アンクをオルフェノクみたいな外見にしたイーグルオルフェノクとか、ハリケンジャーのサンダールをオルフェノクみたいな外見にしたシャークオルフェノクとか。
イーグルの武器はオーディンみたいな双剣で、柄を合わせると弓にしたり、変形させてトンファーみたいに出来るとか。
数も決まってないし、突然強い個体が発生するから決行自由なんですよね。モチーフも動植物で幻獣もいるし。
『良かった。フライングアタッカーは無事なようだね。もし壊しちゃったら僕が技術部にドヤされちゃう』
ハイ、無事にサイガ撃破しました!
怪人対ライダーという一見すればこちらが悪に見えますが、今回は逆で皮肉めいたものになりましたね。
仮面ライダーだからといって正義ではない、怪人だからといって悪ではないというのがファイズの面白いところです。
ではベルトを回収しましょう。
これでいつでもサイガに変身出来ますね。
『アイツら、傭兵だからって見捨てたか。冷たい奴らめ』
他のラキクロメンバーは逃げたようです。
まあ仕方ありませんね。北崎くんが強すぎます。
しかし見逃すわけにはいきません。なにせアイツら、ファイズギアとカイザギアを奪ってますから。
では追いかけましょう。
『ん?澤田さん?…え、援護!?分かった、すぐに行く!』
おっしゃ!(ガッツポーズ) どうやら新人の澤田くんが必死に足止めしてくれてるようです。今のうちに行かなきゃ!
『じゃあ早速使うか…変身』
サイガに変身。やっぱファイズのライダーはどれもカッコイイですね。
青いラインに白いボディと、主役と対照的な色合い。
一見すれば正義っぽいというか、神聖なイメージはあるけど原作では悪役で人類の敵でしたからねこのライダー。
変身完了の後に両手の指を合わせる仕草をするサイガ。北崎デルタを象徴する動作ですね。
それじゃあ現場に向かって一気に飛びましょうか。
移動時間に澤田の経緯を話しましょうか。
原作では人としての心を捨て、完全な怪人に成る為に人を襲ってました。
折紙をマッチで燃やしている間に密閉空間内の人を殺し尽くすというグロンギのゲゲルみたいなやり方をするシーンです。
アレは儀式のようなもので、人間としての己との決別を言い聞かせる為にやってました。
ですが、この世界線では最初にソレをやろうとした瞬間に取り押さえられちゃったんですよ。北崎派閥のオルフェノクに。
この世界の北崎くんはそれなりに人望があります。海外で勝手に日本まで付いて来ちゃうぐらいに信頼が厚いです。だから派閥的にも数はそれなりに多く、その一人が偶然澤田のゲゲル会場だった電車に乗り合わせていたんです。
で、自分と同じく人間とオルフェノクの葛藤に悩みながらも人として生きる事を選んだオルフェノクたちをみて、自分もそうしようと決意したのです。
詳しい経緯は澤田ルートでも見れますので良かったら楽しみにしてください(自分がやるとは言ってない)。
いやまあ、澤田も早い段階で木場や海堂とかに会ってたら、ここまで拗らせてなかったかもしれません。
彼に必要だったのは、共に己の境遇による苦悩を分かち合う仲間だったと思うんですよね。悪の怪人と人の心の狭間で苦しみ藻掻き、ソレを共有出来る相手が。
原作では流星塾でたった一人だけオルフェノクに覚醒したのである意味孤独でしたからね。自分だけ違うと自暴自棄になってたのかもしれません。
ですがこの世界線では仲間がいる上に鍛える環境もあるます。今では北崎一派の一員です。大企業の正社員ですからお給料などの待遇もいいです。
『ここまでですよ、裏切り者のオルフェノクくん』
『恨むならあんなお子ちゃまの下に付いた自分の愚かさを恨みなさい』
あ、ファイズとカイザに変身した二人にトドメ食らわされそうですね。
仕方ありません。レオのフリして不意を突こうと思いましたが、仲間を見捨てるなんて選択肢はこの北崎くんにはありません。
繰り出されたクリムゾンスマッシュとゴルドスマッシュ。ソレに割って入るかのように北崎サイガも必殺技を繰り出します。
これぞ劇中未登場のスカイインパクト。フライングアタッカーによる超加速でライダーパンチを繰り出し、二人纏めて弾き飛ばします。
『ッ!? れ、レオ!?…いやありえない!まさか北崎くん!?』
『そ、そんな!?あのサイガでさえ勝てなかったのか!?』
ここからバトルです。
二人ともベルトの力を手にしたせいか、一瞬驚いてますが、ベルトを手に入れて内心は勝てるんじゃないかって調子こいてます。なので力の差を分からせてやりましょう。
『今だったら同じラッキークローバーのよしみで許してあげるけど、これ以上やるならば容赦しないよ?』
『ふざけないで。こっちは二人がかり。ソレにさっきの戦いで消耗してるのはソッチでしょ?』
ね?こんなこと言って来るんですよ?こちとらピンピンしてるのに。
『そっかあ。じゃあ残念だけど二人には死んでもらうよ』
バトル開始!
とある人気のない川辺。
三人のライダーが向かいあっていた。
カイザとファイズ、そしてサイガ。
彼らは同じラッキークローバーという立場でありながら敵対。
互いに殺気を向け合う。
「く、ソ…」
立ち向かおうとするスパイダーオルフェノク。
しかしサイガはソレを手で制した。
「澤田さんは休んでて。ここからは僕一人でやる」
「………悪い」
人間態に戻って体を引きずるかのように去る澤田。
ソレをサイガが一瞥した瞬間、隙と捉えたカイザとファイズが仕掛けてくる。
左右からの波状攻撃。ファイズの右フックとカイザの左ストレート。
サイガは対応しつつ反撃。左手でパリィしつつ返しの裏拳をファイズに叩き込み、半歩下がって拳を避けつつカウンターの掌底をカイザに繰り出す。
ダメージを受けてたたら踏みながら数歩下がる二人のライダー。
サイガはその様を眺めながら悠々と歩を進める。
「やだなぁ。二人とも力の差が分からないのかな?」
「なめないで!」
諦めずに攻撃する二人。
再び左右から同時に迫り来る。
サイガは片手でそれらに対応。
カウンターや先制の拳を片手ずつ叩き込む。
「はあ!」
二人の首を掴み上げ、力ずくで投げ飛ばす。
パワーもスピードも上回っている。
スペックは全てにおいてサイガが上。
無論、変身者の違いも如実に出ていた。
「この…!?」
『Ready』
転がった先で偶然カイザブレイガンを拾ったカイザ。
ミッションメモリを装填して起動し、サイガに発砲する。
銃口が向いた瞬間にサイガは耐える体勢を取り、全ての弾丸受けたが大したダメージを見せなかった。
事実効いてない。
サイガはファイズやカイザを構成するソルメタルより堅く弾性のあるルナメタルによって構成されている。
不意打ちなら兎も角、来ると分かって耐える体勢を取っていれば問題ない。
「この…!何処までも馬鹿にして!」
弾丸をリロードして発砲。
同時、カイザフォンもガンモードに変形し、二丁拳銃にする。
ファイズもファイズフォンをガンモードに変形。
ファイズポインターを搭載してより命中性と威力を上げた形態。
これでカイザと共にサイガ目掛け集中砲火しようとした。
「(あ、ヤバッ!)」
3つの銃口を飛び越える。
一跳び40mを誇るジャンプ力で敵の弾幕を跳躍で回避。
続けてフライングアタッカーを起動し、空中で進路変更。
自由自在に飛び回る事で敵の弾幕を全て避けながら、砲撃形態ブースターライフルモードに変形。
フォトンブラッド光弾を秒間120発連射可能な性能を誇るソレは、飛行しながらでも砲撃を可能とする。
劇中でもカイザが操るサイドバッシャーを圧倒。1秒間に秒間72発連射可能な4連装濃縮フォトンブラッドバルカン砲を避けつつ砲撃を行い、接近してカイザを倒した。
今回も同様。ホームグラウンドである上空から一方的に銃弾をばら撒き、ファイズとカイザの銃撃を時速800㎞を超える速度で軽々と避ける。
『Start up』
ファイズがアクセルフォームを使用。
亜音速でサイガに接近し、跳びかかろうとする。
その選択自体は正しい。現に劇中でも乾巧はそうやってサイガを倒した。
しかしここは屋外。劇中では狭い通路が戦場であり、壁を走って天井に到達しフライングアタッカーを破壊した。だがこの場ではソレが使えない。
ソレと、変身者の違いが如実に表れた。
「やだなぁ。ソレで僕の背後を取ったつもり?」
「ウグぅ!!?」
カウンターキック。
跳びかかってきたファイズをオーバーヘッドキックで迎撃。
そのまま蹴り飛ばされたファイズは地面に激突し、変身が解除された。
アクセルフォームの弱点。
ブラッディ・コアなどの内部機構が露出した事で防御力が著しく下がっている。
ソレに加えて自身の音速に迫る加速がついた勢いも相まって、変身解除に陥る程のダメージを受けてしまった。
このサイガの変身者は北崎―――ドラゴンオルフェノクである。
龍人態ではアクセルフォームを上回るスピードを発揮。
たとえライダー変身状態でもアクセルフォームの動きを見切る事は可能である。
次はカイザ。
急降下しながら接近。
カイザガンとカイザフォンによる弾幕を掻い潜る。
錐揉み回転しながら一気に加速して勢いをつけて右脚を突き出す。
コバルトシマッシュ。
カイザの
フライングアタッカーによる加速と落下そしてフォトンブラッドによって生み出された衝撃。
ソレはカイザの装甲越しでも冴子に甚大なダメージをもたらした。
「ッ―――!!?」
浮かび上がる青い『Ψ』の紋章。
遅れて冴子の身体が灰となり、カイザの鎧から零れてた。
「よし、これでファイズとカイザのベルト取り返したぞ」
北崎サイガとか悪夢の組み合わせ。
もしかしたら北崎オーガとかもあるかも。