結月ゆかりと海老名忠のコマンドー。   作:さばねぇ大尉

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眠たいですが、コマンドーの力で復活しました。




突然ですが!

コマンドー日本語吹替完全版コレクターズbox 発売中

野郎オブクラッシャアアアア!!!!


10万ドルポンッとくれたぜ

「ハァハァハァ・・・・・・」

 

「どうしたんですか?動きが止まってますよ?」

 

トレーニングルームで身体能力検査と言う名の擬似戦闘が始まって10分

海老名は結月に圧倒されていた。

 

攻撃を仕掛ければ止められ、

防御しようとすると僅かな隙をつかれる。

 

勝てるとは思っていなかったが、ここまで突き放されるとも思っていなかった。

それを物語っているかのように海老名の体からあふれ出る汗、

それに対し、結月は汗ひとつ流さず余裕の表情を浮かべている。

それはまるで小さな子どもをあやしているかの様だった。

 

――この人・・・・・・めちゃくちゃつえぇ・・・・・・

  隙があるようで隙が無い、ある意味完璧だ・・・

 

海老名は汗を拭うともう一度構える。

 

「それじゃあいきますよ」

 

ニコリと可愛らしい笑みを浮かべると結月も軽く構えた。

あの可愛らしい笑顔で何回やられたことか・・・

とにかくあの笑みと構えはやばいことがこの10分で海老名が学んだことだった。

 

「先手必勝・・・・・・」

 

そう呟くと一気に間合いを詰め、拳を対角線上に繰り出す。

しかし、繰り出した先にはさっきまでいたはずの結月の姿はもう無く

その代わりに海老名の横顔に強烈な蹴りが炸裂する。

 

「グハッ・・・・・・」

 

鈍い音を立てながら海老名は地面に叩きつけられそのまま意識を失った。

 

 

――ここは・・・どこだろう・・・

  

海老名の視界の先に写っていたのは、

純白のタイルだった。

 

「・・・・・・おきましたか」

 

――ゆかりさん?あぁ、そういうことか

 

ここにきて結月に完全敗北したことに気づく海老名。

あまりにも力の差はあったのだが女性に負けたことが

海老名の心には大きくのしかかった。

 

「あ、、あの、ごめんなさい。つい本気をだしてしまって・・・」

 

結月の頬がすこし染まる。

それは赤でもなくピンクでもなく桜のような色だった。

 

それを聞いた海老名はベットから体を上げ、結月に問いかけた。

 

「あの、俺・・・役に立てますかね・・・・・・」

 

結月は少し首をかしげながら言う。

 

「一番気に入っているのは・・・」

 

「何です?」

 

「値段だ」

 

――やっぱりコマンドーネタだったか・・・

  

そんなことを考えながらも海老名はもう一度質問する。

 

「値段ですか?ネタではなくて?」

 

結月はもう一度先ほどとは反対の方向に首をかしげると口を開いた。

 

「はい、値段です。コスト的な?何を不思議がってるんです?」

 

この人は天然なのだろうか・・・

コスト的な値段っていったらやっぱり給料なんだろうな・・・

あの会社より良いかな・・・・・・

 

海老名が色々な考えを交差させ、ふと顔を上げると

そこには結月と弦巻が立っていた。

 

「マキさん、例のあれお願いします。」

 

「おっけーだよ、ゆかりん」

 

弦巻が黒いショルダーケースをだし、それをあける。

其処にはドル札がぎっしりと詰まっていた。

 

それを見た結月の顔が一気に緩くなる。

 

「マキマキにいくら貰った?」

 

「10万ドルポンッとくれたぜ」

 

――まぁ10万ドルももらえる訳ないんだろうけどな・・・

 

「海老名さんなんでこれが10万ドルってわかったの?」

 

「・・・・・・・・・え?」

 

そんな予想をいい意味で弦巻は裏切った。

余談ではあるが現在の為替は1ドル184円。

つまり、海老名の年収は1840万となる。

 

海老名は結月の近くに近寄り耳打ちする。

 

「もしかして、弦巻さんはコマンドー知らない口ですか?」

 

「う、、うん。しらないはず」

 

海老名は少しずつ結月との距離をとりつつ頭を抱える。

コマンドーの台詞といってしまえば簡単に終わるのだが

コマンドー好きを増やすためにはきちんと説明しなければならない。

 

悩みに悩んだ末、海老名は結月の力もかりながらコマンドーの説明からするのだった。

しかし、あまりにも長いのでこの話はまた今度・・・・・・

 

 

数日後・・・・・・

 

「ゆかりーん!」

 

「なんですか、マキさん。」

 

「なんか今日弦巻さんテンション高いですね」

 

3人は事務所の椅子に座り駄弁っていた。

 

「私、コマンドーみたんだよー!」

 

「「!?」」

 

結月と海老名は目を見開き口をポカーンとあける。

それを見た弦巻は首をかしげる。

 

「どうしたの2人とも?あと、海老名さんマキってよんでくれていいよ」

 

「え、あぁ、はい。それでマキさん本当にみたんですか?」

 

海老名が質問すると、弦巻は頬を膨らませ

すぐ萎ませると口を開く。

 

「口だけは達者なトーシローばかりよくそろえたものですな。全くお笑いだ。メイトリクスがいたら奴も笑うでしょう」

 

2人は思う・・・・・・

 

――マジじゃねーか・・・!!

 

「じゃあ、じゃあこれはわかりますか!」

 

結月が目をキラキラさせ、前のめりに弦巻に質問しつつ

コホンと軽く咳払いをする。

 

「メイトリクスは見つからんのか」

 

「イェアアア、3人の死体だけです!まだ他にもあると?!」

 

「奴が生きていればまだ死体は増えるはずだ」

 

「イャッフゥゥゥゥゥゥ!!」

 

結月の目はさらにキラキラ度を増し、

次第に海老名の目もキラキラし始めた。

 

とある夏場の昼下がり・・・3人は幸せにコマンドーの話をしていましたとさ。

 




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みてくれてありがとな!
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