TSして触手産卵ゲーのマゾメス堕ちロリ女神になった 作:ハリケーン
すみません実家に帰るので次の更新は遅れると思います
―――――西方教会騎士は、精鋭のみを集めていたこともあって辛うじて持ちこたえていた。
矢の雨と長槍隊で接近を封じ、騎馬隊を巧みに動かして打撃を与える。
しかし少しずつ武器が削られ、騎馬隊の人数が減って黄金に呑み込まれたゾンビに変えられる。
そして何よりも。
首都ペルリの方から聞こえてくる悲鳴や混乱の叫びがミネルヴァの心を逸らせる。
「くっ。卑劣な――――」
『卑劣ぅ? じゃあこう返してあげるよ、惰弱な。想像力が足りないよねェ!』
黄金ゾンビたちは、何をされても再び起き上がる。
唯一、スピカの操るピンクの光る剣に斬られると『色欲』の力で強制的に絶頂させられて戦闘不能になるが、手数があまりにも不足していた。
「―――――くっ。やっぱり私が10人いないと駄目かもです、母さま!」
「短時間で10回もあんなことしちゃったらおかしくなるからぁ!」
「何か、手があるのですか…!?」
縋るような視線を向けるミネルヴァに、ユースティアは全力で目を逸らした。
いやまあ義理の姉のような存在に触手産卵キメてきたとか言いたくないよね…。
「そ、そのー。ちょっと外法というか……」
「……自らの民を焼き捨てる以上の外法があるのなら、聞かないでおきますが。そうで、ないのなら――――」
「『色欲』の力で、すぐに成長する眷属を産み落とせる。……そこで活躍してるスピカが、俺たちの子だ」
「――――――いえ、その」
想定外の答えに思わず言い淀んだミネルヴァに、ユーリがフォローするように口添えする。
「一応言っておくと、ユースティアは無辜の民を救うために――――」
「それだとユーリが弱みにつけ込んだみたいじゃないですか! つけ込まれたのは惚れた弱みです! 恥ずかしかったのはそっちです! これでいいですか!?」
キレ気味に大量の放水でゾンビを押し流す作戦に出たユースティア。
それに対してまたしても、今度は2体目の10/1サイズゴールデンマモン像が現れて質量攻撃にくる。
魔鉱石ゴーレムは1体目と激戦を繰り広げている最中であり、ミネルヴァのアイギスが割って入ることで防ぐが、今度は上空から無数の黄金の槍が降り注ぐ。
「それは――――余計に頼みにくいではないですか!?」
「ミネルヴァ姉さんはやらなくていいです!」
「ユースティアは神力が減ってきてるだろうが!」
『やれやれ。目の前で痴話喧嘩を見せられる側にもなってほしいものだよ。まあ、一番文句を言いたいのは都市の人間どもだろうけど』
「くっ」
「そ、その……それはすぐにできるものなのですか!?」
「姉さん!?」
「時間は数分もあればいけるが…! 女神って奴は自己犠牲が過ぎるんじゃないか!?」
『はぁ。まあいいけど、そんな暇はあげないよ』
「あまり舐めないで貰いたい――――例えその、その……あれをしたとしても! 私のアイギスは揺らがない…!」
力強く、なんかとんでもない宣言をしたミネルヴァだがすぐに経験者であるユースティアが叫ぶ。
「――――無理! ぜったい無理だから! 無理しないで姉さん!」
「しかし他に手が無い!」
最早それしかないか――――ユーリもそう考えたその瞬間、世界が切り替わった。
(―――――なっ、ここは――――!?)
以前、レヴィアタンとの戦いの際に見た幻影のような場所。何もない暗闇の中で、以前は黒い少女が箱を手に立っていたのに対して今度は成長したユーリを赤くしたような男―――スルトがそこに立っていた。
『甘ぇよ。たかが眷属を一匹、母胎を一人増やした程度であの『強欲』は止められねぇ。お前だって分かっているだろ?』
(何が言いたい)
『代われよ、俺に』
(……それで、また好き放題するつもりか)
前回、虜囚にしたレヴィアタンはエルピスやユースティアには見せるのを憚られるくらいの凄惨な状態にされていた。
それは『色欲』の限りを尽くしたような――――ユーリが嫌い、遠ざけている『色欲』の本能の具現のように感じられて。
『だから甘ぇんだ。力が無ければ何も守れねぇ――――力があるなら、奪うのが道理だ』
(………)
『少なくとも、お前の大事な仲間は―――エルピスとユースティアは守れる。それで満足だろう? さあ、そろそろ外も限界だぜ』
(ちっ。頼むから余計なことはしてくれるなよ――――!)
『ハッ。俺は『色欲』だぜ? そりゃあ野暮ってもんだ』
―――――そして、世界はまた切り替わる。
黒い炎を纏って、ユーリの姿が一瞬でスルトのそれに変わる。
そしてユーリがしないような獰猛な笑みを浮かべて、不敵に斧槍を肩に担ぎながら言った。
「――――さぁて。ようやく出番だ。細かいことはいい、後で一発ヤらせてくれりゃああの金ぴかは俺がブチのめしてやる」
「スルト!?」
「姿が――――これは一体…!?」
流石に戸惑う様子の女神たちだったが、スルトは苛立ったように斧槍を振り回しつつ言った。
「俺は構わねぇが、迷った分だけ雑魚どもが死んでいくぜ?」
「――――ッ! 頼む、私にできることであればさせて頂く! どうか私の民を救ってくれ!」
「ハッハァ! ―――そいつが聞きたかった」
『『『『『『『ちょっと姿が変わったくらいで何を調子に乗っているんだい?』』』』』』』
スルトは手近な黄金のマモンに触れると、黒い炎がマモンの一体を包み込み――――。
『『『『『『何だい、拍子抜けだね』』』』』』
「阿呆が。その慢心がお前の敗因だ」
『んぎぃ!? や、止め―――――ひぃぃぃ!? んぐぅぅぅぅ!?』
どろり、と溶けたマモンのカタチが変わる。
黄金だった身体は元の肌色に。170cmはあった身長は縮んで150cm程度に。
股間はつるりと滑らかなワレメができ、ほんのり申し訳程度に膨らんだ胸が女であることを示していた。
『『『『『『『はぁ? 貴様、一体何を――――――』』』』』』』
「おう、この黄金全部がお前自身なんだろう? 好きなだけイケ」
斧槍の石突で、股間の女性としての核を容赦なく突く。
瞬間、盛大に少女になったマモンは出せる体液を全て垂れ流しながら痙攣して果てて。
『『『『『『『『――――――――んぎゅぃぃぃぃぃ!? ぉっほぉぉぉぉぉぉ!?』』』』』』』』
まるでネットワークにウイルスが流し込まれたように、マモンの分身全体に強烈な快楽が叩き込まれる。全ての黄金が少女の身体になってイキちらかし、転げまわり、どろどろに溶けた黄金になって消える。ただ一人、スルトに捕まえられた一体を残して。
「―――――っ、ぁ、ぅ―――――な、んで――――ボクは、――――」
「分身だからと油断したな。全てが本体なんてのは、全部が弱点なのと大差ない。―――俺の『色欲』の前では、な」
「ぁ―――――ひぃ―――――ぃ、ゃだぁ―――――」
にやり、と好色な笑みを浮かべるスルトから逃げ出そうと這いつくばって、少しでも距離を取ろうとするマモンだった少女はしかし、完全に腰が抜けていて。
あっさりと触手に捕まると、魔装『ヘルヴィム』の異空間の中に呑み込まれて行った。
「「う、うわぁ……」」
「さて。次はお前だ、女神ミネルヴァ。覚悟はいいな?」
さすがにドン引きするエルピスとユースティアだが、ミネルヴァはどうやら本当にマモンが全て消えたらしいことを確認すると、大きく息を吐いて。
「――――――当然。民を救っていただいたこと、感謝させて頂く。スルト殿」
「良い覚悟だ。じゃあ、せいぜい楽しませてくれよ?」
『んひぃぃぃぃいいいい!? わ、私のお尻が…………んぉぉおおおおおっ?!』