シッテムの箱舟計画   作:菓子中毒

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これは本編ではない

 おかしいだろ、何だよ40億って。借金返済をさせる気が全くない。

この荒れ具合も納得だ。どういうことだ、本編は9億ぐらいだ。安いとは言えないが40億と比べたら天地の差だ。

 

"何故それほどの金額の借金を?"

「砂嵐の発生が多くなったり、不良共が毎日のように襲撃してくるのよ。弾薬費もバカにならないし、…アヤネの入院費用もあるから。」

"…なるほど"

 

 なるほど…、不良生徒の襲撃も砂嵐も多いらしい。その処理だけでも相当な費用だろう。

 

"とりあえず今回は物資の支給ということだけど、アロナ良いかな?"

「はい、準備はできています。」

 

 どうやら自分のできることとして、ハッキング、検索などはもちろん、現実世界のものをシッテムの箱の中に転送(データとして変換)、現実に転送する(データを'もの'として送る)ことができる。先生を守る時に使うバリアは少し違う。自分の神秘をバリアに変換し、それを先生に送r…!

 

        ガキィィィィン!!

 

 

"!"

「誰?あんた」

 

 何ともまあめんどくさいタイミングで来たもんだ。

 

「ホシノ先輩待って!」

(おいおい、しかも昔みたいな性格のままだ。)

 

 先生にバリアを送る。迷いもなく撃ってきたが、ギリギリセーフだ。

 

「大丈夫ですか先生?」

"うん、ありがとうアロナ。とりあえず状況を説明しなきゃ"

 

 状況をホシノに説明すると、

 

「あぁ、メッセージを読んで来たんだ。そのことならもう良いよ。」

"えっ?"

「既にアビドスの借金を全て払ってくれる所と誓約した」

「それは誰ですかホシノ先輩?」

 

 

 

「黒服と名乗っていたよ。」

(!)

「そいつが言うには私がとある企業に入ることが条件らしい。今まで蹴ってきたけど、もうそろそろどうにかしないとダメだからね。」

 

 おいおい、あいつもうホシノに手を出してたのか。しかもホシノは昔のような性格だ。アビドスを残すことに固執している。このままだとかなりまずいことになる。

 

「先生、何か怪しいです。」

"そうだね、生徒1人を企業に移すだけでこんな金額を出せるわけがない。"

 

 先生がホシノと話そうとすると、

 

「ちょうど迎えに来たみたいだ。」

「あの車って!ホシノ先輩!何でカイザーグループの車が!?」

「まあそう言うことだよ。」

「どう言うことなのよ!」

 

 流石にいくら何でも流れが早すぎる。黒服との取引はもっと時間がかかるはずだ。この世界は明らかにおかしい。明らかに自分達を次に進ませないようにしているような…。

 

「じゃあもう行くね」

"待って!"

 

 そう言うとホシノはさっさとカイザーグループの車に乗り、車は発進し、あっという間に見えなくなって行った。

 

「先生、小鳥遊ホシノの神秘を追跡することができます。どうしますか。」

"神秘を追跡っていうのはよくわからないけど少し待ってて。"

「分かりました。」

 

 先生は残された生徒たちに向かって行った。

 

"ごめん、皆。ホシノを引き止めることができなかった。"

「ん、気にしないで先生。ホシノ先輩のことは私たちも知らなかったから。物資を持ってきてくれただけでもありがたい。」

「そうですよ〜。とりあえず今は時間が時間ですので、また明日にお話し合いをしましょう。」

「アヤネにも連絡を入れておくわ。追跡とかはアヤネが一番できるからね。」

"わかった。皆も気をつけてね。"

 

 ひとまず明日に会議を開き、どのように動くかを考えることにして今日は解散となった。アビドスからシャーレに戻る途中、

 

"アロナ、少しいいかな。"

「はい、何でしょうか。」

"カイザーグループについて色々調べてくれないかな"

「了解です。カイザーグループが正直に小鳥遊ホシノを返すとは思えません。」

"そうだね。"

「もし戦闘が発生した場合、アビドス校の生徒だけでは厳しいでしょう。シャーレの名目上での応援要請を出します。」

"助かるよ。"

 

 まだ、この世界ではヒフミや風紀委員会には出会っていない。どこまで届くのだか見当がつかないが、やらないよりマシだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




色々とごっちゃで本編とはかけ離れていますがなっていますが読んでいる方は楽しめていますか?
評価などもよろしくお願いします。
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