなんとか。

 

 

 

 

 

 ……しかたない。あんまり使いたくなかったけど保険を出そう。

 

 

 

 

「ああ、あの部隊ですね」

 

「な、なんですか!? もしかして秘密の凄い部隊とか…!?」

「女神アイリスの部隊と言えば『教会騎士』って説明しただろ」

 

 

 

 

 

 

 

 そう、私の虎の子。

 手塩に掛けて育てた、ゼピュロスでの強襲を前提に訓練した特殊部隊―――『教会騎士』である。ちょっと信仰心が強すぎるのが玉に瑕だが、間違いなく役には立つ。

 

 

 

 

 問題は――――彼らにユーリが受け入れられるかどうか、だが。

 

 

 

 

 

 

 

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