仮面ライダー実況プレイ_怪人ルート   作:大枝豆もやし

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オーガをどうしても出したかったんや。
黒いボディに金色のラインに赤い目っていうライダーが大好きなんや。


北崎くんでスマートブレイン存続プレイ part8

 

「「おおおおおお!!」」

 

 咆哮を上げながら繰り出される激戦の嵐。

 オーガのフルメタルラングを、ドラゴンオルフェノクの装甲を。

 切り裂かれ、突かれるる度に。血のように火花が散る。

 

「―――ッ!?」

 

 受け流すオーガ。

 長剣で受けながら回転。

 敵の拳の威力を受け流しつつそれを利用して背後を取る。

 バランスを崩して前のめりになるドラゴンオルフェノク。

 タイミングはバッチリの上に虚を完全に突き、相手は隙だらけ。

 普通ならこれで一発KOだが、相手はその上を行った。

 

「―――ッ!?」

 

 弾き返すドラゴンオルフェノク。

 倒れる勢いを回転に変換し、無理やりバランスを整える。

 その勢いを利用して腕を振るい、振り向き様にオーガストランザーを弾いた。

 

 思わぬ反撃にたたら踏んで下がるオーガ。

 追撃を掛けようと腕を振るい…。

 

「らあっ!」

「むんっ!」

 

 互いの得物を交差させ、そのまま鍔迫り合いへともつれ込んだ。

 オーガの斬撃を左手の籠手で受けるドラゴンオルフェノク。

 ドラゴンオルフェノクの左腕の角部分を掴んで動きを封じるオーガ。

 ジリジリと、前進と後退を繰り返す両者。

 勝敗を分けたのは、手数の差であった。

 

「ぐわあああああああああ!!?」

 

 ドラゴンオルフェノクの電撃。

 頭部の角から発せられた一万ボルトがオーガに直撃。

 抑える事に集中していたオーガは察知出来ず吹っ飛ばされた。

 転がるオーガをドラゴンオルフェノクが追う。

 

「ハアッ!」

「ッ!!?」

 

 膝立ちの状態で反撃するオーガ。

 突き出したと同時に供給されるフォトンブラッド。

 即席の必殺技(ライダーパンチ)となってドラゴンオルフェノクに繰り出される。

 ドラゴンオルフェノクも咄嗟に両腕をクロスさせて防御するが受け流し切れない。

 最高出力と最高攻撃スペックを誇る最後の帝王。その名は伊達ではない。

 よって衝撃を流す為に外殻をパージ。龍人態に変貌した。

 

「ッ!?!?!?」

 

 超高速で電撃を纏った連撃を繰り出す。

 一瞬で最高速度に達しながらその威力を叩き込む。

 更に背後に回って連続蹴りを、反撃される前に死角に回ってもう一発、ヒットアンドウェイに徹してダメージを与え続けた。

 だが、相手もオーガに選ばれたオルフェノク。並の者では装着した時点で灰化する程の最高出力フォトンブラッドに耐えられる程の逸材。

 防御に徹して反撃の機会を窺い、遂に動き出した。

 

 防がれる。

 龍人態の繰り出した雷を纏った拳を、オーガストランザーを盾にして防いだ。

 

 避けられる。

 龍人態の繰り出した雷を纏った蹴りを、バックステップで避けた。

 

 反撃される。

 龍人態の移動先にオーガストランザーを振るった。

 咄嗟に進路方向を変更して避ける。

 

 攻撃パターンを覚えられた。

 龍人態は確かに速いが動き自体は単調。

 たとえ追いつけずとも目で追えるなら防ぐだけなら辛うじて出来る。

 増して、オーガの変身者は百瀬。敏捷且つ剛力を備えたタイガーオルフェノクである。

 古来より龍に匹敵するとされる虎がモチーフのオリジナルであり、劇中ではリーダー格であった。

 そんな彼が龍人態とはいえ追いつけないわけがない。

 

『Burst mode』

 

 撃ち出される金色の弾丸。

 並どころかオリジナルもでさえ受ければ灰化する威力。

 今のまま受けるのはマズい。

 咄嗟に片腕だけ魔人態に戻し、盾にして防いだ。

 

 動きを止めた。

 絶好の好機と判断したオーガが追撃を掛けようとする。

 だがその前にドラゴンオルフェノクが牽制。

 魔人態に戻ったと同時に電撃を放つ。

 

「ッ―――!」

 

 跳躍することで回避するオーガ。

 間髪入れずに飛び蹴りを繰り出す。

 

「はあああァァァーーー!」

 

 金色のポインティングマーカーが放たれ、ドラゴンオルフェノクに命中。

 円錐型に展開されて必殺技(ライダーキック)を放つ。

 対するドラゴンオルフェノクは防御の構えを取った。

 

 パワーとパワーが激突する。

 灰化能力とフォトンブラッドが互いに蝕み合う。

 拮抗状態が続き、やがて両者共に弾かれた。

 

「「――ッ!」」

 

 すぐに起き上がり、両者共に次の手を仕掛ける。

 オーガはフォトンブラッドをオーガストランザーに、ドラゴンオルフェノクは雷と灰化の力を両腕の籠手にチャージする。

 

『Exceed Charge』

「はああぁぁッ!」

 

 オーガのオーガストラッシュとドラゴンオルフェノクの正拳突きがぶつかり合う。

 

「「おおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!」」

 

 拮抗する両者。

 雄叫びを上げて互いに力を込める。

 ドラゴンオルフェノクは逸らそうと、オーガは貫こうと。

 黄金の光と紫の雷光がぶつかり合い、互いに食らい合う。

 

「―――ッグ!」

 

 ドラゴンオルフェノクが膝を付く。

 ゆっくりと押されるように。

 好機。オーガは更に力を入れ…。

 

「うらあッ!!」

 

 瞬間、入れた力が暴走。

 受け流されて制御を奪われ、体勢を崩したのだ。

 結果、竜頭の籠手が黄金の光刃を破壊。

 遅れて右腕の籠手が自壊するも、反対の腕の籠手がオーガの胴体を捉えた。

 

「―――ッカハ!」

 

 綺麗に命中した。

 雷と灰化の力を纏った竜頭の籠手が。

 鉄塊を砕き、鋼鉄よりも堅い剛腕によって。

 全て一点集中させたその一撃は、オーガを強制的に変身解除させた。

 金色のベルトが装着者の腰から弾かれるように飛ばされ、変身者だった百瀬も転がっていく。

 

「かなり強いベルトだね。使わせてもらうよ」

『Standing by』

 

 オルフェノク化を解除する北崎。

 オーガドライバーを装着してオーガフォンを開く。

 コードを入力してオーガフォンを高く掲げた。

 

「変身」

『Complete』

 

 ベルトが金色のオメガストリームを形成。

 黒い装甲を身に纏い、赤い単眼が怪しく光る。

 

「はあッ!」

「ッ!!」

 

 ミッションメモリをオーガストランザーに装填。

 黄金の光刃が形成され、八相の構えを取って百瀬に斬りかかる。

 百瀬は咄嗟にタイガーオルフェノクに変貌し、振り下ろされた斬撃を受け止めよとした。

 

『Exceed Charge』

 

 両腕の爪で受けたと同時、エンターキーを押す。

 オーガストランザーにフォトンブラッドがチャージされ、巨大な黄金の光刃となってタイガーオルフェノクを防御ごと切り裂いた。

 

「お…おぉ………」

 

 両腕の装甲が破壊されるタイガーオルフェノク。

 遅れて真っ二つになった身体がズレ、灰化していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『『あ~焦った。今度こそ壊したかと思っちゃったよ』

 

また武器の心配してますよこの人。けど仕方ありませんね、相手強すぎて手加減出来なかったんで。やっぱ劇場版のラスボスは強かった。

けど何とか回収出来ました。

ちなみに帝王のベルトは本来なら北崎くんが使う予定でした。

北崎くんがデルタのテストパイロットとして情報を集め開発したものが帝王のベルトとライオトルーパーです。ですが村上派にデータごと奪われ、今必死に取り返してるところです。で、今回全てのベルトを回収し終えた事になってます。

まあ、オーガの方は使う機会はほぼありませんが。

これから社長襲撃するのにこの格好でいきますが、おそらくこの一回だけでしょうね。

だって仕方ないじゃありませんか。オーガとの戦いが成立するのってドラゴンかローズ、ファイズブラスターフォームぐらいですよ。

あ、変身は解除しません。このままやった方が村上社長も騙せるかもしれないので。

 

『百瀬さん、どうでしたか?』

 

お、一番デカい部屋に入ると早速いますね村上。

しかし無駄にデカくて豪華な部屋だ。上は高級別荘なんだからソッチ使えばいいのに。

まあそこはどうでもいいです。さっさと終わらせましょう。人間態のうちにオーガフォンで射殺します。怪人態なら兎も角、人間の時にやられたら流石に村上も死にます。

 

『やはり駄目でしたか』

 

ッチ!右腕だけオルフェノク化させて防ぎやがった!やっぱバレてたか!

けどソレならいい。このままやってしまいしょう!

と言いたいところですが時間が来ましたのでこの辺で。

ありがとうございました!

 




泉さん申し訳ありません。
オーガはちゃんと木場に返しますので少しだけ貸してください。
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