転生ナメック星人、地球へ 作:一般通過ナメック星人
誤字報告ありがとうございます。
だけど、。の使い方は俺の好みでやってるので、報告しなくて結構。国語の先生かアンタは、提出物じゃないんだからコレ。
「いくぞ!だぁああああ!」
悟空がルマーカに接近し、瞬時に後ろに回り込んで蹴りを放つ。
だが振り返る事もなくルマーカに足を掴まれ、そのまま地面に叩きつけられる。
そのまま腹部に蹴りを入れられて、悟空はビルへと蹴飛ばされた。
そして入れ替わる様にピッコロが気弾を飛ばし、それと共にルマーカへと攻撃する。
「ツェア!!」
「甘いわ!」
気弾を剛腕で薙ぎ払い、ルマーカに父から受け継がれたダークネスアイビームで迎撃。
すんでの所でそれを避けたピッコロだったが、脇腹に手刀を喰らいダメージを負ってしまう。
復帰した悟空がピッコロの援護に向かうが、ピッコロが投げ飛ばされて受け止めた所に二人まとめて触角からの怪光線を受けて焦がされる。
「うぁああああああ!!」
「ぐぉおおおおおお!?」
「ハッハッハ!どうしたどうした、これでは準備運動にもならんぞ!」
「はぁ、はあ……めぇったな。オラ達の攻撃が通らねぇ」
「どうやら……その様だな、だが気づいたか孫」
「あぁ、オラ達がもっとスピードが出せれば……」
「恐らく奴は今までまともな戦闘をしてこなかったんだろう、隙はあるが単純なスピードで負けているだけだ」
「……出来るか分からねぇけど、10倍界王拳を使う。ピッコロはオラのサポートをしてくれっか?」
「チッ、いいだろう」
「作戦会議は終わったか?」
「おう、いくぞ!10倍界王拳!!でぇゃぁぁぁぁ!!」
「むっ!?速い!おぐっ!?」
急激に上がったパワーとスピードに油断していたルマーカは、悟空の接近に反応できず鈍い音と共に肘が腹部に突き刺さる。
その隙を見逃さずピッコロは背後からスレッジハンマーで後頭部を攻撃、怯んだ所に悟空も追撃のラッシュを叩き込む。
10倍界王拳によりパワーとスピードが増した悟空と、ピッコロの隙を突くラッシュにルマーカは何も出来ずに全ての攻撃を受ける。
「今だ!」
「爆力魔波!!」
「かめはめ波ァァァ!」
「ガアアアアアア!?」
爆力魔波とかめはめ波が直撃し、大きな爆発が起きた。
肩で息をしながら二人は油断すること無く、構えを解かない。
ルマーカは恐らくまだ生きていると、直感しているし気も感じ取れているからだ。
「……はは、嘘だろ?」
「バケモノめ……」
「フフフ、久方ぶりの痛みだ。痛みを感じるのは間違えて熱湯に指が入った時以来だ」
「おめぇ、意外とおっちょこちょいなんだな」
「やかましい」
「オレ達の渾身の一撃がたかが熱湯如きと比べられちゃ、溜まったもんじゃねぇぜ……」
「はは、そうだな……」
「……孫、貴様いつまでその状態がもつ?」
「悪ぃな、もう限界だ……」
悟空から赤い気が消えて、界王拳が解けてしまう。
二人の気はもう、風前の灯火だった。
一方ルマーカはまだ余裕の表情、腕を組んで悟空達を嘲笑っている。
「魔貫光殺砲でも、アイツを倒すんは……」
「無理だ、例え気が溜まっても奴のスピードで当たる筈がない……」
「ラディッツの時みてぇには出来ねぇよなぁ、オラも抑えられるほど力が残ってねぇし」
「……!孫、元気玉だ!」
「げ、元気玉?」
「奴はオレ達を試すと言っていた、なら元気玉を当てるチャンスがある!」
「……わかった!界王様!」
『ここで元気玉とはナイスな判断だ、悟空の考えている事は分かるぞ?周辺の星の力も必要ということだろう?』
「あぁ、頼む!地球の自然達、そして他の星達!オラに元気を分けてくれ!ほんの少しずつでいい!」
「む、元気玉だと?」
「おいルマーカ!貴様がオレ達を試すというのなら、最大の攻撃を受けてみやがれ!」
「フッ、安い挑発だがいいだろう。存分にやってみるがいい」
挑発を受けたルマーカはそのまま集まっていくエネルギーを眺め、不敵な笑みを浮かべている。
どんどん大きくなっていく元気玉に、ピッコロも目を見張る。
そして遂に大きな元気玉が完成させた悟空は、ルマーカに向かって啖呵を切る。
「ルマーカ!オラの、星々の元気を集めた元気玉を受けてみろ!」
「ッ!」
「いっけぇえええええ!!」
ルマーカに迫る元気玉、流石に冷や汗を流すルマーカだったが受け止める姿勢になる。
膨大なエネルギーの塊に徐々に押されていくルマーカ、押し切ろうとする悟空の一騎討ち。
勝ちを確信していたピッコロだったが、ある違和感を感じ取った。
「な、なんだ……この違和感は……」
『なんて事だ……』
「界王か!何か気づいたのか?」
『ピッコロよ、ルマーカの気をよく分析してみろ』
「……有り得るのか、こんな事!」
『お前も察した通り、ルマーカから悪の気が殆ど無くなっておるのだ』
「元気玉にそんな効果があったのか?」
『いいや、そんなものはないわい。恐らくだがルマーカが悪の気を押さえ込み、善の気を全面に押し出し始めているのだ。長らく生きてきた中で、こんな技術は見た事がない』
「待て、確か元気玉というのは」
『そうだ、善なる者には元気玉は跳ね返されてしまう。奴がそれをどうやって知ったのか、はたまた受けてから気づいたのか分からぬが……』
「な、何か、何か方法は……っ!孫!!」
悟空も押している筈の元気玉の手応えが軽くなっていっているのを、この均衡の中感じ取っていた。
ルマーカの気は悪い気ではなくなってきている、そこで悟空の良くも悪くもある性格が出てきてしまっている。
もしかしたら、もう悪いヤツじゃなくなっているんじゃないかと。
一瞬そう思ってしまったが、ラディッツの事もあり気を入れ直すもその隙が命取りになってしまった。
遂にルマーカが元気玉を跳ね返されてしまったのだ、そのまま宇宙まで飛んでいき弾け飛んだ。
二人の奇策が潰えてしまった、元気玉を跳ね返した当の本人は既に悪の気に戻っており肩を回している。
「ふぅ〜、死ぬかと思ったぞ?だがとうとう終わりの様だな、孫悟空。そしてピッコロよ」
「く、クソッタレめ……!」
「地球も、仲間も……これ以上失う訳にはいかねぇんだ!」
「そ、孫!?」
「ウォアアアアアアアア!!」
「……ほう?」
悟空に黄金の気が溢れ始め、髪が逆立ち色も変化していく。
10倍界王拳も目ではないとてつもないエネルギーが、悟空を中心に渦巻いている。
「でぃやぁああああ!!!」
「ぐぉおう!?」
悟空の拳がルマーカの顔面に突き刺さり、地面に叩きつけられ転がっていく。
先程まで大したダメージを与えられなかったが、確実にルマーカに傷を負わせていた。
追撃は止まらず次々と攻撃する悟空、やられっぱなしの強敵にピッコロは驚きを隠せない。
「孫のあのパワーはなんだ!?」
『そうかわかったぞ、今の悟空に起きた変化が!』
「何だと!」
『アレがサイヤ人達に伝えられていた、超サイヤ人なのかもしれん』
「超……サイヤ人……!」
「か……め……は……め……波ぁああああ!!!」
「ギィアアアアア……っ」
悟空のかめはめ波をまともに受けて、ルマーカは倒れ伏した。
それを見届けた悟空は通常時に戻り、ピッコロに駆け寄るが……
「孫!後ろだ!!」
「うわぁあああ!?」
巨大な掌。
完全に油断していた悟空は捕まってしまい、力強く握られ叫び声を上げる。
その手の正体はルマーカ、巨大化したルマーカは悟空のかめはめ波を受けて尚もそれだけの事をする力が残っていた。
「流石にヒヤリとしたぞ、褒めてやろう。だが詰めが甘いのが貴様の弱点……だからこうなるのだ!」
「ぎいやあああああああ!!!う、うああああああ!!」
「孫!!つぇあ!」
ピッコロが気功波を顔面に当て怯ませようとしたが、首を傾けただけで避けられてしまう。
その隙にルマーカの足元に移動し、膝崩しを狙う。
渾身の一撃を叩き込まれ流石のルマーカも膝をつくが、手に収められた悟空は未だに脱出出来ていない。
だがここで、意外な救世主が事態を一変させた。
「ぐっっ!?」
「や、ヤジロベー……!」
隠れて様子を見ていたヤジロベー、大猿ベジータ以来のジャイアントキリングである。
大猿ベジータの尻尾をいとも簡単に切断せしめたヤジロベーの、刀による一太刀がルマーカの指を切断したのだ。
そして逃げ足の速さを生かし、悟空を回収した。
「おい!大丈夫け悟空!」
「はは……あんまし大丈夫じゃねぇや」
「仙豆を持ってきたで!ほれ、口開けろ!」
「ありがてぇ……むぐむぐ」
「ちぃ!オレの指をこうも簡単に!やってくれるなサムライ!」
「ひぃ!?」
「っよし、治った!ヤジロベー、ピッコロを頼む!オラはアイツと決着をつける!」
「わかった、あんなやつやっつけちまえ!」
「おう!……ルマーカ!」
「復活したか、サイヤ人の特性で力が増したとてこのオレには及ばん!」
「そうかな?やってみなきゃわかんねぇだろ」
悟空がルマーカに向き直ると、構えて気を高めていく。
ヤジロベーが持ってきた仙豆によって復活したピッコロが、悟空に残っているエネルギー全てを託した。
先程の界王拳とはまたひと味違う、とてつもない界王拳のエネルギーになっていく。
孫悟空そしてピッコロのライバル同士の力が合わさり、ルマーカの目にはその二人が重なってみえた。
「チッ、これだからこの世界というのは!」
「いくぞルマーカ!」
という事で次回がケッチャコ……です
今回は主人公のルマーカ視点無しで、はたから見たらただの映画ボス。
超サイヤ人だ孫悟空をちらほら入れつつ、着地地点はピッコロの力を受け継いでの界王拳。
超サイヤ人だとか言いながら決着は界王拳の大魔王エンドというね
劇場版に常識は通用しねぇ(第二位並感)
時間軸だったり居ないはずのキャラがいたり、いなかったり
という訳でカッコいいルマーカはここまで、次は焦りまくりのルマーカが見れるんじゃないかな……知らんけど