ベン10にまたハマったから書きました。
郊外のホロウ内
瓦礫だらけの荒野でオフロード車が大型の装甲車から逃げ回っていた。
ホロウレイダー札付き「アイツの車を絶対に逃すなよ!」
札付きホロウレイダーの部下達がマシンガンで攻撃するがオフロード車は機敏な動きで躱す。
ホロウレイダー札付き「出し惜しみするな!まずアイツのタイヤを狙え!」
ホロウレイダーの部下の一人がロケットランチャーを構えオフロード車に撃つ、後部が破壊されたオフロード車はC4爆弾を装甲車目掛けて投げ、起爆スイッチを押した。それにより装甲車のエンジンを破壊する事が出来た。
「もうここまでか…だが奴らに渡す訳にはいかん。」
男はホロウレイダー達の狙いでもある球体の装置を車から射出した。そして、最後の力を使い果たした男は息を引き取った。
その球体はホロウの上空でワープし、何処かに消え去った。
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ルミナスクエアで一際高いビルの屋上に一人、シリオンの少年が居た。少年はスマホでライブ配信をしているようだ。
「おーっす、お前ら!今回は自作の装置で長距離飛行出来るかを試して行くぞ〜!」
少年は屋上の端に立つと目を閉じ、風を一身に受ける。
「今日の風は結構ご機嫌だ!早速、ダーイブ!」
迷いなく屋上から飛び降り背中の装置からグライダーを展開し滑空を始める。街中の人達からの眼差しを受けながら感動で涙が溢れる
「なんだあれ!」「人が飛んでるぞ!」「何かの宣伝?」
「今俺、飛んでる!遂に夢が叶っ…」
前方を見ていなかった結果、電柱にぶつかり落下した。その時にはほぼ高度が下がり、怪我をするほどの高さではなかったのは不幸中の幸いだった。
さっきの少年…名を
彼は恐怖を知らない、どんな事があっても決して恐れなかった。飛鳥はオカルトに興味があった、もしかしたら俺を浮かす事のできる奴がいるかも知れないと思って。そのため飛鳥は怪啖屋に所属していた、怪啖屋はインターノットのオカルト好きの集まり、言わばオカルト研究会である。飛鳥は心霊スポット、事故物件などを探索してその内容を怪啖屋のコミュニティに上げている。今日は呪われていると噂される森に来た。
飛鳥「ここが噂の森か…めっちゃ普通じゃん。」
少し歩いたが、至って普通の森だった、夜に来ていたが木に血で文字が書いてあったり、ヤバいのが吊り下がっていたり、そんな事は全然なかった。
飛鳥「期待外れだな…もう帰るか。ん?流れ星だ!」
ふと空を見上げるとかなり大きい流れ星が降っていた。このチャンスを逃すまいと手を合わせ祈り始める。
飛鳥「(俺に…空を自由に飛べる力を…!)まぁ祈っても無駄…!?こ…こっちに落ちてくる!」
落ちてきた流れ星?に近づいて見えた流れ星の正体は明らかに隕石の見た目をしていなかった、機械的で、緑の光を放っていた。
飛鳥「こりゃネタになるぞ!」
落下で出来たクレーターを滑り降り球体に近づく、すると球体の上部が開き中からはゴツい時計?の様な物が姿を見せる。
飛鳥「うっひょ〜SFっぽさが凄いな!」
その時計に向かって手を伸ばす。その時、時計は勝手に動き飛鳥の左腕にくっついたのだ。
飛鳥「な、なんだコイツ!?離せ…離れろ!」
謎の時計を外そうと画策していると時計の画面にシルエットが表示させる。
飛鳥「なんだこれ?何かのシルエットか?」
時計の画面の側面を回すとシルエットが変わる、その中で頭が尖っていて尻尾の生えたシルエットを選ぶと画面がボタンの様に押せる様になった。
飛鳥「押せるぞ、これ。」
押して見ると時計の付いた左腕から徐々に身体が変化し始める、青い皮膚に目には黒いラインが掛かる。飛鳥は、飛鳥では無い者に変身したのだ。
飛鳥「どうなってんのこれ!?」
取り敢えずクレーターから走って出ようとすると一瞬で目の前の景色は土から空になる。余りにも足が早くて跳び上がったのだ。
飛鳥「すげ〜!…早速試してみるか。」
飛鳥が走り出すと一瞬で森を出て街に着いた、どうやらとてつもない走行速度を出す能力が身に付いたらしい。
飛鳥「最っ高!次は衛非地区を何周か…ん?」
足元に上から降ってきたネジが転がる、飛鳥が上を見ると建物の看板が今にも落ちそうになっていた、更にその落下しそうな場所に親子が居た。
飛鳥「危なーい!」
飛鳥は直ぐ様走り出した、看板が落下するまでに親子を抱えて助けたのだ。
「あ、貴方は一体…」
親の質問に飛鳥はサムズアップして言った。
飛鳥「通りすがりの…お節介さ!」
言い終わるとその場からダッシュで離脱する。森に戻るまでに胸のマークが赤く点灯を始める。
飛鳥「これ絶対ヤバいじゃん!」
咄嗟の判断で裏路地に逃げた所で変身が解除された。
飛鳥「これ戻れるんだ…取り敢えず森に戻ってバイクを…えっ?」
足音がしてその方向を見ると怪啖屋のリーダー的人物、浮波柚葉が居た。
柚葉「何してんの飛鳥?」
──続く!
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それではまた次回。