ムスカリ博士のポケモン図鑑   作:LN58

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【ムスカリ図鑑No.001】マスタマイン

 

マスタマイン

ローマ字表記 Mastermine*1

分類 ボールポケモン

タイプ でんき / あく

たかさ 1.8m

おもさ 99.9kg

とくせい おみとおし

隠れ特性 かわりもの

図鑑の色 紫色

せいべつ ふめい

タマゴグループ 未発見(幻のポケモン)

 
マルマイン

ローマ字表記 Marumine

分類 ボールポケモン

タイプ でんき

たかさ 1.2m

おもさ 66.6kg

とくせい ぼうおん / せいでんき

隠れ特性 ゆうばく

図鑑の色 赤色

せいべつ ふめい

タマゴグループ こうぶつ

 

 

マスタマインの種族値

HP 150 ██████

こうげき 75 ███

ぼうぎょ 75 ███

とくこう 75 ███

とくぼう 75 ███

すばやさ 150 ██████

合計 600 ██████

 
マルマインの種族値

HP 60 ██▌

こうげき 50 ██

ぼうぎょ 70 ██▌

とくこう 80 ███▍

とくぼう 80 ███▍

すばやさ 150 ██████

合計 490 █████

 


 

ムスカリ博士が最初に発見した新種のポケモン。他に類を見ないために幻のポケモンではないかと推測される。

人々の欲望が渦巻く街や秘密基地で“人を襲うマスターボールの怪異”の噂を調査しに向かったことで発見となった。

見た目は見たまんまマルマインがマスターボールになったような姿であり、そのマルマインよりも更に巨大化している。

しかし、ビリリダマやマルマインが電気を食料として、蓄えた電気エネルギーを発散するために大爆発を起こすために“バクダンボール”と恐れられる生態をしている対し、

このマスタマインは狙いを研ぎ澄ましたように効率的なエネルギーロスの仕方を編み出して闇雲に爆発しない自制心を持った代わりに非常に狡猾な性格となっており、

人の欲望を自身の糧にする方法を編み出しているらしく、そのためにマスターボールに擬態するようになったのではないかとムスカリ博士は推測している。

事実、任意で身体を小さくする能力を持って自力で転がって移動することができるため、遠目には本物のマスターボールに見え、マスターボールが転がっているのを目にしたトレーナーを次々と誘き寄せて、その欲望を喰らう生態をしているようだ。

そのため、電気一辺倒だったマルマインとは異なり、あくタイプのポケモンの要素が色濃く反映されている。

 


 

マスタマインの習得技

習得 わざの名前 タイプ

基本 ほしがる ノーマル

基本 であいがしら むし

基本 あくのはどう あく

基本 わるだくみ あく

Lv10 たくわえる ノーマル

Lv20 はきだす ノーマル

Lv30 のみこむ ノーマル

Lv40 ちいさくなる ノーマル

Lv50 だいばくはつ ノーマル

Lv60 おきみやげ あく

Lv70 バトンタッチノーマル

Lv80 でんじは でんき

Lv90 さいみんじゅつ エスパー

Lv100 このゆびとまれ ノーマル

 

 

この他にも うそなき、ふいうち、だましうち、イカサマ、リフレクター、ひかりのかべ、ボルトチェンジ、10まんボルト、かみなり、みがわり、エレキボール、ジャイロボール、ころがる、まるくなる、すてゼリフ、おんねん、かいでんぱ、でんじふゆう、ほうでん、はかいこうせん、ゆめくい、サイコキネシス、しねんのずつき、とおせんぼう、ダストシュート、ヘドロばくだん、サイドチェンジ、こうそくスピン、まとわりつく、じゅうりょくなどを習得する。

 


 

◆対戦での評価◆

まず、この幻のポケモン:マスタマインは通常特性:おみとおしか、隠れ特性:かわりものかで役割がガラリと変わるのが特徴である。

おみとおしを採用する場合は先発適性が高く、かわりものの場合は相手が選出するポケモンに対するメタ対策として機能する。

しかし、一見するとマルマインやメタモンの完全上位互換に見えるポケモンだが、幻のポケモンであるために公式大会では使用禁止の禁止級のために採用できず、更にマルマインとすばやさが同値であるだけじゃなく、マルマインよりも5だけ『とくこう』『とくぼう』が下がっていることも見逃せない。

基本的に禁止級ポケモンに求められるのが種族値の暴力である特大火力であることを考えると、メインアタッカーを張るだけの攻撃力を持っていない禁止級ポケモンというのはそれだけで特大のマイナス点となるだろう。

また、おみとおしかわりものも戦闘を直接的に有利にする特性ではなく、場に出した瞬間に特性が発動して終了ということで、実質的に特性なしの状態で戦うことになるため、

闇雲に使っても勝ちに繋がることができないという プレイヤースキルが非常に試される 上級者向けとなっており、対戦環境を吟味した上での慎重な採用が求められることになる。

 

しかし、攻守が控えめな種族値ではあるものの、実はわざのラインナップは幻のポケモンらしく一級品のものをもらっており、

基本的には さいみんじゅつ軸・両壁軸・バトンタッチ軸などの強力なサポーターとしての運用になるのだが、凶悪な積み技の数々を有しているために害悪戦法も可能ということで、実はシングルでもやれなくはない性能を持っている。

というより、基本技となるあくのはどうわるだくみだけでも積みアタッカーとして十分に戦えるため、驚異の『すばやさ:150』からひるみ技:あくのはどうを連打しているだけで運ゲーを仕掛けられることから、サブアタッカーとしても侮れないものがある。

 

 

おみとおし軸のマスタマイン

隠れ特性:かわりものによって場に出た瞬間に相手のポケモンに変身してしまう仕様上、普通にバトルさせたい場合は必然的に通常特性:おみとおしで戦い抜くことになる。

驚異的な『HP』『すばやさ』と引き換えに攻守の種族値が極めて平均的で、特殊面はマルマインに5だけ負けている点を踏まえると、幻のポケモンらしからぬ控えめな戦闘能力と言わざるを得ない。

しかし、“完全上位互換マルマイン”と言われるだけの性能はあり、マルマインにできることが一通りできるために最速クラスのサポーター性能は確保された上で、

あくタイプであるために最凶の特性:いたずらごころとついでにエスパータイプのわざを無効化でき、両壁を張れる、超高速のさいみんじゅつ使いというだけでも破格の性能である。

そこに通常特性:おみとおしが加わるので、ダメージソースとしては期待ではできないものの、相手のポケモンのもちものを看破して、的確なサポートを遂行できる意味では凄まじい場持ちの良さを誇る。

問題はこれが幻のポケモンということで通常の大会ルールでは使用禁止なことであり、逆に場持ちの良さが仇になって退場に時間がかかってしまうことから、低耐久のマルマインの方が都合が良い場合もあるのが奥深い。

 

 

かわりもの軸のマスタマイン

メタモン専用の特性を使えるという点ではメタモンの完全上位互換になり得るのだが、それをわざわざ GSルール限定でしか使えない 種族値に恵まれた 禁止級のポケモンでやるべきなのかは疑問が残る。

実際、メタモンを同時採用するロマン構築も可能にはなっており、『HP』と『すばやさ』の種族値が150あることで大抵の伝説ポケモンの上位互換に変身することが可能なのだが、全て相手のパーティーに依存した戦略になることを意識しないといけない。

また、幻のポケモンの恵まれた種族値だからこそ、幻のポケモンにとって低種族値となる大抵のポケモンに変身することのメリットとデメリットをしっかりと計算しておかないと、強みを発揮することができないことに留意すべし。

逆に、低種族値のメタモンだからこそかわりものが存分に活かされていると再評価されることにもなった。

 

一方で、マタドガス族の専用特性:かがくへんかガスには特性が無効化されるため、これを利用してかがくへんかガスの投入タイミングでかわりものの発動タイミングを調整するといった戦術ができ、この点でかがくへんかガスで戦略が破綻するメタモンよりも明確に強いと言える。

つまり、基本的には最速クラスのさいみんじゅつ使いを兼ねる屈指のサポーター性能のマスタマインが壁張りした後に、相方が後攻クイックターンなどでマタドガスに交代して『1ターンで壁張りとかがくへんかガスかわりものをこなす』という怒涛の展開ができてしまえる。

そのため、場の状況を一転させて場を引っ掻き回す性能は随一と言え、元から上位互換マルマインと上位互換メタモンを組み合わせたような高種族値の幻のポケモンになるため、対戦メタが極まったポケモントレーナーにとっては悪魔にたとえらえるトリックスターとなる。

 

*1
マスターボール(Master Ball)マルマイン(Marumine)マスターマインド(Mastermind)

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