超かぐや姫の世界に転生してしまったので... 作:大塩tune八郎
理由としては、自分的に少し違うものになってしまったからです。
ご愛読してくださっている皆様。私個人の勝手をご容赦くださると幸いです。
さて、お待たせしました。
今回はif軸ではないです。
この作品にはオリジナル設定が含まれます。
「...~~はァ〜....よく寝た..」
土曜日、朝8時。
快眠から起床しカーテンを纏めて気持ちのいい朝日を浴びる。
「マブシ...めちゃめちゃ暑いんだが」
訂正。気持ちのいいじゃなくて季節外れの朝日でした。
嘘でしょ、もう10月上旬だよ!?
いい加減夏は終わってくれ、暑苦しくて耐えられん。
ギラギラの朝日で部屋を明かるく照らす。
そんな中でも、
「かぐや〜もう朝だぞ〜起きろ〜」
「ぅうん...あといちじかぅ....」
伸ばすならせめて5分程度が定石では?
私の布団でいつの間にか寝ていたかぐや。また深夜配信後に入り込んできたんだろう。
起こそうと揺らすが完全に布団と融合している。
承太郎の帽子みたいなっとる.....
「後で起きてよ〜」
「ふゅぃ....」
こりゃ10時過ぎまで起きねぇな。
ー
「!おはよ、めぐみ」
「おはよー」
服を着替えリビングルームに行くと、既に起きていた彩葉がノートpcと睨めっこをしていた。
休日ぐらい離れればいいのに。
「朝ごはん食べた?」
「うん、でももう1回食べようかな」
「あいよ」
多分この言い方的にinゼリーぐらいしか取ってないな、これ。
私としてはちゃんと食べて欲しい所存。
口に出すことはないけど。
「そういえば、かぐやは?」
「まだお眠よ。多分10時過ぎまで起きないと思う」
「配信してたもんね。お労しやかぐや姫」ナムナム
「懐かしいなそれ」
なんて何気ない会話をしながら朝ごはんの準備をちゃくちゃくと進めた。
────
「はいどぞー」
「んーかんしゃー」
適当に作ったアボカドエッグベーコンサンドをノートpcの近くに置き、彩葉と対面するように席に腰を下ろした。
片手間で食べれた方がいいと思ってこれにしたけど、もうちょいボリュウミーにしてもよかったな....。
....今、彩葉にあのこと話したらどんな反応するんだろ。
「なに考えてんの...」
「......なんでもない。
やめとこ。後が怖い。
「.....」「......」
気まずさとは違う、彩葉との間に鮮やかな無音が流れる。
私はサンドウィッチは一瞬にして食べきってしまい、ボケーっと彩葉のことを眺めていた。
彩葉はサンドウィッチを少しずつ噛みちぎりながら食べているからか、まだ3分の1がお皿の上に残っている。
リズミカルにキーボードを叩く音からして深く集中しているみたいだ。
やっぱこういう時って無言のままが一番いいんだろうか?
集中しているところに話しかけるのも悪いし....とりあえず動画撮るか()
ピコン
REC・
「.........なぜに動画」
「いいからいいから♪続けて」
「눈_눈」
「そんな顔しないで〜」
「変に取らないでよ?」
そう言い再び目線をノートpcに戻す彩葉。
一瞬で気持ちを切り替えたのか真面目な顔になる。
私はこの表情が好きだ。
もちろんてんてこ舞いな表情も好きなんだけど...ギャップ萌え的なやつだろう。
イケメンすぎる....。見なよ...俺の彩葉を...!
そんな彩葉を撫で回すように撮影していく。
ウェ..下アングルからでも美女なのなんなん?惚れるんだが。
ぶっちゃけ最近色気がやばいこのアラサー。
そのビジュアルを願ってか研究者以外の仕事が飛んでくるのも最近では珍しくない。まぁ私たちで撃ち落としてるけど。
この美顔が見たかったらメンバーになるんだな。ガハハ
彩葉といえば最近...
かぐや、ヤチヨ、芦花と一緒に『彩葉が江戸すぎる』という話題で語り合ったのは懐かしくない話だ。
かれこれ3時間くらい語り合ったっけ。
..その後メガネ論争に発展して数時間ディベートしたんだったな。
ヤチヨ強かったな....あんなに熱くなるとは思わなんだ。
でもやっぱりメガネ彩葉はありだと思うんだけどな〜〜。
パチンッ
するとノートpcを畳む音がする。
「よし、終わり」
脳内ひとりで盛り上がっていたらいつの間にか彩葉は仕事を終えていた。
じとっとした目でカメラ....いや、私を見つめてくる彩葉。
何か悩んでいるような...?
「めぐみ、動画止めて」
「えぇー」
「いいことあるから」
「本当?」「ホントホントー」
そう胡散臭く言った彩葉は、椅子から立ち上がって私に抱きついてくる。
そのまま体重を私にかける彩葉。顔を首元に預けて....
まさか..!こんな朝から..!?
「ん〜....冷たくて気持ち〜♪」
は?
「は?は?は?いいことは?」
ニヤリと意地悪な笑みを浮かべる彩葉。
「私にいいことあるっては・な・し♪」
??????キ レ そ う。
薄々感じてたけどあのハイテク親に似てきたな?
「私が代用のボディで良かったなぁ〜彩葉さんよぉ〜!!」
「フッフッフ計画通り..!」
今頃、生の肉体に近ずけた高級ボディは研究所付属の工場で冬に向けてメンテナンスされていることでしょう。
「暑いぃ〜〜蒸し殺されるう〜〜」
「はいはい我慢してね〜空調の効きが悪くなったこの部屋を恨んでね〜」
「っざけ゛ん゛な゛や゛ぁ....!」
「あああーーーーーーーーー!!!!!!!!」
こ、この声は..!
「かぐやもするーー!!!!」
「うっわ飛び込んでくんなあ!!!」
ついさっきまでの涼しげな気分は何処に....
珍しく約束通り5分後に起きてきたかぐやが冷たさ求めて飛び込んでくる。
「あ゛ず゛ぐ゛る゛し゛ー゛ー゛ー゛ー゛」
両手に花.....というより湯たんぽ状態で身動きが取れず逃げることもできない。というか暑い。マジで。
....せめて温度感度の設定消させて....。
────
──
「ふぅ〜...すんげー気持ちえがったぁ....」
「右に同じくぅ...」
「おまえら....マジで許さんからな...」
ジュアジュアとのぼせながら情けない負けゼリフを吐く。
もうこんな経験はしたくない。
「...2人どっちでもいいから氷持ってきて、早く」
「「OK〜♪/おかのしたー♪」」
あちぃー....
氷がくるまで床へベッタリと張り付く。
こうでもしないと熱暴走起こしそうだからだ。
というか分かってる上で2人ともやってんのな?
「はい、お待ちどー」
「ンァ、ふひ入れて」
「ヨイショ-☆」
あぁぁぁぁ.....生ぎがえるぅぅ......
「ン〜整う〜〜....」「良かったじゃん」
「誰のせいだと???」「かぐやのおかげ〜」
許せねぇ〜。
怒りをCPUと一緒に冷やしながら愚痴を吐く。
こんなもんだから退屈しない日々だ。
「いいなぁ〜ヤチヨも抱きつきたかったなぁー」
「これ以上はお断りします」「おはよヤチヨ」
リビングルームのテレビにデカデカと笑顔で現れたのは電子世界版のヤチヨ。
数ヶ月前、ボディを手に入れたヤチヨは最初は嬉々としてこっちの世界で過ごしていたが.....
『ライバー業忙しすぎて肉体で過ごすのムリッ!ごめん、めぐみ!』
とか言って乗り捨てられた私製のYボディ。
次こっちに来るのはいつになることやら。
「おはよ〜☆ そんなこと言って〜嬉しいくせに〜♡」
「ッ...うっさいわい」
「ていうか今日はお仕事ないの?」
「昨日頑張ったので無いのです!エッヘン!」
「じゃあみんなでゲームやろゲーム!」
「おけまる水産〜」「今日は勝つから、めぐみ」
「うん、かぐや、彩葉、ヤチヨ......」
この光景に、なんだか......改めて*良かったな*って感じる。
忙しさにまみれて、集まれる機会が多くはない日常だけど......。
「全ッッッッッ力ッで、ボッッコボコにしてあげるから♡」
「「ヒ」」「ナンデワタシモ!?」
これが少しでも長く、続くといいな..。
「やっと見つけた。彩葉......❤︎」
学マス面白いですよねー。
いつか学マスのシリーズも書いてみたいですねぇ。
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