超かぐや姫の世界に転生してしまったので...   作:大塩tune八郎

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これはpixivで連載しているものです
オリジナルの設定が含まれるので苦手な方はご遠慮ください



#6 これで、彩葉はもう大丈夫だよね

 

花火から帰ってすぐ、かぐやはライバーの引退と卒業ライブを発表した

SNSは即座に沸騰、驚きと悲しみと撤回を求める声で溢れ返った。それを追いかけるように真相を語ります系や、陰謀論を絡める考察まで混じりこみ、阿鼻叫喚の体ををなしていた

かぐやはそれらの声全てに対して、『楽しかったけど、これでおしまい!』とだけ答え、それ一切の言及を避けた

 

『かぐやちゃん、やめちゃうの?』

『かぐやちゃんなにかあった?大丈夫?』

『かぐやちゃんどうした?何かあったら相談しろよ』

 

芦花や真実、彩葉お兄ちゃんからもDMが届いたけれど、かぐやの考えを今は尊重したい

 

『ありがとう。大丈夫だよ』

 

それだけを返信した

嘘では無い。かぐやには帰らせない。だから『大丈夫』。

私自身も、計画どおりにやればいいだけなのだから『大丈夫』だ

 

 

 

 

ーーー

 

 

進学校の始業式は極々簡素に執り行われ、早速授業が始まった

学校が終われば家に帰り、持って来れてなかった旧マイホームの荷物を片ずける...

ふと、鏡で顔を見た。今にも消えて、壊れてしまいそうな、未来を拒んでしてしまった顔。あまりにも酷い面をして、不思議な笑いが漏れ出る。

 

「ハハ..はぁ...」

 

揺らいでるな.....。そう自分でも気づいてしまうぐらい、今の私は充実した幸せの中にいた

 

 

『ハッピーエンドまで彩葉と███も連れてく、一緒に!!』

 

 

そうだ、ハッピーエンドまで一緒に行くんだ。私は賢くて美しい大人な強い女。だから、大丈夫だ

 

かぐやの言葉を思い出し、私は改めて覚悟を重ねた。決して揺らぎ崩れないよう、決戦のその時まで

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

家に帰ろうと玄関を出ると同時に胸が苦しくなる。

 

「....っ!ッカッハ、........!!」

「フゥ-......」

 

息を整え何事も無かったかのようにスマートフォンを確認しながら帰路へついた

 

家へ帰ると彩葉から『ツクヨミに来て、かぐやのことみんなに話そうと思う』とコッソリ、メールが届いた

 

かぐやのこと、みんなに話す....

終わりが近ずいてる。と、そんな気持ちを振り払いそそくさと自室に入り、ツクヨミに潜った

 

 

〜〜〜

 

 

「かあ〜〜〜、かぐやちゃんが本当に月のプリンセスとは......わかる!」

 

何がわかったんだ、こいつ。腕を組みながらウンウンと何度も頷く帝

芦花、真実、ブラックオニキスのメンバーの帝、雷、乃依、ヤチヨ、全員が集まってくれていた

事情は全て彩葉が話した。かぐやがゲーミング電柱から生まれたこと、月からやってきた宇宙人であること、次の満月にお迎えが来て月に帰ってしまうこと

 

「築地生まれじゃなかったんだ!」

「海行っても肌真っ白だったもんね」

「電柱から生まれた......わかるっ!」

 

みんな各々納得している様子だ、そこで彩葉が作戦についてヤチヨに聞く

 

「ヤチヨ、かぐやを守ることってできないかな」

「調べてみたけど、どこからアクセスしてるかもわからなかったんだよね、ごめん」

「じゃあ、ライブも中止して、かぐやちゃんが一生ここにログインしないというのは?」

 

芦花の意見は真っ当なものだ。ただし今回は相手の次元が違いすぎる

 

「多分ツクヨミに行く行かない関係無しに、かぐやは連れてかれちゃうと思う。現実からログアウトするみたいに....」

 

空気が重くなっていくが、

 

「相手が現実で手出し出来ないなら、ツクヨミで追い払えばいいんでしょ?」

 

帝だけは明るさを保っていた。相変わらず、発想力は凄まじい

 

「なんだよ、その顔は。そのために俺たちを呼んだんだろ。任せとけって。宇宙人だろうがなんだろうが、ツクヨミに入ってきてくれるなら好都合だ。引き込もうぜ、ここなら俺たちが一番つえー。力ずくで叩き潰す、月に帰りたくなるまでな」

 

今考えると酷い暴論だ。根拠も理屈も無しにやろうってんだから。それでも彩葉は、

 

「......私もやる。何ができるか分からないけど......お願いします」

 

「よし!じゃあ準備だな、乃依」

「えー、あれー?めんどー」

「リーダーは絶対」

「はーいはい」

 

ブラックオニキスの面々は準備のためにログアウトしていった

 

「彩葉、███、来年もみんなで海行こうね」

 

芦花がそう言って微笑んだ

 

「温泉も行こー!」

 

真実も笑顔で手を合わせる

 

「彩葉、まだまだあの家で思い出作ろう」

 

私も彩葉に声をかける

 

「......ありがと」

 

 

 

 

 

 

〜〜〜

 

 

現実に戻り、目を開ける。目の前には無機質な壁と部屋の明かりだけがあった

 

「最後の思い出作り、しないとね」

 

そう1人呟き、私は部屋を後にした

 

 

 

 

 

ーー

 

 

 

 

 

 

2030年9月12日は、あっさりとやってきた

緊張で気を張ってる私と、もしもを心配する彩葉。しかし、そんなことを考えているのは私たちだけのようで、

 

「おっはよー」

 

かぐやはいつもどうり起きてきて、

 

「はい、23番かぐや!ここ15年で最高の出来栄え」

 

いつも通り美味しいお昼ご飯を作り、

 

「ふふ〜〜ん♪、ふんふんふ〜〜〜〜ん♪」

 

配信部屋で鼻歌交じりの準備を始めた

かぐやがそうしたいなら私もそうする、彩葉も同じ考えだろう。なにか言うわけでもなく準備を進める

その時、

 

「え?」

 

かぐやが姿を消した。ふと、服の襟を直していたら私と彩葉だけになっていた

 

「かぐや..?」

「かぐや!」

 

「何?」

 

いやいるんかい。机の下からニョキっとかぐやが伸びて来た

 

「何してるの、そんなところで」

「ん?これが落ちてたから拾ってた」

 

そう答え、いつもつけていたブレスレットを人差し指でくるくる回す

 

「びっくりしたよ」

「驚かさないで」

 

緊張と不安でいっぱいいっぱいな私には、あまりにも安堵を起こす出来事だった

 

「2人とも、心配性〜〜。はい、これあげる」

 

ついさっき拾い上げたばかりのブレスレットを私に差し出した

 

「え、私に?」

「ヤチヨが言ってたんだ。こういうのは大切な人にあげなさいって。だから、███!」

「......彩葉にあげないの?」

「名前、貰ったから!お返し!」

「.....名前?」

『かぐやは、どうしたいの?』....たしかに私がつけたことになるのか

「うん」

 

かぐやは頷いて笑った

雲のない夜空のような、誰の足跡もつかない雪原のような澄んだ笑顔。いつも通りとは違う、今まで見せたことの無い神々しささえも感じる笑顔

 

「かぐや.....」

「行こっか」

 

私はいつもとは違うスマコンを装着し、

3人手を繋いでツクヨミに潜った。

 

 

〜〜〜

 

 

ライブ会場の控え室で彩葉と私は二人っきりで待っていた

かぐやはヤチヨが作った『KASSEN』の特別ステージに連れていった。今頃舞台に驚いているだろう

最後の、彩葉に声をかける

 

「ねぇ、彩葉。もし、もしもだよ、かぐやが帰ったらどうする」

「え......」

 

気になって聞いてしまった。こんなこと言うべきじゃないのはわかっている、でも、もしかしたら...

彩葉は少し考えた後言った

 

「.....多分、前を向けなくなる....かも。でも、頑張って立ち上がる。そのときは手貸してね、███」

 

「...うん。ありがとう」

 

「ただいま〜☆」

 

ボンッとヤチヨが前触れもなく現れる。最初こそ驚いていたがなれるもんだな。気にせず彩葉が話しかける

 

「おかえり、かぐやはどうだった?」

「喜んでたよ〜、『燃えるー』って」

「そっか、ありがとう」

「どういたしましての板挟み〜〜☆」

 

飛び切りのウィンクを決めて空間に星を飛ばすヤチヨ。そんなヤチヨに彩葉が疑問を零す

 

「もし私がヤチヨだったら、かぐやは帰りたくないって言ってくれたのかな?」

「え......?」

 

ヤチヨが目を見開いて固まった

 

「あ、ごめん、わけわかんないよね。忘れて」

「ううん、そんなことないよ。ただ、びっくりしただけ......両思い、だったんだね」

 

ヤチヨの言葉の意味に胸が苦しくなる。私がいなかったら、ヤチヨが気持ちを直接伝える可能性もあったんだろうか。普段なら考えないことも考えてしまう

 

ヤチヨを見つめながらそんなことを考えていると、目が合う。真剣な眼差しでアイコンタクトをするヤチヨ、わかってるよ。『ありがとう』そう口パクで言い、時間がくる

 

『各所、準備OKです』

 

また、いつかのライブ開始のメッセージが表示される

 

「じゃあ、始めようか。.....ごめんね、ヤッチョはここから先には行けないことになってるんだ」

「.....そういう運命だから?」

 

それは時々ヤチヨがする言い回しだった。ヤチヨは頷く代わりに苦笑いをして、

 

「彩葉と███なら......大丈夫!」

 

根拠の無い言葉と共にガッツポーズをとる

さぁ、私の使命を終わらせようか。不思議とさっきまでの焦り、不安、緊張は無くなっていた

いざ、出陣だ

 

 

 

 

 

 

『何という急展開!突如ツクヨミに現れたフリーダム、超新星のかぐやが卒業ライブ!泣いている場合じゃないぞ、最後のファンサだ!目に焼き付けろぉ!!』

 

かぐやの路上ライブ時代から見に来てくれていたツクヨミ公式実況の忠犬オタ公は、泣くなと言った本人でありながら明らかに涙交じりの怒鳴り声をマイクに叩き込んだ。KASSENフィールド特設会場に詰めかけたファンたちも、実況に負けじと炎のような歓声を吐く

そして、会場のモニターで閲覧している住人たちの興奮が最高潮に達したのを見極めたように、ステージに幾本ものスポットライトが灯された

その中心にいるのはもちろん、

 

「みんな、ありがとうーー!」

 

今日の主役のかぐや姫だ

 

「今日でお別れみたいなんだけど、悲しくはしたくないんだ!みんなでお見送りしてハッピーに卒業させて!」

 

かぐやの呼び声に応え、ファンたちが一層大きなコールを返す

 

そして、限界を超えた熱量と声量を掻き消すように満月が出現し禍々しい渦を描きながら月人達が現れる

そんな月人たちを演出と思っているのか観客は拍手と歓声で迎え入れた

さあ、おいでなさった。演出じゃないんだけどな、都合いいか

月人たちに立ちはだかるように落下する6つの桃、KASSENのスポーンを模して現れたのは、

 

「さあ、盛り上げて行こうぜ!」

「.....勝つだけだ」

「けっこー面白そうじゃん」

 

帝率いるブラックオニキスと、

 

「かぐやちゃーん、いぇーい!」

「かぐや〜見て見て〜!」

 

美容インフルエンサーROKAと、グルメインフルエンサーまみまみ、ご来臨だ。当然いろPこと酒寄彩葉とヤマトこと█████も横に控えている

 

『鬼あちー!かつて鎬を削った黒鬼が、かぐやのラストライブに駆けつけたぞ!』

 

スペシャルゲストの出現に会場は天井破りの盛り上がりをみせた。怒涛のような歓声にかき消され、芦花や真実も言葉はかぐやに届かないが、

 

「.....かぐや」

 

リアルですぐ隣にいる彩葉の声だけは別だった

 

「ライブの余興と思ってよ。私たちで精一杯やるから。万が一勝っちゃったら、ドンキで買い出しして全部のせパンケーキつくろ」

「それに加えて、3人でゲームもしよう。めでたい時ぐらいはっちゃけよ」

「彩葉....███....」

 

それに応えるようにかぐやが壇上の上で元気いっぱいに、

 

「そっか.....そっか!...みんな自由だ!」

 

向日葵のような笑顔でそう言った

 

 

 

その笑顔が開始の合図だった。かぐやはマイクを持ってステージへ、彩葉と私はKASSENの武器を持って戦場へ

侵攻はすでに始まっていた。以前やってきた頭灯篭みたいなやつとは違い七福神の見た目を模したような人型の月人とぶつかる。KASSENのルールに則った残機表示が頭上に表示されている

そんな事する必要もないくせに、舐められてるなぁ

 

「███、むやみに突っ込むなよ あいつら守備が....って待て!」

 

私は帝の静止を無視し、チートを発動、一直線に月人たちの群れに突っ込む

 

「おらァ!!!!」

 

八つ当たるように雑魚を切り刻みながら本陣に進んでいく

 

『チートモードだぁ!たった今、ヤマトのチート使用が確認されました!』

 

うるせいなぁ、もう

 

「!」

 

解説の声が意識を一瞬持っていった影響で、寿老人のような見た目の月人に大きく吹き飛ばされてしまった

 

(クソッ、落ち着け、全員倒せば変えれるんだ。いつも通りに...)

「スゥ-フゥー」

 

深呼吸をし、再び幹部級の月人とぶつかる

 

(相手は図体がでかいんだ、なら...!)

 

私は速度を上げ毎度違う場所から攻撃を仕掛ける

それでも、少しづつ体力を削られ、あと一撃のところまできた瞬間

 

『もっと衝動的な音で--------もっと感情的な歌で----------』

 

ステージから届く、かぐやの歌声に身体が自然と動く

 

「...ッ!」

 

いつの間にか、私は月人の首を落としていた

 

「ハハ、最高!!」

 

やっぱり最強だ、かぐやは。

不思議と力が湧いてくる。かぐやの歌声を聴きながら、楽しさを感じながら、まさに踊り子のようにただ、私たちは躍り続けている

バットエンドになんか、させない

 

 

 

 

何度敵を倒しただろう、何回武器を振るっただろう。想いが身体を動かし、限界の限界を超えさせる

無限ともいえるようなエネルギーが、無限に近い力と、無限に近いスピードを引き出させる。たが、"近い"だけだ

無限ではない、月人とは違って

 

「くっ.....」

 

まず雷がやられた。反則レベルの集中攻撃を受けて櫓ごと消滅する

 

「キリがないね」

 

乃依は懸命に狙撃を続けるが月人の大軍が押し寄せ、飲み込まれてしまう。すぐにリスポーンするが2人とも残機が無くなったのか戻っては来ない

 

「彩葉....っ!」

「ごめんね.....」

 

そして、芦花と真実も落ちた

 

「フー」

 

私は残機が残りひとつ、まだまだ行けr

突如現れた如意棒を持った武人のような見た目の月人に一撃でやられてしまう

 

「まじかよ、ズルいでしょそれ....」

 

リスポーンした私はそんな言葉を吐く

最低ライン.....か

 

覚悟を決め、スマコンに仕込んでいたシステムを起動させる

それと同時にアウトロがフェードアウトし、躍りが止まる

それを待っていたかのように空の色が変わった。見上げた空を月人の大軍が覆い尽くしていた。

これは、勝ちようがない。やっぱり戦いじゃなくて歌が終わるのを待ってただけだったんだな。姫想いの付き人たちだ

 

かぐやは、全てを悟ったような笑みを浮かべ、敗着を受け入れる

 

「.....かぐや」

 

月人が攻撃を止める、かぐやが見えるよう身を引いてくれさえした

ややあって、1人の月人が歌い終わったかぐやの前に進みでる。そのまま恭しく脆いて見せた。かぐやは旧知の友人を迎えるような表情で、

 

「はるばるようこそ」

 

屈託なくそう言った

 

「逃げちゃってごめん。でも、すっごい、楽しかったんだ」

 

顔を上げた月人の表情は変わっていない。なのに、微笑んでいるように見えた

 

そして、かぐやは上っていく

足元に現れた光る水面の上に乗って、大勢の月人と犬DOGEに共に、ゆっくりと空へ向かって

 

「最高の卒業ライブでした!いっぱいお土産もらっちゃった。みんな、ありがとう!!」

 

ファンに手を振りながら

 

「えへへ、名残惜しいけどこれでお終い、それから.....」

 

 

「彩葉、███」

 

 

その言葉の先を言う前に、私のシステムが発動する。

かぐやの乗っていた水面が黒く染まり、水面の上にいるかぐや達を隠すように球体になり、黒い月を出現させる

 

それと同時に私のアバターも黒く染っていき、意識も遠のいていく。.....ッ最後に伝えなきゃ

 

落ちそうになる意識を必死に保ちながら、

 

 

 

かぐやが彩葉と私に抱きつく、

 

 

 

 

 

 

 

 

声がもう出ないとわかっていながら口を動かす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「.......大好き」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう聞こえ、身体との接続が消滅した

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

~side彩葉~

 

かぐやの乗っていた水面が急に黒く染まり、球体を成してまるで黒い月のようになった

 

観客から涙声が消え、困惑する声が聞こえてくる

 

 

それと同時に、強い力で" かぐや "が抱き寄せる。暖かい体温、肩にあたる感触、全身の力が抜けていく

いつの間にこんなに大きくなっていたんだろう。あんなに小さかったのに、手の中に収まるほどだったのに。お腹が空いたと泣いていたのに、外に出たいと泣いていたのに。遊びたいと一緒にいたいと泣いていてばかりいたのに。今は私だけが泣いている

 

待って、行かないで

まだしたいこと、いっぱいあるって......

 

 

「.....大好き」

 

 

 

 

ドサッと何かが配信部屋の床に落ちる音がした。

 

 

 

 

 

 

「みんな、お疲れ様でした。本当にありがとう......先帰るね、ごめん」

 

多分、そう言ってツクヨミをログアウトしたのだと思う。

現実世界に帰ってきて瞼を開ける。" めぐみ "が私の肩に頭を乗っけていた

そして、そこには、かぐやの着ていた......? かぐ....や、!?

 

そこには、長い金髪をしたギャルいかぐや姫が配信部屋の床で寝ていた

 

「かぐや!かぐや!」

「んぇ?もう月につい...た...の.......え」

「....っ、いろ..はぁ....!」

「かぐや!もう離さないから!誰にも連れてかせないから!」

 

かぐやが私とめぐみを泣きじゃくりながら抱きしめる、互いに喜びを口にしながら、めぐみも.......めぐ、み...?

なにかがおかしい、なんで、めぐみはかぐやに話しかけないの?

 

「めぐみ?何故か分からないけどかぐやが連れて帰られてなかったんだよ!なにか言った..ら..」 <ドサッ

 

めぐみが抵抗なく床に倒れる。

 

「めぐみ..?大、丈夫?」

 

「.....」

 

 

 

返答は、ない

 

 

 

 

「めぐみ...? めぐみ!」

 

瞬間、気づく。めぐみに何かが起きたんだ

喜びの空気を噛み締める間もなく、部屋の雰囲気がいっぺんする

 

「めぐみっ!めぐみっ!」「かぐや、声かけ続けて!」

 

私は急いで119に連絡し、救急を呼んだ。その間めぐみの肩を揺らせど、声をかけど、意識が戻ることはなかった

 

 




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というか、オリ主だけで何百年分の技術発展させたんですかね
まあ、彩葉も原作だと同じようなことしてるし問題ないか〜〜
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