短いです
ゴロゴロ…ゴロゴロ…ゴッ!!……ゴロゴロ……
あの日死んで転生してから恐らく3日。猫ノ手はこれっぽっちも反応してくれなくなり、無事独り言が板に付いてきた俺は今日も今日とて強くなるために見た事のないエリアにて草木を轢き潰し得る未知のエネルギーを掻き集めるために転がっていた。
どうにも今俺がいるこの洞窟にはモンスターがいるらしく、なんだか俺の知っている大型モンスターや小型モンスターは欠片もいないものの、カンタロスみたいな蜘蛛には遭遇した。
ラングロトラお得意の麻痺ボール(適当)をぶち当ててから轢き殺し、ミンチペーストみたくなった蜘蛛を食った。
味はほぼしなくてゴムを噛んでる気になってきたが、それを我慢して飲み込んだ途端に、力が奥底から少し溢れてきた。
それで、なんとなくなのだが俺の持つユニークスキルである獣甲種が影響していそうだなと思った。力を蓄えれば蓄えるほど、俺はラングロトラよりも上を目指せるのだろう
そうと決まれば後はモンスター狩りの時間……なのだが。
どうやらここにはラングロトラすらいない平和な地域だったようで、昨日あの蜘蛛を轢き殺した俺に近付こうとするモンスターがいない。
仕方なく舌を伸ばして小さいコウモリを喰らい、便利なことに雑食性になっていたのでそこらに生えてる草*1を食み。
そんな変化することもない3日を過ごしていると、凄まじい哀愁を放ち草を食むスライムを見つけた。モンハンの世界ってスライムいるんだ…。
このスライム食ったらどーなるかなーと思って近付いたら、特に俺に気づく様子もなく草を食んでいた。
俺はふと思う
こいつなら、話せなくとも寂しさを紛らわす事が出来るかもしれないぞ…!
試しにツンツンと爪でつつく。
結構ひんやりしててすべすべもちもち。めっちゃ癖になりそうだぜこいつぁよぉ!
俺がつんつん、つんつんとつついていると、スライムはそっとこちらに触腕を生やし手を伸ばしてきた。
やがて俺の背中の甲殻にふれると、そこに触腕をくっつけ登ってきた。これは共存の意思ありってことじゃない?
やがて四足歩行の俺の背に乗っかったスライムは安住の地見つけたりみたいなノリで微動だにしない。新たに1匹のオトモを背に乗せ、俺はふたたび草を食むためにのそりのそりと歩みを刻んだ───。
『聞こえるか?小さきもの達よ』
アイエエエエエ!!?ミラボレアス!?ミラボレアスなんで!!!?
拝啓今は亡き父上母上、俺もはやめに合流できそうです
猫の手さんはモンハン知識に紐づかないとなにもわからないポンコツ”ちゃん”です