超かぐや姫の世界に転生してしまったので... 作:大塩tune八郎
不定期で更新します
オリジナルの設定が含まれるので苦手な方はご遠慮ください
朝、机から寝落ちした身体を気合いで起こし学校の支度をする
流石に2時間寝は若かかろうが辛い
「午前に2時間は寝れるなぁぁぁは…」
大きなあくびをしながらクソマズゥを生で見るために急いで靴を履いて家を出た
コンコン開けるよー(%)ガチャッ
「やだやだやだ!一緒いてぇ!」
彩葉に縋るかのようにかぐやが切実そーに引き止める。とゆうかデカくなってる
「███、おはよう。無理。学校休めない。家から出ないで。ご飯はそこのパンケーキ」
で、でた..!酒寄彩葉の画期的貧乏飯『粉と水のパンケーキ』
かぐやはソッコーで頬張ったかと思うと顔を顰め歪ませて、
「クソマジイ.....」
と、全米が首を縦に振る納得の感想を放った
料理長、酒寄彩葉は「おい、もう食わなくていいからな」と言いたげな表情をしている。しゃあない諦めろ
「じゃあ、行ってきます」
「待って、やだやだ」
うわ、暑そー..。この部屋で縋りつかれるのは拷問近いだろう
「おかしいよ。宇宙人だよ? こんな不審者部屋に置いて出かける、普通? そんなに学校って大事なわけ?」
自覚あったんだフフw
「命より大事!!」
彩葉は真っ直ぐと両目を見据えてそう言った
彼女の1年で築き上げた学校生活は、彩葉の意地と努力の結晶だ。譲れるわけが無いだろう
すると、こっちに向き直って今度は私に縋り付いてきた。ア、シアワセ...アツ..
でも、
「かぐや、ごめんね。流石に私も学校には行かないと」
放課後パンケーキ奢って貰うし
「そんなあぁ...」
追撃するように彩葉が言う
「あんたと関わったのは私の責任だけど、もう全部元に戻すから」
「だから、あんたも月へ帰って」
「...でも、帰り方分かんないし。なんかここおもしろそうだし」
彩葉がしかめっ面になる
「とにかく早く思い出して!今日一日で。わかった?」
ビンッ!!と効果音がなりそうなほど勢いよく人差し指を突き出した。一瞬何かを言い返そうとしたかぐやだったかが、彩葉の気迫に押されたのかぐっと口を噤んでいる
「行ってきます」
「じゃあね、かぐや」
その機を逃さず、扉を閉めた。追いすがって来る気配はない
((ぶー))
閉じた扉から何か聞こえたが彩葉は聞かなかったフリをした
学校も終わり放課後、今日はパンケーキを奢って貰える日なのだ
芦花と真実はサプライズしたいから彩葉には内緒ね と、言われたので当然言ってない。生徒玄関で待ってる2人の元へ向かっていると、
「███!!」
ビクゥ「ゲェ」
今日1番会いたくない人物に会ってしまった
「今日こそ女子テニス部に入り直してもらうよ」
「これから、用事あるから無理」
冷たく言い放った相手は元相方、現テニス部エースのモブA。
転生仕立ての時つい若さを取り戻した反動でスポーツがやりたくなり1ヶ月、ちょうど夏の大会が被る時期に入部した。しかしこれがいけなかった、前世での経験値がある分他の人よりも圧倒的なプレーをし部活を並びに大会を荒らしてしまったのである
そのせいもあり、県TOPまで上り詰めたがこれでは彩葉たちと一緒にいるのに支障が出ると感じ半ば無理やり退部したのだった。
結果、これである
「頼む!そこをなんとか!!」
無理なもんは無理だってのに...諦めが悪いヤツめ
ちょっと強く言ってやるか
「いい加減自分の力だけで上に登ったら?他の人にばっかり頼ってるから成長出来ないんじゃない。いい加減目、覚ましたら?」
よし、いい感じに言えた気がする。それでこいつは...!?
「エヘ、エヘヘヘ♡」
まじかよ.....
「じゃ、じゃあ、私はこれで...」スタコラサッサ-- ︎︎︎︎︎︎︎
「..は!待って....!!」
ーーー
ふぅ〜、無心で逃げてきたけどそういや芦花たちのこと見てないな...ん?
《新着メールがあります》
↪[モブA]さんとの話し合いが終わったらこっちで合流しよ。また後で♪
.....ガチであいつめ、だなぁ
ーーー
急いでカフェに着いた頃には彩葉とかぐやが既に外に出てきていた
イロハ・ジョースター見逃したやんけ!!最悪じゃぁないか..
まあいいや、狐被ってっと
「彩葉〜〜、とあれ?かぐや?」
そこには怒り心頭な彩葉と、動揺が表面に見えるかぐやがいた
まあ、12万ほど勝手に使われてああならない方がおかしい
「███〜、助けてー!」
動揺と恐怖の混じった声でこちらに助けを求めてきた。残念だが助け舟は出せないのよ、かぐやさんや
「何したのよ」
「かぐやが!私のウォレットから!勝手に!スマコン買ったの!ほんっっとうに信じらんない!死ぬ気で貯めたのにーーーー!」
「かぐや、ギルティ、インプリズメント、デスペナルティってことか」
「イエイ♪」
肝座ってるよな、かぐやって
ーーー
芦花と真実に今回の分は次回に持ち越しということを連絡し、彩葉たちと帰路についた
彩葉の部屋に用事があるので入ろうとするとかぐやが先回りしてドヤ顔でお出迎えをしてくれた。すると部屋中に嗅ぐだけでお腹がすいてくるような美味しそうな匂いが漂っている。机の上に並ぶのは見た目も華やかな絢爛豪華な料理の皿。思わず唾を飲み込んだ
「まーずは、生のトウモロコシから作ったポタージュ〜。こっちは新ゴボウとアスパラガスのカリカリサラダ温玉付き。メインはトマト煮込みハンバーグ、ズッキーニのソテーをそ・え・て♪」
そう言ってかぐやは自分の笑顔も添えて見せた。心なしかちゃぶ台が嬉しそうにしている気がする
「何...これ? もしかして作ったの?」
「そだよ〜」
「私の料理より美味そうなの解せぬぬぬ」
逃避したくなるような残酷な現実を受け止めて歪んだ顔を直す
「これも....私のウォレットで....?」
「ううん、これは███のアカウント?で買えたから買ったー」
嘘、うそうそうそ!?一瞬彩葉がニヤリと笑った気がするがそんなのを気にしてる場合ではない。自分のネット履歴を急いで確認する
『ウォレット残高 ¥9255 前日比-6600』
うぉぉう....食費に1食ろくせいえん...
「ふ..ふふ、まあいいさ。彩葉に比べたらどうt <ドス ごめんなさい..」
「はい、食べて」
強引にポタージュのスープを口に突っ込まれると、まじか、落とされるぅ....。めちゃくちゃ美味しいんですけど....
彩葉が悲しそうに語り始めた
「なんなのよ....旨いじゃないのよ....なんなのよ、あんた....久しぶりにこんなに美味しいご飯で.....身体が喜びに満ちていくじゃないのよ....」
左に同じくたまらなく身に染みる....箸が止まらない。普段ご飯は私持ちが多く他人の作った料理なんてものは久しく食べていなかった。だから、身体の全神経が喜んでるぅ...。こんな食べさせられたら何も言えん。でも、これ。ろくせいえん....うっ..うう...
彩葉が言う
「.....悪魔」
私も言う
「.....鬼畜」
「鬼でも、悪魔でもないよかぐやだよ〜♪」
可愛子ぶりやがって可愛いなくそう。はぁ...旨い..鬼畜の宇宙人による天使のような料理は、最後の水道水まで旨かった
ーーー
満腹で身体はフローリングの床にピタッとくっつき動けないなか、彩葉が口を開く
「あのさぁ....」
「ここではまじで匿えないよ」
まあそうだろう、彩葉は無理言ってこっちで一人暮らしをしている。下手こいたら実家に強制送還されるらしいハイスペ親め
そんなことも露知らず、かぐやは彩葉のノートPCで何やら怪しげなコードを打ち込んでいた。何気に伏線である
「もういっちょ、カタカタカタカッ、ターン♪」
楽しそうに揺れながらキーボードを打つかぐやを誰も止める気にはなれなかった。不思議と懐かしい感覚に襲われた、懐かしいような、そうじゃないような風景にぼぉーっとしていると、
「出来たあ!」
彩葉がガバッと起き上がる
「まさかサイバー犯罪とかじゃないですよね?」
「見て2人とも。携帯ゲームキット見つけたから弄ってみた!」
「あ、それ....」
それは、昔彩葉のお兄さんがくれたと言っていた今じゃ古いたまご形のゲーム機だった
「これ『犬DOGE』!」
犬DOGEはオリキャラだ。というかたま〇っちってオリキャラ入れれるんだ...
「これでいつでも一緒だって〜! ふっふぅ〜♪」
「ご機嫌ですね....。てか一生住む気満々かよ」
「月の帰り方思い出せなかったの?」
「頑張ってるけど難しい〜〜ぐぬぬ」
彩葉がフローリングと癒着したお尻を無理やり持ち上げて言う、
「じゃあ、███が言ってた通り迎えがくるまでね」
「いいの!?」
すかさず彩葉が付け加える
「1つ、目立たない!2つ、許可なく外出しない!3つ、私たちの邪魔しない!このルールが守れるんだったらここに居てもいいよ」
「ゲゲゲ」「可哀想にププ」
かぐやは条件が増える事に不貞腐れるような絶望した表情に変わっていく
「じゃあ、じゃあ、かぐやは外にも出られず、楽しみもなく、ずっとずっと、この部屋に幽閉されてバットエンドって.....こと〜?」
意地悪な顔をしながら彩葉は隙を作らぬよう追撃する
「嫌ならこの話はなかったことに」
「ヤダヤダ、意地悪なしー」
「ハッピーエンドには自分でするんでしょ。この状況もハッピーに楽しみなよ」ニヒヒ
「こんな映えないつまんない家で!?」
かぐやがそう言うと彩葉は腕をまくり追い出そうとすると、スマホから午後8時30分を知らせて震えた
「お、時間かってうわあ」
「なに?どこ行くの? またかぐやを置いていくの?」
かぐやは何かを察したのか勢いよく私の腕を掴んできた
「かぐや離して、何処か行くわけじゃないからさ。ツクヨミにいくだけ」
「行くじゃん!かぐやも連れてって」
「無理だよスマコンがないと.....あっ」
そういや、彩葉のウォレットで買ってたんだったいけねいけね。あとついでにこれも言っとこ
「私から条件追加で、4つ、食事は定額制!」
「増えた!」
スマコンを装着して、かぐやは私と彩葉の間に入り込んで座る。かぐやが私の左手首を掴んでくる、少し暖かい。
「じゃあ、行くよ。せーの!」
〜〜〜〜
目を閉じるといつもの鳥居前に出る
本来ならヤチヨが出てくるエントリーがあるはずなのだが警戒されているのか、はたまた嫉妬による嫌がらせなのか私はそのお出迎えを初ログイン時にしか見れていない。気にしてないからいいけどね
2人を待つこと約10秒先に彩葉が鳥居から現れる
それに続いてかぐやも出てきた
「ヴぇぇぇぇ」
が、勢い余ってズッコケた
これは初ログあるあるだ。まだ身体の感覚が慣れていないからだろう
「ほら、手ーかして」
「もしかして、彩葉?」
彩葉の手を使って起き上がったハデハデかぐや姫の周りを1匹の犬が走り回っている
「もしかして...」
「犬DOGE!連れてこれるんだ!」
「じゃ、揃ったし行こうか」
「ん?彩葉この人どなた」
指をさしながら彩葉に誰なのか説明を求めるかぐや
「状況的に███しかなくない?」
「えっ、全然違う」
「そんなにリアルと違う見た目してるかな〜」
「まあ私も最初はん?ってなったししょうがないよ。どんまい」
ありがとう。フォローになっていないぞ、彩葉よ。
そんなこんなで橋を渡り、市場を抜けてヤチヨのライブ会場に到着する
彩葉、私ともに何度も抽選に脱落し、やっとの思いで獲得したヤチヨのミニライブチケット。それがついに当日を迎える
『キタキタキター!これがないとツクヨミの夜は始まらない。本日もヤチヨミニライブの開演だぁああああーーっっ』
ヤチヨの大ファンを公言している忠犬オタ公が会場の温度を一気に上昇させる。熱に当てられ観客も歓声を響かせる。会場のボルテージが高まるなか、巨大スクリーンにカウントダウンが表示される
「ねぇ、何が始まるの?」
「「見てればわかるから・よ」」
会場の声と共に生中継を見守る声がシンクロする。そしてカウントが「 0 」に達すると
「ヤオヨロー!神々のみんな〜、今日も最高だったー?」
現れた月見ヤチヨが、会場を一言で爆発させた
「よーし、今宵もみんなを誘っちゃうよ☆ Let's go on a trip!」
こうして映像の中だと思っていた本物のヤチヨのライブが幕を開けた!
圧倒的だった....ヤチヨミニライブぱぁねぇ....とゆうか胸がキュッとなるぅ....
身も心も圧倒された私はじっとヤチヨのことを見つめていた、ただひたすらに
「..y」
「彩..!」
「███!」
「彩葉!」
おっと完全に意識がライブに持っていかれてかぐやの声に気づかなかった。彩葉なんて泣いて感動してるし
そんな思いは観客共通のものであったらしい。冷めない興奮と感動が、会場全体を拍手と観声で彩る。その真ん中でヤチヨは手を振ってファンに応えた
「イェーイ、感謝♪感激♪雨アラモード♪!ヤチヨは果報者なのです。あ、ここでお知らせ!ヤチヨカップっていうイベントを開催しま〜す☆ FUSHI、詳細よろしくぅ」
「はーい!参加資格があるのはツクヨミの全ライバー!1ヶ月の期間の中だけで最も多く新規ファンを獲得した人が優勝だよ。優勝者にはなんと、ヤチヨとのコラボライブの権利を進呈!世界一盛り上がるコラボライブステージを一緒に作れるよ!」
「うっそ!? コラボライブ? ヤチヨが?」
彩葉が大声で驚く
「コラボライブ? なにそれ、すごいの?」
「当たり前じゃん!」
また大声を出す。でも、仕方ない。推しがコラボライブするなんて言ったら誰だってこうなる
理解していないかぐやに彩葉は力説する
「すごいもなにも、配信のコラボあったけど、ライブはいつも1人で歌ってたんだよ!? 何? 誰と? これは歴史的なライブになるよ!」
「へー、じゃあ彩葉、███、一緒にやろ」
話を聞いているとかぐやが予想外なことを言葉を放った
「ん!?私も!?」
バーン---------------!
驚いているのも束の間。とド派手な爆音が轟いて、観客全員が注目する
虎が屋形を引く虎車。黄色い歓声が響く中、熱烈な歓声に応えるように屋形が割れる
3人とも私がきた世界でも何事もなさそうで安心する
わざわざ話す必要も無いので私は無視を決め込むことにした。
彩葉もそれに乗っかってくる。そうして一幕が終えようとしたその時、
「ヤぁぁぁぁぁぁーーーーチぃぃぃぃぃーーーーーヨぉぉぉぉーーーーー!!」
遠からむ者は音に聞け。近くば寄って目にも見よ
「かぐやがヤチヨカップ優勝する! そんで絶対コラボライブする! いろh...むぐっ」
慌てて彩葉が口を塞いだがもう遅い
彩葉は、こいつやりやがった。信じらんない。というような目でかぐやを睨んでいる。まあ約束の『1つ、目立たない』を早速破ったのだから当然か
会場に入る誰もが振り返りこっちも見つめていた。面白い奴がいる、そんな目で、
「.....いとかわゆし」
もちろんヤチヨも
「あんたは、いつも勝手に!」
逃げたしたくなるような視線を耐え抜く、だってこのライブの後には...
「ほいでは 、ライブはいったんここでクローズ♪ みんなとちょこっとお話させてね。 さらば〜い」
握手券付きなのだ。そう話せる機会が生まれる
終演を迎えるとヤチヨは分身して会場の観客一人一人に向かって話しかけて行く。ここからはチケットを手に入れたものだけの夢の時間だ。
彩葉はそれを再認識したのか緊張でプルプルと小刻みに指先が震えている
「ねぇ二人共、一緒にやろっ?」
遠ざかっていた意識を、かぐやの呑気な声で引き戻される
彩葉はすかさず
「ダメ!そんなのむ------」
「ムリムリムリ!小娘が!」
言い終える前にFUSHIが被せて先に言ってしまう。
「こらっ」
威嚇するFUSHIを制したのはヤチヨだった。ロリヤチヨだぁ!!可愛えええ!!
「お忘れかな〜? ヤチヨカップの参加はライバー限定なのです♪」
短いツインテールが軽やかに揺れる
「そっか! じゃーかぐやライバーになる! そうと決まれば準備準備〜」
かぐやは速攻でログアウトした。今は少し彩葉とヤチヨ2人だけの空間にしてあげよう。そう思い1歩後ろに下がる
彩葉は恥ずかしながらも嬉しそうに、ヤチヨは少し意地悪な顔をしながら笑顔を見せている
(この笑顔は反則級だよなぁ)
彩葉はヤチヨに甘やかされすぎて限界を迎えたらしく、感謝を伝え、頭を下げログアウトした
「....お待たせ〜♪ 君の番だね」
ヤチヨがこっちに近ずいて来る
オタクな部分が暴れそうになるのを必死に抑えて、話さねばいけないことを、未来の話をする
「.....、ヤチヨ。FUSHI。輪廻って抜け出せると思う?」
「「っ!?」」
直球ストレート150kmな質問、1人と1匹が動揺する
「...あはは、なにを言ってるのかな〜?」
「誤魔化さないで、覚えてるはずだよ。これから何が起こるのか」
「っ...」
「どうして...おまえが...」
ヤチヨが苦しそうな顔をする、肩のFUSHIも信じられないものを見た、といった感じだ
「...ごめんなさい、流石にここじゃ話せない。今度2人に私の事、話す。これを伝えたかったの、時間がある時連絡して。それじゃ」
わざとらしく笑みを顔に貼り付け、ヤチヨたちを煽るように去ろうとする
「ま、待って!」
そう言うヤチヨを尻目に聞こえていないフリをしてログアウトした
〜〜〜
ツクヨミから帰ってくるとかぐやが色々な髪色に変化させていた
「やっぱこれっしょー☆」
やはり金髪に落ち着くらしい、髪をなびかせながらそう言う
「....理解の範疇超えし宇宙人」
全く、同感である
にしてもヤチヨには悪いことしたなぁ..
「最高のライブだったね..」
「ほんと...握手もされちゃったし...♡」
「いいなぁ、私は少し話してお終いだったよ〜」
ライブの感想をひとしきり話したあと、解散し、自分の家に戻ってゆっくりと休んだ
ミニライブから時間がたち、ヤチヨからの連絡は一向に来ないまま、一学期が終わってしまった
ーーー
「ほんとうに私もライバーするの..?」
「あったり前よ〜♪」
今日は呼ばれて彩葉の部屋にきていた
ライバーなんて出来るんだろうか。これで結果が変わるなんてとこになったら困る。本当に
「ええ..」
「まあまあそう言わずにぃ」
「...フゥン分かったよ、でも条件をつけさせて頂きます」
「どーぞ」
「1つ、基本はかぐやがメインとして活動をすること」
「2つ、配信や動画では私の本名ではなく" ヤマト "って呼ぶこと」
「この2つ最低限守れるなら一緒にやったげるよ」
「ふ、問題ないぜ相棒」
かぐやは自信満々に言っていたが今までの行動的に不安しかない。一方彩葉はプロデューサーをやらされるらしい、適任だな
「で、もう動画投稿したんでしょ。見せてよ」
「いいよ! はい、これ!」
改めて見るとひっどい初投稿である。不協和音が凄まじい
「...スゴクイイ、ドウガデスネ」
「褒めてないでしょそれ〜」
しかし、私は何をすればいいんだろうか。ライバーをやったことなんて勿論ないし、人前でなにかするのは慣れていない
「ま、どうにかなるか」
「あんたは今から勉強をするって約束でしょ」
彩葉は現実逃避をさせてくれない、ぴえん
全然進んでないな
世の中の作家さんたちはすげぇーんだ