個性『スーパー戦隊』 うん。……ちょっと待て????? 作:翠吏
皆様いつもこの小説をお読み下さりありがとうございます。さて、今回はいつものような小説ではないかと、さぞガッカリしたでしょう。それに関しては本当に申し訳ないとしか言えません。
では、本題に入りましょうか。
変更点が一つあります。はい。これだけです。これが物語が進まない原因でもあるので。大変不本意ではありますが、次回登場予定だった戦隊を変更します。これに関しては本当に自分の実力不足です。大変申し訳ありません。変更の理由に関してですが、「誰も彼も動かない」という理由でございます。しょうもねぇと思う方もいらっしゃると思いますが飲み込んでいただけると幸いです。こればっかりは本当にノリと勢いではなんとかならないのです。
それならば、変わりの戦隊はなんだという話になりますが、それは決めてあります。それに伴い話の後半を思いっきり変更すれば済みますので、少なくとも今月中には……と言いたいです。下旬は忙しくなってしまうのでもしかしたら出せないかも知れませんが。
今思ったんですけど、変更すると多分肉弾戦になるんですよね、変更前は知能戦みたいなことやってたのに。面白いですねー。
では、今度こそ次回出てくる戦隊を…
・趣味…上裸(キャラブックより)
・???「一人を相手に11人で戦って卑怯だと思わないのか!」
・ラッキー
大変申し訳ありませんでしたッ!!!!!!!
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以下、没になった8話(読まなくていいです)
おそらく、建物内に入ったら確実に氷漬けにされて一発KOか。ヒーロー側になって良かったよ。ほんと。そんなことを思いながら伸ばしたワイヤーで屋上まで一気に行く。たまんねぇな。まだ、轟は建物を凍り漬けにしない。流石に同じ手を使うのはまずいと判断したのか?まぁ、警戒を怠らないようにしよう。
「どの部屋に核があるかな……」
ランダムらしいし、やっぱ部屋ん中入らんとだめかね。分裂(?)するか。戦闘音でわかるだろう。
「グッドストライカー!」
その名を呼ぶと空から勢いよく来て俺の前で忙しなく動く。久々の出番でテンション上がってんだろうな。
「やっと、オイラを呼んだか!今日は怪盗の方なんだな!!」
「相変わらず元気そうで何よりだ。頼めるか?」
「もちろん!オイラの出番だもんね!!」
グッドストライカーをVSチェンジャーにセットし、ダイアルを回す。
『グゥッド、ストライカー!スリー・ツー・ワン、アクション!!』
「フェイク・ア・ゲーム!」
そうすると両側に俺……ルパンレッドが立っている。
「俺は三階、左の俺は二階、右の俺は一階…解散!」
そう言うと二人の俺は素早く去っていった。俺は屋上から下に降り…!
嫌な予感がしてその場から退くようにして後ろにジャンプする。あっぶね。危うく足が凍り漬けになるとこだった……って、ドア凍り付いてんじゃねーか!!開かねぇし!仕方ない、ワイヤー使って窓から入るか。
「よっと。……いねぇのか」
三階にいてくれたなら楽だったんだがな。二人の俺も上手く避けたんだろう、戻ってない限り凍り漬けは回避できたんだろう。しかし滑るなぁ。慎重に行くか。いや、場所が分かり次第火で溶かすか?ルパンレッドって火系の技あったかな……、無いよな…。この光線で溶けないかな。あ、無理だ。
くまなく探したけど居ないな。物音ないし。そろそろあっちも探し終わったと思うんだが。………!足音!!
「よぉ」
「!?」
轟!?しかも二階から来やがった!!やられたのか?!なら、なぜ戻らないんだ!?
「分身がいたろ、そいつどうした」
「分身……?居なかったぞそんなの。……あ、マントは見たぞ」
普通に鉢合わせなかっただけかよ!!
両方移動してたからか!なんじゃそりゃ!?とりあえず解除。ちゃんと戻ってきたわ。光だけど視認できてるし。両方無事だったし。話はマジのようだ。そんな奇跡あってたまるか!!はぁ……。
「グッドストライカー……どう思う?」
「オイラに聞かれても……」
「だよな。まぁ、おつかれ」
「おう!また呼んでくれよな!!」
そう言うと窓から空に旅立っていった。この言い方なんかやだなグッドストライカー死んだみたいで。
「待たせたな、轟。戦闘開始といこうか」
「………」
返事はなしね。冷たいやつだ。
迫り来る氷たちを避けながらVSチェンジャーで容赦なく轟を狙う。距離を空け過ぎると威力が減る。かと言って近づけば凍り漬けにされてさようならだ。それはダサい。あんなこと言って負けられねぇんだよこっちは!!氷が右から迫る。左に飛ばず、後ろに膝を抱えながら飛ぶ。やはり、左に飛ばなくて良かった。左から生えた氷を見ながら思う。
そこで違和感を覚えた。
「なぁ、どうして俺とやりたかったんだって危ねッ!」
迫る氷を撃ち砕きながら質問をする。違和感の正体はアイツの動きだった。本気でやってない。そう、感じられる動きだ。疑問に思うなって方が無理じゃないか?
「………」
答えはない。ただ見えたその目に煮えたぎるような何かを感じる。それは怒りにも似た憎悪ということに気がついた。いや、なんでだよ。火出してないんだが。謎だわ。おっと……。あれ?攻撃が止んだ?なぜ???コイツ何考えてんの?なんか喋ってくんないかな。
「…………」
「なんか言えよ」
「……お前、あるんだろ、火を使うもの。なんで使わないんだ」
こっちの質問はスルーかよ。初期轟って結構感じ悪かったけどここまでだったか?流れだけ覚えとくもんじゃねーな。お望みならやってやってもいいかもしれない。そう考え、変身を解く。ってあぶね!解いた瞬間に前からは不意打ちだわ!!手にはショドウホン。おって筆状にする。
「一筆そ………やっぱ辞めた」
口上を言うのをやめる。思い出した。轟はエンデヴァーの影響で火が憎たらしくて、左側を封印し、右だけで勝とうとしてるんだったな。それを思い出してなんとなくだがわかった。上に行きたいんだ。今よりももっともっと上に。自分より強いと思った、倒せば上にいけると思った相手に勝つことで。火を使う、俺が変身した戦隊姿を倒せば……と。真相は知らんが。……なんとなくわかったもクソもないな。的外れだらけだろコレ。
「どういうつもりだ」
別に俺は強くない。轟よりもずっと弱い。もし、合っているのならなぜ俺を選んだのかますますわからない。そう思ってくれてるのは嬉しい。ならさ、それに俺は応えてやりたい。けど、腹が立つんだよ。舐めてんじゃねぇよ。ふざけんな。そんなんで応えるのは
「つまらない…!そうだ、つまらないんだアンタとの戦いは!!」
「なにを……!」
俺の言葉に轟が声を上げた。
本当にお前の気持ちがわからないよ轟。俺と戦いたいと思って、一番早く手を上げたんじゃないのか?いったい俺に何を重ねてるんだ。戦隊のレッドに変身した俺に。何を見て、何を重ねて憎悪をその目に宿らせているのか俺には全くわからない。
「さっきから本気でやってないんだろ」
「!」
図星か。
その目に煮えたぎる感情を浮かべておきながら、本気を出さない。それが腹立たしい。つか、なんでそうなんだよ。
「アンタ俺に誰を重ねてる!?何を見てる!?何を思い出した!?言ってみろ!!」
「黙れ!」
感情的になっている。
本当にコイツがわからない。考えてることがわからない。そんなことを考えながら俺は轟に向かって歩き出す。轟の攻撃はどれも避けやすかった。そして轟の前に出る。勢いよく胸ぐらを掴んで俺はお綺麗な顔面に向かって拳を入れた。良い音がした。胸ぐらを掴んでいた手を離し、後ろに飛ぶ。着地をミスって滑りかけたが、そんなことはどうでも良かった。ショドウホンを再び構える。が、変身しない。空中に力を込めて『炎』の文字を書く。氷は全て溶けた。あんなに寒かったのに、今じゃ暑いくらいだ。
「お望みの火はどうだった。コレで満足だろ」
「違う…!」
嗚呼きっと、俺も冷静じゃないんだ。普段じゃしないことをしてる。それは確かだ。キレてるのかもな。
「何が違うんだ?火だろ。火を使ってる」
轟は何も言わない。
言おうとしているのかもしれない。……なんかもう、どうでも良くなってきた。冷めた。コイツを放って核を確保しに行く気にもなれなかった。ただ、轟を見つめていた。
「何を捨てた……?」
わからない。その質問の意味がわからない。本当にさ、笑えるぐらいわかんないよ。苦々しい。
「何を捨てたら、そうなっちまうんだ」
質問の意図を問おうとした時、
『タイムアッープ!!時間切れによりヴィランチームの勝利だ!!!!』
その放送を聞くや轟は足早に立ち去っていった。
わけわかんないよ。
その場に残ったのは、立ち尽くしていた俺だけだった。なぁ、胸が苦しいよ。あ、まずい──。どさりと近くから音が聞こえる。視界が揺れる。瞼が閉じられる。今までこんなことなかったのにどうして……あ、変身してないのに、モヂカラ使ったからか。そう思い終わる頃には俺は意識を手放した。